サービスに対するVATも返ってくる?

一部の国では旅行中の宿泊費や飲食費などのサービスについて、

付加価値税(VAT)の還付を受けられるということを知って驚いた。

確かに外国人旅行者がサービスを受けることはサービスの輸出に分類されるけれどさ。


日本で消費税が課税される場合、課税されない場合、いろいろあるけど、

外国人旅行者が消費税免税を受けて買い物をしている姿は都心の繁華街やら行けば見る。

以前は耐久消費財に限られていたけど、今は食品や消耗品も対象になったが、

未使用の状態で輸出することという条件がつけられていて、出国前にチェックが行われるので、

中身が見えるよう透明で開封するとバレる袋に入れられている。そう言われると心当たりはないかな?

旅行者にとってはそうだが、一般的に商品を輸出するときには消費税はかからない。ただし、輸出先の国でVATの類を支払う必要がある。

逆に日本に商品を輸入するときには少なくとも消費税は徴収される。旅行者の持ち帰った商品も免税点以上なら消費税が課税される。


一方、サービスについては国境を越えて提供されるサービスは消費税は課税されない。

国境を越えると消費税はかからない

国際電話とか国際線航空券とかはなるほどと思うけど、Koboの電子書籍はカナダの会社がインターネット越しに提供しているものなので日本でもカナダでもVATの類は非課税だ。

それはいかがなもんかということで、今年10月から日本向けにサービス提供を行う事業者は日本の消費税を納める必要が出てくる。

実際にみんな納めに来るの? という疑問はあるけど、まぁKoboとかAmazonとか規模が大きい事業者が逃げなくなればいいんじゃないの。

それはいいんだけど、サービスの提供が国内で完結するホテルとか飲食店とかは、普通に日本の消費税が課税される。

日本に限らず、世界的にVATの類の課税はそのような扱いになっている。

とはいえ、旅行先でサービスを受けて、日本に帰ってきても、外国で受けたサービスを輸入したといって消費税を課税されることはない。そりゃそうだ。

どこかでVATの類を払えばよいと考えれば、旅行先での宿泊費・飲食費などのVATの払い戻しを受ける道理はないように思える。


外国人旅行者が受けたサービスに対するVATの還付制度があるのはEU加盟国の一部と韓国なのだが、

EU加盟国について言えば、サービスに対するVATの還付には1つ条件がつけられている。

VAT(付加価値税)の払い戻しを受けるには(pdf) (London Heathrow Airport)

VAT還付の対象外項目としてサービスと書いてあるけど、†の注釈をたどると商用目的の旅行者は除外されると書いてある。

商売のための旅行ならばVATの払い戻しが受けられるのだという。


なんでかな? ということで、イギリスの会社から100万円(本体価格)の製品Aを買って、日本で100万円(本体価格)で買った製品Bと組み合わせて製品を作って、

これを日本で1000万円(本体価格)で売った場合を考えてみる。

製品Aを輸入するのはいいけど、その打ち合わせのためにイギリスに出張をして、航空券50万円、宿泊費等50万円(本体価格)を費やし、

日本で客との打ち合わせなどの出張に50万円(本体価格)を費やしたとする。

単純に計算すると、手元には650万円のお金が残るはずだ。

日本国内で製品Bを買うと100万円+消費税8万円を払うが、イギリスから製品Aを買うとVATはかからず本体価格の100万円だけ払って買う。

ただし輸入時に製品Aの消費税8万円を支払わないといけないので、結局どちらも108万円で買うことになる。

イギリス出張時の航空券は消費税もVATも課税されないから50万円だが、イギリス出張時の宿泊費はイギリスのVAT(20%)が課税され50万円+VAT10万円となる。

日本国内の出張費50万円についても、消費税が課税され50万円+消費税4万円となる。

このとき、この会社が1000万円の製品の売上に対して払う消費税を計算するために、

仕入れ時に支払った消費税を計算すると、製品A 8万円+製品B 8万円+国内出張 4万円=20万円で、

1000万円に対する消費税80万円からこれらの仮払消費税を差し引くと60万円となり、この会社は60万円の消費税を納めることになる。

その上で手元に残る金額を計算してみると、1080万円-60万円-108万円-108万円-50万円-60万円-54万円=640万円と、最初に手元に残るはずと計算した650万円より10万円少ない。

