ふと気になったことがあった。
あの〝凱旋門賞連覇トレヴ〟抜いた!ジャパンC制覇のカランダガンがフランス競馬の賞金王に浮上 (日刊スポーツ)
この賞金ってのは本賞金のことなのだろうか?
ジャパンカップは、フランスから遠征してきたカランダガンが優勝、
天皇賞(秋)の優勝馬であるマスカレードボールも迫ったがわずかに及ばなかった。
カルティエ賞の年度代表馬がジャパンカップを勝ったことは驚きだが、
一方、そこに迫ったのは日本競馬のチャンピオン揃いである。
まぁ落馬とかいろいろトラブルはあったんですけど、結果的にはそんなに悪くなかったのかなと。
で、カランダガンはジャパンカップの褒賞金対象だったので、
それで1着になると300万US$の褒賞金を得ることになる。
この金額は上記の賞金に入っているのかという話である。
結論から言えば入っていないと思われる。
ジャパンカップ前の数字からの増分がおよそ5億円なので、
日本で言うところの本賞金または本賞金+付加賞を加算したものと思われる。
一般的に言われるジャパンカップの1着5億円、ダービーの1着3億円というのは本賞金のことで、
これはすべて馬券売上などで賄われることとなる。
一方でこれらのレースはステークス方式で馬主同士の賭けという側面も僅かにある。
これを競馬法で規定していて、馬主から徴収した登録料は付加賞として分配することになっている。
ただし、日本というのは概して登録料の割合は低く、ジャパンカップだと1着付加賞は378万円、
クラシック5競走は比較的多いが、今年の日本ダービーで1着付加賞は2771万円である。
さらに本賞金・付加賞以外にも賞金として扱われるものがある。
6~9着または6~10着に支払われる出走奨励金、これは賞金といってもいいですが。
さらに一部の重賞レースでは11着以下にも特別出走奨励金という参加賞が出る。
また、内国産馬奨励賞など条件により追加の賞金が出ることもある。
これらはJRAの話だが、地方競馬でも着外賞などはこの扱いである。
これらの賞金は20%を進上金として調教師(厩舎)・厩務員・騎手で分けることになる。
もっとも付加賞は騎手の進上金のみである。(馬主同士の賭けという性質による)
これらは無視して本賞金だけで賞金ランキングを語るのが通常である。
付加賞は入ることもありますけど、せいぜいそんなもんですね。
ゆえに各種の褒賞金は賞金ランキングでは考えないのが慣例である。
なお、褒賞金は特に定めがなければ厩舎関係者への配分はないようで、
ジャパンカップの褒賞金は全部馬主が持って行くようだ。
なんでそんなこと知ってんだって、イクイノックスがクラブの馬だったので、クラブ会員がそう書いていたから。
それにしてもジャパンカップのレーティングが出たのですが、
カランダガンが130ポンド、ダノンデサイルが125ポンドと、
両馬の持ちレートを元に計算されたようなのだが、
結果としてマスカレードボール、クロワデュノールなどのレーティングが相当高くなっている。
根拠はかなりあるが、それが妥当なのかというのは正直よくわからない。
ただ、この2頭が今回のジャパンカップのキーマンであることに疑いはない。