原付でも高齢者講習は必要だが

連休の関西滞在中に祖母の家を訪問した。

元気に暮らしているようでなによりなのだが、

その中で話題に上がったのが運転免許の話である。


祖母は原付の運転免許を持っている。バイクを買い物などに使っているようだ。

話を聞く限りは普段の行動範囲は狭いものである。

70歳以上で運転免許を更新する場合には高齢者講習を受けなければならない。

これは原付だけの免許でも例外では無く、かなりの手間だという。


高齢者講習がきっかけで運転免許の更新をやめて返納してしまう人も少なくないと思う。

幸いなことに祖母の家の近所、普段の行動範囲の中に自動車学校があり、

普段使っているバイクを持ち込んで講習を受けられるので、なんとかなっているという。

(原付だけの免許の場合は実車講習はないって出てくるけど)

ただ、認知機能検査と講習の2回、自動車学校に行かないといけない。

これとは別に免許の更新手続きで警察署に1~2回行かないといけないのだから、

近所でもなければようやらんというのも確かなことである。


そこで思ったのは特定小型原動機付自転車のことである。

フル電動で速度が20km/hに厳密に制限されるかわり、

運転免許なしで運転できるので、高齢者講習を受ける必要もない。

そもそも運転に適する健康状態かというのは自己判断ということにはなるが、

それは自転車と同じということになる。20km/h制限だしねと。

実際、高齢者の足として特定原付を活用していきたい話もあるようだ。

ただ、今はまだスクーター型の特定原付のラインナップが少ないのが実情。

キックボード型ではとてもじゃないが高齢者の足には使いにくい。


元がバイクならこういう選択は受け入れられやすいかもしれない。

いや、バイクといっても元が30km/h制限の原付だからというのはあるか。

距離があると特定原付で20km/hでちんたら走っては大変というのはあるが。

元々四輪だとかなり行動範囲が広い人はいるだろうからな。

ある程度の距離があるところはバスや列車、あるいはタクシーと使いわけて、

自分で運転するのは特定原付でも困らない狭いところに留めると。

こういう作戦が成り立てば、特定原付で代替して運転免許を返納するのも手かもしれない。


特定原付というのは制度上はかなりいろいろなものを作れるので、

今後ラインナップも増えてくることは期待できると思う。

実際使いやすいのかというのはまだ試したことがないのでなんとも。

自転車並みのスピードなので車と考えると遅いことは確かだが、

時間に余裕があればそれはなんとでもとは思う。

行動範囲も狭いだろうからフル電動もさほど不利な話ではないだろう。

国民年金保険料を払わない永住者

永住許可が出た後、義務不履行の外国人の永住許可を取り消せるようにする法改正の話が出ていたが、

永住者、税金など未納は1割 厳格化めぐり国が初公表 (毎日新聞)

ある期間に永住許可の出た外国人のサンプル調査で公租公課の未納が1割強あったと。

ただし、そのほとんどは国民年金だったというので、うーんという感じはある。


国民年金保険料の未納率ってどんなもんかご存じですかね?

何を分母、何を分子に取るかによっても大きく変わる数字なのだが、いろいろ計算できる資料があった。

国民年金保険料の納付状況等 (pdf) (日本年金機構)

