DMARCと組み合わせての対策

迷惑メール対策にはずっと手を焼いているが、最近は質の高い迷惑メールが多い印象である。

JCB Webmasterからのメール

金融機関などをなりすますメールが多いのである。


以前も書いたが、このメールサーバーではDMARCを導入している。

送信と受信のDMARC対応

その上で下記の条件に当たる受信メールはProcmailで別フォルダに送っている。

  • DMARCの判定結果がfailのメール
  • 送信元がjpドメイン以外で、DMARCがpassではないメール

jpドメインでDMARCがnoneを許容しているのはそういう送信元があったからで、

具体的にはゆうちょ銀行があてはまる。え? そこだったの。

SPFもDKIMも付いているのだが、DMARCの設定がされてないという。


ここで別フォルダに送られたメールが全て迷惑メールというわけではない。

ただ、ドメインの信頼性が低いので注意して見なければならない。

けっこう設定ミスでここに入ってしまうメールはあるんですよね。

そういうのはそれなりの見方をしなければならない。

とはいえ、迷惑メールもそこそこトラップされる。


問題はDMARCがPassしてしまう迷惑メールである。

例えば、最近は りそな銀行 へのなりすましメールが何通か届いたが、

risonabank.co.jpから送信したように見せようとはしてないんですよね。

自分で取得した適当なドメインにSPF・DKIM・DMARCの設定をした上で送ってきているのである。

そしたらそのドメインでSPF・DKIM・DMARCが全てPASSになってしまう。

確かにドメインをりそな銀行に偽装はしていないのだが、

タイトルや本文でりそな銀行から送ったように見せていれば、それは立派ななりすましメールですよね。

昔は迷惑メールって言ったら見た目から明らかに怪しかったが、

最近は迷惑メールもかなり巧妙でドメインをよく見ないとわからない。

Fromアドレスの信頼性はDMARCで担保されているが、そこを徹底してチェックできるかには課題がある。


というので、いろいろ観察していたのだがDMARCがpassする迷惑メールは、

cnドメインからの割合がかなり高いことがわかった。

昔はinfoメールとかの迷惑メールが多かった印象だが、だいぶ変わったか。

cnドメインから正当なメールを受け取ることはほぼ考えられないので、

Procmailの仕分条件にFromがcnドメインの場合は別フォルダに格納するようにした。

こうすると受信トレイに入る迷惑メールはかなり減った。

皆無にはなりませんけどね。comドメインとかから届く迷惑メールもあるわけだし。


DMARCによる迷惑メール対策を効果的にやるなら、

取引のある金融機関などのクリティカルなメールが届きうるドメインをくくり出す方がよいのかも。

sbisec.co.jpからのメールでDMARCがpassとなればSBI証券からのメールであることの確実性は高い。

DMARCがfailでSBI証券をかたるメールは怪しいので除外する、

これでも一定の効果はあるが、それ以外のドメインでDMARCをpassにしたSBI証券をかたるメールも多い。

しかし、事前にsbisec.co.jpからのメールは別フォルダに分類できているとすれば、

一般の受信フォルダにあるSBI証券をかたるメールは怪しいとわかる。

で、ドメインを見るとやっぱりおかしいねという。


DMARCの仕組みからするとホワイトリスト方式との相性がいいですよね。

でも、メールの発信元を全て列挙するのは難しい。

なので、だまされたときのリスクの高いものを分類しておいて、

FromとDMARCの情報から、あらかじめ安全ですよとマーキングしておくと。

こういう作戦も考えた方がいいのかもしれないと思った。


昔より楽になった部分はけっこうあるんですけどね。

昔はとにかく数量が届いて煩わしかったけど、数量的には激減している。

ただ、数量は減っても1つ1つの危険性はむしろ増している印象なので、

そこはしっかり対策していかないといけない。

東海道新幹線に関わる新ルール

JR東日本は来年3月から運賃を値上げする。

現状は割安な山手線・電車特定区間含めて、本州3社の中では最も高い水準になる。

JR西日本は環状線・電車特定区間の運賃を統合して範囲を拡大する運賃改定を行うが、

この変更自体は値上げ・値下げ双方あり中立な運賃変更である。

(ただし、同時に鉄道駅バリアフリー料金の適用範囲が広がるのでこの分は増収になる)

これに対してJR東日本は全線値上げ、特に山手線・電車特定区間の値上げ幅が大きい。

信じがたいことだが、利用者の多い関東圏は投資額も大きく費用がかさむとのことである。


あくまでもこれはJR東日本のみで、東京~熱海は在来線を利用する場合は値上げ、

東海道新幹線を利用する場合は据え置き、すなわち在来線より割安となる。

現在はこの区間の在来線・新幹線のきっぷの売り分けは曖昧だが、

今後は明確に指定してきっぷを販売することになる。

多くの場合は気にしなくて良くて、新幹線の特急券と一緒に買えば新幹線経由、

近距離券売機で買ったり、在来線特急券と一緒に買えば在来線経由の乗車券が出る。

今は近距離券売機で買った乗車券に新幹線特急券を付けて乗るとか、

新幹線に乗るために買った往復乗車券の かえり券で在来線に乗るとか、

そういうことも可能だが、来年3月からはそういうことは難しくなる。


それに関連して運賃計算ルールも一部変更があるようで、そのパブリックコメントが出ているという話があった。

東日本旅客鉄道株式会社及び東海旅客鉄道株式会社からの旅客運賃の上限変更(計算方法及び適用方法の変更)認可申請について (e-GOV)

