Ave MujicaはRoseliaをカバーする

昨日、Ave Mujica 0th LIVEの映像がYouTubeで限定公開されていたので見ていた。

来週にAve Mujicaの正体が明らかになって初めての1stライブがあるからだが。

Ave Mujicaがまだ覆面バンドだった時代のことである。

覆面ガールズバンドその2

そもそも当時はMyGO!!!!!との関係性も明らかではなかった頃である。

YouTubeで数曲の動画が出ていた程度でキャラクタも判明していなかった。

バンドリプロジェクトの新バンドという程度の情報である。

これが「さよなら中野サンプラザ音楽祭」の一環で行われてたのがびっくりだが。


この時点ではオリジナル曲は限られているのでカバー曲もやってるのだが、

この中でバンドリ内でRoseliaの楽曲を2曲カバーしていたので驚いた。

実際にはこの他に3曲のカバーがあったが、権利上の問題か省略。

とはいえ、そんなにRoseliaの楽曲を集中してカバーしていたとは。


で、コメントで指摘されていたのだが、MyGO!!!!!はポピパをカバーしてたよねと。

MyGO!!!!!の1stライブの時点ではオリジナル曲は1曲だけだった。

この時点ではMyGOについてはキャラクタのビジュアルや声はわかってたが。

一方でオリジナル曲は明らかではなく、会場で初披露か。

というわけでカバー曲が多かったわけだけど5曲がPoppin’Partyのカバーと。

そこから9ヶ月後、4thライブでキャストの名前が判明し、TVアニメシリーズの放送が明らかになったのだった。

この頃にはオリジナル曲もだいぶ増えていたが、それでもカバー曲は5曲あった。


というのでバンドリ内でカバーする時代が来たのかなんて思った。

RoseliaとAve Mujicaの世界観は被る部分も多少あるわけで、ぴったりではある。

こういうのを見るとAve MujicaとRoseliaの共演も気になるが。

そういやMyGO!!!!!とPoppin’Partyは今年4月に「Divide/Unite」ってやりますね。

ここでカバー曲をやってたのが効く展開があるのだろうか?


最近はPoppin’PartyもRoseliaも持ち歌が増えてカバー曲なんてやらないからね。

RAISE A SUILENも最近はそうみたいだね。

元はバックバンドだった経緯から、バンドリの他バンドの曲を使うこともあったが、それも最近はないみたいだね。

Morfonicaはまだカバー曲入っているけど、もうそろそろ出番はなくなるかも。


ストーリー的に言えば、MyGO!!!!!とAve Mujicaの共演が気になるが。

ただ、これをやるには来年1月から放送の「BanG Dream! Ave Mujica」を待たなければならないだろう。

RoseliaとAve Mujicaはそういう問題ないですからね。

というのでそういうライブも考えられてても不思議はないんかなと。


あと、バンドリでは 夢限大みゅーたいぷ がリアルバンドとしてのデビューを控えてるが。

バーチャルは生配信を使うこと?

現時点で明らかになっているオリジナル曲は1曲だけ。

いきなりは増えないだろうとすると、こちらもカバー曲をやるんだろうか。

まだ想像は付きませんけど。

NARが認めた遠征馬の出走拠点

今年から大井の3歳ダート三冠が始まるが、その1冠目、羽田盃に向けた前哨戦がスタート、

ブルーバードカップはJRA勢3頭が1~3位を独占する有様。

なお、ブルーバードカップはJRA勢は羽田盃の優先出走権対象ではなく、

ここで賞金加算することで、この後の前哨戦に出やすくなる仕組みである。

地方所属馬は1着ならば羽田盃の優先出走権があるのだが、該当馬なし。

で、このレースで4着だった佐賀所属のウルトラノホシは、那須の地方競馬教養センターへ向かったという。

ウルトラノホシ(佐賀) 出走拠点として地方競馬教養センターに入厩 (地方競馬全国協会)


地方競馬教養センターは地方競馬(ばんえい競馬を除く)の騎手・厩務員の養成機関である。

ただ、研修以外の役目もいくつか持っている。

1つは外国と行き来する馬のための検疫厩舎の役目である。

地方所属馬が外国に遠征する場合にしばしば使われている。

外国馬が地方競馬の国際競走(東京大賞典など)に出走する場合に使われる想定はある。

なお、JRAでは競馬学校と三木ホースランドパークにこの役目を持たせている。

もう1つが育成牧場としての外部業者への貸出である。

詳しくは後で書くけど、ここから競馬場に輸送してレースに出ることもある。

元々騎手・厩務員の養成に必要なので馬はいるんですけど、

それに留まらず現役の競走馬が調教することも可能な施設があるんですね。


ウルトラノホシがここを利用できるのは、今年から始まった新制度によるもので、

とりあえずの対象は3歳馬に限られているとのこと。

ダート3冠とその前哨戦は南関東に集中している実情を踏まえたものだろう。

これを利用して雲取賞への転戦を予定しているようである。


NAR(地方競馬全国協会)がこのような制度を用意したことは大きなことである。

日本では主催者が用意した施設で調教を行ってレースに出走させることになっている。

レースの何日前までにトレーニングセンター・競馬場に入るのが原則である。

このような仕組みを内厩制という。アメリカや香港も同様の仕組みだね。

一方で世界的に見れば、私有の調教場からレースに出走させるところもあり、

アイルランドのクールモアはバリードイル調教場を私有している。


もしもトレーニングセンター・競馬場に入らなければならない規定がなければ、

遠征先の適当な育成牧場を拠点に転戦することも可能だったかもしれない。

でも、それは日本の制度では許されてないんですね。

というわけで、これまで地方所属馬は所属場から毎度輸送しての遠征が求められたと。

一方、JRAでは美浦所属馬が西日本のレースへの出走のため栗東滞在することがしばしばある。

このことを俗に「栗東留学」という。逆も制度上は可能だがあまり聞かない。

栗東留学がしばしば行われるのは、美浦~阪神・小倉の輸送が大変なのと、設備面のことがあるよう。

期間は限られるが小倉競馬場に滞在して佐賀、函館競馬場に滞在して門別に転戦も可能である。

JRAの全国ネットワークは地方開催のダートグレード競走でも役立つときがある。


NARの制度として、地方競馬教養センターへの滞在を認めたということは、

所属する競馬場・トレーニングセンターにいるのと同等の扱いを受けるはずである。

あるかはわからないけど、ここからJRAのレースへの出走も可能なのでは?