公的年金加入者6725万人に対し、未加入者が9万人、未納者が106万人、

(未納者+未加入者)/(加入者+未加入者)=1.7%となる。純粋に未納なのはこんなもの。

ただ、納付者713万人のうち年度内の納付率は74%だから、部分的な未納者もけっこういる。

期日通り納めていない人は3割以上いるんじゃないか。それを加えれば4.8%となる。

また、納付猶予230万人いるが、この中には納付しないままの人もいる。

納付猶予だけならば未納とは言わないが、後で納めなければ未納である。

これを加えると8.3%が未納ということになる。


未納の範囲の取り方次第では1割程度というのは平均的なレベルよりやや高い程度である。

ただ、永住許可が出るのは日本で10年以上住んでいて、少なくとも5年は働いて生計維持に問題ない人のはず。

そこまでの人が国民年金保険料の納付率が悪いのは不思議である。

永住許可を出す段階では各種義務の履行状況を確認しているわけだし。

そこで思い出したのが、同一生計の家族のことだった。

永住許可というのは通常、同一生計の配偶者・子に対して一括して出る。

そして、その配偶者・子の生計維持能力は必ずしも問われない。


従来、家族滞在だった配偶者・子にとっては永住者となることで就労などの制約を受けなくなる。

このことは子にとっては親から独立する上で有用だし、

配偶者にとっても活躍の場が広がり、離婚・死別などあっても在留資格の心配はなくなる。

これにより一人前に稼ぐようになる人もいる一方、国民年金保険料を納める余裕もない人も発生しうると。

なぜならば永住許可を受けるときに独立して生計を維持する能力を問われていないからである。


永住許可を取り消されると日本から追い出されるかというと、

その可能性もないとは言えないが、実際には考えにくい。

というのも永住許可が出るということは日本との地縁は相当あるからである。

家族滞在で滞在する子の場合、日本で小学校・中学校・高校と卒業して就職先が決まっていると定住者の在留資格が付与される。

外国人も意外と自由に働けるが……

小学6年~高校3年だと7年、永住者の子ってそれぐらいはあるだろう。

家族滞在で滞在する配偶者の場合、離婚・死別などあれば家族滞在の在留資格は取り消されるが、

日本に住んで5年以上あるような人は定住者の在留資格が与えられることが多いようである。

もちろんこれらの在留資格は犯罪や義務不履行などがある場合は認められにくいが、

日本との地縁が深い場合は認めざるを得ないのが実情ではないかと思う。


このことを考えると永住許可を取り消されたとしても、

よっぽどでなければ定住者の在留資格は認めざるを得ないのではないか。

有期限である以外は永住者とあまり変わらないし、

事情からすればよっぽどでなければ更新を認めざるを得ない。

実効的な効果は乏しく、嫌がらせにしかならないのではないか。

これが僕の読みである。


永住許可の基準を見てみると「素行が善良であること」「日常生活において公共の負担にならず」というのがあり、

これは永住許可に限らず、在留資格を与える上ではたびたび出てくる話である。

これらを満たさなくなれば日本に滞在できなくなるのが基本ではあるが、

元々これらの要件を満たして日本に長期間滞在していた場合は、この部分を緩和せざるを得ないのが実情である。

永住許可が認められるというのは基本的にはそういうレベルの人である。


全体にしては永住者になって社会参加が進むことによるメリットの方が多いとは思う。

こういうメリットをうまく得られるように制度面でも工夫するべきところはあるのかもしれない。

そのためには永住許可が出る以前からの対策も必要なのではないかと思う。

なかなか難しい部分もあるが、うまくやっている人も多いわけですから、

KIPSカードをどうするか

帰りも東名ハイウェイバスに乗って帰宅。

特に渋滞にもひっかからず1日ずらしただけでこんなに効くもんか。


今回の旅行中、考えていたことがあって、それがKIPSカード、PiTaPaをどうするかということである。

実はこれまで使っていたKIPS 三菱UFJ-VISAカードは今年10月に利用停止になる。

これは発行元の三菱UFJ銀行の都合ではないかと思う。

同社はすでにクレジットカードの新規発行を停止している。

グループ内では三菱UFJニコスがクレジットカードの発行をしているので、そちらに集約しているようだ。

で、KIPSカードが使えなくなると付帯するPiTaPaも道連れで、秋に関西に行く頃には使えなくなる。


このような事情もあり、代替としてKIPS MUFGカードへの移行を提案してきている。

三菱UFJニコス発行のKIPSカードへの移行ということである。

所定の申込みを行うと、KIPSポイントは継承されるということらしい。

PiTaPaも移行後のカードに付帯する形で新規に発行することができる。


そもそも近鉄沿線あるいは関西から離れて長いのに、KIPSカードを維持しているのも考え物で、

それでも従来のKIPS 三菱UFJ-VISAカードは年会費が無料だった。

PiTaPaは年1回以上使わないと維持費がかかるが、ショッピングは全く使わなくてもよいと。

PiTaPaを年に1回使うだけならば、達成出来る状況が続いていたので維持し続けていた。

移行後もPiTaPaについては事情は変わらないのだが、クレジットカード側は年会費無料ではなく、

PiTaPa保有者の場合、年に1回以上のショッピング利用がなければ年会費がかかる。

(PiTaPa保有者でなければ年5万円以上の利用が必要なのでかなり緩和されているが)


というわけでそもそもPiTaPaが必要なのかというのが論点の1つである。

ただ、関西であちこち移動するとSuica残高はすぐ尽きてしまう。

オートチャージが効かないからである。

ただ、モバイルSuicaを使えば東日本管内を離れてもチャージはできる。

なので乗るだけならなんとかなるのだが、やはりPiTaPaは便利である。

今回の旅行はいいフリーきっぷもなかったのでPiTaPaでだいぶ近鉄に乗って、

利用額割引も相当な額になるはずで、PiTaPaを使う実利もけっこうある。

今後もこの状況が続くかはなんとも言えないが有用ではあるだろう。


その上でPiTaPa発行だけならKIPSにこだわる必要もないのだが、

今回のKIPSカードの移行キャンペーンではだいぶKIPSポイントが付与される。

これも近鉄沿線でもない人がKIPSポイントをもらっても使うのが難しいのだが。

KIPSポイントの使い方としてはこんなところが考えられる。

  1. 近鉄駅のファミリーマート (1ポイント単位で可)
  2. インターネットでの特急券購入 (特急料金全額をポイントで払えれば可)
  3. 近鉄百貨店・近商ストアなど (1ポイント単位で可)
  4. 特急券窓口での乗車券・特急券などの購入 (事前にクーポン交換が必要)
  5. 近鉄百貨店の通販 (1ポイント単位で可)