東京都区内・東京山手線内発着の場合のルール変更といわゆる電車大環状線のルール変更からなる。

後者の変更は運賃計算の影響がそこそこある変更である。


東京都区内・東京山手線内発着の場合のルール変更は、

200km以上の乗車券は東京都区内、100km以上200km未満のきっぷは山手線内発着のきっぷとして出る。

これらは東京駅までの運賃で範囲内はどこで乗降してもよいが、

この東京駅までの運賃の決め方に追加ルールを設けるというもの。

東海道新幹線で東京都区内・山手線内に出入りする場合は東京駅まで新幹線、

在来線の東海道本線で出入りする場合は東京駅まで在来線で計算するというもの。

すなわち大阪市内~東京都区内を東海道新幹線経由で買う場合の運賃は従来通りということである。

これで従来通り、品川・東京から他線に乗り換えてよい。


いわゆる電車大環状線のルール変更は、

東京~品川の東海道新幹線は電車大環状線の特例を適用しないというもの。

電車大環状線の特例は山手線周辺の指定区間を通過する場合、

この範囲内のルートを指定せず最短ルートの運賃で計算するというもの。

なお、指定区間には 錦糸町~秋葉原・東京、赤羽~池袋・田端、赤羽~尾久~上野を含む。

例えば、立川方面から新宿を経て東海道新幹線に乗るとすると、

大きくは東京駅で新幹線に乗り換えるか、新宿~品川を山手線に乗り新幹線に乗り換えるかの選択になる。

現在はこれを選ぶ必要はなく、後者が最短ルートなので一律こちらの運賃になる。

実用性は乏しいが、新宿~池袋~東京と回って東京駅から乗るとか、

新宿~錦糸町~品川と回って品川駅に乗るとかしてもよい。

いずれの経路でも途中下車は認められる。これが現在のルール。


在来線・東北新幹線は従来通りだが、ここから東海道新幹線が除かれると、

東京駅から新幹線に乗るか、品川駅から新幹線に乗るかを明確に決める必要がある。

東京駅から新幹線に乗る場合、立川方面~新宿~東京~名古屋方面で運賃計算する。

一方で品川駅から新幹線に乗る場合は、立川方面~新宿~渋谷~品川~名古屋方面 で運賃計算する。

この場合、在来線に限れば従来通りの電車大環状線の特例が適用されるので、

在来線で新宿~東京~品川と乗ること自体はかまわない。


東日本管内と他社をまたがる場合、幹線運賃+東日本加算で運賃計算するが、

品川駅から新幹線だと幹線運賃部分は従来通り、立川方面~品川の東日本加算だけ値上げにになるが、

東京駅から新幹線だと従来より遠回りなルートでの運賃計算となり、

幹線運賃部分が従来より高くなる可能性がある。

これにさらに立川方面~東京の東日本加算が加わる形である。

というわけで思いのほか値上げ幅が大きいかもしれないわけである。


従来のルールがおかしかったのでは? と言われればそんな気もするけど。

横浜~赤羽を上野東京ライン経由で乗るか、湘南新宿ライン経由で乗るか、

こういう列車の都合に合わせて乗り方が変わるのをカバーする特例という側面もあるが、

明らかに不合理なルートが選べたり、変なルールでもある。

あとは在来線だと東京近郊区間の特例でカバーできる部分も多い。

途中下車を認めない代わり最安ルートの乗車券で範囲内のどのルートでも選択できるルールである。

(あえて高いルートの乗車券を買って安いルートを乗ることもできるが合理性はない)

ただ、今まで知らず知らずのうちに恩恵受けてた人は多いんですよね。


さて、ところで東京都区内・山手線内発着の追加ルールを見て、

横浜市内発着だとどうなるんだろう? と気になった人はいないだろうか。

現在は名古屋市内~横浜市内の乗車券は、新幹線経由も在来線経由も同額である。

でも、今後は在来線は熱海~横浜で東日本加算が入り高くなる。

そこで冷静に新幹線で新横浜まで乗車して、中心駅の横浜駅までの運賃と考えると、

あれ? 名古屋~(新幹線)~新横浜~横浜 というルートになるのでは? と。

じゃあ現在、同額なのはなぜ? という疑問が出てくるわけである。


明示的なルールはないのだが、現在は新幹線で横浜市内に入る場合は、

新横浜駅を中心駅とみなして運賃計算が行われている。

このルールはおそらく変わらないので、新幹線経由の名古屋市内~横浜市内の運賃は変わらないとみられる。

前提として、小田原~新横浜と小田原~横浜の営業キロは同じである。

名古屋~(新幹線)~小田原~横浜 と 名古屋~(新幹線)~小田原~新横浜 は運賃計算上等距離、

現在はどちらも同じ運賃表を適用するので同額になっている。

来年3月以降は前者は東日本加算があり、後者は加算なしとなる。

この考えは新神戸駅のある神戸市内にもあてはまり、

新幹線で神戸市内に入る場合は新神戸駅を中心駅とみなして運賃計算をしている。

西明石~新神戸と西明石~神戸、新大阪~新神戸と新大阪~神戸は等距離である。

神戸駅って影が薄いけど、一応は神戸市内の運賃計算の基準駅ですよ。


このあたりはなるほどという感じもあるのだが、

山陽新幹線から大阪市内に入る場合の運賃計算の基準は、

どうも新神戸駅から営業キロで33.1kmの山陽新幹線上の地点らしい。

旅客営業規則第86条及び第88条に係る”仮想大阪駅特例” (note)

