d払いタッチの目的

先日「d払いタッチ」のサービスがスタートして、

先着10万人まで20%還元というキャンペーンがあるので登録した。

今日の昼に登録したんだが、今見たら締め切られてたな。


これはd払いがiD加盟店でも使えるというサービスですね。

d払い残高・電話料金合算・dカードのいずれかの決済手段と紐付く。

僕の場合はこの中では d払い残高 だけが使用できるので、

d払い残高でiDとして利用できるサービスということになる。


このサービスはもともとあった「d払い(iD)」の後継サービスで、

これは電話料金合算でiDが使えるサービスだから、d払いタッチを電話料金合算で使うことに等しい。

dカードは元々クレジットカードの機能としてiDに登録できるので、

d払いタッチの必要性はなさそうだが、dポイントとの併用ができるメリットはあるかもしれない。


どうも内部的にはVisaのバーチャルカードが発行されているようで、

このバーチャルカードを介してGoogle PayにiDを登録する仕組みになっているよう。

バーチャルカードの情報はd払いアプリから確認出来るのだが、

初期設定ではカードがロックされているので、直接利用することはできない。

必要ならばロックを解除してWebのVisa加盟店で利用できるが、

必要が無ければiDのための便宜上のカード番号と考えてよさそう。


ところでd払いがiDで使えるようになると何が嬉しいんでしょうね?

コード決済のd払いが使えなくてiDが使える店の代表例で出ていたのがイオンだった。

確かにイオンはそうだなと思ったけど、どうしてもd払いで払いたいかというと……

上で書いた通りなのだが、このサービスはd払い(iD)の後継という側面が強い。

そもそもiDはNTTドコモの提供する決済システムである。

今は他の通信会社でも利用できるのであまりそんな気はしないんだけどね。


このあたりの経緯もあってか、d払いタッチはAndroidのみの対応である。

d払い(iD)がAndroidのみ対応だから、それを引き継いだ形である。

d払い(iD)のときはiDアプリを介して設定をしていたので、iPhoneに対応できなかったのだろう。

d払いタッチになってVisaバーチャルカードをGoogle Payに設定する形になり、

iPhoneとiDの組み合わせというのはApple Payで存在してはいるので、

もしかすると今後、iPhoneに対応することもあるのかもしれないが。


スマートフォン上のプリペイド決済手段がFelica・NFCを介して実店舗で使える仕組みというと、

メルペイ(iD決済) と LINE Pay Visaプリペイドカード があるね。

メルペイは歴史的にはiD決済からスタートしたサービスである。

まもなくコード決済が導入されたが、当初は加盟店も限られていたので、

iD決済はメルカリ売上金を実店舗で使う手段としてはもっとも幅広かった。

今となってはメルカードがあるので、昔ほどは使われてないんじゃないか。

LINE Pay VisaプリペイドカードはLINE Pay残高がVisaのバーチャルカードで使える仕組みで、

そのバーチャルカードはGoogle Pay・Apple Pay経由でVisaタッチ決済・iDで利用できるというもの。

キャンペーンが手厚いので、何度か使ったことがある。


確かにiD加盟店の幅広さを考えれば無意味ではないなと思った。

NTTドコモの立場として、iDのサービスを持続的に提供する必要があり、

d払い(iD)とd払いタッチの実現方法の差から持続的なサービス提供のために何か手を加えたことは読み取れる。

ただ、昔に比べればコンタクトレスの決済手段という観点でも、

スマートフォンを使った決済手段という観点でも様々な手段が増えた中で、

わざわざd払い残高にチャージしてiDを使うニーズは少ないのでは? とも思う。


登録できた以上はおいしいキャンペーンなので、使いますけどね。

でも、その先は出番無さそうだなとは思いますね。

d払い自体はdポイントとの関係でネット決済中心に使うとは思うんですが。