5.以外は沿線でないと使い道がないやつである。

今までは少額だったので1.で使っていた。しかし、金額が大きいとこればかりで使うのは難しい。

近鉄特急に多く乗るなら2.でよいが、近鉄沿線に行くのに決まって特急に乗るというわけでもない。

そこで考えたのが4.のクーポンに引き換えて特急券窓口で使う方法である。


昔は近鉄の特急券窓口にKIPSクーポン引換機があったのだが、

撤去されてしまいWebから申し込んで送ってもらう必要がある。

2000ポイントから交換可だが、今回付与されるポイントはそれ以上である。

特急券窓口での支払いに現金同様に利用できるものらしい。

わざわざ乗車券の購入を窓口でやるのは面倒だが、例えば週末フリーパスの購入、

利用開始前日までに窓口に行けることが前提とはなるものの、5000円もドカンと使える。

うまくやればかなり効果的ではないかと思う。

というわけで帰宅してからKIPS MUFGカードへの移行申込みを行った。


年1回のショッピング利用というのはなんとでもなる話だが、

今まで年会費のことに気を払わなくてよかったのが多少なりとも考えないといけないのは面倒である。

(折しもJ-WESTカード ベーシックの年会費で失敗をしたばかりである)

なのでいつまで持たせるかはわからないけど、少なくとも2年はこれで行くでしょう。

その先はまた考えて、KIPSカード継続か、PiTaPaを他のカードに付帯させるか、そもそもPiTaPaをやめるか。

関西各社ではクレジットカードのタッチ決済の導入準備を進めている。

PiTaPa特有の割引はともかく、残高のことを気にせず乗れるという点ではそれも代替策になりうる。


あと、今回のKIPSカード移行で三菱UFJ銀行の口座も必要性がなくなるな。

元々この口座はKIPSカードのために作ったという側面が強い。

大学院入学前、近鉄の定期券の支払いができて、PiTaPaが使えるということで、

KIPSカードの中で年会費完全無料なのはこれだということで選んだのだ。

都市銀行の口座があると便利だろうというのは多少あったものの、

あの地方銀行の口座でも事足りたとは思う。

新しいKIPSカードの引落は他のクレジットカードと同じスルガ銀行にしたので、

クレジットカード(というかPiTaPa)支払用という意義もなくなる。

口座店こそ遠いが、市内にも支店はあるし何か使い道はあるかもしれない。

残高は引き払うかもしれないが、口座解約まではしないかな。

堺市博物館リベンジ

昨日、関空に行く電車で思い出したことがあった。

それが2020年に百舌鳥・古市古墳群を散策したとき、堺市博物館が閉館日だったことである。

巨大古墳をみながら歩く

そうか、月曜日でいろいろな施設が休みだから、古墳に行ってたのか。

そんなわけで、今日はまた大阪にやってきたのだった。


堺市博物館というか仁徳天皇陵古墳の最寄り駅は百舌鳥駅である。

というわけで環状線で天王寺駅に来て阪和線に乗り換えるのだが、

阪和線って環状線からの直通列車と天王寺始発で乗り場が全然違うんだよね。

で、どっちが先やねんと案内を見ようにも改札口の向きにしか表示器がない。

阪和線乗り場の方に歩いて行く途中にも案内はあるが、そこまで行って次は環状線からの電車だと気づくと引き返さないといけない。

不便だなぁと思いながら始発の区間快速に乗る。

百舌鳥駅は通過なので三国ヶ丘駅で一旦降りて後続を待つのだが、

10分以上待たされるので、それなら三国ヶ丘で降りて歩いて行くかとなった。

出口には百舌鳥駅まで乗った方がいいよと書いてあるが、徒歩20分なら勝てるかも。

一応、三国ヶ丘駅は南海にとっては仁徳天皇陵古墳の最寄り駅なので案内表示はある。


古墳の周りを半周して拝所に寄って、道路を渡ると大仙公園、ここに堺市博物館がある。

入口の案内を見るとなぜかイオンカードを見せると割引になるらしい。謎である。

あと「百舌鳥古墳群シアター」の映像を見るだけなら無料らしい。博物館を見る人しか見てなかったけど。

主に現代の空撮映像と、古墳の作り方や出来た当時の姿の再現映像で構成されている。

埴輪とか埋葬のされ方とか、それ正しいんかいと思いつつ見ていた。


この博物館の主なところは古墳の時代の話と、堺が交易で栄えた時代の話である。

仁徳天皇陵古墳の向かい側にあるとはいえ、それだけというわけではない。

とはいえ、やはり大きなテーマである。出土品などから百舌鳥古墳群の姿を紹介している。

