神戸空港第2ターミナルの謎

昨日、神戸空港の国際線チャーター便の運航が開始され、第2ターミナルが開業した。

第2ターミナルは他の建物との関係で現在のターミナルの拡張が難しいため、

バス搭乗を前提として隣接地に建設されたターミナルビルである。

バス搭乗というのがイマイチだが、それがゆえに平面移動だけで済むのが特徴である。


そんな神戸空港の第2ターミナルのフロアマップを見ると気になるものが。

フロアマップ/第2ターミナルビル 1F (神戸空港)

国際線用の設備とともに、国内線用の設備も一通り揃えられている。

確かに国際線と国内線のいずれにも対応しているとは書かれていたが、

国内線は使われるアテもないので実質つぶされていると思っていたのだけど、

ちゃんと一通りのものが揃ってるんですね。


果たして国内線用の設備が使われることがあるのかはよくわからない。

一応は神戸空港の発着枠拡大の半分は国内線枠である。

そのため国内線の処理能力向上の役目も第2ターミナルに持たせた可能性はある。

バス搭乗に特化しているという意味ではプロペラ機を使うトキエアは第2ターミナルの利用に適しているが、

第1ターミナルの処理能力にとって問題があるとも思えないところはある。

やはり国内線はポートライナー直結だからこそというのはありますからね。

もっとも第2ターミナルも結局は駅から徒歩5分なるぐらいの距離で、

巨大空港で駅からチェックインカウンターまで歩く距離とそう変わらないが。

バス搭乗にしたことで駅からそう遠くならなかったということである。


あとは店舗が国際線出発エリアの1店舗のみであること。

免税店とはなっているが、これが唯一の店舗なので飲料・軽食なども売るのでは?

このためあらかじめ第1ターミナルなどで買い物や食事を済ませておくようにとなっている。

一応、これ以外にも内外ともに店舗が入る余地はあるそうだけど。

とはいえ、祈祷室、カームダウン・クールダウンスペース、キッズコーナーなんていうのも揃えており、

さすがに新しい空港という感じがする。


地方発着の国際線を外国人旅行者に多く利用してもらいたいという話があったが、

神戸空港はまさに地方管理空港ということで、分散先ではある。

一般的には羽田・成田・関西・中部以外の空港に発着する路線を、国際線では地方路線と呼んでいると思う。

この多くは拠点空港であり、福岡・新千歳のような大規模な空港も含む。


すでに神戸空港の利用者数は鹿児島空港に近いところまで来ており、

国際線チャーター便も予約は好調とのことで、追い抜くんじゃないかなぁ。

地方管理空港としては異質な空港だが、地域のローカルな需要に応えてこそで、

それはやはり神戸・播磨ということになるんだと思うんですよね。

すでに関空発着の便数が多い、アジアの近国の路線が主になるので、

そこで神戸を使うというのはそういうことではないかと思う。

というわけでその期待に応えられることに期待している。