厩務員などの出張対応などの課題はあるが、大きなことである。

今まではどうあがいてもできなかったわけだから。


ところで地方競馬では内厩制の例外として認定厩舎という制度がある。

門別と南関東で導入されており、育成牧場の認定された馬房から直前輸送でレースに出ることができる。

地方競馬教養センターには大井・川崎の2厩舎の認定馬房があるらしい。

調教データを提出することで直前輸送で南関東のレースに出走できる。

ただし、JRAはこの制度を認めていないようだ。

この外厩制度を利用して調整されたコスモバルクが中央で大活躍(中央出走の場合は10日前までに所属競馬場に入厩することが条件)、03~04年にかけて中央3連勝で弥生賞を制し、皐月賞でも2着している。

(競馬用語辞典/外厩制、認定厩舎 (競馬ブック))

なお、門別所属のコスモバルクは2004年のジャパンカップ→有馬記念の転戦時、大井競馬場に滞在している。

地方競馬主催者間でこのような協力が行われるのは珍しかったとか。


今は3歳馬だけが対象だけど、古馬でも利用できるといいですよね。

ダートグレード競走の地方馬充実はNARとしても期待しているでしょうし、

これがその先駆けとなる取り組みになればいいですね。


ところでウルトラノホシはブルーバードカップ4着だったが、

これで賞金200万円、そして地方馬最先着で1000万円を獲得している。

えっ、地方馬最先着でそんなにもらえるのって。

最先着といっても4着以内に入らないといけないんですけどね。

そんなにもらえるなら遠征する価値あるよね。


ダート3冠に向けたJRA勢の動きは微妙なところはある。

なにしろいくら賞金があっても優先出走権を取らないと出られないからである。

単純に考えればJBC2歳優駿と全日本2歳優駿を勝ったフォーエバーヤングが有力だが、

サウジダービーの招待を受けており、アメリカ三冠も登録したということで、

出走権が得られればケンタッキーダービーへ行きたいのではないか。

でも、帰国して東京ダービーというのはないとも言えない。

JBC2歳優駿の2着、サンライズジパングは中途半端に賞金加算して困り、

芝のホープフルステークスで3着、今日の若駒ステークスで勝って賞金加算。

本当はダートで走りたそうだが、出走が容易なのは皐月賞。

なのでダービーまでは芝で行こうかと考えているよう。どうなるかね。

ブルーバードカップを勝ったアンモシエラは牝馬である。

牡馬と混ざって三冠路線を目指すかの選択を迫られている。

関東オークスには希望すれば確実に出走できるだろうからなおさら。


雲取賞はJRA勢にも優先出走権が与えられるレースで、

イーグルノワール(兵庫チャンピオンシップ優勝・全日本2歳優駿2着)と、

アマンテビアンコ(カトレアステークス優勝)が向かう予定だという。

羽田盃に向けてレース間隔もよいので、わかりやすく有力馬が揃いそう。

果たしてどんな結果が待ってるんだろうか。

キャッシュを固定メモリとして使う策

新しく使うマイコンの説明に、キャッシュ兼用のRAMがあって、

説明を読んでもよくわかんないなぁとずっと悩んでいたのだが、

キャッシュ周りであれこれ掘っていたらやっと理解できた。

あまり一般的な構成ではないのかもしれないけど、とあるマイコンの話。


キャッシュメモリというのはCPUの近くに置かれる高速なメモリで、

通常は外部の低速のメモリから取得したデータを一時保管しておいたり、

あるいは外部のメモリへのライトアクセスを一時保管しておいたり。

階層化されたキャッシュメモリを持つことも多く、

例えば、マルチコアのCPUで、コアごとに命令とデータのL1キャッシュがあり、

全コアで共有するやや容量の大きいL2キャッシュを持つという構成など。


キャッシュメモリを使うことで処理の高速化が見込めるものの、

キャッシュにあるかないかでアクセス時間が大きく変動することはある。

そこで、リアルタイム性が特に要求されるところでは、

キャッシュメモリのような確実に高速にアクセス出来るメモリにデータを格納することがある。

容量は限られるが、場合によってはこの範囲で収まる可能性もある。


で、このマイコンではキャッシュメモリをデータ格納用に転用できる仕組みがあると。

キャッシュメモリとして使える容量を削って、

キャッシュメモリと同等の速度でアクセス出来る固定メモリとして使えると。

で、この説明を見たときにレジスタの設定に応じて、

SRAMをキャッシュに使うか、固定メモリに使うか変更できるのだと思ったが、

その割にはなんかおかしなことが書いてある。


答えはこんな仕組みだった。

メモリ空間上にキャッシュ経由で外部メモリにアクセスするアドレス空間と、

キャッシュメモリを固定メモリとして使う場合のアドレス空間がある。

これらのアクセスはキャッシュメモリ経由で処理されるのだが、

キャッシュにデータが格納されていなかった場合、

外部メモリがある場合は外部メモリからデータを取得してくるわけだけど、

固定メモリとして使うアドレス空間の場合は、キャッシュメモリから先がないのでオール0が返される。

あと、追い出しが発生した場合は、データを追い出す先がないので消去になる。