驚いたのは宮内庁管理の古墳の出土品が展示されていたこと。

宮内庁蔵で撮影禁止となっているが、このような形で展示されているのは驚いた。

おそらく濠の工事などで発掘されたものではないかと思う。

あと、これも知らなかったんだけど仁徳天皇陵古墳が国の管理になる前に発掘した人がいたようで、

そのときに副葬品のスケッチを取ってたんですね。他の古墳の発掘結果からの類推だけでない部分もあったようだ。

そうはいっても宮内庁管理の古墳(天皇陵、陵墓参考地)は調査が難しいわけで、

それ以外の古墳の調査結果からの推定が多いことは確かである。


もう1つの大きなテーマが中世以降の交易で栄えた堺だが、特に充実しているのが鉄砲である。

そう、堺は火縄銃の生産が盛んだったので、鉄砲がずらりと並んでいた。

堺で鉄砲を生産していたのは必要な輸入品の入手が容易だったからだという。

ところで現在の堺泉北港はほぼ工業港で貿易港としての意義は薄いが、

これは江戸時代に鎖国の影響で外国貿易が長崎に集約された影響らしい。

大和川付替で港の機能が低下したなどの要因もあるのだが、一番の問題はそこだったらしい。


大阪へ戻るのは百舌鳥駅から。各停のみ停車で天王寺までに追い抜かれるので、後続の区間快速に乗り換える。

新今宮で降りるので環状線直通を引ければよかったが天王寺で乗り換えて1駅。

ここでもまた不便だと思ったのは環状線外回り(西九条方面)の乗り場のこと。

構造上の問題で環状運転と大和路線・阪和線直通で乗り場が違うのである。

これも改札口に向けられた案内表示を見て選ぶ必要がある。

往復とも不便な乗り継ぎだった。


新今宮駅で降りて、前も右もパチンコ屋かよと思いながら堺筋を上がる。

あまり使うことはないが日本橋の電気街に行くのに使われるルートの1つである。

だから新今宮まで乗りたかったと。運賃も安かったので。

そんなこんなでいろいろ物色して帰ったのだった。


関西滞在も明日まで。

といっても明日は午前中は仕事で、午後には帰路につくので実質今日までだが。

中之島と関西空港

今日の最初の目的地は大阪・中之島、行き方はいろいろあるけど上本町六丁目からバスに乗る。

そして天神橋バス停で下車、すると中之島公園の東端に着く。

まぁ東端にこだわらなければ北浜まで堺筋線に乗ればいいんですけどね。


中之島公園を歩いて行くとバラが綺麗だった。

周りは高層ビルに囲まれた中で、川と公園と大きく開けているのは不思議な景色である。

そんな中之島公園を進んで堺筋が見えてきたところで大阪市立東洋陶磁美術館に到着。

どうも最近までリニューアル工事をしていたのだが、今年4月に再開館、

リニューアルオープン記念特別展……それ所蔵品展では? と思うのだが値段は1600円、ご祝儀価格だな。


それはそうとして、この美術館は大学院時代に来たことがある。

当時にしてもいろいろ古ぼけたところはあったが、陶磁器を展示するということでユニークな仕組みもある。

今回のリニューアルでは最新式のLED照明への置き換えなどで、だいぶ観覧しやすくなった。

この美術館は安宅コレクションと李秉昌コレクションで多くが構成されている。

というかこの美術館が安宅コレクションの大阪市への寄贈がきっかけで作られている。

いずれも朝鮮陶磁を中心としたコレクションで大変充実している。

この美術館のユニークな仕掛けが外部から自然光を取り入れられるショーケースがあること。

陶磁器は色が肝心、一方で耐久性が高いので紫外線などで褪色することは考えなくていいはず。

なので1部屋だけ自然光を取り込んで鑑賞できるようにしたわけである。

自然光もそれはそれで難しいけど、本来の色はこういう色だと知ることは出来そう。


中之島公園はそろそろ終わりだが、このまま中之島を進んで、国立国際美術館に。

本来はここでコレクション展を見るつもりだったのだが……

なんと工事で展示室内で漏水が起きたため中断になったそう。

作品への被害はなかったので、それはよかったんだけど。

どうも大阪中之島美術館との連絡橋の工事に関連して、長期休館していて、

再開した矢先にこうして被害が発生してしまったらしい。全地下式の美術館の苦しみか。

地下3階の特別展「古代メキシコ」はやっていてOKパスポートで見られるならとさらっと見てきた。

盛況だったが、これ国立国際美術館でやるネタかなぁ。(東京だと東博でやってんだよね)