在来線経由で西明石~大阪の距離と、西明石から新幹線で上記地点までの距離は同じ、

この地点を基準とすることで、広島市内~大阪市内は在来線経由も新幹線経由も同額になる仕組みである。

同様のルールは「大阪・新大阪」発着のきっぷにもあてはまる。

複乗できるという意味らしい

大阪市内発着にならない姫路より遠方との利用で適用され、典型例は岡山~大阪・新大阪である。

在来線経由だと大阪駅までの運賃で新大阪まで乗ってもよいとなるが、

新幹線経由だと新神戸駅から33.1km地点までの運賃(在来線と同額)で、

新大阪で降りるか、乗り換えて大阪駅まで乗ってよいという意味になる。


東京都区内・山手線内発着の追加ルールはこういう話とは違うけど、

新幹線・在来線を問わず運賃計算上の距離は同じという点は共通する。

東日本管内の加算があるかないかという違いはあるので区別する、

東海道新幹線経由で買えば変わらないという点では理解しやすい。

横浜市内・東京都区内・山手線内で在来線に乗り換える場合も含む。

というわけで難しいねという話だった。


実はこの話に関係して変な話を見つけたのだけど、

東海道新幹線の東京~熱海には適用されないかもしれないので、それはまた気が向いたら。

これだけでも大概混乱する話だが、さらに変な話である。

株式交換後に株式分割が決まる

前に紹介したが、イオンの株式を単元未満株取引で集めていた。

単元未満株式を買う

どうせ単元未満なのだから、毎週○株と積立で買っていて、

イオンモール株から交換された65株と合わせて、100株に到達した。

というわけで、8月末の株主名簿に記載され、株主優待が受けられる見込である。


ただ、実はこの後で発表されたのだが、イオンの株式は1株が3株に分割される。

65株のままだと1単元に満たないので議決権も株主優待もなかったが、

1株が3株に分割されると195株となり、1単元に達する。

新しい制度ではこれで買物金額の1%が還元されるようになる。

あるいは5株買い増せば200株で2%還元となる。


とはいえ無意味というわけではなく、この株式分割は9月に行われるため、

8月末基準の株主優待などは分割前のもので行われる。

株式分割後の株主優待は来年2月末基準のものが最初である。

(ここを基準に定時株主総会の議決権も生じることになる)

また、分割前の100株、分割後の300株は買物金額の3%還元という点では同じである。

というわけで、半年早く株主優待の恩恵があり、その恩恵はより大きいという点でメリットはある。


ただ、イオンモールとの株式交換と分割タイミングが同じにならなかったのかとは思う。

確かにこの株式分割はイオンモールとの株式交換とは無関係である。

理由は投資単位の引き下げのためとだけ書かれている。

ただ、株式交換にあわせて株式分割というのは決して珍しい話ではない。

株式交換で新たに株主となる人が議決権を持てることは重要だからである。

その上で好ましい取引単位は現在の1/3程度というならば、

例えば、イオン株を1株あたり40/13=3.077株に分割してから、

イオンモール株1株をイオン株2株(分割前の0.65株相当)に交換する。

という方法もあったんじゃないかという気はする。


ただ、元々のイオンの株主からすればちょっと面倒ですけどね。

100株の株主は分割後は307株の株主となり、9/13=0.69株相当の現金を受け取る形になる。

株式分割に伴い100株未満の端数が生じ、1株未満の端数を現金精算する必要がある。

端数は配当金と一緒に支払われるだけなんですけどね。

1300株の株主は分割後は4000株の株主となり、端数もなにも生じないからいいけど。


35株買い集めるにもけっこうお金はかかってますからね。

株式分割により議決権を継続して持てることが最初からわかってれば、

また対処方法は違ったかも知れないなとは思う。

この株式分割が発表されたときにはすでに買い増しに着手していたので、

さっきも書いたようなメリットも考えてそのまま実行したのだが。


というわけで間が悪いなと思った話だった。

いろいろ事情はあるんでしょうけどね。

765PRO ALLSTARSの20周年

昨日、書こうかと思って書けなかったのだけど、

この週末、Kアリーナ横浜で「THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS LIVE NEVER END IDOL!!!!!!!!!!!!!」が行われていた。

