関空経由神戸行きの大型貨物機

神戸空港にエアバスの巨大貨物機ベルーガSTが飛来した。

神戸にエアバス「ベルーガ」到着 シロイルカ2度目の大型ヘリ輸送 (Aviation Wire)

目的はヘリコプターの輸送のため。この中にヘリコプターが2機入っている。

神戸空港にやってきたのは エアバスヘリコプターズ の事業所があるため。

このため大型貨物機はしばしば神戸空港に飛来しているという。

地方管理空港である神戸空港の意外な一面である。


ただ、この飛行機、神戸に来る前に関西空港に一旦立ち寄っているのだ。

わずかな距離を飛び直して神戸に到着するという面倒なことをしている。

なぜこんなことになっているのか?

おそらくは通関のためだろうと言われている。

神戸空港は国際線が乗り入れる想定がない空港ですから。


輸出入ということについて言えば、日本の港は開港と不開港に分けられる。

開港には京浜港・阪神港などが列挙されている。

空港については開港ではなく税関空港という呼び方をするが意味は同じ。

近畿圏では関西空港が唯一の税関空港である。

外国貿易船は開港に入出港するのが原則である。外国貿易機も税関空港を離着陸するのが原則である。

しかし、不開港出入許可を取れば外国貿易船(機)が入出港(離着陸)することはできる。


ただ、直接不開港に向かうと、出入国・検疫・税関といったものが揃わない。

このような事情もあり、不開港で荷扱いをする船は開港に寄って手続きするのが一般的だという。

船の場合は開港にしばらく停泊して海上で手続きをしてしまえばよい話。

ただ、飛行機は一度着陸が必要なのが難点である。

外国と往来する飛行機が不開港の空港を絶対に使えないのかというと、

そんなことはなくて神戸空港にもプライベート機が飛来することはある。

事前に関係機関との調整が必要だが、出張対応も可能である。

ただ、簡易な手続きで済む手荷物の通関とは事情も違うのだろう。


神戸空港は空港としては不開港だが、海港としては開港である阪神港神戸区の一部である。

なので神戸空港に外国貿易船が発着することは可能で、

実際、液体水素国際輸送の実験が神戸空港島で行われているという。

水素サプライチェーン構築実証事業(海外から液体にした水素を船で運ぶ実証) (神戸市)

なのに外国貿易機の発着は通常認められていないのが神戸空港である。

空港内に保税蔵置場を設けて、そこで通関手続きをすればできそうな気もするけど、

ヘリコプターの輸送なんてそこまで頻度はないんだし、関空で飛行機に乗せた状態で通関手続きをする方が楽なのかも。

(船に乗せた状態で通関手続きを行うことを「本船扱い」といい、ばら積み船や巨大貨物などで活用されているという)


ところでなんで神戸空港にエアバスヘリコプターの事業所があるんでしょうね?

そもそも神戸空港は神戸市の手で土地造成・空港整備が行われた空港である。

空港の整備費は土地の売却で賄うという話だった。

ただ、開港時にはレンタカー店の土地が売れた程度だった。

全体としてだだ余りの神戸空港の土地だが、そこに目を付けたのがユーロコプターだった。

ユーロコプターは後に社名変更してエアバスヘリコプターズとなっている。

空港なのでヘリコプターの離着陸に適しているのは言うまでもないし、

元々伊丹空港に拠点があったので近隣での移転・拡張なのもよかったのだろう。

(川崎重工業と提携関係にあるのもこの立地の背景かもしれない)

日本の民間・官公庁向けヘリコプターの半分以上はエアバスヘリコプターが占めているという。

神戸空港はまさに日本のヘリコプターの整備・修理・訓練の重要拠点である。


なお、神戸空港は新しいターミナルビルの整備計画が動き始めていて、

その中では国際線対応の設備を整備する予定である。

関西・伊丹・神戸の3空港の経営は関西エアポートグループに統合されている。

3空港の分業を考える中で神戸空港への国際線就航という話が出てきたようだ。

どのような国際線が就航するのか? まだ見通せない部分もあるけど。

しかし、こうして国際定期便が就航すれば税関空港になる可能性が高い。

そうするとヘリコプターを積んだ大型貨物機が神戸空港に直行する日も来るのかも知れない。

ケンタッキーダービーに3頭参戦

先週末、アメリカでケンタッキーダービーが行われた。

“The Most Exciting Two Minutes in Sports”(スポーツの中で最も偉大な2分間)とも言われるが、

今のアメリカ国内での競馬の地位ってどんなもんよとか、

日本を含む外国での注目度はどんなもんよとか気になるところはある。

アメリカ競馬ではブリーダーズカップよりはるかに注目度が高いことは確かですが。


そんなケンタッキーダービーに日本馬が3頭出走するかもしれなかった。

1頭は補欠からの繰り上がりで、繰り上がりの報から少しあって1頭回避になったので、

最終的には2頭になったのだが、一時的に3頭が出走可能だったことは確か。

どうやって日本から3頭もアメリカ競馬の3歳チャンピオン決定戦に送り込めたのか。

そこにはアメリカ競馬との交流の歴史がある。


まず、デルマソトガケ、日本の2歳ダート王決定戦である全日本2歳優駿の優勝馬である。

これはドバイワールドカップデーに行われるUAEダービーに参戦、優勝したことによる。

このUAEダービー参戦には3歳のこの時期に2勝以上したJRA所属馬にとって国内で走れるレースが乏しいという背景がある。

そんな馬にとって招待レースのサウジダービーとUAEダービーは大きなチャンスである。

UAEダービーは “Road to the Kentucky Derby”の対象レースになっている。

アメリカ国内のご当地ダービーと同じ扱いになっていて、

優勝馬に与えられる100ポイントはケンタッキーダービーの出走権確定となる。

このルートは日本からケンタッキーダービー出走の王道ルートである。


次、コンティノアールだが、残念ながら直前で回避となった。

この馬もUAEダービーからの転戦だが、UAEダービーは3着だった。

ポイント加算されるが、これだけではケンタッキーダービー出走はできない。

なんでそれでアメリカに渡るのかと思ったら、“Japan Road to the Kentucky Derby”により出走権が得られるからだという。

“Japan Road to the Kentucky Derby”ができたきっかけは2016年にUAEダービーをステップにアメリカ三冠完走した ラニ にあるという。

2017年から日本国内のレースだけでケンタッキーダービー出走権が得られる仕組みができた。

ポイント最上位の馬に出走権が与えられ、上位4位以内は繰り上がり可能。


対象レースにカトレア賞(500万下)が条件戦ながらに含まれているのはラニの戦績を参考にしたから?