この10万円というのはイギリス出張時にイギリスで支払ったVATで、これを取り返すために商用目的の旅行者はサービスに対するVAT還付を受けられるのだ。


もっとも、完成した製品をイギリスで売る場合は還付手続きをせずとも、このVATも差し引くことができるはず。

この会社にイギリスに支店があって、ここがイギリス国内で販売するときにはVATを納める義務が生じる。

イギリス出張で宿泊費等に費やした費用以外は日本で支出したとして、これをイギリスに輸出すると、

日本では消費税非課税で、仕入れ時に支払った仮払消費税は還付され、手元に20万円戻ってくる。

イギリスでは日本から完成品を800万円で輸入したとする。輸入時にVATを160万円支払う。

その上でイギリスの支店では客から1000万円の商品に対して200万円のVATを受け取る。

そしてイギリスの支店が納めるべきVATは、200万円-イギリス出張時の宿泊費等のVAT 10万円-輸入時のVAT 160万円=30万円となる。

このとき、日本側で手元に残る金額は 800万円+20万円-108万円-108万円-50万円-54万円=500万円、

イギリス側で手元に残る金額は 1200万円-30万円-960万円-60万円=150万円で、合計すると650万円、最初の計算通りだ。


なんでEUで商用目的のサービスに対するVAT還付制度があるのかというと、

EU圏内の他国で支払ったVATを、自国でVATを納めるときに差し引くということは、他国で払ったVATを還付して、自国で払いなおすということに相当する。

その他国で払ったVATというのは商品に限らずサービスに対するVATも含むわけで、商用目的のサービスに対するVATも還付対象となっているようだ。

そんな事情があるわけで、EUの国も考えはまちまちで、相手の国も同様にサービスに対するVATの還付を行っている場合に限り、還付を行うという国もある。

ただ、イギリスについて言えば、特に相手の国は定めず、そのような制度のない日本に対しても還付を行っている。他にドイツ、スペインなどもそうだ。

日本で消費税を納める場合は、消費税の課税仕入れにならない部分を補完してくれるのでありがたいのだが、

逆に、イギリスで売るために日本に出張したとしても、日本で支払った宿泊費等の消費税はイギリスでのVAT支払時に差し引くことはできないはず。

だからイギリスなど、日本にもサービスに対するVATの還付を許している国は寛大なんだと思うよ。

指定券を捨てれば回数券だけ残る

出張のためのチケットを手配するシステムとしてJR東日本のビジネスえきねっとが導入されている。

ビジネスえきねっととは (JR東日本)

WebからJR乗車券類の予約を行って、職場内に設置された発券プリンタで受取を行うことができる。

職場内でJR券の手配が完了するというかなり大胆なシステムになっている。


ただJR券の手配ができるだけでもすごいのだが、回数券がシステムに組み込まれているのが特徴的だ。

拠点間の移動などで特急の使用頻度が高いと想定される区間については、

会社として回数券を購入しているようで、その回数券がビジネスえきねっとのシステムに組み込まれている。

例えば、東京~新大阪の新幹線をビジネスえきねっとで購入しようとすると、回数券を使うという選択肢が出てくるわけだ。

ここで回数券を選べば、システム上にある回数券の在庫を使って、発券プリンタから所定枚数の回数券が発券されると。


なかなかすごいシステムなのだが、1つ難点があって、発券プリンターが設置されている事業所が限られるということだ。

出張先の事業所で発券できるのなら、用務が完了して出発する前に出張先の事業所で予約すればよい。

実は飛行機の予約システムもあるのだけど、飛行機の場合はEチケットなので、どの事業所でもシステムを活用することが出来る。

なので出張先で予約するというのもできるのかもしれないのだけど、JR券はそういうわけにはいかない。

というわけだから、出張の復路はみどりの窓口で購入して、精算手続きを行う場合も多いのではないだろうか。


普通の乗車券・特急券であればどこで手配しても問題は無いのだが、問題は回数券である。

回数券がある区間については回数券を使うことを奨励している。それが経費節約になるからだ。

けど、回数券はビジネスえきねっとのシステムで取り出す必要があるから、発券プリンターのある事業所でなんとかしないといけない。

回数券は有効期限の範囲なら自由に使えるものだから、あらかじめ回数券を引き出して復路の列車が決まるまで持っておくのは問題ない。

ただ、発券プリンターから回数券だけ引き出す方法があるのかというと直接的にはない。


うーん、と思って、システムの説明を確認すると驚くべき方法が書かれていた。

  1. 同区間の適当な日時の列車を選んで、回数券を使った予約を行う
  2. 発券プリンターから予約した乗車券類を発券する
  3. 出てきた回数券だけ取って、指定券は控除処理を行って回収ボックスに投入する