アイドルマスター20周年を記念して、765PRO ALLSTERS+の13人集まったわけである。

Kアリーナ横浜というと相当な人数が入るわけだが、満員だったよう。

僕は行ってないし、インターネット配信でも見てないけど。


今どき765でそんなに入るんかと気になったのだが、

どうもけっこうな割合の人が765PRO ALLSTARS単独では初めてだったらしい。

13年前、TVアニメ放送後の7thライブとかそれ以前から来ている人は3割にも満たないのでは? と。

ちなみにこの7thライブは僕がアイドルマスターを本格的に知るきっかけでもある。

7年目のアイドルマスター

口コミですね。そこからシンデレラガールズで本格的に踏み込んだわけだ。

このライブは後に映画のモチーフにもなっている。


765PRO ALLSTARSの20年のうち、ミリオンライブが併走していたのは実に12年半にも及ぶ。

アーケードゲームのロケテストとか含めれば、正味20年より長いのだが、

それを考えても半分以上の期間はミリオンライブが共にあった。

ミリオンライブは52人(当初は50人)の765プロの話。

そこには従前からの13人も含んでいるのである。

なのでかつてはミリオンライブに一体化していくのではと思ったが、

実際にはそうならずイベントなどは基本的に別展開である。

とはいえミリオンライブのゲームで動きがあることは大きな要素である。


これが765PRO ALLSTERS単独初めてという人はどこが入口なのかわからないけど、やはりミリオンライブなのかなぁ。

最近でもHOTCHPOTCH FESTIV@L!! 2とかありましたからね。

それとも他のアイドルマスターシリーズなのか。

昔から気になってたけど、例えばシャイニーカラーズで足を踏み入れたので、

それなら765も行ってみるかと、そういう発想もあるにはあるらしい。


実際のところ、765PRO ALLSTARSという観点で言えば、最近はMRライブが多いのはある。

高槻 やよい ・ 水瀬 伊織 twin live “ いつまでもなかよし! ”

こういうのね。真にバーチャルアイドルに近づいているのかもねと。

一方でこの下敷きには長らくアイドル演じる声優がステージに立ってきた歴史があり、

それが終わったわけではなくて、今も何らかの形では続いている。

13人揃うことはなかなかないわけですけど、それでも細々とね。

今回は20年の節目に13人揃ったわけで、これは大きいけど。


昔「プロデューサー」だった知り合いは大概TIFに行ってるよというつぶやきも見た。

TIFってTOKYO IDOL FESTIVALね。今週末にあったんだけど。

それはだいぶ偏ったサンプリングだと思うけど、それも1つの側面である。

13年前に当時にしては破格だった横浜アリーナでの7thライブに熱狂したような人も、

もう大概においては「他界」してしまっているわけである。

「他界」ってファンをやめて他の世界に行ってしまったって意味ですが。

そんな中で新しいファンをどうして集められるかというと、

これはシンデレラガールズとかミリオンライブとかの活躍は大きいと。


比べるものではないのですが、ラブライブ!のμ’sは2016年の「μ’s Final LoveLive!」以降、

リアルイベントに留まらず雑誌などでの展開もほぼ止まった。

別にμ’sがなくなったわけでもないとされているのにである。

765PRO ALLSTARSが未だに単独イベントやるほどなのは異様としても、

ミリオンライブでの展開や、MRライブなど新たなイベントなど、

形態を変えながら続けることができるだけでも価値は大きいんですよね。

当然、それはアイドルマスターシリーズとして続いているからこそですけど。

最近はラブライブ!の方でも考え方が変わって、μ’sも細々動くようになったんですけどね。

玉がないのでジャパンカップへ

ジャパンカップというと最近は日本競馬のチャンピオン決定戦の色合いが濃いが、

そもそも国際招待競走だし、なんやかんやと外国からの参戦はある。

高額賞金に褒賞金に、タダ同然の登録料で興味を引くのは確かであり、

ヨーロッパの有力馬の動向で「ジャパンカップも選択肢に」なんていうのはよく出てくるが、

実際、なんやかんやと言ってこないのは常である。

そんな中では本気度が高そうだと思ったのがフランスのカランダガンである。

キングジョージ覇者カランダガンがジャパンC参戦へ! ダノンデサイル出走の英インターナショナルSは回避 (サンスポ)


なぜかというと、この馬は せん馬 なんですよ。

3歳になる前に去勢されてしまい、これによりダービーなどクラシック競走への出走ができなかった。

このため頭角を現してきたのは、3歳夏以降のことである。

昨年のチャンピオンステークス(ドゥレッツァが出走し5着)で2着となり、

4歳となり、ドバイシーマクラシックではダノンデサイルの2着、

サンクルー大賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスと、2400m級のG1で2連勝、

こうなればやはり凱旋門賞に向かいたいところなのだが、

凱旋門賞の出走条件は「3歳以上牡馬・牝馬」すなわち せん馬は出走できない。

このため、他に目標を考える必要があり、その候補の1つにジャパンカップがあり、

これがどうも有力らしいということである。


2歳・3歳で「牡馬・牝馬限定」というのはけっこうある。

イギリスのクラシック競走はその典型例である。

日本もこれにならい2歳・3歳のG1級レースとその前哨戦の一部は牡馬・牝馬限定としている。

NHKマイルカップも牡馬・牝馬限定なんですよね。

ジャパンダートダービーは元々違ったが、3歳ダート三冠のときに全て牡馬・牝馬限定となった。

唯一、全日本2歳優駿についてはこの制限がない。

一方でオーストラリアやアメリカのように せん馬にことさら制限を設けない地域もある。


一方で 4歳以上馬が出走できるレースの「牡馬・牝馬」限定は少ない。

日本では長らく春・秋の天皇賞が4歳/3歳以上牡馬・牝馬の条件だった。

これはクラシック競走と並んで種牡馬・繁殖牝馬の選定のための重要レースと考えられていたためである。

ただ、国際GIになった翌年の2008年から せん馬の出走も可能になった。

明確な理由はわからないが、2008年からメルボルンカップ優勝馬の天皇賞(春)への招待制が導入されたのと関係があるかもしれない。

(日本競馬は去勢に慎重だが)