後にカトレア賞 あらため カトレアステークスはOPクラスとなっている。

コンティノアールはこのカトレアステークスを優勝している。

サウジダービー・UAEダービーに選定され転戦してきた。

“Japan Road to the Kentucky Derby”のポイントにアメリカ(UAEダービーもアメリカ扱い)でのポイントを加算できるルールがあるそうで、

カトレアステークス1着・UAEダービー3着で計40ポイントで3位となった。

だからそれより1~2位の馬が出走しなければ出走可能なのだが、

1位こそが全日本2歳優駿・UAEダービー優勝で計120ポイントのデルマソトガケである。

しかし、デルマソトガケはアメリカでのポイントで出走確定なので、

“Japan Road to the Kentucky Derby”は辞退扱いとなり、コンティノアールの出走がかなったという。

結果的にはドバイからの輸送後に歩様が乱れ、これが回復しないということで直前回避となったが、こんな形で挑戦権を得ていたのである。


補欠で出走がかなったのがマンダリンヒーロー、なんと大井所属である。

これは 特別区競馬組合(TCK)とサンタアニタ競馬場の提携関係による。

TCKは地方競馬としては国際交流に積極的で、特にダート競馬の本場ということでアメリカとの提携に力を入れてきた。

そんな中でサンタアニタ競馬場と協定を結び、交換競走の実施などしてきた。

その協定には大井所属馬にサンタアニタダービーの出走枠が与えられるものがあり、

ハイセイコー記念1着、雲取賞2着などの戦績から出走権が得られることとなり、遠征を決断したという。

出走枠が与えられるだけでなく、輸送費などはTCKの負担というのも大きい。


マンダリンヒーローはここまで南関東ローカルのレースばかり走ってきた。

初めて他地区所属馬と走るのがアメリカのG1というのは珍事である。

果たしてアメリカで通用するのか疑わしいものだが、なんとハナ差の2着という結果。

サンタアニタダービー2着だけの戦績だとケンタッキーダービー出走は怪しいが、

補欠には入れそうだし、ダメでも三冠2戦目のプリークネスステークスには走れるだろうと。

こうしてアメリカで待っていたのだが、だんだん繰り上がって出走がかなったと。


結果はデルマソトガケが6着、マンダリンヒーローが12着だった、

デルマソトガケは日本の2歳ダート王としての挑戦で期待していたのだが、

やはりアメリカの一線級と戦うとなかなかかなわないなという結果。

ケンタッキーダービーの賞金は5着までしか出ないので6着とは悔しい。

とはいえ、名誉ある挑戦ではあったと思う。


来年から大井の3歳ダート三冠がスタートすることで、

JRA所属で2勝するとダートで走るべきレースがない時期はなくなる。

また、東京ダービーをはじめとする三冠レースの評価も高まるだろう。

こうするとケンタッキーダービーへ向かう流れは途絶えるかもしれないが、

特にJRA所属馬がUAEダービーから転戦する流れは続くと思う。

  • UAEダービーの賞金は1着58万USドルと高額であること
  • 羽田盃・東京ダービーと地方開催の前哨戦は当面はJRA枠が少ないこと
  • UAEダービーはアメリカ勢が手薄で日本勢が上位に入りやすいこと

など考えたとき、UAEダービーを走るメリットはあり、

そこで勝てば帰国よりケンタッキーダービーへ向かう方が結局よいと。


将来的には東京ダービーをケンタッキーダービーに並ぶ権威のあるレースにしたいけど、

当面はそれどころではないというのが実情である。

今回のデルマソトガケとマンダリンヒーローを見てもわかるけど、日本のダート競馬はそこそこ強いと思うんですよね。

まだ日本国内のダートレースの国際的な評価は道半ばという感じだが、

もうすでにそれなりの内容には達しているという感じはする。

全体的な賞金水準は日本の方がはるかに高いしね。

今回のケンタッキーダービーに向けた一連の挑戦は将来につながる内容だと思う。

春秋制がよいか秋春制がよいか

あまりサッカーには詳しくないのだけど、最近こんなニュースを見る。

Jリーグが秋春制移行案を初公表!! スケジュールなど概要判明、年内に正式決議へ (ゲキサカ)

Jリーグのシーズンについて、現在は春開幕・秋閉幕(これを春秋制と呼ぶ)であるところ、

AFCチャンピオンズリーグなどの国際的な制度変更も踏まえて、秋開幕・春閉幕(これを秋春制と呼ぶ)に移行するという話らしい。

ただ、過去にも話はあったが実現していないことにはそれなりの理由があるとも。


現在のJリーグは2月中旬に開幕、12月上旬に閉幕となっている。

一方、ヨーロッパでは8月中旬開幕・翌5月中旬閉幕など。

これはサッカーが冬のスポーツであると考えられているということで、

暑い夏は試合を行わず休みにできるということで、秋春制となっているという。


日本こそ夏は暑いのだが、かといって真冬にサッカーをやるのは難しい面もある。

というのも日本は日本海側を中心に雪が大変多いからである。

J1だけ見ても札幌・新潟なんていうのは冬はサッカーどころではない。

(札幌ドーム自体は屋根があるが、サッカー用の芝は平時は屋外にあるし、なにより練習ができない)

これらのチームは2月の開幕時点ではホームで試合をやるのは大変。

また、学校のスケジュールとの相性がよいのも春秋制のメリットという。

学校卒業者がシーズン最初から参加できること。

学校の夏休みに集客できるなど、興行上のメリットもある。


雪の問題は致命的だが、これはウインターブレイクを設ける方法で打開できるといっている。

ヨーロッパのリーグではシーズン中に2~4週間程度、試合のない期間があるという。

これはなにかというとクリスマス休みのことですね。

イギリスのプレミアリーグはクリスマス期間もずっと試合をやっているが、

その代わり2019/2020シーズンから2月頃に2週間の休みが入るようになったそう。


これを雪対策につかうという考えは日本でもWEリーグで取り入れられている。

そう、日本でも女子のプロサッカーリーグは秋春制なんですね。

2020年創設ということで、最初から国際整合を考えたということである。

(ただ、従来から存在する なでしこリーグ は春秋制で現在も続いている)