で、固定メモリとして使う場合は、この領域に何らかのデータをライトする。

ライトしたデータがアドレスと関連付けられてキャッシュに格納されていく。

0x10000000番地のキャッシュが0x00…というような形で保存されていくと。

このとき、キャッシュメモリの一部領域だけが使われるように制限する。

この状態で固定メモリとして使いたいアドレス全体にデータを書き込む。

例えば、0x10000000~0x1000FFFF番地のデータが格納できたとする。

そして、キャッシュメモリの領域制限を逆にして、今まで書いた領域を使用禁止にする。

こうすると、0x10000000~0x1000FFFF番地のデータはキャッシュメモリ上から追い出されなくなる。

この結果、0x10000000~0x1000FFFF番地を固定メモリのように使えると。


具体的な実現方法はキャッシュメモリの種類によって多少の差はあるが、

できるだけキャッシュメモリとしての構造を維持しながら、

固定メモリのように使える仕組みを用意したんだなというのは読み取れる。

なお、このような仕組みもあってか、キャッシュに最低限残す容量は決まっている。

全部を固定メモリにできないので、命令用の密結合メモリとして使う場合は何kBと、

命令キャッシュの容量と違う数字が書かれていたのはこのためだった。


今までキャッシュのあるマイコンをあまり使ってこなかったのもあるのだが、

このマイコンのキャッシュ周りの説明は特にわかりにくい気がする。

サンプルプログラムを見て手を加えたり、処理時間を測定したり、

いろいろ試した上で改めて読んでみるとなるほどと納得できたんだけど。

いろいろな暗黙的な知識があるんだろうけどね。それにしても難しい。

住民票を失った人がすること

刑務所に収容された人は住民票が抹消されてしまうことがあるらしい。

「受刑者に便宜を図る必要はない」政府の通知が阻む社会復帰 マイナンバーカード、出所後もすぐ取得できない仕組み (47NEWS)

1人暮らしで刑務所に収容されると居住実績がないと判断され住民票が職権消除されることがあると。

(刑務所への転居手続きをしておけば問題ないが、やってないケースが多い)

マイナンバーカードは住民票を基礎に発行されるので、住民票がないと取得できない。


さて、こうして住民票が抹消された人が出すべき届出は何なのか。

答えは「転入届」である。

一般的に転出届と転入届は対になるものと理解されているがそうとは限らない。

転入届の本質は住民票を作ることにある。

わかりやすいのは外国との転居時で、国内で提出するのは転出届・転入届のいずれか一方のみである。

これは刑務所を出所した人にもあてはまることで、住民票が抹消されても、

出所後に住むところが決まれば転入届を出して住民票を復活できる。


ただ、転入届だけ提出する場合は書類の準備が面倒である。

転出届を出すと転出証明書が発行される。

そして、転出証明書と転入届を提出すれば転入手続きは完了する。

マイナンバーカードを持っている場合は転出証明書は発行されないが相当するデータが送信されている。

もしも転出証明書が提出できない場合は戸籍全部事項証明書と戸籍の附票が必要になる。

また、転入日の根拠となる書類が求められることもある。

外国からの転入時はパスポートなど入国日がわかる書類が必要だし、

刑務所からの出所の場合は、出所したことがわかる書類などか。


本籍地からの取り寄せに手間がかかるのはあると思う。

戸籍証明書の取り寄せには本人確認書類が必要である。

外国からの転入時はパスポートがあるからいいけど、

刑務所からの出所だとまともな証明書がなくて困るかもしれない。

実は今年3月から戸籍証明書が本籍地以外の市町村でも取得できるようになり、

すなわちは他市町村でも戸籍情報の確認が出来るので、戸籍証明書の提出が省略できる。

これは戸籍情報が電子化され、法務局で持っている副本のデータが一元管理された結果である。

これが実現すると本籍さえ書ければ、いきなり転入届を出せるのかな?


それで住民票が作成されてからマイナンバーカードの申請が出来ると。

ここに時間がかかるのは出生時・外国からの転入時に共通する課題である。

リードタイムの短縮が検討されているが、しばらくは手元の書類でやり過ごすしかない。


普通に生活していればそうそう遭遇することはない話だが、実はそういうケースがあるという話だった。

国内でも刑務所からの出所時に発生しうるというのは知らなかったが、

考え方は外国からの転入時と同じである。

道路状況が悪くてどうにもならない

先日、こんなニュースが出ていた。

「初動に人災」「阪神の教訓ゼロ」 能登入りした防災学者の告白 (朝日新聞デジタル)

こう言うのは酷ではないかと思うのだけど、「石川県の災害危機管理アドバイザー」ということで身内の話でもある。

有料記事なのであまり読めないかもしれないが。

過去の大地震と比較しても救援の難しさが際立っているのではないか。


今回の能登半島地震は交通の寸断が深刻で、七尾~珠洲は1ルートしか取れない状況が続いている。

苦しんでいる被災者を目の前にして、「道路が渋滞するから控えて」ではなく、「公の活動を補完するために万難を排して来て下さい」と言うべきでした。(略)