だからといってメルボルンカップ優勝馬が来るわけじゃないんですけど。


実際どうなのよと International Cataloguing Standards Book を見るかと思ったんだが、

3(4)歳以上牡馬・牝馬限定という条件はあえて書かれてないんだよな。

ただ、調べた限りではパートIのG1ではフランスの2レースのみのようで、

それが ジャック・ル・マロワ賞 と 凱旋門賞 である。

(ムーラン・ド・ロンシャン賞 も2019年まではこの条件だった)


日本競馬の感覚で言えば、それってそんなに問題かいという話ではある。

日本は現役馬の去勢に非常に慎重で、せん馬の割合は相当少ない。

春・秋の天皇賞が せん馬が出走可能になったところで、未だに せん馬の優勝馬は出ていない。

しかし、ヨーロッパではクラシック競走が終わって4歳になる頃には、

種牡馬としての期待が薄い馬は続々去勢されるのが常である。

オーストラリアはデビュー前に去勢されるのだって珍しくないという。


実際のところ、凱旋門賞は4歳以上が出走可能といっても、3歳馬の割合が多いわけですよね。

20年数えて、3歳牡馬が6頭、3歳牝馬が4頭、4歳以上牡馬が4頭、4歳以上牝馬が6頭である。

そういえば凱旋門賞って牝馬が勝つのをよく見ていた気がするけど、

牝馬には去勢って概念がないので4歳以上でも容易に参戦できるんですね。


凱旋門賞が直面している課題はヨーロッパにおける長距離戦の地位低下である。

凱旋門賞が日本馬を招致したい理由

アダイヤー、ウエストオーバー、フクム、ソットサス……と

ヨーロッパの2400mのチャンピオンが続々種牡馬として日本にやってきているが、

それこそがヨーロッパでのこの路線の地位低下を如実に表している。

そう、凱旋門賞を勝って種牡馬入りしても、ヨーロッパではそうそう需要がないのである。

こうなると種牡馬・繁殖牝馬選定のため「牡馬・牝馬限定」という大義も薄れている。


去年にゴリアット(キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス優勝)が凱旋門賞に転戦できず、

そのことについてオーナーがずいぶん不平を言っていた。

結果としてジャパンカップに転戦し6着、今年も参戦の意向である。

「牡馬・牝馬限定」という条件を見直して欲しいという要望は多々あるようだが、

まだこの条件が改まるには至っていない。

チャンピオン決定戦として考えれば強力な せん馬を排除するのは不適だが、

種牡馬選定レースとしては せん馬が勝っては興ざめと。


日本の感覚では本当にわからない話なんですけどね。

ヨーロッパでは切実な問題のようである。

それでも優勝馬が種牡馬として期待されるようなレースならば大義はあるが、

結局それで行き場を失ったか、向かう先が日本ではねぇと。

まだ日本で活躍の場があるのはよかったかもしれないけど、

地元のダービー馬や菊花賞馬ほどの期待値はないだろう。

というわけで、条件見直しは避けられないように思う。


現時点では誰がジャパンカップに出るのかは定かではないが、

やはり地元の最有力候補はダノンデサイルでしょうね。

今年のダービー馬のクロワデュノールは凱旋門賞だし。

そのダノンデサイルにとってのジャパンカップ前哨戦が今月にイギリスであるインターナショナルステークスである。

実はカランダガンは元々ここへの出走を考えていたが、

最近のレース間隔を考え回避、次はジャパンカップが有力かとなっている。

女子検査に遺伝子検査を導入すると

急な話だなと思ったのだけど。

世界陸連、女子選手の遺伝子検査を導入 (AFP)

今年9月からワールドアスレティックスは女子選手への遺伝子検査を導入するとあり、

すなわち9月に東京で開催される世界陸上では適用される。

というわけで出場選手もおおかた決まっているであろう中で、

こういう検査が新規に導入されてトラブルにならないかとは気になる。


具体的にはSRY遺伝子が存在しないことを確認する検査で、

この遺伝子がある場合、男性の特徴が現れるとされている。

遺伝子的な性別確認としては典型的なものである。

この検査は世界ランキング対象大会で女子種目に出場する場合に必要となっている。

すなわちこの検査でNGとなると、世界ランキング対象大会の女子種目から排除されるということである。

対象外の大会への出場資格には影響しない。


世界陸上が対象なのは明らかとして、どのレベルが対象なのだろう。

【WRk対象競技会:ワールドランキングコンペティション】WAへの競技会申請について (JAAF)

高校生以上が出場する全国・地区レベルの大会は必ず対象となり、

都道府県レベルなどそれ以下でも手続きを行えば対象になりうる。

どこまで徹底して検査が行われるのかわからないけど、

アンチドーピングの「国内最高レベルの競技大会」より広い概念である。

(もちろんドーピングはそれ以外の大会でも禁止事項ではあるが)


過去にも女子競技への出場者には制約を課していて、

1つは「男性として思春期を経験したトランスジェンダー」は女子競技に出場できないというもの。

これは生物学的には明らかに男性なので、そこを明確にしたものと言える。

もう1つはテストステロンの値が高い場合で、これは投薬で下げることが求められている。

ただし、対象となる種目は400m~1600m走に限られている。

このため他の種目に転向するというのが大概のワークアラウンドである。

女子種目に出られなかった2選手、別種目で快走 物議醸す新規定 (朝日新聞デジタル)