10月開幕で翌1月上旬まで試合をしてウインターブレイクに入る。

3月上旬に再度開幕し6月中旬閉幕となるという仕組みである。


この方法ならばJリーグも移行はできそうだが、

試合数が違うのでもう少し開幕を早くして8月上旬になるという。

8月上旬だとまだ暑いので暑さ対策という理由は弱いなと思う。

あとは現状でもシーズン始めには雪の影響があるのに、影響が受ける期間が数週間増えることになる。

試合のない期間に暖地でキャンプが必要になるのはどっちも同じだが、

ウインターブレイク開けしばらくもキャンプを続けるとなれば大変かも。


シーズン中に長い休みが入るのが興を削ぐかもという話はあるが、

WEリーグでは皇后杯の試合を1月に入れることで試合が途絶える期間は短くしたという。

ただ、これはなおさら降雪地のチームにとっては厳しい話だと思う。

結局は暖地で試合を多くやるという話にしかならないんだよなぁ。


冒頭に書いた AFCチャンピオンズリーグ(ACL)はちょうどこの前、

浦和レッズ vs アル・ヒラル の決勝が行われ、浦和レッズが1勝1分で勝利してアジア王者となった。

サウジアラビア代表チームはほぼ アル・ヒラル であるというのはよく知られた話で、

これは同国の国際大会での強さにもつながっており、先のワールドカップではグループリーグで後の優勝チーム、アルゼンチンに勝利している。

(他2試合で負けてるのでグループリーグ敗退で終わっているのだけど)


今シーズンのACLは変則日程だったのだが、元々は東アジア側の春秋制を採用していた。

2019シーズンを見ると、2月にプレーオフ、3~5月にグループリーグ6試合、

ここからはトーナメント制でホーム&アウェイで2試合ずつ行い、

ラウンド16が6月に2試合、準々決勝が9月に2試合、準決勝が10月に2試合、そして決勝戦が11月に2試合となっている。

ACLに参加するチームはこれをJリーグの試合と並行して行っている。

週末にJリーグ、週中でACLという日程はかなり過酷である。

かつては賞金も安かったから「罰ゲーム」なんて呼ばれていたそうだが、

現在は賞金は高くなったが、負担が重いことは確かである。


西アジアでは元々ヨーロッパと同じ秋春制だったり、

オーストラリア(2006年からAFC)は春秋制だが、南半球なのでヨーロッパと時期が揃っている。

そんなことを考えればACLは秋春制に移行するのは理由があるなと。

来シーズンから秋春制に移行するACLの日程は、8月プレーオフ、9~12月グループステージ、2~5月決勝トーナメントと。

Jリーグからの参加チームはグループステージ~決勝トーナメントの間でチーム体制が変わることになる。

グループステージで敗退すれば関係ないし、ACLに参加しない大半のチームにとってはそもそも関係がない話である。

ACL自体は秋春制移行の理由としては弱いのはその通りかなと。


むしろ国際試合という点では、FIFAインターナショナルマッチカレンダーがJリーグのシーズンとのかみ合いが悪いのが問題とも。

FIFAインターナショナルマッチカレンダーで定められた期間には、

ナショナルチーム編成のため、メンバーがクラブを離脱することを認めなければならない。

日本ではJ1リーグが当該期間は休みとなる。(J2以下は試合が行われる)

