(C)BNGI という表記を見て、なぜか違和感を感じた。
BNGIというのは BANDAI NAMCO Games Inc. の略、すなわちバンダイナムコゲームスのことだ。
これだけ見ればなんてことはなさそうなのだが、実は3月まではこうではなかった。
3月までのクレジット表記は (C)NBGI だった。
NBGIはバンダイナムコゲームスを表しているのだろうということは気付いてたんだけど、
一体なにを表してるのかはすぐには気付かなかった。
実はこれ、 NAMCO BANDAI Games Inc. の略でバンダイとナムコの順番が逆だった。
なんでこんなことになったのかというとバンダイよりもナムコの方が国外での知名度が高いからとか。
似たような理由で日本語の社名と英語の社名の順番が一致しない会社あるよね。
国外での知名度を重視したことが明確な例というと 三菱東京UFJ銀行 だな。
この銀行の前身には 東京銀行 という銀行があるのだけど、これは 外国為替専門銀行 で、国外での知名度が高かった。
そんなこともあって三菱東京UFJ銀行の英語名称 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ には、
東京銀行の英語表記 Bank of Tokyo をそのまま含んでいるわけだ。なるほどなぁ。
同じ銀行だと三井住友銀行が Sumitomo Mitsui Banking Corporation、略してSMBCというような例もあるけどね。
ただ、これはさほど深い意味はなさそうで、合併時に対等合併であることをアピールするために行われたのかなと。
日本国内でもSMBCの略称が定着しているけど、よく考えると順番がおかしいんだよね。気にしてない人も多いと思うけど。
とはいえ、バンダイナムコグループのロゴは BANDAI NAMCO の順番で書かれていて、それを国内・国外問わず使ってるわけで、
順番が違うことはかえって混乱を生むという考えもあったのだろう。
子会社の社名・英文表記の変更に関するお知らせ(pdf) (バンダイナムコホールディングス)
当社は、海外における「バンダイナムコブランド」の訴求と価値向上を目的に、国内の子会社6 社 海外の子会社25
社 合計31 社の社名・英文表記を統一することとしました。具体的には、国内の子会社の社名・英文表記および海外子
会社の社名に含まれる「NAMCO BANDAI」の表記を「BANDAI NAMCO」に変更します。
ナムコとバンダイのゲーム部門が合併してバンダイナムコゲームスという会社ができたわけだけど、
合併後もナムコとバンダイ、あと後に合併したバンプレスト、それぞれのレーベルを使っていた。
それがこの4月から廃止され、全てバンダイナムコのレーベルに統一されるようだ。
レーベル統一及び英文表記の社名変更に関するお知らせ(pdf) (バンダイナムコゲームス)
すなわち当初はバンダイナムコゲームスはナムコ+バンダイでしかなかったわけだ。
しかしもはやそうではない、バンダイナムコ という1つのブランドなんだ、ということがこのレーベル統一と社名変更の理由なのだろう。
確かに NBGI ってよく考えるとおかしいんだけど、ずっとそれで見慣れてきたからねぇ。
今さら BNGI になっても、違和感を覚えて仕方ないというのはどうしょうもないんかねぇ。
実際どうなんでしょうね? 確かに今までは ナムコやバンダイのレーベルが存在していたというけど、
BANDAI NAMCO と書いたロゴも使っていたわけで、むしろ社名が逆だったのかよと思うユーザーがいても不思議ではないんだけどね。
実態に即した社名に変わるわけだから好ましいことなんだけどね。
コンピュータゲーム分野ではこのようにナムコ・バンダイ・バンプレストのレーベルはなくなるわけだが、
おもちゃのブランドとして バンダイ 、プライズゲームの景品のブランドとして バンプレスト、ゲームセンターのブランドとして ナムコ はそれぞれ残っている。
以前も話題にしたけど、バンダイとナムコというのはゲームこそ重なる部分があったが、その他はさほど重複せず補完的だった。
結局のところバンダイナムコブランドを推していこうというのはゲーム部門の話で、それ以外はそうでもないのよ。
合併してもこういう形で旧来のブランドがよく残ってるというのはそれはそれで珍しいんかな。
これがバンダイナムコを1つのブランドを作り上げてきた会社の別の側面である。