発券プリンターでは乗車券類変更・払戻のための機能も搭載されている。

控除は乗車券類変更の時、変更前の乗車券類を無手数料で払い戻す処理を言う。

回数券だけの引き出しは直接的にできないが、適当に列車を決めて、指定券を取り消せば回数券だけ残るという寸法だそうだ。

指定券だけの取り消しも控除の扱いになるらしい。回数券に付随する指定券そのものは0円だから払戻ではないのだろう。

あとは有効期限内であれば回数券をみどりの窓口などに出せば指定を付けてもらえるということだ。


ただ、発券プリンターがない事業所発でも拠点間移動などで回数券を使いたいニーズもあるはずだ。

だから、それぞれの事業所の総務だかには回数券のストックがあると考えるのが自然で、

出張先でも所定の手続きを踏んで、回数券引き出しの手続きを行うこともできるんじゃないかなと想像できる。

今いる事業所は回数券の利用はビジネスえきねっとで行うとなっているので、それに従っているわけだけど、

ないならないなりの方法があるだろうと。拠点間移動のニーズはどこの事業所にもあるはずだから。

だから、てっきり出張先でどうにかするものだと思っていたら、出発前に復路の回数券も確保するようにと言われて驚いたのだが、こんな具合にできるそうだ。

黄色い電車は何とお呼びすれば良い?

正しいけど、うーんと思うのが、秋葉原駅の5・6番ホームともに「総武線」と書いてあることだ。

確かに錦糸町~御茶ノ水は総武本線の支線なので「総武線」というのは正しいのだけど、

あの黄色い電車は総武本線と中央本線にまたがって走っているのだ。

秋葉原駅時点では「総武線」というのは正しいけど、西に1駅行けば、もう中央本線に入ってしまうのだ。


ただ、どうも聞くところによれば、あの黄色い電車は中央本線区間であれども総武線だという人もいるそうだ。

というのも、総武本線が両国から都心の秋葉原・御茶ノ水に延長したのは1932年のことだそうだが、

それからまもなく1933年には総武本線からの電車を走らせるために中央本線 御茶ノ水~中野に線路が増設された。

そう、80年前にはすでに総武本線と中央本線の直通運転が始まっていたのだ。

中央本線には東京駅から甲府方面に向かう長距離列車が走る線路と、総武本線からの電車が中野まで走る線路が2つある状態となったわけだが、

役割の全く違う線路が2つ並んでいたもんだから、総武本線からの電車が走る線路は総武線と呼ぶことになったと。そういう背景があったそうだ。

今では中央本線区間では「中央・総武線(各駅停車)」と案内されているが、総武線を併記するのは単純に直通しているだけの理由ではなさそうだ。

だって総武本線区間では単に「総武線」とか「総武線(各駅停車)」だもんな。秋葉原駅を見ても分かるとおりだけど。


総武本線と中央本線は直通運転を行っている一方、早朝深夜は御茶ノ水駅での分断運転を行っている。

時刻表/秋葉原駅 中央・総武線各駅停車 御茶ノ水・四ツ谷方面 (西行)

5時台・23時台以降を見ると御茶ノ水行きが走っており、中央本線との直通運転を打ち切っている。

一方での中央本線は東京駅の時刻表を見るとこうだ。

時刻表/東京駅 中央線快速 新宿・八王子・甲府・松本方面 (下り)