世界共通の日程なので、この期間に国際試合を行うならば、外国のクラブに所属する選手も呼べるわけですね。

これが2025年からは3月に2週間、6月に2週間、9~10月で4週間、11月に2週間となる。

これの何が悪いかというと9~10月はJリーグのシーズン末にあたる時期で、

ここで主力選手が長期間代表チームに取られると大変だということである。


そもそもこのFIFAインターナショナルマッチカレンダーがヨーロッパ中心でるという批判はあるそうだが、

それはそうとしても国際試合がその日程で行われることは変えがたく、

そこに合わせるにはヨーロッパの日程に近づけたほうがよい。

WEリーグでできてるならJリーグでもできるんじゃないの? というのも一理あるし、

降雪地のチームは現状でも不利があるのを自力で埋めているので、

制度変更に合わせて冬季キャンプの費用補助など導入されればむしろ改善かもしれない。


ただ、夏休みの試合数が減り、長いウインターブレイクとか、興行面で気になるところも多い。

日本国内の事情だけ言えば、夏の暑さはともかく、気候や世間のカレンダーとの整合性も高い春秋制を続けたいのはあると思う。

あとはどこまで国際整合を考えるかというところですね。

春秋制でも全く整合できないわけではないし、それで長年やってきたのがJリーグでもある。

そこが悩み所なんでしょうね。

厚さが規格外の定形外郵便

Redmi Padの導入に関連して充電器を整理することにして、

不要になった充電器をメルカリに出品したら早々売れた。

中古ということはあるけど安いから売れますね。


それで発送しようとしたのだが、これは厚さ3cmには入らないなと。

充電器そのものがピッタリ3cmで、段ボールで養生すると超過してしまう。

出品の段階でそういうこともあるかもしれないと思っていたけど、

なんとかいけるんじゃないかなと思ったんだけどダメですね。

というので、定形外郵便の規格外サイズで発送である。


定形外郵便の規格外は端的に言えばポスト投函が難しいサイズということである。

かつての定形外郵便は3辺合計90cm以内・長辺60cm以内を満たせば重量だけで料金が決まった。

寸法によってはポスト投函できず、不在なら持ち帰りになっていたが、

軽いのにポスト投函できないと割に合わないわけである。

この対策として規格内・規格外で料金設定を分けることにしたと。

規格外は従来より割高な料金が設定されるようになった。


今回は100g以内なので規格内なら140円のところ、規格外だと220円となる。

そんなに高くはないんですよね。

ポスト投函が難しいので他の手段だとそんなに安くはならない。

ただ、定形外郵便の規格外サイズは過去の料金設定の経緯もあり、

やはり軽ければ安いんですよね。

手持ちの切手で対応することもあり、規格外の料金も許容できたわけである。


ただ、ポスト投函が難しいというのは発送時のポスト投函も難しいということ。

この問題については郵便局のゆうゆう窓口の横にある「ポスト」に投函する方法で対応した。

ここだと5cm厚ぐらいまでは入る。

どうせ超過するならと厚さ方向にもエアパッキンを入れたので4cmぐらいの厚さになったが、これぐらいなら通る。

一部の大型投函口ポストだと7cm厚まで入るけど、これこそ貴重である。

なければ郵便窓口に持参するしかない。ここが面倒である。


定形外郵便の規格外サイズは今回が初めてだったが、

定形外郵便なら規格外サイズになるゆうパケットは発送したことがある。

最大サイズ以上の荷物と最小サイズの郵便

変形判の本をゆうパケットで発送しようとしたら幅25cmを超過していて、スマリボックスに投函できなかったという話。

ゆうパケットのサイズ規定は長辺34cm以内・厚さ3cm以内・3辺合計60cm以内なので、

正方形に近い荷物だと幅25cmを超過してポスト投函が難しい。

このときはLoppiを使ってレジから発送として打開した。

ゆうプリタッチがある郵便局の窓口から発送するのがスムーズでしょうね。


また、レターパックプラスで厚さ3cm超のものを受けとったこともある。

公社時代に生まれたサービスだったか

レターパックプラスは配達は手渡し前提なので、ポスト投函の必要はないが。

ただ、ポスト投函できないサイズだとポストからの発送はできない。

(もちろん今回のように郵便局内の「ポスト」などに投函できることもある)


厚さはあるが、全体として小さいこともあり、

長3封筒に段ボールで養生した商品を入れる方法で対応した。

封筒の上下にエアパッキンを入れて、養生した商品が封筒の中央付近で安定するようにしている。

そうしないと封筒の中で商品が暴れて封筒を破りかねないので。

(実際、通販で買った商品が封筒をそのように破って届いたこともある)

長3封筒って定形外郵便の発送にも使うんですよね。

郵便の最小サイズ(14cm×9cm)を考えると、これぐらいあった方がよいという事情もある。

Redmi PadがQuick Charge 3.0なわけ

昨日、Redmi PadがUSB PDに対応していないという話を書いたが、

XiaomiにもUSB PDに対応している製品はあるらしいのに、なぜこれは対応していないのだろう?

と気になって調べていたが、全体的にXiaomiの高速充電方式は特殊らしい。


このあたり調査している人がいた。

Samsung・Xiaomi・OPPO・vivo・Huaweiの急速充電規格メモ (HanpenBlog)

独自の充電方式を持っているメーカーとしてSamsung, Xiaomi, OPPO(と傘下各社), HUWAEIを挙げている。

このうち、Samsungについては過去は独自方式(Samsung AFC)を使っていたが、

現在はUSB PDに整合した方式に移行しているので、今は昔。

残る3グループはいずれも中国メーカーである。

というので総じて言えば中国メーカーの充電方式は要注意という話になる。


調べてみるとXiaomiは独自の高速充電にこだわりのある会社でもある。

120W Xiaomi ハイパーチャージ (Xiaomi)

現在の最新機種ではスマートフォンに120Wでの充電ができるという。

Xiaomi 12T Proでは19分で100%充電というすさまじい数字が書いてある。

USB PDでも以前は100W(20V×5A)給電が最大で、そこまで使うのは一部のノートPCに限られた。

現在はUSB PD EPRで240W(48V×5A)まで拡張されたが、まだ活用されていないのでは?

そこを越える高速充電がXiaomiには存在していることらしい。


ただ、一方でXiaomiは高速充電の切り替え技術は既存のものを活用しているよう。

この方式が27W以下はQuick Charge 3.0、30W以上がUSB PDらしいと。

今回、Redmi Padに付属していたACアダプタには下記の表示があった。

Output/出力: 5.0V 3.0A/9.0V 2.23A/12.0V 1.67A/10.0V 2.25A Max

なんか若干怪しい表記があるけど……

タブレットの仕様には「18 W 高速充電」の記載があるし、18W相当なのかね。

これについて言えばQuick Charge 3+の刻印がある通りですね。


一方の30W以上についてはUSB PD準拠の方法で切り替えを行っている。

ただ、それでもACアダプタの出力はType-Aなんですよね。

おかしくね? と思うわけだが、実は専用ケーブルに第5の端子が付いていると。

第5の端子こそがUSB Type-CのCC端子のことであろうということ。

POCO F3 充電仕様調査 & 付属ACアダプター・ケーブル仕様調査 (HanpenBlog)