投薬によるワークアラウンドは存在するが、24ヶ月以上にわたり値を下げる必要があり、

これに時間がかかるのも理由なのかもしれない。


高テストステロン者への対応が不十分だという話から発展して、

遺伝子検査の導入という方向に向かったのかなという気はする。

ただ、この遺伝子だけで男女の判別ができるという話でもない。

SRY遺伝子が検出されても、女性としての特徴を持つことはある。

決して男性ではないわけである。

もちろんこういう人が女性としては異常な能力を持つことはあるが、

そこの因果関係が立証されているのかはやや疑問もある。


この規定で排除される選手がどれぐらい出るのかはわからないけど。

遺伝子というのはそれ自体は変わることはないものである。

かといって男性ではないので、男子競技に出ればよいとはならない。

男女の別のない種目があればよいが、陸上競技ではほぼないのでは。

となれば、世界ランキング対象外の大会に出場するというのが、陸上競技を続ける道である可能性はある。

ところが都道府県レベルの大会ですら排除される可能性があると。

かなり重い話だと思いますけどね。


これに近い話じゃないのかなと思いましたが。

薬物容認大会「エンハンスト・ゲームズ」への参加を認めず 世界水連、日本水連も (産経新聞)

ドーピングをしてでも世界記録更新を狙う「エンハンスト・ゲームズ」、

参加したり、支持したりした選手、関係者は資格停止、すなわち選手・指導者から水泳界から追放されると。

陸上競技の話だと思ったけど水泳の話か。他の種目も同じだと思いますが。

女子選手という観点では、SRY遺伝子が検出されることとは、

エンハンスドゲームに参加することと同レベルの重罪と読んだ。

廃線を検討する理由はあるが

富山地方鉄道が2区間で行政からの支援がなければ廃線にするという話が出ている。

「結論出なかったら廃線の可能性極めて高い」富山地鉄 今秋に廃線を判断 (KNB)

滑川~新魚津と岩峅寺~立山で前者は以前より検討が行われていた。

後者はわりと急に出てきた気がするが、水面下ではあったか。


この両方、生活路線としての重要性は低いというのが実情である。

滑川~新魚津というのはちょうど あいの風とやま鉄道 と並行する区間である。

宇奈月方面は魚津で乗り換えての利用が中心になっているようで、

この区間の利用状況は悪いが、代替手段はあるので問題ないように思える。

岩峅寺~立山は立山黒部アルペンルートに至るルートということで、

観光客の利用はあるのだが、それ以外の需要が乏しい。

このため冬季は減便され、昼間帯の運転がなくなっている。

沿線の集落をカバーするのには必ずしも鉄道は効率的とは言えないようだ。


そんなわけで行政としても単純に損失補填に応じるかというと難しい。

滑川~新魚津だけならばなくなっても困らないとは言える。

しかし、地鉄の車庫はすべて稲荷町駅にある。すなわち魚津~宇奈月に代替となる車庫が必要ということである。

結果として、残存区間の運行継続にも疑義が付くことになる。

全便運休にして回送列車の運行だけに使うというのも考え得るが、

設備の老朽化という課題もあるだろうから、残すのも金がかかる。

代替車庫の整備より長期的に見ても安上がりならアリでしょうが。


岩峅寺~立山は観光客に負担を求めるのも手に思える。

例えば特急として運行すれば特急料金を払わないといけない。

ところが、そうすると立山発着の特急と岩峅寺発着の普通を分けて走らす必要がある。

で、どうもアルペンルートの観光客も立山との往来に地鉄を使うのは一部で、

それは立山駅に駐車場があるからである。

マイカー規制があるのでここから室堂方面はケーブルカーを経てバスに乗り換える必要があるが、

そこまでは特に問題が無いので自家用車を使うことが多いのだという。

そんなわけで観光客の利用が比較的多いというが、観光客にも見放されつつある実情もある。

ただ、もしもここが鉄道ではなくなると、岩峅寺~立山がバス、立山~美女平がケーブルカー、美女平~室堂がバス、

とバスとバスの間にケーブルカーが挟まれる形になる。

しかもこの区間は並行して道路が存在するため、ケーブルカーの存廃にも関わる話かもしれない。


というわけで、それぞれはなんとかなる話かもしれないが、他への波及性もあるので課題はある。

滑川~新魚津は全面運休はやむなしという感じはありますけどね。

運休区間の線路の維持を支援することで、結果として魚津~宇奈月の運行継続に効果があると。

これは1つの落とし所ではないかと思うがどうだろうか。


岩峅寺~立山は冬季運休で除雪などにかかるコストを削減するのも手かもしれない。

生活路線としての機能はバスで確保した上で、観光客には特急料金など追加負担を求めるような。

そういうシナリオもあるのかもしれない。

立山駅でケーブルカーを乗り継ぐ体制を継続することが、アルペンルートの環境保全につながるとか、

そういう名目をつけて支援するようなことは考え得るかもしれない。

それでもなかなか難しいかもしれないけど。


この手の鉄道会社にはありがちな話だが、バス事業の方が事業規模が大きいんですよね。

ところが乗務員不足もありバス事業の儲けが減っている。

鉄道で代替性がある区間などはバスを減便する動きはある。

高速バスはその最たるものでもある。

そうなるとバス事業からの儲けが減り、鉄道事業に影響があるという形である。

バスの集約にとって重要な鉄道もあるが、滑川~新魚津は代替手段が既存の鉄道である。

岩峅寺~立山はなんとも言えないが、観光客輸送に目処が立てばというところか。

船員手帳は厚かった

昨日、書こうとして時間切れになっちゃったのだが、船員手帳がパスポートのようなデザインになるらしい。

「船員手帳」のデザインを刷新します~1947年以来初めて~ (国土交通省)