5時台以前・23時台以降は快速もあるものの、各停が中心となっている。

この各停というのは御茶ノ水から黄色い電車が走っている線路を走っていく列車のことだ。

一部時間帯のみではあるけど、やっぱり御茶ノ水駅で違う路線なんだなということを感じるところだ。


この黄色い電車については、歴史的な経緯もあるし、快速と各停で行き先が違うという難しさもあるわけで、

そんな中で中央本線だの総武本線だの考えても仕方ないということで、

結局、一番確実なのは「黄色い電車」とか言うことなんだよね。

もちろんどこの黄色い電車だよという問題はあるんだけど、特定できれば一番わかりやすいのは確かなんじゃないかと。

それだけ複雑だということなんだが。

何度も燃えて大きくなった江戸・東京

秋葉原界隈に行こうかと思ったけど、さしたる目的もなく漫然と行っても東京まで行く電車賃がもったいないわけで、

なんか他に行くところないかなぁ、と思ったときに 江戸東京博物館 に行こうと思った。


実際には秋葉原界隈を散策してたらそこそこ収穫はあったのだが、

やることやったということで、JRに乗り、江戸東京博物館のある両国へ向かう。

秋葉原駅から両国駅だと総武線の黄色い電車に乗ればすぐだからそういう意味でも便利だ。

それで両国駅に降り立って改札に向かおうとすると、「両国ステーションギャラリー 臨時ホーム入口」と書かれたところがある。

以前もこのBlogでちょっと取り上げたことがあるのだけど、かつて両国駅は総武本線のターミナルだった。

総武本線の錦糸町~秋葉原~御茶ノ水の支線だが、これはどちらかというと錦糸町~東京が支線のような……

元々、総武本線のターミナルは両国駅だった。そこから秋葉原・御茶ノ水に延長して都心進出を果たしたと。

ただ、総武本線に快速線を増やすときに、秋葉原駅の混雑緩和も兼ねて東京駅に乗り入れることになり、

本線を東京~錦糸町~千葉~銚子に改め、これまでの本線の一部を支線にしたと。

(名無しの支線では困る)

現在はターミナルとしての意義はほぼ失っているが、ターミナルだった名残として長距離列車用の臨時ホームが残されているのだ。

錦糸町~東京が開業してからもしばらくは両国駅の臨時ホームを使う列車もあったのだが、現在はほぼ使われていない。

そんな両国駅だが、両国橋駅として開業してから今年で111年、それを記念して臨時ホームへ延びる通路で展示をしていたそうだ。なるほどねぇ。


両国駅の北側には両国国技館があるわけだけど、その隣に江戸東京博物館がある。

この3月に常設展をリニューアルしたばかりとのことで、以前より展示内容が充実するようになったとのこと。そういやそんな話もあったな。

江戸東京博物館、とてつもなく巨大な建物だ。以前、バスで江戸東京博物館の横を通過したときに驚いた覚えがある。

江戸東京博物館/外観写真 (Wikipedia)

すさまじい見た目だ。なんでこんなものを作ったんだろ?

600円払って入場券を買って、エスカレータではるか上にある展示場に向かう。


展示場に入ると展示がいきなり、江戸時代の話から始まるというのだから大胆である。

それ以前の歴史がないなんてことはないはずなのだが、江戸にとって徳川時代はあまりに大きな変化であったことは確かなのだろう。

そんなわけだから江戸の武士の話から始まって、町人の暮らし、経済、風俗と話が進んでいくのである。

それにしても江戸の生活レベルというのは今の時代から見ても相当なものだなと感じさせる。

ただ、寺子屋にしても、出版にしても、そういうのがなり立っていたのは、江戸にいる人は裕福な人が多かったからというのはあるわな。

武士が急増し、それに対応して町人が急増し、いろいろ商売をして江戸はなり立っていたわけだが、人口が増加した江戸には物が足りなかった。

そんなわけだから物流の拠点であった大坂からものを運んで、周辺の農村・漁村から食べ物を集めてとやっていたわけだ。

伊豆諸島が廃藩置県の後、地理的に近い静岡県を捨て、東京府を選んだのか? 江戸時代に食料を通じてつながっていたからに他ならない。

その先の展示で両国橋周辺の賑わいが紹介されていたが、今の両国橋はそんな繁華街ではないのはここまで来るときに見ているとおり。

どうも両国橋を架橋したときにその周辺を火除けのために空き地にしたら、そこに人が集まって盛り場になったそうで。今からすれば信じられない話だが。


そうやって江戸時代の展示を抜けると、明治維新後に東京と名前を変えてからの展示が始まる。

江戸東京博物館は展示を大きく「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」に分けているが、その境目だ。