さらに充電器と端末のネゴシーエションも対応機器同士でないと制限があるらしい。

とはいえ、30W以上の高速充電に対応したものであれば、USB PDを認識する仕組み自体は存在するということで、

このため充電器の能力をフル活用できる保証はないが、USB PDでの高速充電自体は可能なようだ。


USB PDの方式を使いながらUSB PDに完全に準拠しているとは言えないのはXiaomiだけでもないけど。

よく知られた話としてはNintendo Switchの充電器があるけど。

USB PDでは定格出力に応じて対応するべき出力電圧・電流が規定されているが、Switch付属の充電器はこれを逸脱している。

ただ、Xiaomiの場合、ケーブルの形状からしておかしいし一体何が何なのかと。


昨日も書いたんだけどUSB Type-Cの規格ではUSB PD以外での昇圧は認められていない。

移行期にはQuick Charge 3.0でType-C接続というものはあったそう。

しかし、GoogleがAndroidならUSB PDを使えという指示を出したのもあり、

多くのメーカーではUSB PDへの一本化が進んでいったという。

QualcommとしてもQuick Charge 4というUSB PDと互換性のある方式を提案している。

しかし、あえてQuick Charge 4対応と銘打っているものは少ない。


もし、追加で充電器が欲しければ正攻法としてはXiaomiの充電器を買うべきで67Wと120Wのものが販売されている。

いずれも付属のケーブルと組み合わせて使うべきである。

Quick Charge 3.0とUSB PDの両対応ということなると思うが、

充電先がXiaomi以外の場合はその出力をフルに生かせないと見るべきだろう。

そもそもRedmi Padの場合は18W高速充電というスペックなので、67Wでも明らかにオーバースペックである。


よくわかんないことが多いんですけどね。

まず1つが他のスマートフォンが30W以上の高速充電に対応する中で、

Redmi Padが18W対応であるということ。

18Wが不足とは思わないけど、バッテリー容量は他より大きいのにと。

Xiaomi Pad 5については33W対応らしいが付属する充電器は18W仕様とのこと。

ちなみに中国版(小米平板5)のスペックは下記の記載だから、Xiaomiの33W充電器対応でUSB PDも何らか受け付けそう。

OUTBOX 33W 充电器,支持PD QC充电协议
(OUTBOX 33W充電器、PD・QC充電プロトコルに対応)

いずれにせよXiaomiにしては高速充電に期待していないことは読み取れる。


もう1つがやはり未だにQuick Charge 3.0を使っていると言うことだよね。

確かに18WならQuick Charge 3.0対応の充電器はまだ数が多いし、

これをType-Cに形状変換してつなぐのは規格不適合としても実害は少ない。

Xiaomiは昔からこの規格を使ってきたから、充電器側は互換性のため継続せざるを得ないのかもしれないが、

機器側までUSB PD全盛になっても未だに使い続けてるのはどうなのと。


HUAWEIは日本で新規に購入する人は少ないだろうからおいておいて……

OPPOはY!mobileでも取扱があるので確認してみたのだが、

Y!mobileとしては汎用のUSB PD充電器を使うことを推奨しているよう。

OPPOにはVOOCという独自の急速充電技術があるのだが、

日本では18Wまでは汎用的なUSB PDでよいと考えているようだ。

OPPO Find X3 Proのスペックを見るとこういう記載がある。

65W SuperVOOCフラッシュチャージ/PD(9V/2A)/QC(9V/2A)/PPS(最大30W)

独自方式のVOOCとUSB PDの併用で、USB PDだと18Wまでに制限される。

(この機種はUSB PDでもPPS対応なら30Wまでいけるらしいが)

日本ではVOOC対応の充電器を積極的に販売していないようなので、

それならUSB PDで18W給電でいいんじゃないということだと思う。

Xiaomiもそういう考えでやってくれればよかったんだがなぁ。

Xiaomiのタブレットを買う

もう4年前の話になるのだが、HUAWEI MediaPad M5というタブレットを購入した。

かつてはAndroid搭載のタブレットPCもいろんなメーカーがやっていて、

7~8inch程度のものを Nexus 7→ASUS MeMOPad→LG-V480 と渡り歩いてきたが、

この当時、AndroidタブレットというとHUAWEIぐらいしか選択肢がなかった。

とはいえHUAWEIはコストパフォーマンスに優れる製品を多く揃えていたから、これはこれでよかった。

ただ、この後HUAWEIはGoogleに締め出しを食らうことになる。

以後、HUAWEIが新規に発売する端末ではGoogleサービスが使えなくなった。


既存の端末については問題ないものの、HUAWEIで買い換えるという選択肢はなくなった。

Google締め出し後のHUAWEIはHarmonyOSという独自OSを搭載するようになり、

これはAndroidアプリが一部動作するので元々Google Playが使えない中国大陸ではあまり困らないという実情もある。

ただ、日本でGoogle Playが使えないのはやっぱり困るんですよね。

すぐに代替策は決まらないと、できるだけ使い続ける方向でやっていたが、

さすがにバッテリーの劣化や、ストレージ容量の逼迫などの課題も多くなり、

Android 9から更新されないというのも将来的な心配がある。

なので、今年に入ってとうとう代替方法に検討に入ったわけである。


HUAWEIが締め出されたのと入れ替わるようにAndroidタブレットに新規参入するところが出てきた。

Lenovoが代表格ですか。ただ、Lenovoは決め手に欠けるなとも思っていた。

Androidにこだわらなければ、iPadシリーズも選択肢に入る。

サイズ的にはiPad miniがよいが、AndroidからiOSへの乗換は考えるべきことが多い。

アプリはiOSでもほぼ提供されていると思うが、確認が必要である。

あとAndroidだとmicroSDが付くものが多く、データ移行やストレージ容量の柔軟性が高いが、iPadでは内蔵ストレージのみ。

iPadはよいタブレットPCだと思うが、解決するべき課題は多い。


そんなわけでAndroidでの移行が本線だなということで、

大型のスマートフォンも場合によっては選択肢になるかもしれないと、

いろいろなメーカーを調べたのだが、そこで行き着いたのがXiaomiのRedmi Padである。

Xiaomiは中国を中心に世界展開しているが、日本参入は2019年と後発。

XiaomiはもともとタブレットPCを作っていたが、2018年発売のMi Pad 4から長らく止まっていた。

2021年にXiaomi Pad 5として久々にタブレットPCを発売した。

そして、この廉価版として昨年Redmi Padを発売している。

このRedmi Padが僕が求めていたものにかなり合っていることに気づいて購入した。


Redmi Padは画面サイズ10.6inch、なので従来のMediaPad M5より大きい。

サイズは大きくなったが重さはそこまで変わらない印象。

片手持ちのサイズではないと思うが、片手持ちでもそこそこ使える。

読書用途では横向きで見開き表示がよくフィットする。

2タイプあるが、RAM 4GB+ストレージ128GBの上位タイプを選んでいる。

これでお値段4万円、Yahoo!ショッピングで5のつく日合わせで買って7000円ぐらい還元されるけど。


箱に”with easy access to the Google apps you user most”って書かれていて、

これはHUAWEIを意識してるんだろうなというのはさておき。

従来あったのに付いていない機能というのはどうしても気になるもので、

まず指紋認証がないと。顔認証あるいは暗証番号入力が代替手段。

家の中なら顔認証で十分スムーズだからいいか。

(Xiaomiもスマートフォンでは指紋認証を付けているので念のため)