コレクション展が見られなかった分はコレクション展の券を配っているようだが。

OKパスポートの有効期間は長期休館中の分と漏水による中断分が延長されるとは思うのだが、

大阪だけ延長されても、京都を含む他館では効力がないはずで、結局意味ないんだよなぁって。


中之島を去ってやってきたのは南海難波駅、ここから空港急行に乗って関西空港へ向かう。

荷物を持った人が多いのだが、みんながみんな空港まで乗るのではなく、岸和田とりんくうタウンでの下車もそこそこ。

空港にやってきたといっても飛行機に乗るためではなく、そしたら飛行機を見るためかって、

第1ターミナルビル1階のリムジンバス乗り場の端から展望ホール行きのバスに乗る。

なんと無料、30分間隔なのだが長蛇の列ができていて、なんとかバスに収まった。

展望ホールは徒歩では往来できないところにあるのでバスか自家用車は必須。

そこに無料の送迎バスがあるだけでありがたいが、展望ホール自体もタダである。

そんなわけで人がごった返していた。カメラを抱えた人がしこたまいた。

滑走路の端に近いのだが、こうしてみると関空は本当に単通路機が多い。

Fedexの貨物機を見て「うわっ、デカイ」となるぐらい。

プライベート機や海上保安庁のヘリコプターという珍客もいたが、ここら辺は小さいな。


そこそこで戻って第2ターミナルへ。とりあえずは無料の連絡バスで。

第2ターミナルは国内線はPeachのみ、国際線も3社のみ。ゆったりしてるのはいいかも。

ただ、売店やレストランの貧弱さは残念ですよね。

第2ターミナルの隣接地にある「KIXそらぱーく」で強風に吹かれながら着陸する飛行機を見る。

遠いから迫力に欠けるのはあるな。双眼鏡でも持ってればよいが。

しばらく見たところで歩いて空港駅に戻る。歩道を歩けば空港駅にたどり着けるのだ。

これ逆向きは知らないと難しいんですけどね。第2ターミナルからなら歩道を歩けばたどり着ける。

島を渡る部分では飛行機を近くで見ながら渡れるのも面白ポイント。


そして第1ターミナルへ。2階は国内線出発、チェックインカウンターの横の蓬莱のレストラン兼売店で土産物を買う人の列がずらり。

国内線の横というのもあるけど、ほぼ日本人だな。検疫のこともあるので外国へ持っていくのは難しいだろう。

2階のレストランはコンパクトにまとめられているが便利そうだなと思った。

3階はほぼ何もなくなって、4階の国際線出発階、やはりここは人が多い。

長い列を成しているところをみると、関空に乗り入れるLCCの多様さに驚く。

そして、そういうところは自動化が進んでいないようで、みな列に並ぶようだ。

自動荷物預け入れはがらんとしていた。使える航空会社の便と時間が合わなかったからかもしれないけど。

チェックインの省人化というところではまだやることは多そう。

保安検査場が狭くなっているので、それで混雑するのは仕方ない面はある。

工事が完了すれば緩和されるはずなのでそれを待つしかない。


そんなこんなで大阪に戻ってきたら思いのほか遅くなってしまった。

本当はこの後に行きたいところもあったが明日に回すこととして、

また明日も大阪へ行くのである。しかも和泉にも行くのである。

ウェリントン市場って何だ?

5月2日の早朝、為替レートが一気に変動して、これは為替介入か? と話題になった。

実際、3億円ぐらいの介入をしたんじゃないかと言われている。

日本は約3.5兆円の為替介入実施した可能性、日銀当座預金見通し示唆 (Bloomberg)

これは先月29日に1ドル160円を超えた後ぐらいに行った介入と一連のものだと言われている。


このとき「ウェリントン市場」ということがちょっと話題になった。

実際、財務省の神田財務官は以前にこんなコメントを出していた。

24時間態勢なので、ロンドン市場だろうが、ニューヨーク市場だろうが、ウェリントン市場だろうが、関係ない。過度な変動が投機によって発生すると国民生活に悪影響を与えるので国際ルールにのっとって対応していく

(財務省 神田財務官“24時間態勢で対応” 介入有無の言及避ける (NHK))

東京に対するロンドン、ニューヨークはともかく、ウェリントンって何だ?


そもそも外国為替市場というのは株式市場のような市場があるわけではなく、

銀行間の取引、インターバンクの取引が集まるところを指している。

そして日本円に関わる取引だからといって日本でのみ行われるわけではなく、

世界各地の金融都市でこのような取引は行われており、24時間どこかでは取引が行われ続けている。

で、取引量として多いのはニューヨーク、ロンドン、日本、香港、シンガポールと言ったところである。

わが国の外国為替市場の動向と特徴 ― 2022 年 BIS サーベイ(取引高調査)を踏まえた整理 ― (pdf) (日本銀行)

日本円について言えば、ロンドン・東京・ニューヨークが多くを占めるが、

最近はシンガポールでの取引も多いとのこと。


ただ、24時間の取引体制という点では上記に挙げた都市だけでは穴が開く。

というので、下記の市場でリレーが成立するというのが定説としてあるようだ。

  • ウェリントン 日本時間5時~13時
  • シドニー 日本時間7時~15時
  • 東京 日本時間9時~17時
  • シンガポール・香港 日本時間10時~18時
  • ドバイ 日本時間15時~23時
  • ロンドン 日本時間18時~翌2時
  • ニューヨーク 日本時間21時~翌6時

為替の世界で1日のスタートはウェリントン市場のオープンらしい。

ウェリントンはニュージーランドの首都、日本よりは少し東である。

取引量としてウェリントンやシドニーはそこまで大きいわけではないのだが、

日付変更線の関係上、月曜日の朝がやってくるのが早いことと、

ニューヨーク市場のクローズと東京市場のオープンの間を埋める役目があるそう。

神田財務官がウェリントンを例に出したのは24時間体制の象徴ということだったのかもしれない。


もっとも実際の介入はニューヨークで行われたっぽいこともさっきのニュースに書いてあるが。

米CMEグループが電子メールで質問に回答したところによると、ドル・円は同社のプラットフォーム(EBSスポット取引)上で米国市場の取引が終了する日本時間2日午前6時までに420億ドル(約6兆5200億円)余りが取引された。このうち約8割を占める332億ドル余りが午前5時から6時の間に行われた。