銀座煉瓦街だとか急激な欧風化を進める都市の姿が展示されていたが、今までとはずいぶんな違いだ。

そんな具合に変化していった東京だが、関東大震災というのは大きな出来事で、そのことは大きく取り上げられていた。

江戸時代は火事は頻繁だったし、明治以降で関東大震災と太平洋戦争のときの空襲と、この街は焼けてばっかりなのだ。その度に立て直してきたのだ。

大正ぐらいになってくると人々の暮らしも現在にだいぶ近づいてきた気がする。サラリーマンの起こりはこのあたりだそうで。

戦後、人口の急増で住宅だとか各種のインフラが追いつかない姿はなんとなく江戸時代の人口急増期と重なるように思えた。


いかにして今の東京が生まれたか、というのを江戸時代になってからのわずか400年ぐらいに注目して展示してあるわけだが、

取り上げてる期間が短いだけあって人々の暮らしが大変よく伝わってくる展示になっていると思った。

現在、東京都市圏は世界最大の都市圏とされているが、江戸時代の時点で世界最大の人口を抱える都市だったとされている。

なぜそんな都市が生まれたのかということで考えるべき点は多い。

その過程がわかる博物館なんじゃないかなぁと実際見ていて思った。

皿5枚では足りないが8枚あれば足りそう

1人暮らしに皿は何枚必要か? というのは引っ越し前にニトリで考えていたことだ。

たくさんあってもめんどくさいだけだから、ある程度汎用性のあるものを選んで引っ越しの荷物に入れていったのだ。


そのとき用意した皿は5枚で、

  • 深いお椀(ご飯や汁物に使うことを想定) 2つ
  • 浅いお椀(ヨーグルトや豆腐を入れることを想定) 1つ
  • 丸い平皿 1つ
  • どんぶり 1つ

これでとりあえずいけるぞ! と思ったのだが、

実際のところ、早々に足りなくて困ることになってしまった。

というのもサラダを作ると、それを入れるのにいい皿がないのだ。

そんなわけで、イトーヨーカドーで浅い鉢を1つ買い足して、これでやりくりしてきた。

他は全部ニトリで買った白い皿なのだが、1つだけデザインが違う。


ただ、それでやりくりが厳しかったので2枚皿を買い足した。

現状の問題が豆腐とヨーグルトを同時に食べられないという問題である。

ヨーグルトは食後に食べるから、食べ終わってから、洗って再利用すればよいのだが、どう考えてもめんどくさい。

もう1つ、現状の皿では対応できないことがあって、それが朝食用などに取り置きする皿がないという問題。

プラスチック容器に入れて冷蔵庫に入れておくことはできるのだが、そのまま食べるのもねぇ。

ということで1つの浅いお椀に集中している役割を分散させるべく、

同じような形のお椀を1つ、小さな平皿を1つ買い足したのだ。


ほとんどの皿は毎日使われているのだが、稼働率が低いのがどんぶりである。

1週間に1回も使わないことすらあるのだから、よっぽど役立っていない。

あの大きなどんぶりを普段から使うのは不便だから。

けど、どんぶりって代替ができないからねぇ。

ラーメンとか作ったらどんぶりなしで食べるに食べられない。

なので使用頻度は少なくても手放せない。


ニトリで買った皿が5枚、イトーヨーカドーで買った皿が3枚、一番大きな違いが皿の重さだ。

ニトリで買った皿はずっしり重く、イトーヨーカドーで買った皿は陶にしては妙に軽い。どっちも極端なんだよな。

見た目としてはニトリで買ったのは全部真っ白で統一されているけど、イトーヨーカドーで買ったのはまちまちだ。

どうせなら真っ白で統一したかったが、イトーヨーカドーにあるもので僕が欲しい形で白いのがないのだから機能重視だ。致し方ない。

そういうプライベートIPアドレスもある

172.16.2.60 なんてIPアドレスを見て、プライベートIPらしい使い方をされていて、

そういやこんなプライベートIPアドレスあったなぁと思い出した。


プライベートIPアドレスはLAN内で使う分には自由に使えるIPアドレスだ。

プライベートIPアドレスとしては192.168.x.yが有名だが、それだけではないんだよね。

知ってるかな? 実はIPv4では3箇所にプライベートIPアドレスが確保されていて、

  • 10.0.0.0/8 (10.0.0.0 ~ 10.255.255.255)
  • 172.16.0.0/12 (172.16.0.0~172.31.255.255)
  • 192.168.0.0/16 (192.168.0.0~192.168.255.255)

/16 とか書いてあるのは、上位何ビットがネットワークアドレス部ということを表しているものだが、

これもなかなか慣れない書き方かもしれない。範囲で示せば()に書いたとおりだ。


なんで3種類もあるんだ? と思った人がいるかどうかは知らないけど、実はそれなりに理由がある。

その昔、IPv4ではネットワーク部が8ビットか16ビットか24ビットの3種類だけ使うことが想定されていて、それぞれの用途にIPアドレスがゾーニングされていた。

そのゾーニングに合わせて3種類のプライベートIP領域が設けられたのだった。

10.0.0.0/8 はネットワーク部8ビット用の領域が1つ、172.16.0.0/12は ネットワーク部16ビットの領域を16個、

192.168.0.0/16はネットワーク部24ビットの領域を256個確保できることになっていた。

だから本来は 172.16.2.60 というIPアドレスは 172.16.0.1~172.16.255.254 の範囲にあるホストから構成されるネットワークであるということになる。