それよりなにより気になったのがUSB Type-CでUSB PD対応のACアダプタと接続しても「高速充電」にならなかったということ。

付属のACアダプタはType-Aの端子が出ていて、これをType-Cに変換して接続すると高速充電になる。

HUAWEIもType-A出力の専用ACアダプタを添付していたので同じなのだが、

MediaPad M5はUSB PDで接続しても同等の急速充電ができた。

しかし、Redmi PadはUSB PDでは明らかに充電スピードが遅い。

付属ACアダプタとPD対応ACアダプタで75%からの充電時間を比較したが、

付属ACアダプタの2.4倍ほどの時間を要する有様である。

付属ACアダプタの出力(20Wmax)から推定するに、USB BC(5V×1.5A)相当での充電になっている可能性が高い。

PDどころかType-C標準の5V×3A出力ですらないという。そりゃ遅いわ。


ACアダプタの銘板を見ると、Quick Charge 3+のマークが付いていることに気づいた。

Quick ChargeはQualcomm独自の急速充電規格である。

スマートフォンの充電手段がUSB Type-A~microBであった時代から使われている規格である。

Quick Charge 4からはType-C接続を前提としてUSB PDと互換性を持つようになった。

Type-C接続になった時点で急速充電はUSB PDを基本とするべきだが、

一部にはType-C接続ながらQuick Charge 3対応というものが存在するそう。

(USB Type-Cの規格ではUSB PD以外での昇圧は認められていないのだが)


そういえばUSB PD対応で買ったモバイルバッテリー、Type-Aの端子にQuick Chargeのマーク付いてたよなぁと思いだした。

モバイルバッテリーのType-A端子にRedmi Padを接続すると「高速充電」の表示になった。

というわけでRedmi Padの高速充電はQuick Charge 3相当らしい。

なので条件を満たせば汎用品でも高速充電に対応できそうだ。


今どきUSB PD非対応というのがびっくりだけど、そういうのもあると。

確かにPD対応とは一言も書いてないからな。(HUAWEIもそうだったけど)

8000mAhという大容量バッテリーを備えていることも選んだ理由であって、

そうすると高速充電が使えないのはかなり痛い。

家では付属の充電器をなんとか設置して使えるようにしようと思うが、

出先では古典的なUSB BCで耐えるのか、何か別のものを用意するか考えないといけない。

Quick Charge 3対応なら探せば買えますけどね。


というわけで充電のことは大きな落とし穴だったが、基本的によいと思う。

昔はこのサイズのタブレットは重くて持てないという感じだったが、

これぐらい軽くなればこのサイズの方が目的にはマッチしていると思う。

スマートフォンの大型化もあってか、タブレットPCの人気が無くなって長いが、

僕にとってはどうしても手放せない存在である。

読書に限れば安価なものもあるけど、多目的に使いたいのもありますから。

飛び地路線に他社中古車?

西武多摩川線という路線がある。

JR中央線の武蔵境駅から分岐し、西武の路線としては飛び地になっている。

砂利輸送のために作られた路線で、合併により西武鉄道になった経緯がある。

多摩川での砂利採取自体がとうの昔になくなっており、現在は中央線の支線として通勤・通学・レジャーと活用されている。


多摩川線は西武の路線として飛び地だが、大がかりな車両点検は池袋線の車両基地で行われている。

貨物列車として武蔵境駅~新秋津駅を輸送するという方法を取っている。

西武鉄道多摩川線の車両交換、たぶんほとんどの人が見たことないはず…全線開通100周年で動画大公開! (鉄道ホビタス)

1往復で搬入と搬出をやるという方法なんですね。

この都合、一時的に2編成が離脱する期間が発生する。

(これに加え、池袋線内の牽引車として同型1編成が必要になる)

機関車に付けて運ぶためには連結器の交換も必要になる。

ただ、それでも車両自体を運べるならそれが一番効率がいいんでしょうね。


そんな多摩川線では今も古めかしい車両が走っている。

いや、西武新宿線のような幹線でも同じような車両は見ますけどね。

これらは順次置き換えていくという方針なのだが、このことについて西武グループの中期経営計画に気になる記載があるという話が。

サステナ車両※の導入

※無塗装車体、VVVFインバーター制御車両等の他社からの譲受車両を当社独自の呼称として定義

大手の鉄道会社が他社の中古車を導入するというのはあまりない。

車両老朽化に対して手っ取り早い対策が中古車導入という意図だと思うが。

それだけ西武には古い車両がたくさんいるということなんだろうなと。


具体的な話は明らかにはなっていないが、先ほど書いたように多摩川線の車両は揃って古い。

このため「サステナ車両」の導入というのは大いに考えられるところ。

また、中期経営計画の中でJR東日本との鉄道事業での協業への言及もある。

そんな事情から生まれた憶測として、多摩川線の車両をJR東日本でメンテナンス可能な中古車に置き換えるのでは? というものがある。

西武としては飛び地だが、JRにとっては線路のつながった支線とも言える。

JRの仕様に適合した車両ならば、JRの車両基地と自走で移動可能だろうと。

車両輸送の都合で予備車が多く必要になっている問題も解消できる。


そのような都合の合う車両があるのか? というのは気になるところだが、

実はりんかい線の車両に置き換え計画があるんですよね。

りんかい線は大がかりな車両点検をJR東日本に委託していて、

当時JRで導入していた車両をカスタマイズして導入した経緯がある。

近年に制御機器の更新を行っており、まだ十分使える車両とも言える。

JRでも横須賀線の車両置き換えが進んでいたり、それなりに候補はある。


あくまでも憶測ではあるものの、それはそれでいいのかもねと。

西武にとってみれば飛び地の多摩川線はどうやっても効率が悪い。

とはいえ利用者は少なくないし、やめるわけにはいかない路線でもある。

車両の老朽化、車両輸送を伴う整備の手間といった課題を他社の中古車の導入で解決しようというのは理にかなった話である。


大手の鉄道会社が他社の中古車を導入した比較的最近の例というので、

近鉄の子会社、伊賀鉄道・養老鉄道でそれぞれ東急の中古車を導入したのがある。

といっても沿線市町の負担で購入しており、近鉄が買ったとも言えないけど。

(そもそも分社化した時点で近鉄ではないという話はある)

