行動支付ってなんだ?

昨日、上野公園から秋葉原界隈まで歩いて来て、

ソフマップに行くと中国語だらけのポスターが貼られていた。

表題に「台湾行動支付優恵活動一覧表」とあった。


なんのこっちゃという感じなのだが小さく日本語で「コード決済キャンペーン一覧」と書かれている。

どうも台湾のコード決済サービスの名前がいろいろ並んでいて、

それぞれこういうキャンペーンがありますよと書いてあるわけだ。

で、その下にはPayPayのマークも書かれている。

PayPayのプラットフォームに乗り入れる形で利用しているということらしい。

日本語で「日本のPayPayはキャンペーン対象外となります」と書いてあるとおり、

あくまでも台湾の決済サービスのキャンペーンである。


「優恵活動」は割引キャンペーンという意味で、これもよいと思う。

「支付」は支払ということで決済サービスを表す言葉によく付いている。

Alipayも中国語表記だと「支付宝」ですよね。

気になるのは「行動支付」という組み合わせで何でこれがコード決済なのかという話である。

翻訳にかけてみるとこれで「モバイル決済」という訳が出てきた。


うーんと考えてしまったが、おそらく行動=mobileなのだろう。

いろいろ調べてみると移動支付という表記もあり、同じような意味なのだろう。

mobile=移動というのは日本語でも理解しやすいが、行動とも書けるのだろう。

なるほどねーという感じである。

日本で言えばコード決済とかスマホ決済という言い方になるので、

着眼点からしてだいぶ違うなとは思った。


それにしてもPayPayの提携先ってこんなに多いんだなと驚いた。

外国人旅行者が当地のコード決済サービスを利用するのは容易ではないが、

こうしてプラットフォーム間の乗り入れが行われていれば利用できると。

日本の提携先をどうするかと考えればPayPayが一番よい。

クレジットカードの使えない店にも多く導入されているからである。

ソフマップは別にクレジットカードでも構わないわけだけどね。

昔からPayPayとともにAlipayを導入する話は合ったけど、それだけでもないんだなと。