が、現在ではそういうゾーニングはなくなったし、何ビットまでネットワーク部とするのは自由だ。

実際、僕が見た 172.16.2.60 のIPアドレスの使われていたネットワークはサブネットが24ビットだったので、

172.16.2.1~172.16.2.254 の範囲のホストから構成されるネットワークのIPアドレスとして使っていた。


僕も今の家のLANでは、ルーターに 10.20.30.40 のIPアドレスを割り当てている。

遊んでるようにしか見えないIPアドレスだが、プライベートIPなので全く問題ない。

それでサブネットは24ビットにして使っていて、10.20.30.1~10.20.30.254 をホストに割りあてている。

別に192.168.1.0/24 でもいいんだけど、ちょっとした遊び心でこうしている。

このBlogでもこのアドレスは何度か例示に使ってきたが、気に入っているのだ。


192.168.0.0/16 はあまりに有名だし、10.0.0.0/8 も見た目がよいとか、アドレス空間が広いとかで使われてるのはそこそこ見てきた。

会社のネットワークだと10.0.0.0/8を使ってるのは多いんじゃないかなぁ。やっぱり広いし。

けど、172.16.0.0/12 はなんというかとらえどころのないプライベートIPアドレスだなと思っていた。

172.16.0.0~172.31.255.255 という範囲もなんとなくわかりにくい。

こうして使われてるのを見て、使うところはあるんだなぁと思った。

平日限り近くにあるATM

職場構内にみずほ銀行のATMが設置されている。

ATMの置き方があまりに周囲に溶け込んでいて、ATMというアピールは低いが確かにある。


ある程度大きな事業所だと従業員向けのATMが設置されていることはあるようだけど、

この手の利用者が限定されるATMって銀行のWebサイトのATM検索では見えないから実情はよくわからない。

多くの従業員が給与振込で使っていそうな銀行のATMが置かれるだろう。

うちだと会社から旅費用口座がみずほ銀行の指定店舗の口座に限るとなっているから(cf. 新生活の友にみずほ銀行?)、

みずほ銀行の利用者が多いという想定は妥当だ。


当初はみずほ銀行の口座は受け取ったお金をスルガ銀行・SBI証券に動かしてしまいやと思っていたのだけど、

職場のATMを使う場合においてはみずほ銀行の口座から引き出すのが自然だとなる。

みずほ銀行の口座も一定の残高を確保してあるから、こうやって引き出すのは問題ない。

財布の中が寂しいと思えば、昼休みにちょこっと寄れば、現金が確保できるのだから便利だ。

そんなわけで振込を受ける以外でもみずほ銀行の意義を見いだしている。


一方で、全ての現金引出をみずほ銀行からやるというのは大変不便なことだ。

みずほ銀行の直営ATMはなにかと遠いし、イオン銀行ATMも近所にはない。

みずほ銀行ATMが少ないとかそういうわけではないのだけど、僕の生活にはちょっと合わないのよね。

その点ではスルガ銀行というのはやっぱり手放せない。

近所にはE-netのATMがあるし、イトーヨーカドーにはセブン銀行のATMもある。

そこに手数料なしで対応できるスルガ銀行はやっぱり便利だ。


もちろん会社からの指示ということなしにみずほ銀行に口座作るわけはないけど、

それはそれで役に立っているというのもまた事実と。

あともう1つ、みずほ銀行の口座には役目を与えてあるのだ。

絶対にみずほ銀行というわけではないが、スルガ銀行では対応できないので一応役立っている。

自販機と売店にゴミ箱を置かせる

会社構内に売店があるので、昼食後にそこで飲み物を買って職場に帰ってきて飲むことがある。

また、職場のフロア内にも紙コップの自販機があり、そこで飲み物を買って飲むことがある。


それはいいんだけど、近所にある業務用のゴミ箱には 自販機の紙コップは自販機横の回収箱 ということが書かれている。

さらに売店のゴミは売店のゴミ箱に捨てるようにという指示を受けている。

自販機は同じフロアだから、ちょこちょこ歩いて捨てに行けばよいが、

売店のゴミ箱は棟ごとに1つぐらいあるのだけど、さすがに捨てに行くためだけに行くのもアホらしいので、

帰り道にゴミ箱があるので、そのときに捨てるようにしている。


自販機のゴミは自販機に、売店のゴミは売店に、というのはごみ処理の費用負担の問題だろう。

これらのゴミが業務用のゴミ箱に流れ込んでくると、会社の負担が増えてしまう。

それらをゴミの原因をつくった業者に引き取らせれば会社の負担を増やさずに済む。

自販機にしても売店にしてもゴミを回収するのは当然のことだから特に問題は無い。