両路線は近鉄の他路線と仕様が異なる。(南大阪線→養老線の転用は可能だが)

このことから他社中古車に目を向けざるを得なかったというところはある。

西武多摩川線もそこに近いかも知れませんけどね。

PayPayでクレジットカードが使えた

PayPayで今年8月からPayPayカード以外のクレジットカード決済が停止される。

(PayPayカードについては「PayPayあと払い」扱いで継続利用可能)

あわせて ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い の毎月2回目からの利用に手数料が発生するようになる。

後者は僕にとっても直接影響のある話だけど、月1回は無料だし。


PayPayってクレジットカード決済も可能なんですよね。

かつてはそれでもPayPayのキャンペーン対象になる部分もあったが、

現在はほぼPayPayからの特典付与はなく、クレジットカードに素通しになっている。

僕はこの使い方をしたことはないのだけど、確かにその使い方はある。

3Dセキュアなしでも使えるので、これが不正利用の温床になったこともある。

現在も利用額の制限は厳しいが、一応3Dセキュアなしでも使える。


自分が使ってないというのはあるけど、よくわからない機能だなとは思っていた。

ただ、この機能があることでPayPay加盟店は実質的なクレジットカード対応になっていたわけである。

ユーザースキャンではPayPayは圧倒的で、他のキャッシュレス決済がないのにPayPayだけ導入している店は多い。

そこに価値があったということである。


ただ、一方でPayPayの手数料は有料化されても低く抑えられており、

クレジットカードに素通しだと割に合わないだろうとは言われていた。

このため銀行チャージへの一本化もあるかもという観測はあって、

今回の制度変更はほぼその予測が実現した形となる。

間接的なクレジットカード払いとなりうる、携帯電話料金との合算払いも、完全には封じなかったが無料なのは月1回に限られることになった。


僕はPayPayのサービス開始以来、ずっと銀行チャージ主体でよいと思っていて、この決定はむしろ遅すぎたぐらいだと思う。

今後もYahoo!ショッピング、クーポン利用、ユーザースキャン加盟店といったところでは、PayPayを使って行きたい。

ワイモバイルまとめて支払い も月1回で困らないが、銀行チャージでいい。

ただ、今後PayPayカードを持たない人はPayPay残高がないとPayPayは使えなくなる。

PayPayのユーザースキャン加盟店はLINE Payでも使えるが、

こちらも三井住友カードを登録して チャージ&ペイ しない限りは残高が必要。

残高を持つというところに抵抗感を覚える人はいるかもしれない。


さっきも書いたようにPayPayのユーザースキャン加盟店はこれが唯一のキャッシュレス決済手段であることが多い。

このため他の決済手段だとどうかという話をしても仕方ない面はあるが、

d払い と 楽天ペイ はクレジットカードを使うことはできる。

ポイント併用して端数をクレジットカードとかいうこともできる。

au PAYはクレジットカードで残高にチャージすることができる。

PayPayとメルペイ(d払い)を並べている店は時々あるから、その場合はd払いでもという感じですかね。


というわけで僕はあまり気にしていないが、世間的に気にする人はいるという話だった。

イトーヨーカドーは西日本でも続く?

先日、両親と話していたときに「その服はイトーヨーカドーで買ってるのか」と聞かれて「イオンだよ。ちょっと遠いけどね」と答えた。

イトーヨーカドーには普段からよく買い物に行っているがほぼ食品のみ。

時々、台所まわりを中心に日用品を買うことはあるが、衣料品を買うのは稀である。


そんなイトーヨーカドーについてこんなニュースがあった。

イトーヨーカ堂、3大都市圏軸に集約へ 「他社への事業承継も協議」 (朝日新聞デジタル)

イトーヨーカドーについて、衣料品売場の自社経営をやめる方向は示されていたが、

店舗網について首都圏・関西・中京に集約し、食品スーパーを経営するヨークとの合併を考えているということだが……

関西・中京圏の店舗を残すつもりがあることにびっくりなのですが。


イトーヨーカドーの店舗、125店舗中93店舗が関東圏に集中している。

店舗整理が進む中で関東のローカルチェーンという色が濃くなってきた。

合併を考えているヨークの103店舗はすべて関東圏である。

関東以外で比較的あるのが東北の9店舗。

これらの一部はグループ会社のヨークベニマルの展開エリアとも重なる。

別の記事を見ると、東北の店舗はヨークベニマルへの移管も考えていると。

なので必ずしも東北から撤退とも言えないようである。


これに対して大阪・兵庫で7店舗、愛知・岐阜・静岡で7店舗はだいぶ少ない。

店舗整理の結果、この店舗数になったという事情はあるのだけど、

こんな小規模な店舗網を続けていきたいというのがよくわからない。

そこで気になって調べたところこういう記事が見つかった。

ヨーカ堂、中京・関西圏で存続へ 東北で店舗承継も―井阪セブン&アイ社長 (JIJI.COM)

「中京、関西地方で利益が出ている店舗は残したい」ということらしい。

果たしてその考えでよいのだろうか?


西武・そごう の百貨店事業が立ちゆかなくなった原因もこの発想があったのではないか?

西武・そごう には 西武池袋本店 という全国屈指の売上を叩き出す店舗もある。

これがゆえに百貨店事業を手放すという発想にならなかったのだろう。

さすがにこのままではまずいと思ったのか、2017年に関西2店舗をH2Oリテイリングに譲渡している。(後に阪急百貨店に)

ただ、これ以上に百貨店として残るべき店に出来たことはあまりなくて、

最終的に株主にせっつかれて全店舗一括でフォートレス・ヨドバシ連合に売却することになったが、最終合意の目処は立っていない。


不採算店舗だからって簡単には閉店できないのはそうなんでしょうけど。

百貨店もそうだし、スーパーもそうなんだと思う。

関西・中京圏で一定の利益が出ている店舗は残しておくのも、面倒を避けたいからというのはあるのかも。


衣食住が全て揃うGMSという商売を畳む動きは他でも見られる。

というか、全国レベルでGMSに力を入れるのはイオンとPPIH(MEGAドン・キホーテ、アピタ)の2系列だけで、

あとは中国・四国・九州で イズミ(ゆめタウン) が目立つぐらいかも。

西友も緩やかに衣料品売場を減らし、食品への特化を進めてきた。

まだ衣料品を扱う店舗は残っているが、専門店に転換して衣料品売場をなくす店が少しずつ増えてきていることは確か。

関西でも イズミヤ が関西スーパーとの経営統合も絡み、非食品部門を分社化している。

(現時点では双方H2Oグループ内にある状況だが)

