今日はANIMAX MUSIXのため横浜アリーナへ。
チケットを取ったのは先月に河口湖から帰ってきてからのことである。
というのも、Poppin’PartyとAve Mujicaが目玉なら河口湖3連戦と丸かぶりだから。
でも、コラボとか他の出演者もいるわけだしとチケットを取ったと。
ANIMAX MUSIXについて書きたいことはいろいろあるけど、
その中でも出演者の一つに名を連ねていた「Sizuk」について。
出演者一覧には基本的に写真が並んでいる。
「甘神三姉妹」と「ウマ娘 プリティーダービー」はイラストがあるが、
甘神三姉妹はキャラクタを演じる3人、ウマ娘は後日「出走者」が発表されている。
「Sizuk」は写真がないどころか、文字だけが置かれている。何これ?
Sizukと言われて思い浮かぶのはこれである。
THE IDOLM@STER STARLIGHT STAGE/咲いてJewel (日本コロムビア)
「作詞・作曲:俊龍 編曲:Sizuk」と書かれているが、
実はSizuk=俊龍なので、この曲は作詞・作曲から編曲までを俊龍が手がけたことを表している。
でも、あくまでも俊龍さんは作曲家、ステージの上に立つ人ではない。
もともと俊龍さんはアイドルやアニメ・ゲーム向けの楽曲提供を行ってきたが、
自らボーカルなど手配して音楽プロジェクトを行うようになった。
この名前こそが「Sizuk」である。
じゃあなんで出演者に「Sizuk」としか書いてないんだよとなるわけである。
俊龍さんはステージに立たないとすれば、ボーカルの誰かだが、誰かわからない。
実際にはSizuk側から事前に発表されていて AYAMEさんだったんだけど。
ただ、他にもSizukのボーカルはいるんですよね。
ところでSizukのボーカルというのは、それだけやっているわけではなく、
他でもボーカルをしていて、AYAMEさんはAliAというバンドのボーカルでもある。
だからAYAMEさんがボーカルを担当したSizuk曲を披露するわけで、
「Para Bellum」「Dystopia」 の2曲を披露していた。
AWAで見ると「Dystopia feat.AYAME」のような曲名で登録されてるな。
便宜上そういう書き方をしていると。
ANIMAX MUSIXではテレビ番組のごとく特集コーナーが差し込まれ、
その中でカバー曲や出演者同士のコラボレーションが行われるのが常である。
SizukはAve Mujicaとのコラボで「暗黒天国」のカバーをした。
バンドリがコラボするときはこれまでカバーした曲を使うことが多いよね。
ただ、ふと思うのである。これってSizukなのか?
俊龍さんが関わった曲をコラボでやるならSizukだなと思うのである。
でもそうじゃないですからね。Sizukを離れてAYAMEさんでしかないのでは?
Sizukとしてコラボするよい方法はないかと検討したんだろうけど、そうもいかなかったのかな。
ちなみにANIMAX MUSIXのコラボではユニットの一部メンバーだけ切り出して出て行くこともあり、
今回にしても「私は最強」のコラボで鈴木このみ × 戸山香澄として、
Poppin’Partyのボーカル1人でコラボに出て行ったりしている。
経緯としてはバンドリのゲームでPoppin’Partyは 私は最強 のカバーをしていて、
ただ演奏する想定のカバーではないのでボーカルの収録だけなんですよね。
だからボーカル1人でカバーに臨んでいると。こういうこともある。
その理屈で言えばSizukのボーカルのAYAMEがAve Mujicaとコラボの方が正確ではないかと。
Sizukの俊龍さんはステージに上がらない点で特異だが、作曲家+ボーカルのユニットはいろいろある。
そう言われて真っ先に思いうかぶのがfripSideである。
なにしろこれまでボーカルが2回変わっているのだから。
発起人で作曲など手がける 八木沼悟志(sat)はずっと固定だが、
ボーカルはnao → 南條愛乃 → 上杉真央・阿部寿世 と変わっている。
これらを区別する必要がある場合は phase1, phase2, phase3が付記される。
なお、ステージ上でのsatはキーボードで演奏していたりコーラスを入れたりしているが、
要所で掛け声を入れる人という印象が強く「八木沼せーの悟志」呼ばわり。
fripSideを率いる人であることに疑いはないけどステージ上での扱いはそんなの。
で、実はANIMAX MUSIXのラストセッション、全員で歌うところで、
この曲やるのにこの人呼ばないわけにはいかないと登場したのが「八木沼悟志(fripSide)」である。
それで披露したのが「only my railgun」である。
この曲、fripSide phase2の代表曲の1つなのだが、今日の出演者には南條愛乃さんがいた。
すなわちALL CAST×八木沼悟志(fripSide) とはいうのだが、
実態としては fripSide phase2と残り全部のコラボというわけである。
この曲は僕にとっても印象深い曲である。
なぜかというと ANIMAX MUSIX 2019 OSAKA でPoppin’PartyとfripSideのコラボでやった曲だからである。
このような縁のある曲を最後に持って来たことはとても大きな話である。