ニューヨーク市場の閉まりかけのところに駆け込みでドカンとやったと。

いずれにせよ取引量が少ないところを襲ったというのは確からしい。

29日の介入にしても日本の休日で取引が少ないところでやっている。

介入原資にも限りがある中、介入の可能性をちらつかせ続けるには余力を残しておきたく、

そんな中で少ない資金で大きな効果を得る方法を考えたのだろうと。


とはいえ、金利差の問題はいかんともしがたいところである。

アメリカにとっては高い金利を維持し続けないとインフレがひどく、

日本にとっては低い金利を維持し続けないと経済の冷え込みの懸念がある。

日本とアメリカは特に極端で、世界の他の通貨と比較しても、円安・ドル高である。

このような金融政策を続けることには欠点もあるが、上記の事情から仕方ないものと考えられている。

過度な動きをけん制するために介入したが、長期的な動きはいかんともしがたいところである。

実際、新しいNISAで外国の株式に投資する人が多いわけですからね。

こういう動きが重なるとどうしても為替レートも円安に振れざるを得ない。


どこまでが投機的が動きなのかはなんとも言いがたいところはある。

ただ、1ドル160円に達した流れは日本が連休に入って取引が減る中で、

投機筋の動きが大きくなったというのはあるのだろう。

で、まさか連休に介入するもんかというところを狙ってきたわけだから、

神田財務官の言うところの「24時間態勢」で叩いた。こういう言い方はできるのだと思う。

纏向遺跡と平城宮跡

今日は奈良へ向かうことは決まっていたが、単に奈良に行っても面白くない。

とやってきたのは三輪駅、大神神社の最寄り駅まで来て参拝しないわけにもいかない。

天気もよいので参拝者は多かった。が、ここが目的地というわけではないので早参り。


本当の目的地は大神神社から国道に向かって歩いて、その国道沿いすぐのところにある桜井市立埋蔵文化財センターである。

名前からすればよくある市町村レベルの博物館だが……

桜井市の立地を考えれば、その展示物というのは相当なものである。

まず弥生時代の大福遺跡などの話から始まる。

銅鐸のリサイクルをしていた遺構なんてのもあって、送風管なんて出土品もあり、なかなか先進的である。


ただ、やはりその次の時代、纏向遺跡というのが大きいですよね。

一説には邪馬台国か? と言われる遺跡だが「極めて強い政治的な意図のもとにつくりあげられたマチであると考えられています」と紹介されている。

これまでの弥生集落とは異なる日本最古の都市という言い方ができる。

この地にこの時代の古墳が多くあるのも、それだけの地位の人がいたということである。

その首長の居館の姿が発掘調査により明らかになったことが2010年頃に報じられた。その模型が置かれていた。

最後の方には藤原京の話が出ていたが、藤原京の北東は桜井市にかかってるんですね。

藤原京の規模を明らかにするというところで細々と調査を進めているようだ。


とてもじゃないけど市町村レベルの博物館とは思えない情報量である。

桜井市で発掘調査をしているから、こういう形で展示されてるんですけどね。

まだ謎は多いのだが、このあたりが日本の歴史上、重要な土地だったことはある程度確からしいように思う。

そんなわけで纏向遺跡の実地を見てみようということで、国道を北に歩いて行く。

このあたりは立派な三輪素麺工場が目立つ一方、ひなびた店も多い。

歩いて行くと何か山のようなものが見えてくる。これが次の目的地、箸墓古墳である。

ただものではない大きさだが、一説には卑弥呼の墓と言われており、それにちなんだ看板もあった。

「ひみこの庭」なんて無料駐車場があって変な感じがする。

この古墳は宮内庁が「孝霊天皇皇女倭迹迹日百襲姫命 大市墓」として管理している。

天皇・皇后以外の皇族を埋葬するところは墓というので墓である。

拝所も設けられており、天皇陵と同じような構造で立派である。

時代的にも前方後円墳としては古いものだという。そういう要素だけでも価値があるな。


そこからさらに北に向かって歩いて行くと、桜井線の巻向駅が見えてくる。

ここからさらに進んで……小特以外の自動車通行止めという踏切を渡る。

すると左に何か柱が刺さった広場が見える。

ここが纏向遺跡辻地区である。ここがさっき書いた首長の居館の遺構が見つかったところ。

この発見の後、ここは史跡に指定され、遺構展示がされるようになった。

そんなに大きいものではないが、何らかの意図を持って建物が整然と並べられたことは見て取れる。


で、一通り見たところで奈良行きの電車の時間をみたら3分後。

駅のホームは目の前に見えているが、電車に乗るには踏切を渡って回り込んで改札へ行かないといけない。

というので小走りで駅へ向かったらなんとか間に合った。

桜井線は概ね30分に1本、そこそこ本数はあるが逃すと痛い。

そうしてJR奈良駅に到着。けっこう人が多い。観光客らしき人も多い。

昼食を食べて奈良公園に向けて三条通りを歩いて行くのだが、案外人が多い。

奈良公園に行くのにJR使う人もけっこういるんだなと思ったが、どういう意図なんだろう。

他の場所、例えば法隆寺とか宇治とかとハシゴするためにJRというのが一番納得感があるのだけど。


ただ、やっぱり近鉄で来る人の方がケタ違いに多く、東向商店街からドサーっと流れ込んでくる。

そんなこんなで奈良国立博物館に到着。特別展「空海」を見る。

まぁ来てる人はどっちかといえば年配者が多いのだけど。

本館のロッカーに荷物を置いて、地下回廊から新館に行くと、外に行列が出来ていてびっくり。

ただ、これはチケットを買い求める人の列だったので、すでにプレミアムカードを持っている僕はスルーして改札へ。

正倉院展に比べたらガラガラだけど、普段の奈良博を思えば大混雑である。

小中学生の観覧を意識したか、ワークシートがあったり、

「いのりの世界のどうぶつえん」のときのキャラクタ(いつのまにか「ざんまいず」と名前が付いていた)の解説が付けられたり。

連休期間に家族で空海が伝えた密教を学ぼうという意図があったんだろうか。


展示物は重要文化財(国宝)だらけである。

曼荼羅の展示は前期後期入れ替えなので、これはリピーターも多そうだなと思った。

そういえば去年に神護寺に行った時(cf. 1日券で京都を北から東へ)に曼荼羅の修理をした話を聞いたけど、

その曼荼羅の現物ってこれだったのかと。かなり綺麗になってましたね。

仏像の展示も立体曼荼羅という意図が伝わりやすいように工夫されていた。

最後は高野山の話があれこれ、その中で高野山では1日2食、空海に食事が届けられているという話があった。

昔、高野山に行ったとき、時間の都合行けなかった奥の院だが、

ここの地下に空海は籠もって亡くなったとされている。(入定って書かれてるが)