そしてイトーヨーカドーもおそらく西友と同じような道をたどるのだろう。


コンビニが高収益がゆえに、それ以外の事業に株主に突かれている面はあるが、

それにしても7&iが 西武・そごう と イトーヨーカドーに対して効果的な策を打てなかったのはどうなんだろうなと。

追い込まれて 西武・そごうは売却、イトーヨーカドーは衣料品から撤退と決めた。

この決定には理由はあると思うが、どうにも疑わしいものである。

イトーヨーカドーの関西・中京圏の店舗を残したいと聞いてその疑念は強まった。

西武・そごう については売却すれば7&iとしては手離れするのだが、

売却後の方針に懸念もあり最終合意に至らない状況が続いている。


というわけで、イトーヨーカドーはどうなるのかなとは思いますね。

かつてはよく比較されたイオンとの違いを考えて見ると、

イオンは自力でGMSの諸課題を打開していったが、7&iはそれができていないのだと思う。

何もやってこなかったとは思わないけど、現実に大したことはできていない。

そういうのが長く続くほどにイトーヨーカドーが見劣りするようになってきた。

だから衣料品・住関係は遠くてもイオンに買いに行くんだって話ですよね。

どっちもETC専用ではあるけど

帰りも中央道のバスで帰ってきた。

ちょうど昼時をまたいで走るバスということで、途中で昼食を食べたかった。

路線バスの開放休憩は遅れては大変だし、狭い車内で食べては迷惑だし、

事前に買っておいて休憩場所で下車して食べるというのが通常パターン。

今回の開放休憩はどこもほぼ10分だから、それでさえ慌ただしい気がした。

さすがに発車までには間に合いますけど。


今回、中央道を往復する中で気づいたのだが、

稲城IC(新宿方面)と府中スマートIC(八王子方面)の入口がETC専用であることに気づいた。

府中スマートICはその名前の通りETC専用のスマートICとして作られたものだが、

稲城ICは昨年からETC専用の料金所になった。

首都高速・阪神高速では既存出入口をETC専用にする流れは明確だったが、

NEXCO各社でもごく一部でETC専用化をしているようで、それがここだったと。


両ICは調布IC~国立府中ICの間に設けられたハーフICである。

この区間は市街地を走る割にはインターチェンジ間の間隔が長かった。

このためIC新設の要望が強かったらしい。

稲城ICは稲城大橋有料道路(現在は無料)の開通に合わせて1995年に開業。

府中市にあるのに稲城ICという名前なのは稲城大橋とセットだから。

実際、新宿方面入口は稲城大橋としか接続していない。出口は稲城大橋に入らず府中市内に出るルートもあるが。

一方の府中スマートICは府中バスストップに付帯するスマートICとして2015年に新設された。

2つ合わせて1つのICという見方もあるかもしれない。

実際、稲城大橋を渡りきって直進すると府中スマートICにたどり着く。


ただ、スマートICとETC専用ICって明確に違うところがあるんですよね。

それはスマートICは一時停止をしなければならないということ。

通常のETC無線通行は速度を落として通過することができる。

しかし、スマートICは通信設備が簡易化されているか一時停止をして通信する仕組み。

ただ、府中スマートICは利用者が多いこともあり、2レーン用意されており、

果たしてこの構造なリーズナブルなのかというところには疑問が残るところ。


あと、ETCが付いていないのに間違えて進入したときの処理も異なる。

現在のスマートICでは何らかの方法で一般道に脱出できるルートが用意されている。

インターホンで誤進入を申し出ると、脱出ルートを開けてくれると。

府中スマートICの場合は本線に入らず直進して外に出るルートがある。

一般道→高速 と 高速→一般道 の両通路間のゲートを開いて戻る方法が一般的だが、けっこうかさばる構造である。


一方のETC専用ICだが、こちらは脱出路はないので前進するしかない。

「サポート」と書いてあるレーンでインターホンを呼び出して指示を受ける。

後で料金所の事務所に行って払うか、ETCカードの情報を伝えて精算するか。

これは何らかの理由で料金所を冒進してしまったときと同じ扱いである。

ただし、稲城ICに限って言えば、従来使っていた自動精算機が残っているそうで、今はこれを使って精算しているらしい。


稲城IC・府中スマートICは当時は均一区間だったところに新設された。

(2016年からETC車は区間制、現金車は最大料金を徴収する方法に変更)

この区間では両方向とも入口で料金徴収するので、出口は料金所がない。

なので、ETC専用と言いながらも出口は非ETC車でも利用可能である。

高速道路本線にある出口を示す看板を見るとスマートICであることを意識させるものはない。


都市高速ではETC車の区間制導入に伴い、現金車の料金はかなり不利になってきた。

そのような事情を考えれば出入口のETC専用化は妥当なのかなと思う。

NEXCOでも都市高速スタイルの道路では同じだと思う。

ただ、全てが全てそうでもなく、単純に利用者の少なさでETC専用化されたところもある。

NEXCO中日本だと東海環状自動車道の末端がETC専用化されていたり。

末端だから利用者が少ないというのはあるんだろうけど。


ところで調布IC~国立府中ICの間隔が長かったという話を書いたが、

おそらくこの原因はこの区間がもとは区間制だったからだと思う。

均一制は環境対策だった?

かつては料金所というのは渋滞の原因であり、周辺の環境に大きな影響を与えていた。

特に調布ICはここが東京側の起点・終点だった時代に調布市長が先導して調布ICを一時閉鎖に追い込む事件を起こしている。

最終的に三鷹料金所の環境対策として、同区間は均一化されて、東京方面の料金収受を八王子に集約するに至っている。

それ以前は市街地にコンパクトなICを設置するという対応は不可能だったとみられる。

ETCが普及した今となっては……という話ですけどね。