交通渋滞の問題ならば、例えば緊急援助の迷惑にならない道をボランティアラインとして示す方法もあったのではないか、と思います。

行政のやらないことをカバーするボランティア団体が各地にあるのだから、

なんとか来てもらえるようにするべきだったのではという話である。

でも、使える道路が1本しかない状況では、その道路が詰まってしまえば、

消防・警察の活動も患者搬送も水・食料の輸送も道路・水道の復旧もできなくなってしまう


阪神・淡路大震災のときは阪神間の交通網がズタズタにやられたわけだが、

一方で神鉄・北神で神戸市内に入るルートは早期に回復したため、

このルートで支援に入った人も多いという話を聞いたことがある。

被災地を大きく迂回して被害の大きな地域に近づくことができたわけですね。


今回、道路の寸断により孤立した集落がいくつも出たわけだが、

海沿いならば海からの往来ができるのではないかと期待したところもある。

能登半島の特徴から海上輸送に期待したところはあるが、限定的な活躍に留まっている印象である。

港が被災したこともあるのだが、海況が悪いのもあるようだ。

また、ヘリコプターによる航空輸送も天候の悪化に苦しめられている。

冬の日本海側ということでこのあたりの状況がよくない。

陸路は天候に左右されにくいが、道路状況の悪さはなかなか打開できない。


これらの状況は民間団体だけでなく、公的な救援活動にも影響しており、

緊急消防援助隊の投入も小出しで、救命ニーズに追いついていない。本来は「想定外」を念頭に、迅速に自衛隊、警察、消防を大量に派遣するべきでした。

それができないのは道路状況の悪さもあったわけですよね。

そこをバイパスして海から入るという方法が取れればまた違ったのだが、それができる状況にはなかったのだろう。


七尾あたりまでなら比較的早期に2ルート以上取れるようになっていたし、

富山県側の氷見もそれはそれで被害が大きい地域だったし、

そういうところでは早くから民間団体も活動に入れたんじゃないかと思う。

能登地域といっても、交通状況は一律には言えないところがある。

これらの地域でも避難の長期化は避けられない状況で、継続的な支援が期待されているところはある。

でも奥能登に比べるとだいぶ被害は軽く、支援ニーズが低いことは確かか。


耐震性を欠く建物が多かったという事前の対策における課題や、

人口が少なく高齢化が進んだ地域ゆえの課題もあったことは確かである。

一方で同じ県内の加賀地域への2次避難という選択は比較的とりやすかった。

ただ、これもなかなか進んでいないようである。

加賀側の受け入れ体制については全く問題ないのだが、

なにぶん遠いので2次避難をためらう人が多いようである。


いろいろ調べてみると医療・介護の体制を継続させることに難しさがあるよう。

例えば、介護施設の入所者だけが加賀に避難すると、従来の体制が維持できなくなってしまう。

介護施設の職員も一緒に避難すれば体制は維持できるが、職員には家族もいる。

奥能登では中学生・高校生が加賀地域に避難して授業を受ける話がある。

学校の被災が深刻で、かつ避難所に使われている状況からすればよい話だが、他の家族と離れる点に課題がある。

その家族というのも実は能登で医療・介護に従事していることが多いようだ。

すなわち医療・介護が必要となる人がいれば、動くことが出来ないのである。

高齢化の進んだ地域というのは相対的にそういう職業の人が多くなる。

全部一気に動ければよいが、そこまでの踏ん切りが付くのは孤立集落ぐらいなのだろう。


集落全体で加賀地域への2次避難を選んだ地域の中には、道路の復旧が見通せない地域もいくつかあるのだと思う。

こうなると元のところに戻るというのはなかなか現実的ではないかもしれない。

制度的なことを言えば、防災集団移転ということで災害の危険がある地域がまとまって移転する制度がある。

津波・洪水・土石流などで被災した地域は再び被害を受ける可能性があるため、

この制度で安全な地域に移転するという方策が考えられる。

特に洪水被害が想定される地域だと、移転で引堤などの河川改修に必要な用地が確保できるメリットもある。


ただ、今回の地震は土砂災害による被害が大きく、そこで使えるのかはよくわからない。

今後も集落への土砂災害の危険があるとなって、地域で合意できれば防災移転もありうるが、

高々道路の寸断に留まるとなれば、対象にならないかもしれないし、

例え可能だとしても地域の合意形成が難しいかもしれない。

そうはいっても高齢化の進んだ地域では現地での再建ができない人も多いし、

再建を急いで地域外に転出する人がでてくることはやはり避けられない。

元いたところに戻れないにしても、早い内に能登には戻したいところですが。


と、交通の寸断は今後の生活再建にも尾を引く話である。

地理的特性を考えればやはりなんともしがたいところはある。

事前の耐震化にしても、あまりに厳しい揺れだったので、どれぐらい功を奏したか。

いろいろ制約がある中ではよくやってんじゃないかと思うんですけどね。

ただ、それが十分ではないですねと言われれば、それはそう思いますけど。

戸籍の附票からマイナンバーカード

今年5月から外国に住む日本人もマイナンバーカードを所持・取得できるようになる。

マイナンバーカードは住民票を元に発行されるため、外国に転出すると無効になる。

日本に再度転入するときのマイナンバーの確認書類として返却はされるが、

証明書としての効力は失うし、さらに言うとマイナンバーも無効である。

この状況が今年6月から変わるわけだが、実現方法が少し不思議な方法である。


「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」

長いので番号利用法とか番号法とかマイナンバー法とか言われてますが、

マイナンバーとマイナンバーカードに関する事項はここで定められている。

マイナンバー(個人番号)の定義はこうなっている。

「個人番号」とは、第七条第一項又は第二項の規定により、住民票コード(略)を変換して得られる番号

住民票コードを変換といっても一定のルールで変換するという意味ではないが、

この規定より住民票がある人にはマイナンバーを付与するという意味になる。

外国人でも住民票を作成する対象となればマイナンバーが付与される。

逆に日本人でも住民票がなければマイナンバーは付与されない。


マイナンバーカード(個人番号カード)の交付は現在はこう規定されている。

市町村長は、政令で定めるところにより、当該市町村が備える住民基本台帳に記録されている者に対し、前条第一項の申請により、その者に係る個人番号カードを交付するものとする。

ここからマイナンバーカードの発行対象が住民票のある人で、住民票のある市町村が交付することが読み取れる。

なお、実際のマイナンバーカードの申請先はJ-LIS(地方公共団体情報システム機構)で、

市町村の窓口ではJ-LISで作成されたマイナンバーカードに電子証明書を入れて渡すという扱いである。


この規定は今年6月からこのように変わる。

市町村長は、政令で定めるところにより、当該市町村が備える住民基本台帳に記録されている者又は当該市町村が備える戸籍の附票に記録されている者(国外転出者である者に限る。)に対し、前条第一項の申請により、その者に係る個人番号カードを交付するものとする。