密教を日本に伝えた空海が最後に行き着いたのが高野山だったということを表すエピソードの1つである。


奈良博を出てどうしようかと思ったところで、やってきたのが大仏殿駐車場。

ここから ぐるっとバス に乗れば平城宮跡に行けることに気づいた。

ぐるっとバスのメインルートである大宮通りルートは15分に1本走っているが長い列。

ドアの開閉にも困るような満員で出発していった。

実はこのバス、運賃100円である。市内循環など他の路線バスが250円なのに対して圧倒的に安い。

そのことを意図したか意図せずか、近鉄奈良駅まではぎゅうぎゅう詰めだった。

なぜこのバスは100円なのかというと、このバスは奈良市役所や国道24号線高架下の駐車場のP&Rと組み合わせて使うことが想定されているからである。

放送でも「駐車場へお帰りの方は」と言っていたし、そこでの乗降は確かに多かった。

それであらかた降りたところで 朱雀門ひろば で下車。なんかやたらと賑わってんだが。


平城遷都1300年祭の頃は仮設建物があったような覚えがあるが、

それも撤去され、その後にこの一帯がいろいろ整備され、その中で交流拠点として整備されたのが 朱雀門ひろば である。

大音量で音楽が響いてるから何かと思ったらアイドルのステージだったらしい。

なんか平城宮跡のイメージが変わったなぁ。

朱雀大路を挟んで反対には「平城宮いざない館」という展示施設が。

平城宮の往時の姿がわかる展示施設で、これだけの展示施設が作れるぐらい平城宮跡の発掘が進んでるんだなと驚く。

藤原京とかまだ発掘途上の部分が多いし、それこそ今日見てきた纏向遺跡とか謎だらけである。

この発掘調査の成果が現れたものの1つが復原建物である。

最近完成した大極門を見るのは初めてかな。全部完成するとどう見えるのかな。


奈良県内も見所いろいろあるんですけどね。

なかなかこういうのを思いついてやるかというと難しいところはある。

でも今回の旅程はわりと当たった気がするな。

まんだらけのいる高島屋

今回の滞在期間唯一の平日ということで、向かったのは京都。

京都は混雑を避けることが難しいので、平日に行かないと困るだろうと。

そんなわけで近鉄電車に乗って竹田・烏丸御池と乗り換えて東山三条へ。

東山三条で降りる人はわりと多くて、出口を出て地図をまじまじ見る人も。

地下鉄を利用する人も増えてるのかなぁ。


今日は日本画をたくさん見たな。

それは京都国立近代美術館の「没後100年 富岡鉄斎」もそうだし、

京都国立博物館の「雪舟伝説」もそうである。

本物の雪舟筆もあるが、偽の雪舟筆(実際は模写だったりする)とか、自称雪舟の後継者の絵とか、

写真がなかった時代にはそういう形で伝承されて行っていたってことなんだよなぁ。


と、その間に四条界隈を経由しているのだが、そこでの話。

四条河原町交差点についてドンと目に入ったのは高島屋だが、

「Takashimaya S.C.」とみて、そういえば増築棟ができたんだなと気づく。

専門店ゾーンができたことで「京都高島屋S.C.」という名前になったのである。

で、前に東京・秋葉原に行った時にまんだらけのビルに「まんだらけ京都へ進出」と書かれていたのを思いだした。

ここに「高島屋」と付記されていたのだが、その高島屋はここのこと。

えっ? まんだらけが高島屋に入居? と気になってしまうが一体どんな光景なんだろう。


交差点に近い入口から入って、フロアを上がっていくと、古くさい百貨店だなという印象を受ける。

実際、主たる部分はかなり古いのかもしれない。

この高島屋京都店は全国的にも売上の多い百貨店の1つである。

いかにも百貨店らしい高級品を並べては、それを買い求める人もちらほら。

で、店内の案内を見ると「T8(専門店)」という案内がある。

これに沿って進んでいくと、増築部に入居する専門店に到着する。

既存部分=百貨店、増築部=専門店が基本のようだ。

もともと高島屋の売場が入居していた四条通沿いのビルを壊して増築棟にした形である。

四条通から見ると高島屋が連続して見えるようになったように思えるが、実際には少し欠けた部分がある。

シカタビルというビルが間に挟まっているが、実はここに入居しているグッチも高島屋の売場である。


話は戻ってT8に入居している まんだらけ の話。

4階というのは百貨店で言えばメンズファッションということか。T8との連続性はイマイチだが。

T8内のエスカレータを降りて まんだらけ の真っ赤な店が見えると 中野ブロードウェイ を思い出す。

中もそんな感じである。さすがに分野ごとに店が分かれてたりはしないけど。

かなり古くさい本が並んでいる中に新しい本が織りまぜられていたり、まんだらけ らしいのかな。

