世代が変わっても現役であり続けた結果

最近、アセンブラを解読したりしているのは、古い製品の再設計のためなのだが、

チームリーダーからは「さながら考古学だな」と言われていた。

確かに考古学かもしれないと最近思っている。


古い製品というが、だいたい4世代前の製品ですね。

この間に3度のアーキテクチャの変更があったのだが、それでも生き残っていると。

1世代前の製品群が現役のうちはこの製品は現役だと言われており、まだまだ活躍が期待されているという。


なんで古いアーキテクチャの製品が生き残り続けているのかというと、

実はアタッチメント的な役割を果たすために作られた製品だからだ。

当初、6つぐらいの製品でシリーズを構成していた。

その中には製品群のコアのモジュールと密接に関係したものもあったのだが、

そのコアモジュールは世代交代して受注停止、ゆえに関連する製品も受注停止となった。

ところがアタッチメント部は世代が変わっても引き続き使われ続けることとなった。

そのアタッチメントは世代が変わるにつれて、使用頻度は減っていったようだが、今でも少しは需要があるんだという。

最新のアーキテクチャの製品群ではもう使われないが、1世代前の製品群ではまだ現役という扱いのようだ。


というわけで脇役であったがために、アーキテクチャの刷新もされないまま使われ続けていたのが実情のようだ。

機能面などで新しい要求がないから古い製品が使われ続けてるというのは世の中わりとありそう。

ただ、古い製品を作り続けるというのもけっこう大変な話のようだ。

かといって同種の新しい製品がないので、この古い製品を設計変更の上、今後も売り続けるしかないと。

古い世代で完成された製品なので、もはや機能追加とかそういう要請もないんだよね。


なにしろ古い製品、よくわからない機能がいくつかあったのだが、その調査はまさに考古学だった。

調べたところ、使用実績のない機能だったり、2世代前にはもはや使用されなくなった機能だったり。

こういう怪しげな機能をどういう形で取り扱うのかはやや難しいが。