「戸籍の附票」というのが出てくるのが変なところである。

戸籍の附票はこれまでの住所の履歴を記載したものである。

家族関係を記載する戸籍は戸籍法の規定によるが、戸籍の附票は住民基本台帳法で規定されている。

市町村長は、その市町村の区域内に本籍を有する者につき、その戸籍を単位として、戸籍の附票を作成しなければならない。

国外転出届を出すとどこの市町村の住民票にも記載されなくなるが、

戸籍がある日本人ならば、本籍地の市町村に戸籍の附票があるので、

それを元にしたマイナンバーカードの発行はできますよという意味になる。


この法改正では戸籍の附票の記載事項に住民票コード・マイナンバーを加える内容もある。

戸籍の附票のネットワーク化を意識したもので、住民票と戸籍の附票の結合が可能となる。

戸籍の附票は住所の履歴を表し、住民票同士をつなぐ役割があること、

戸籍の附票に書いてある本籍・筆頭人のデータで戸籍との結合が可能となること。

(ここで戸籍業務ではマイナンバーは使用する必要はない)

そういう思惑もあって、戸籍の附票を基本としたシステムにしたらしい。


本籍地の市町村というのは住所地からは遠く離れていることも多い。国外転出ならなおさらである。

この手続きのために本籍地の市町村に行かないといけないのか?

まず、国外転出届の提出時にマイナンバーカードの追記、電子証明書の発行を行うのは、

これは転出届を行う市町村で問題ないようだ。転出届を出した時点ではまだ住民なので。

(国内の転出の場合は転出時には何もせず、転入先の市町村で対応する)

新規発行・更新の場合は、今年6月時点では本籍地の市町村のみ対応だが、

領事官を経由して本籍地に申請することも可能となる規定が追加されており、

近日、在外公館でもマイナンバーカードの受取・電子証明書の更新が可能となる見込みである。


あと気づいたのは、生まれてからずっと国外在住だとマイナンバーカードの発行ができないんですね。

「国外転出者」の定義は国外転出届を出した人であるとなっている。

一度も日本国内に住所を置いたことがない人はこれに該当しない。

一度も住民票が作られたことがない人は過去のマイナンバーが存在しない。

なのでマイナンバーカードの発行ができないのではないかと見ている。

(マイナンバー付与以前に国外転出届を出した人もマイナンバーがないのは同じなのだが)


パスポート以外に日本国民であることをもって発行されるIDカードがないのはどうなんだという話は以前よりあった。

住民基本台帳カード、後のマイナンバーカードは住民票があれば誰でも発行を受けられる点で画期的なIDカードだった。

ただ、住民票に関する業務は市町村の所掌である。

このため当初は市町村をまたぐ住所変更をすると無効になるという問題もあった。

この問題は住民基本台帳カードの時代にすでに打開され、

転入後の市町村で書換を行うことで継続利用できるようになったが。


マイナンバーカードになってからはカードの作成などはJ-LISに統合され、

J-LISの運営にはデジタル庁も多く関わるようになり、国の関与は増えたが、

それでもマイナンバーカードの発行主体は市町村である。

国外転出者でさえ戸籍の附票を管理する市町村を発行主体にしているし、

戸籍の附票のネットワーク化の成果という建て付けがある

そこにこだわる必要があるのかという話はあると思うのだけど。

虹ヶ咲の出演者は毎度変わっていた

昨日、虹ヶ咲の6thライブの中で1st~6thで出演者が変わり続けていて、波瀾万丈だということを言っていて、

そうなの? と調べたら、確かに全て違った。


というわけでリストを確認してみた。太字・下線で示したところが前後の差分である。

  • 1stライブ(2019年12月)
    • 大西亜玖璃(上原歩夢役)・相良茉優(中須かすみ役)・前田佳織里(桜坂しずく役)・久保田未夢(朝香果林役)・村上奈津実(宮下 愛役)・鬼頭明里(近江彼方役)・楠木ともり(優木せつ菜役)・指出毬亜(エマ・ヴェルデ役)・田中ちえ美(天王寺璃奈役)
  • 2ndライブ(2020年9月)
    • 大西亜玖璃(上原歩夢役)・相良茉優(中須かすみ役)・前田佳織里(桜坂しずく役)・久保田未夢(朝香果林役)・村上奈津実(宮下 愛役)・鬼頭明里(近江彼方役)・楠木ともり(優木せつ菜役)・指出毬亜(エマ・ヴェルデ役)・田中ちえ美(天王寺璃奈役)・小泉萌香(三船栞子役)
  • 3rdライブ(2021年5月)
    • 大西亜玖璃(上原歩夢役)・相良茉優(中須かすみ役)・前田佳織里(桜坂しずく役)久保田未夢(朝香果林役)・村上奈津実(宮下 愛役)鬼頭明里(近江彼方役)・楠木ともり(優木せつ菜役)指出毬亜(エマ・ヴェルデ役)・田中ちえ美(天王寺璃奈役)
    • 【応援出演】矢野妃菜喜(高咲 侑役)
  • 4thライブ(2022年2月)
    • 大西亜玖璃(上原歩夢役)・相良茉優(中須かすみ役)・前田佳織里(桜坂しずく役)・久保田未夢(朝香果林役)・村上奈津実(宮下 愛役)・鬼頭明里(近江彼方役)・楠木ともり(優木せつ菜役)・指出毬亜(エマ・ヴェルデ役)・田中ちえ美(天王寺璃奈役)・小泉萌香(三船栞子役)・内田秀(ミア・テイラー役)・法元明菜(鐘嵐珠役)
  • 5thライブ (2022年9月)
    • 大西亜玖璃(上原歩夢役)・相良茉優(中須かすみ役)・前田佳織里(桜坂しずく役)・久保田未夢(朝香果林役)・村上奈津実(宮下 愛役)・鬼頭明里(近江彼方役)・楠木ともり(優木せつ菜役)・指出毬亜(エマ・ヴェルデ役)・田中ちえ美(天王寺璃奈役)・小泉萌香(三船栞子役)・内田秀(ミア・テイラー役)・法元明菜(鐘嵐珠役)
    • 【応援出演】 矢野妃菜喜(高咲 侑役)
  • 6thライブ (2023年12月~2024年1月)
    • 大西亜玖璃(上原歩夢役)・相良茉優(中須かすみ役)・前田佳織里(桜坂しずく役)・久保田未夢(朝香果林役)・村上奈津実(宮下 愛役)・鬼頭明里(近江彼方役)・林鼓子(優木せつ菜役)指出毬亜(エマ・ヴェルデ役)・田中ちえ美(天王寺璃奈役)・小泉萌香(三船栞子役)・内田秀(ミア・テイラー役)・法元明菜(鐘 嵐珠役)
    • 【応援出演】 矢野妃菜喜(高咲 侑役)