このフロアはT8の中では趣味、特に古物にフォーカスしている。

他に入居しているのが中古レコード店、ブランド品などの買取専門店ですからね。


T8の中で最大の目玉は7階に入居している「Nintendo KYOTO」である。

これを見ると大丸に入居するポケモンセンターが思い浮かぶが、それと同じだろう。

というかNintendo OSAKAは大丸梅田店に入居しているし。

地下1階は食品、百貨店の食品売場とわりと連続感はある。

阪急河原町駅に直結しているが、一部は駅の通路に面する形で出店している。

1階は化粧品・食品が入り混じった感じ。入口付近にNintendo KYOTOがあることになっているが売場ではなくモニュメントがあるだけ。

2階は婦人服か、百貨店も婦人服なのでここは合っている気がする。

3階はもう少し広げてファッションという感じで、New Balanceなどスポーツ色もある。百貨店は婦人服売場である。

4階はさっき書いたように古物。

5階は蔦屋書店、子供用品やスポーツ用品の売場に隣接している。他の百貨店でも書店が置かれやすいフロアだ。

6階も蔦屋書店だが、こちらは書店ではなくギャラリーがあったり文具を置いたり。

百貨店では雑貨類や美術品などということで、わりと連続的かも。


果たしてT8という専門店ゾーンが高島屋にとって効果的なのかはよくわからない。

百貨店という形ではなかなか入居させにくい店を集めたんだろうけど。

「まんだらけ京都へ進出」と見て、むしろ今まで京都になかったことに驚いたが、

そういう店をいろいろ集めたって感じなんだろうな。

百貨店の形が大きく変わるという印象はなく、あまり変わり映えしないのが実情ではないか。

もともと伝統的な百貨店で上手く行っている店ですから、そこはあまり変えなかったんだろう。

あまりおもしろい話はないんだが、これが新しい高島屋ということである。

ETC専用料金所をヤクザが使う方法

朝からイトーヨーカドーでクーポン使って調味料とおにぎりを購入。

帰宅して、荷物に買ったおにぎりを入れて、家を出て東京駅へ。

いつものように東名ハイウェイバスに乗って名古屋へ向かった。

この路線ではかなり久しぶりの夜行仕様の3列車だった。

別に昼行バスで3列である必要はないと思うんだが……実態としては夜行バスの回送ですけどね。


最近は高速道路で元々現金も使えていた出入口がETC専用になることが増えている。

東京駅発着の東名ハイウェイバスが利用する霞が関入口もそうだよね。

都市高速は現金での利用が不利な料金制度なのでETCなしは元々不便だが、

出入口ともに料金所がある一般的な高速道路ではETCなしでも、条件次第ではさほど悪くないのだが、

料金所のETC専用化というのは郊外の高速道路でも導入されつつある。


そんな中で物議を醸した話がこれ。

高速6社「暴力団員もETC使わず走行可に」 憲法違反の訴えに反論 (朝日新聞デジタル)

一般的にETCの利用にはクレジットカードが必要だが、

何らかの事情でクレジットカードが作れない場合でも担保を差し入れてETCパーソナルカードを作ることができる。

ところが暴力団員となるとその手段すらないので、そんな状況で料金所のETC専用化が進んだら、

実質的にヤクザは高速道路が使えないということになりかねないという話である。

このことについての高速道路各社の主張はこの通りだという。

誤進入車を誘導するサポートレーンを使えば、パソカのない暴力団員でもETC専用の出入り口を通れる


今のところサポートレーンには従来使っていた通行券発行機や料金収受機が残っていることもあるが、

今後はそういうのもなくなると思われるので、後払いということになる。

ETCレーンに誤進入してしまった場合、インターホンで指示を受けて通してもらうことになるが、

料金の支払いができていないので、後で料金所事務所などで支払い手続きをすることになる。

サポートレーンもそれと同じで後で料金所事務所に行ったり、振込などで払うという形になる。


果たしてヤクザがサポートレーンで後払いにした料金を払いに来るのか?

という疑問はあるが、そこで警察に捕まっては面倒なのでそこは払うのでは?

ただ、この仕組みは高速道路会社にとっても事務負担が重いんですよね。

ナンバープレートなどで自動判別して、請求書を送るような仕組みも検討されているようだが、

まだ決定的な方法がないということで、料金所のETC専用化はゆっくり進められているのが実情である。


別にヤクザだけが理由ではないんですけどね。

でも、そういう使い方も高速道路の正しい使い方であると高速道路会社が言っていることは大きいですよね。

果たしてどうなることやら。