福岡に足りなかったのは宿

来年のG20サミットの開催地が大阪市になるとのこと。

大阪市は国際会議の開催実績も多く、申し分ないと思うが、福岡市でやろうと考えていた時期もあったらしい。

ところが不都合があったので、大阪市に方針転換したようだ。


G20サミット、大阪開催を決定 政府、福岡から変更 (朝日新聞)

サミットの開催地に立候補したのが 大阪市・愛知県・福岡市 だったそう。

その中で福岡市がアジアの玄関口としてアピールできるなどの理由でよいのではと考えたようだ。

警備や宿泊の都合もなんとかなるのではと当初考えていたらしい。

ところが、突き詰めていくと宿泊施設が厳しいことがわかり、福岡でのG20サミットの開催を断念することになったようだ。

どうもサミットをやるには関係者の宿泊に3万室以上必要で、福岡市だけではもともと足りないとわかってたらしい。

近隣都市まで含めれば足りると考えたようだが、それでは厳しいという判断になったようだ。


そこで次点で選ばれたのが、大阪市だった。

大阪市は1995年にAPEC首脳会談を開催した実績もあり、これが高く評価されたようだ。

手堅い選択肢だったって話ですね。

ただし、福岡での開催も捨てがたかったということで、サミットに関連して実施される財務相・中央銀行総裁会議は福岡でやるとのこと。

これだとサミットの首脳会談より小規模なので、宿泊施設は足りるだろうとのこと。


確かに福岡ってよく宿泊施設不足を起こしてるんだよね。

入学試験や国家試験と大規模なコンサートが重なるとダメみたい。

福岡は九州の中心都市として、各種試験のときは九州各地から泊まりがけで人がやってくる。

また国内外から多くの観光客が訪れる。普段から観光客は多いのだが、大規模なコンサートが重なればなおのこと。

九大受験、宿不足? 同時期に安室さんらのコンサート (朝日新聞)

福岡に足りないのは宿泊施設というのは、過去の実績からも納得できる話だ。

一方の大阪はVIPが宿泊するのにも適した超高級ホテルが近年増えており、国際会議への備えは万全だ。(ホテルができれば国際会議が増える)


福岡市にとっては惜しい話だけど、宿泊施設の不足を解決できないままやっては大変なことだ。

次のチャンスを手にできるように、宿泊施設を増やしていかんことにはね。

こういう課題があるので、行政としても民泊の活用も積極的なようで。

民泊だけでこの問題が解決するわけではないだろうが、ピーク時の宿泊施設不足を緩和する効果は期待できるでしょう。