5thと6thの差は せつ菜役の交代のことだと気づいていたけど、2nd~5thは増えたり減ったりしてたんですね。


なぜこんなことが起きていたのかというと、ゲームとアニメの関係による。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は9名のスクールアイドルでもって2017年にスタートする。

この当時はゲームもアニメもなく、この状態でゆるやかに進んでいた。

2019年にスクスタ(ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS)のゲームがスタート、

そして1stライブ、アニメ化の発表へと至る。

2020年8月、三船栞子がゲームに追加、2ndライブに参戦となっている。


一方TVアニメ1期は2020年10月~12月で放送されたのだが、ここでは栞子は登場しなかった。

そして、スクスタのプレイヤーに相当するキャラクターとして高咲侑が出ていた。

このことはTVアニメ1期終了後の3rdライブの出演者に関係している。

これはTVアニメをなぞる形だったので、栞子の出番は無かった。

一方でアニメに出演した侑はスクールアイドルではないが「応援出演」として限定的に登場した。

アンコール以外は歌うところはなく、作中のピアノ演奏の再現ぐらいか。


2021年8月、スクスタで2人加わり、スクールアイドル12名体制となった。

これを受けて4thライブが行われたわけである。

これはL!L!L!のアルバムに沿ったもので、アニメ世界とは別ということもあり、侑の出番は無し。

そして、2022年4月~6月でTVアニメ2期が放送。

作中で同好会に3名加わり、スクールアイドル12名+高咲侑となる。

この終了後にあった5thライブは、このアニメをなぞる内容だったという。


そんなわけでゲームとTVアニメの事情に振り回され続けていたのである。

今回の6thライブはTVアニメとは直接関係はないわけだが、

一方で2023年1月~3月で放送されたショートアニメ「にじよん あにめーしょん」、

主題歌「わちゅごなどぅー」は、歌唱メンバーに高咲侑が入っている。

すなわち極めて限定的ではあるが、スクールアイドルではないのに正規の歌唱メンバーとしてステージに立てるようになった。

周りがステージ衣装なのに制服というのも変な気がするけどね。

スクールアイドル12名と高咲侑という構成自体は5thと同じではあるけど、

侑がアニメに限らない存在となったという点では差があるんですね。


ところでスクスタは昨年6月にサービス終了している。

これによりスクスタの「あなた」になる手段が失われたということになる。

スクスタの「あなた」がTVアニメに出るにあたり姿を付けたものが高咲侑で、

いろいろ意見はあるところだが、実態としては同じと考えてよいと思う。

スクスタの「あなた」は姿こそなかったが、緻密な設定があったようで、

TVアニメの作劇上の多少の差異を除けば、高咲侑はそれを忠実に表したものである。

様々なプレイヤーが想定される中の1人をキャラクタ化したという感じではない。

そもそもイベントの来場者を見ても圧倒的に男性が多いわけである。

(ラブライブ!シリーズは女性のファンの割合はそれなりだが、虹ヶ咲では割合としてかなり少ない)

「あなた」は女子校の生徒だから、プレイヤーの多くはそれとはかけ離れた存在である。


とはいえ、「あなた」としてゲームをプレイすることができた歴史はある。

このことを踏まえてビジュアルノベル化が発表された。いわばスクスタ愛蔵版か。

これによりスクスタの「あなた」になる手段は復活することとなる。

TVアニメのストーリーの外にも高咲侑は存在するし、スクスタの「あなた」も存在する。

こういう取り組みを「TOKIMEKI NIJI-VERSE」と呼ぶのだろう。


他のラブライブ!のコンテンツとは差異が大きな虹ヶ咲だが、

次の2つのことはいずれも他のコンテンツが経験していないことだという。

1つ目が今年9月から3部作で公開される映画のタイトル、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編」である。

実はラブライブ!シリーズで明確にストーリーの完結を言った作品はない。

もちろんこれは2020年からのTVアニメの一連のストーリーの完結であり、

コンテンツとして様々な展開があることが完結することを表すものでもない。

そもそも3部作の映画が全て公開されるのは2年後ぐらいでは? まだ十分長い。

2つ目が7thライブの開催が発表されたこと。ナンバリングが7に達するのは虹ヶ咲が初めてだという。

Aqoursの方が長くやっているが、ナンバリングは6thが最後である。

7thがいつどのような形で開催されるかは定かではないが。


ラブライブ!シリーズでは異色のコンテンツとはよく言われますけど、本当に不思議ですよね。

Kアリーナに行って帰る

今日は今日で用事があると書いたのはこれ。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 6th Live! I love You ⇆ You love Me