そもそも船員手帳ってなんやねんという話ですが。


船員手帳にはパスポートと似たような役割があるというのは観点によっては正しいが、

船員の資格証明書というのが本来の意味らしい。

船を操縦する人はそのための資格が必要だが、それ以外の船員も一定の資格が求められる。

STCW条約っていうらしいですね。


問題はこれらのありとあらゆることが船員手帳に直接記入されていることである。

船員行政手続のデジタル化に向けた取組の状況 (pdf)

ここに船員手帳の写真があるけどぶ厚いんだよな。

この直接記入する仕組みから書類を持参せざるを得ないわけである。

このため手帳の記載事項を減らすことが考えられた。

それならばパスポートと同じような形式にして身分証明を中心とした記載にしようと。

資格証明・雇入関係の情報は国のデータベースで管理し、

船員手帳に記載されている情報からWebサイトで確認出来るようにする。

これにより電子申請で多くのものが完結する仕組みである。


世界的に見てもパスポート状の船員手帳は一般的なようである。

日本の船員手帳は “MARINER’S POCKET LEDGER”となっているが、

この言い方は国によってまちまちみたいですね。

パナマの船員手帳は”SEAMAN’S BOOK”という表題になっている。

パナマ籍の船は数多くあり、各地の大使館・総領事館で発行を行っているよう。

MRPsの様式によっているようですね。(cf. パスポートのTypeの謎)

ただ、パスポートではないのでTypeは IS となっているようだったが。

フィリピンはもともと “Seafarer’s Identification and Record Book” という冊子を発行していたが、

“Seafarer’s Identity Document“というカードと、”Seafarer’s Record Book”という冊子に分けた。

前者はEU諸国が発行しているIDカード同様にMROTDsの様式によりICチップを内蔵しているよう。


そういえばICチップは内蔵されないんだな。

偽造防止という観点では今どきないのかという感もあるが。

元々は船員手帳のカード化も検討されていたらしいのだが、

パスポートのように押印する国もあるとのことで、冊子状に保たれたという。

資格などはWebサイトで確認したものが正で、

身分証明の機能はあるけどどのみちパスポートなど使うだろうということか。

現状の手書きよりは偽造防止は強化されるのでしょうけど。


日本では上陸にあたり船員手帳に押印されることはないはず。

船員が日本に上陸するときには「乗員上陸許可書」というのを発行する。

船・飛行機の乗員は会社から手続きするとこれが発行される。

これとパスポートまたは船員手帳(出入国管理及び難民認定法の規定では「乗員手帳」)があれば、

港のある市町村内など決められた範囲で行動できることになる。

パスポートがない外国人でも船員は船員手帳(乗員手帳)があれば上陸許可が出るが、

実際にはパスポートを持っている船員が多いんじゃないだろうか。

そもそもこのあたりの運用は国による差も大きいわけですからね。

貿易赤字が減る要素なし

EUも結局、日本に似た巨額の投資を行う約束で「トランプ関税」の15%までの引き下げが実現したよう。

トランプ大統領 EUからの輸入品 関税15%で合意したと明らかに (NHK)

