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岡山のバス業界が厳しいって言っても

先日、両備バス・岡電バスが一部路線の廃止届を出したという話があった。

両備グループ、不採算31路線で廃止届 バス主力路線の他社参入に反発 (日本経済新聞)

きっかけとなったのが両備バス・岡電バスの主力路線に並行して、新規参入する業者の認可が出たこと。

これにより経営が厳しくなることが見込まれるので、不採算路線を廃止したいということらしい。

もしも新規参入を辞めるというなら、この廃止は撤回するつもりだという。


岡山のバスというのは多くのバス会社が入り乱れているのが特徴である。

岡山駅に乗り入れるバス会社を見てみると、

宇野バス、岡電バス、両備バス、下電バス、中鉄バス、中鉄北部バス、備北バス と多くの会社が乗り入れている。

そういう土地柄、バス会社同士の競争というのもあるようだ。基本的にすみ分けはあるんだろうけど。

新規参入の背景にはそういう岡山のバス事情もあるのだろう。


ほとんどのバス会社は黒字路線も赤字路線も抱えているが、

そういう体制でやっていることには歴史的経緯もさることながら、地域独占ということがある。

例えば、奈良交通は奈良県・京都府南部のバス路線をほぼ独占している。

奈良県北部の住宅地路線で大きな収益を出してきたが、一方で奈良県南部の人口密度の少ない地域を走る路線も多い。

もともと奈良県内のバス会社を統合してできたという経緯もあるのだろう。

とはいえ、赤字路線を維持し続けないといけないという決まりがあるわけでもないのだが。


その奈良交通は2012年に奈良県中南部の路線を中心に2014年以降の運行について、廃止もちらつかせて協議を行ってきた。

奈良交通から突きつけられた予告状

結果的には2014年時点で廃止になったのはわずかだったが(減便・短縮はけっこうあった)。

でも、その後にコミュニティバスになった路線も含めると、問題提起のあった路線はほとんど手が入ったような気はする。

時間はかかったが、奈良交通・奈良県・市町村でよく話し合った結果できたことだろうと思う。

実際、全くバスが走らなくなった区間はさほどないですからね。


両備バス・岡電バスの廃止届だが、半年後と1年後の廃止を申し出ているので、ずいぶん急な話である。

代替交通の手当があるわけでもないだろうし、実際にこのスケジュール通りに廃止すると大変なことだ。

ただ、両備バス・岡電バスが求めているのは新規参入の差し止めですからね。

それを実現するために岡山県・市町村はなんとかしろ、さもなくば路線を廃止するぞという脅しですよね。


とはいえ、基本的にバス事業の参入・撤退は自由ですから、そういう中で取りうる手があるのかはよくわからない。

バスの新規参入がよい効果を及ぼしてきた例も多く、両備バス・岡電バスの主張が正しいとも必ずしも言えない。

取りうる手がないとすれば、廃止することは認めて、代替交通の手当を考える必要が出てくるかもしれない。

もし、そこまで含めて考えたいというのなら、半年とか1年というのは短いよね。

そういうシナリオは想定していないんだろうか。


バス会社の新規参入1つでここまでの騒ぎを起こしたのは岡山特有の事情があるのは確かだろう。

調べてみるといろいろなエピソードが出てくるけど、岡山のバス会社間の競争はなかなか厳しい。

それは運賃にも現れていて、宇野バスは日本一運賃の安いバス会社だとも言っている。

それがよい方向に働いている面もあるだろうけど、一方でバス会社間の競争で体力を削られることもあろうと思う。

そういう積み重ねがあったから起きたことだと思うよ。


Author : hidemaro
Date : 2018/02/16(Fri) 23:58
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