ラブライブ!の単独イベントってリアルで参加するのは初めてじゃないのかな。

大昔にμ’sのライブをライブビューイングで見たことはあるけど。

きっかけは先日の異次元フェスだけど。年末年始でアニメも見たし。


会場はKアリーナ横浜、いろいろ話題になっている新しい音楽専用アリーナ。

同じく みなとみらい地区には ぴあアリーナMM もあるし、似たような施設が近所にあるのも変な感じがするけど。

横浜駅から近いのだが……というのが1つの問題である。

まぁ往路は普通に横浜駅から行きましょう。


というわけで そごう方面を目指して歩いて、日産グローバル本社を抜けていく。

そごう付近に到着したところで「Kアリーナ横浜」という案内が出てくる。

誘導係に従って歩道橋から降りるのだが、ここで少し詰まった。

ここが退場時の混雑の最大の原因になっているらしい。

往路で気になったのはそれぐらい。

Kアリーナはアリーナ自体もデカイのだが、ホテル・オフィスビルも併設されている。

なお、KアリーナのKはオーナーのケン・コーポレーションのことでは?


アリーナの前のスペースはわりと広々している。

グッズ販売用の建物も常設されている。

このスペースは屋外での音楽イベントも可能な作りになっており、

そこで「ニジガクのど自慢大会」というカラオケ大会をやっていたのだが……

観客が声を張り上げて盛り上がるもんだから、周辺住民から苦情があって、

観客は声出しをしてはいけないとなったよう。

ここを音楽イベントで使うのが初めてだったがゆえのトラブルだった。


入場は事前に顔写真を登録しておいたのでスムーズだったのだが、

座席番号を控えてなかったので、Webから確認しようとしたがURLがすぐ出てこない……

こういうのQRコードとか張り出してあるもんだとおもったけどないんだな。

e+からのメールを掘り返して表示したが。

で、座席なんですけど、一番上のLEVEL7ってところなんだけど、

2万席ぐらいあるうち1/3以上がLEVEL7らしく、最大勢力である。

LEVEL1はアリーナだけど、スタンドがLEVEL3, LEVEL5, LEVEL7の3層で、

ステージへの視界を遮らないことを考えれば一番上を広くすると有利である。

というのでおそらくLEVEL7の割合がかなり高くなっているのだと思う。


ステージ自体はよく見えるのだが、なにぶん遠いので双眼鏡がジャストフィット。

さながら虹ヶ咲学園野鳥同好会である。周りにも双眼鏡持ってる人は多かったが。

アリーナにとってはステージが横長すぎるというのが困るかもしれない。

とにかく横に長い。13人で横並びになってもまだまだ余裕である。

グリーンドーム前橋の競輪場の構造ゆえの横長のステージを思い出す。

さほど競輪場でもない

あまりに遠すぎて見えないところでステージが進む人もいたんじゃないか。

このような会場の特徴を生かしたステージを作れるかどうかが課題である。

これだけ入る会場としてはよい部分は多々あるんですけどね。


さて、問題の退場である。館内は階段が充実しており、規制退場の指示通りに出て行けば詰まらなかった。

建物を出てから、出口の階段までは各方面から出てきた流れが合流するので、

そこが進みがよくないのだが、ある程度進むと流れがよくなった。

で、敷地外に出ると、アンパンマンミュージアムの方ではなく、高島中央公園側に回される。

この途中で横浜駅方面と新高島・みなとみらい駅方面が分かれるのだが、

新高島駅へ向かうと早く帰ることができる。特に混雑を感じるところがない。

このルートがあまり人気が無いのは新高島~横浜の1区間で193円取られることだと思う。

この先、東急まで乗り通す場合も値段は同じだが、乗換の手間は省けるメリットがある。

(ただし、新高島駅は各停のみ停車のため、急行・特急へは菊名などで乗換となる)


そもそも そごう方面に歩道橋を通らせずに、地上を歩いて横浜駅西口に向かわせれば、

こんな混雑にはならないのでは? という疑問はあるんですよね。

現状は全て歩道橋に流し込む前提でやってるんだと思うけど、

地上を歩いてもちゃんと横浜駅東口には着くのだし、言うほど遠回りではないはず。

やりたければ新高島駅方面に向かうフリをして直進すればできると思う。

東急へ向かうなら193円余分に払って新高島駅を使うメリットは大きいと思うんだけどね。


Kアリーナの退場問題は高島水際線デッキ(今年秋開通予定)で緩和が見込まれているものの、

これはこれでくせ者ではあって、直接的に横浜駅につながるわけではなく、

特に、現在メインルートに使われている はまみらいウォークとの接続点は現状の歩道橋の階段より細いように思える。

他のルートへの分散も可能ではあるのだが、結局どこかにボトルネックが生じる。

新高島駅を使うのは今後も有効な策になるんじゃないかと思うがどうだろう。


中身についてもいろいろあるんだけど、面白かったですね。

やたら長いアンコールとか変だなぁと思うところはあるんだけどさ。

楽曲も多い中で、なかなか知らないものもあったが、そのあたりは追々。

奈良・京都で博物館ハシゴ

宿泊した奈良の宿は大浴場があり、朝食も必ず付いてくると言うから、

あれこれと考えることがないのは楽だった。風呂入れるのも面倒だしね。

わざわざ奈良に宿泊した理由は、今日は奈良→京都の順番で動かなければならなかったから。

それは奈良博プレミアムカードの有効期限が切れていたからである。

名前と金額が変わって「奈良博メンバーシップカード」になったけど。

これが今回の関西行きが外せなかった理由だった。


まぁ更新だけなら振込でもできるんですけどね。

でもせっかくなら展示も見たいじゃないですか。

いつもこの時期は おん祭 の特集展示だが、こうでもしないと本館にある彫刻以外のコレクションは出てこないわけで。

というので宿を出て三条通をひたすら歩いて奈良公園へ。

普段、奈良に来るのは近鉄だから、このルートで奈良公園に行くことはあまりない。

このルートで歩いて行くと興福寺が塀がなく五重塔など見えるのは確かにおかしな姿である。


そんなこんなで到着した奈良国立博物館、本館でカードの更新手続きをして、新館へ。

(後から考えれば、正倉院展以外なら新館でも更新できたなと思ったけど)