売店のゴミ箱を構内各所に設置・回収する手間はいかほどかとは思うわけだけど、許容できる範囲で多く設置しているのだろう。

本当はもっとたくさん欲しいけどさ。


コンビニに設置されているゴミ箱も自店で購入された商品に由来するゴミを捨てるためのものだが、

現実には、他店で購入された商品に由来するゴミが捨てられることも多いのだが、

とはいえ、店の責任としてゴミ箱を設置しないわけにもいかないという難しさがある。

そんなわけで最近では店の中にゴミ箱が設置されることも多い。多少は自店以外のゴミを捨てることが抑止できると考えているのだろう。

じゃあ、駅の売店なら駅のゴミ箱に捨てればいいんだろうと思うんだけど、このあたりゴミ箱がない駅が多いんだよなぁ。

自販機にビン・カン・ペットボトルの回収箱があるので、それはいいんだけど、紙・プラスチックなどはねぇ。

確かに駅のゴミ箱に捨てられるものの大半は駅の外から持ち込まれるものだから、そんなもの設置する道理なしではあるんだろうが、

駅に売店があるのにゴミ箱なしはいかがなもんかと。気づいてないだけで売店にゴミ箱併設されてるのかな? なかったような気がする。


店の責任でゴミ箱が設置されていなければ、自宅に持ち帰って購入者の責任で処分しろということになるのだろう。

それはそれで正しいわな。まさかスーパーで買ったジャガイモの皮をスーパーに引き取れという人はいないだろうし。

ただ、外出先で発生するゴミは外出先でどうにかしたいという考えもあるわけで、

そういう意味では会社の売店も限りはあるにしても構内各所にゴミ箱を設置しているのは、まだありがたいことなのかな。

なかったら業務用ゴミ箱に捨てるだけかもしれないけど。

クールビズを言い始めて2ヶ月目

5月の連休明け、会社のポータルサイトを見ていたら、夏期の軽装についての通達が出ていた。

その内容は概ね下記の通り。

対象期間は5月1日から10月31日、政府の方針に従って、去年同様、期間を前後1ヶ月延長している。

社内では冷房の設定温度を28℃に抑える一方、ノー上着、ノーネクタイを励行する。

社外はその限りではないが、出張先で軽装が励行されているならばそれに従ってよい。

来客者に対しては冷房の設定温度を28℃とし、軽装を励行している旨を周知する。

一般的に衣替えは6月~9月が夏服の期間と思われているところだが、

現実には5月や10月でも暑い時期があるので、ここも軽装励行の対象期間としているということのようだ。


といっても、実習先職場では5月上旬時点ではノー上着、ノーネクタイなんて人は少なかった。

確かに上着を着ている人は少なかったけど、それでもネクタイはしてたな。

一応、上着を省いているという点では軽装なのかもしれないけど、

通達を読む限りでは5月~10月は社内ではノー上着、ノーネクタイだと断言しているように見えたので実際はそうでないなと思った。

それも5月下旬になってくるとネクタイも省く人が増えてきたが、

昨日、6月になって初めて職場に行くと、ネクタイをしている人はほぼいない状態になっていた。

対象期間が延びたことでそういう段階的な対応ができるようになったというのが実際のところなのかな。


省エネのため、冷房の設定温度を28℃にしましょうというのは常々言われていることだが、

そんな状態で暑苦しい服なんて着てられるか! というのがクールビズのそもそものスタート地点だ。

別に社内だけのことなら勝手にしろとなるし、この会社でも服装の自由度がそもそも高い部署もある。

ただ、問題は対外的なことで、軽装をしている理由を説明しないといけないかもしれない。

そうやって考えてみると役所やらの玄関に「夏期の軽装励行中」と貼り紙がしてある理由もよくわかる。

対外的に説明するために内部的にも通達を出しているというのが実際のところだろう。


ただ、ノー上着、ノーネクタイで何が悪いと思っている人からすればどうでもいい話よね。

今の時代、そこにこだわる人ってどれぐらいいるんだろ? だいぶ少なくなってるんじゃないかなぁ。

クールビズといわれるようになって年が経るにつれ、人々の理解もだいぶ変わってきたよねって。

そうなってくると、わざわざ対外的な説明もいらなくて、常識的な範囲で服装を決めればよいとなるだろう。

まぁ軽装励行中と周知してくれると服装を決める目安になってありがたいんだろうけどさ。


この記事を書くためにクールビズについて調べたんだけど、

日本では2005年より言われるようになり、今となっては当たり前になったところだが、

実は世界的にもかなり進んだ取り組みだったようだ。

クール・ビズ#日本国外での反響 (Wikipedia)

