そういえば明日で勤続7年ですか。
ということをなんで唐突に書いたのかというと、同期からメールが届いて、
事業部門の移管に伴って4月から社外に移籍するという話があったから。
言われて見ればそうだ。確かにこの人の部署は移籍対象だったわ。
今まで会社の同期で退職したのは2人、改めて調べたけどやっぱり2人だった。
しかもこのうち1人は外国出身で、出身国への里帰りのための転職ですね。
おそらくこの人の移籍が3人目ですね。仕事内容は変わらないから転職とは言えないけど。
けっこうな人数が7年働いて、転職したのは2人か……これにはちょっと驚いた。
僕のように最初の配属以来、仕事内容が大きく変わらない人も多いですが、
社内で仕事内容が変わっているであろう人はしばしばあることは読み取れる。
以前、他の本部の人と話してたとき「○○本部の肥大化」なんて話をしていたが、
全体を見渡してみると、この本部に所属する人が増えているのはよくわかる。
移管される事業部門というのは社内(グループ内の意味)では小さな事業部門である。
社史を見ると、一時期はかなり巨大な事業部門だったらしいが、
事業を取り巻く環境が変わり、社内での注力分野も移り変わり、社内でも小さな事業部門として細々とやっていた。
社内では一定のまとまりのある事業分野とかで分社化が行われ、うちの勤務先では会社ごとに採用活動をして、それぞれの会社の目的にかなうように育成している。
ただ、例外はあって、分社化しないほど小規模で、かなり性質が異なる事業部門が2つぐらいあったんだよね。
そこに配属された人が1人ずついて、1人は採用時点で事実上決まっていたようである。
もう1人はまったくノーマークだったようで、かなり驚いていた記憶がある。
実はそのかなり驚いていた1人こそが今回、移籍する人なのである。
細々と続いていた小さな事業部門だったが、小規模ゆえの課題は多かったようだ。
詳しくは書く気も起きないけど、業務上関連がほぼないはずの当部署にも波及した。
そんなどん詰まりを打開する策として選ばれたのが他社への譲渡だったというようだ。
それに伴って社外に移籍するということにはいろいろな思いがあったんだと思う。
移籍に同意せず、社内に残ることを選んだ人もいるらしい。
果たして彼の本心はどうだったのだろうか?
どん詰まりを打開する策として前向きに捉えたのだろうか?
7年もやってればそれなりの愛着のある仕事ではあったのだろうか。
7年も働いてれば、そこそこベテラン扱いされるようなこともあって、年末にはこんなぼやきを書いている
これが製品に対する広い知識だったり、かなりベテラン向きの仕事だと思うのだが、
そんなことを勤続6年のやつに押しつけておいて、仕事のやり方が気に食わないと課長3人に詰められたこともあった。
今はうまいことやっていると思いますよ。
その割にはまだ下っ端扱いみたいなのもあったりするんですけどね。
それは部署の構成からして仕方ないことか。