おん祭の特集展示はいつものという感じだけど。

「新たに修理された文化財」という特集展示があったのでその話を。

奈良国立博物館って文化財保存修理所が併設されてるんですよね。

博物館関係の文化財に限らず修理に活用されている施設だという。

彫刻や書画の修理というのは今までも見ることはあったのだが、

出土品の経筒の修理というので、錆や土を丁寧に掻き落として、さび止めの措置をして、補強して、欠けた部分を埋めて……

というのが紹介されていて、すでに錆びたのは変えずに錆が進まないようにする処置があるのかとか見ていた。

埋蔵文化財のイメージは薄い奈良博だが、経筒のような仏教との関係が深い物はけっこう持っている。


これでまた京都に戻らないと行けないから慌ただしい。

丹波橋までは近鉄だが、運良く直通の急行を引いた。

京阪に乗り換えて七条、というわけで京都国立博物館である。

さっき更新した奈良博のカードで平常展を見られますからね。

京博は特別展をやると平常展ができない状況になっているので、平常展をやっている時期を狙うのが難しい。

で、今は新年の特集展示ということで、辰にちなんだものがあれこれ。

ありがちなネタだけど、絵画や工芸品での龍の使われ方が丁寧に紹介されていて見応えがあった。

本当はいろいろ持ってる博物館なんですけどね。

本来は平常展用の建物なのに常時使えないのは惜しいよなぁと思う。

外国人の来館者も多いですからね。いつ来ても楽しめる方がいいに決まってる。

奈良博もどうかと思うけど、彫刻(ほぼ仏像)ならほとんどいつでも見られますからね。

あれがハイライトには違いないし。


そんなこんなで用事も済んだところで京都駅へ向かうため、

七条京阪から京阪バスで京都駅へ。七条で降りるときに割引券を取っておいたので100円で行ける。

このステーションループバスというのは 京都駅~七条京阪~梅小路という運行形態で、

七条京阪には京都駅行きと梅小路行きが別々に来るので間違えるなと書いてある。

梅小路行きに乗る人の方が多かったのは驚いたけど。京都駅にしても割引券+現金100円で使う人は僕だけだったし。


さて、帰りはバスなのだが、京都から昼特急で東京というわけにはいかない。

というのも昼特急はドリーム号の車両・乗務員を有効活用することが前提なので、

折り返して夜行便に入れない時間には走っていない。深草12:04発が最終。

でも、名古屋~東京の東名ハイウェイバスはそうではない。

というわけで名古屋まで電車で移動する。ICカードは使えないので事前に切符を買う必要がある。

岐阜分割のきっぷを えきねっと で購入して、新幹線(JR東海)の券売機で受け取った。

京都~名古屋は通勤電車でも容易に移動できる。本数が細る米原~大垣でも30分間隔ぐらいである。

そこまでして名古屋~東京をバスにするのはわりと快適なのと安いからである。

新幹線はおろか、鉄道の運賃部分よりも安上がりである。


そんなこんなの関西行きだった。

いろいろ思うところはあるけど、やっぱり決行して正解だったかなとは思う。

明日は明日で用事があるんだけど。その話は改めて。

布を見るために京都へ行く

今週末、本来であればアイドルマスターシンデレラガールズのイベントのため金沢へ行く予定だった。

10年ぶりのスケール感

しかし、地震のため延期に。さすがに地震から2週間も経たないうちはきつかった。

切符は手配する前で、宿はキャンセル料がかかる前。

中止するのは容易だったが、単純に中止するのは考え物だった。


というのも、東京→京都→金沢→東京と回ることで関西行きも兼ねていたから。

展覧会のスケジュールとかあれこれ考えたときに、これを中止にするのは痛い。

関西行きだけに絞って改めて交通手段・宿を手配したのだった。

というわけで、この旅行だけ見ればどうかと思うとんぼ返りだが、

ここで関西に行けば、次は5月の連休まで飛ばしても惜しくないと思えるなら、

安いもんではないかということで決意したのだった。


というわけで朝のバスタ新宿、青春昼特急で京都へ向かう。

元は新幹線の予定だったが、時間の余裕が増したのでバスで行くことに。

昼食を買い忘れていたことに足柄SAでの休憩からバスに戻ってきてから気づき、

改めて買いに走って、それを新城での休憩時に寒い寒いと言いながら屋外の休憩スペースで食べたり。

特に渋滞もなくスムーズに進んで、深草BSに到着。


というわけでいつものように京都国立近代美術館へ。

「小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ」という展覧会。

布物は今まで興味を引かれることも少なかったのだが、

この人、織物の中で糸を垂れ下がらせた表現を多用しており、こういうのは面白いなと見ていた。

展示の説明で両側が固定され、重力で垂れ下がった糸の形状を「放物線」と書いてあったが、

正しくは「双曲線」だったような(ある範囲では似たような形状になる)と思いつつも、

そういうのを効果的に使った作品は美しいし見応えがある。

糸から織物を作ることを「1本の糸から――」なんて表現されていたが、

ファイバーアートというのもいろいろな意味のあって、既製品の布からスタートするものもある。染め物も含むんじゃないか。

というので、これで関西行きもけっこう満足したところはある。


元は京都泊の予定だったが(翌日の金沢行きに繋げる都合である)、

変更後のスケジュールでは奈良泊となった。

JR奈良駅の近くの宿でルートを調べたら、東西線で六地蔵まで行き、JR奈良線に乗るのが安いとある。

六地蔵で乗換待ちでやたら待たされてJR奈良線を選んだのを後悔したが、

JR奈良駅を出てすぐに宿というのは確かに便利。

高架化のときの再開発前後で宿が増えたので宿泊には便利である。