ロシアから調達している天然ガスの代替調達という目論見もあり、

アメリカからエネルギーの輸入を大幅に増やす約束をしている。


ところでアメリカが巨額の貿易赤字を計上しているのは明確な理由があって、

それは全世界からアメリカに投資が集まっているからである。

貿易収支・サービス収支・所得収支などからなる経常収支と、投資の出入りを表す金融収支は打ち消し合う関係にある。

近年の日本は所得収支の黒字が大きいため経常収支が黒字だが、これらは外国への投資に向かっている。

その向かう先の1つがアメリカで、日本はアメリカ国債を大量に保有していることが知られる。

アメリカ国債が多く流通していることでUSドルは世界の基軸通貨でいられるわけである。

結果としてアメリカは金融収支での流入を打ち消すように経常収支で赤字を出す必要がある。

しかし、サービス収支も所得収支も黒字、となれば貿易赤字になるしかないんですね。


さて、日本とEUがODAのごとくアメリカに巨額投資をすることになったが、

これは金融収支の資金流入を増加させる向きに働く。

単純に考えればこれは貿易赤字を増やす向きなんですよね。

そうなんですよ。トランプ大統領は貿易赤字に不満を言っているが、

アメリカに世界から投資が集まるということは貿易赤字につながるんですよね。

貿易赤字の削減を目的とするなら悪手である。


一方でほとんどの輸入品に高率の関税が課税されるわけである。

その分は輸入品の価格に最終的には反映される形になる。

このためアメリカは物価高に見舞われることが予測されている。

輸入を減らせばこの影響は軽減できることは確かである。

現実的に難しいとは思うのだが、実際にこれで貿易赤字が減ったと仮定する。

すると金融収支での資金流入を減らす必要がある。

となれば国債などをアメリカ国内で消化する必要が出てくる。

今までは外国の投資家に消化してもらっていたアメリカ国債、

国内での消化割合を増やすには金利上昇は避けられない。


実際にどうなるか見通せないところはあるが、物価上昇と金利上昇は避けられないだろう。

今でも金利が高くてトランプさんは不平を言っているけど、

とても金利を下げられる状況にないのはこの通り。

そういう中でもトランプ大統領の考える重要分野にはじゃぶじゃぶ資金が投入されるのである。

かなり不平が起きそうな予感はしますけどね。


貿易赤字の削減というのは必ずしも目標にはないと信じたいところですが。

しかし、どういう形になるんでしょうね。

結局はインフレで高関税は持たないのでは? という読みはある。

しかし、そう簡単に引っ込めるとも思えないんだよな。

20周年は大阪ドーム

土曜にアイドルマスターシリーズ20周年イベントが行われていた。

外出していたので帰ってきてからYouTubeで見ていたのだが、

その中で「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD 2025」の開催が発表されていた。

会場は京セラドーム大阪である。また意外なところだな。


でもアイマスで大阪ドーム使うのは初めてではないんですよね。

シンデレラガールズが7thライブの中で使っている。

大阪ドームへ行く

幕張メッセ(展示場)・ナゴヤドーム・大阪ドームと3大都市圏を回るものだったが、それぞれテーマが大きく違う。

シンデレラガールズ単独イベントで初めて生バンドを伴ったものであり印象深い。

シンデレラガールズでドーム球場を使うのは今回で4回目、いかにもドームらしいことは去年の6thライブ(西武ドーム・ナゴヤドーム)でもうやった。

(略)ステージはエンドステージのみとシンプル。ドームという広い会場なのに花道もセンターステージもない。

生演奏のよさを引き出すにはこれがよいという決断なのだろう。確かにそれはそれでよいと思う。

振り返って見れば大胆な構成である。


過去にアイドルマスターシリーズの合同イベントは3回やっている。

M@STERS OF IDOL WORLD!!2014、さいたまスーパーアリーナで行われた。

今でこそシンデレラガールズとかミリオンライブがしばしば使っているが、

当時のアイマスにとってはかなり背伸びした会場でもあった。

シンデレラガールズとミリオンライブがいずれも1stライブ前である。

持ち歌も限られる状況で765PRO ALLSTERSの楽曲を借りる意味も大きかった。


翌年、2015年はアイドルマスター10周年である。

アイドルマスターのアーケードゲームの頃から天海春香が「ドームですよっ!ドームっっ!」と言っていたことにちなんだか、

M@STERS OF IDOL WORLD!!2015が西武ドームで行われた。

広い広いドームで迎える10周年

アイドルマスターでドーム球場を使うのはこれが初めてである。

2日開催の1日目は基本的には765PRO ALLSTARSのメンバーのみ、

2日目はシンデレラガールズ・ミリオンライブも加わっての合同ライブという形である。

実際のところ、勢いに乗ったシンデレラ・ミリオンからの動員を借りて、

765プロの10周年をドームで迎えたかったということだろう。

この頃にはシンデレラガールズ・ミリオンライブの持ち歌も増えて、借りる一方という感じでもなくなっていた。


そこからだいぶ空いて、M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023が東京ドームで行われた。

アイドルマスターの合同ライブ

冒頭書いたように当時すでにシンデレラガールズは単独で西武ドーム・ナゴヤドーム・大阪ドームと使っていたし、

2019年のバンナムフェスで東京ドームは使っている。

そうはいってもアイドルマスターで東京ドームを使うことは大きいか。

この間にSideMとシャイニーカラーズが立ち上がったので参加している。

男性アイドルをプロデュースするSideMの出演者はほぼ男性である。

男女混合で歌うとなればこれは制約が大きい。でもやってましたけどね。(略)

むしろSideMの曲を他メンバーで歌う、他作品の曲をSideMメンバーで歌うものが目立った気がする。

使えるものはなんでも使うのがアイマスである。


これらを経て2025年、大阪ドームに集結ということである。

学園アイドルマスターが立ち上がったので、これも参加することになる。

また、vα-liv(ヴイアライヴ)の3人も1日目のゲスト出演という形で、合同ライブもMR時代に突入か。

今回は1日目と2日目で完全に出演者が異なる。

2023のときもほぼ入れ替わりだったが、765PRO ALLSTARSの13人は両日参加だった。

大阪開催で総入れ替えって大変だと思いますけどね。

2日開催で出演者総入れ替えはアイマスではしばしばあるけど、だいたい関東圏ですね。


なんで大阪なのかはよくわからないんですけどね。

シンデレラガールズは単発で大阪とか名古屋・常滑とかでイベントやることは多かった。

植物園と海と大阪城ホール

ただ、なにしろ出演者がすべからず東京を拠点としていて往来が大変なのに、

数多の出演者が2日間総入れ替えという時間的に大変なことをやるので。

会場確保の都合のようにも思えるのだが、どうなんでしょうね。


というわけでとりあえず申し込んだけどどうなるでしょうかね。

2日通し券を申し込んだし、そうでなくても泊まらないとやってられないだろう。

宿のことは全く考えていないが、他の都合も考えながら選ぶのかなと。

前に奈良県に寄付して宿泊券をもらったので、近鉄電車で容易に往来できる奈良県北部が有力か。