大切なのは軽装ではなく、冷房の設定温度を28℃に抑えるために必要なことをするということなのだが……

日本ではいまや当たり前となった取り組みで、服装については悩みはあれど、冷房の設定温度を抑えることは徹底されているところだ。

井の頭線は何者か?

以前、渋谷界隈を散策していた話を書いたときに、京王井の頭線が来ていると書いた。

華やかな立体迷路

渋谷に西武百貨店? というのも驚いたが、渋谷に京王というのもなんとなく不思議な気がする。

渋谷に京王というのは実に不思議な経緯があるのである。


京王井の頭線はなかなかユニークな路線だ。

接続路線を見てみるとJR中央本線(吉祥寺駅で接続)、京王線(明大前駅で接続)、小田急小田原線(下北沢駅で接続)と、

新宿へ向かう3路線と接続し、都心ターミナルの1つである渋谷へ向かうのだ。

これら3路線から渋谷へ向かう短絡ルートを構成する一方、

放射路線と都心からやや離れたところで接続して回るという点で環状線的性格もある。

なかなか多目的な路線ではないかと思う。


ただ井の頭線が京王になった経緯はかなり不思議な事情がある。

実はこの路線を作ったのは小田急傘下にあった帝都電鉄という会社らしい。その後、小田急に合併されている。

井の頭線は京王線とは規格が違い線路もつながらない一方で、かつて小田急とは線路がつながっていたなんて話もある。

小田急だったはずなのに今は京王というのはとても不思議だが、その途中に東急を挟んでるのよね。

戦時中、今で言うところの東急・京王・小田急・京急・相鉄は東京急行電鉄という1つの会社だった。

関西でも阪急と京阪が同じ会社だったとか、近鉄と南海が同じ会社だったとか、そういうのと同じことよね。それにしても東急はえらく巨大だったが。

その東急が分離する課程で、元々小田急の路線だった井の頭線をかつての京王と一緒に独立させたのだ。

その見返りに小田急には元々、現在の東急の前身の東京横浜電鉄の傘下にあった箱根登山鉄道、神奈川中央交通の株を独立する小田急に付けたのだという。

なんでそんなことを? と思うわけだけど、京王の経営を支えるという意図があったみたいね。走っているエリアが京王線のエリアとも重なるという事情もあったわけだけど。


そんな事情もあって井の頭線の存在感は京王では独特なもので、走ってる車両からしてずいぶん感じが違う。

京王も自らの路線を京王線と井の頭線に二分して、京王線は相模原線などの支線も包括したものだというし、

1998年までの京王の社名は京王帝都電鉄と井の頭線を建設した帝都電鉄の名前を付けていたという。

一方で他社なのに小田急とは線路がつながっていた時期もあるし、今でも下北沢駅は改札を通らずに井の頭線と小田急の乗り換えができる。

もっとも下北沢駅は連続立体交差事業により地下化されたので、これを機に改札が分離されることが決まっている。

今は地下化が終わったばかりで、新駅舎の工事も途中なので、まだつながったままなのだが、近い将来分離されることは確かだ。


京王としても井の頭線は商売道具として有用だと考えているのではないだろうか?

新・通勤定期券どっちーも (京王)

明大前より西から新宿または渋谷までの通勤定期券に月あたり1000円程度付加することで他方のターミナルでの乗降が可能となる制度を提供している。

これはまさに都心方面に複数のルートを有する会社ならではの制度だ。

近鉄が奈良県中部から大阪市内へ向かう路線として大阪線と南大阪線を有しているということで、

吉野線または高田駅・高田市駅から難波またはあべの橋への定期券で大阪線と南大阪線を選択できる制度を導入しているけど、それと似ている。

もっとも京王の どっちーも は付加運賃が必要で、明大前から新宿・渋谷ともに133円と考えると、週1往復以上活用するぐらいじゃないと元は取れないけどな。

往路は渋谷、復路は新宿とか、それぐらいじゃないと役に立たないよね。安いようで安くない。