他社も買う自動券売機

JR西日本では独特なタイプの自動券売機が導入されている。

無人型自動券売機 UT70 (JR西日本テクシア)

これ、他社でもけっこう導入されているらしく、JR北海道・JR東海なんていうJR他社も買っているらしい。

なかなかのアイデア商品のようである。


「無人型自動券売機」というのは無人駅での使用に適しているということである。

まず高額紙幣対応である。釣り札を出す機能も持っているのである。

(ただし駅によっては1000円札に限定している場合もある)

ICカードのチャージや残高を利用してのきっぷ購入もできるが、

モバイル端末を入れて使えるトレイタイプになっている。

タッチパネル搭載で、多言語対応、駅によっては特急券や往復乗車券も出せる。


ただ、欠点もあってそれが処理速度の遅さである。

特に小銭の投入が1枚ずつでしかできないのでまごつきやすいそう。

低コストで多機能な代わり、こういうところは犠牲になっていると。

比較的利用者が少ない駅に設置されているので許容できるのと、

ICカードチャージ機としての機能をかなり重視したのではないかと。

ちなみにVC70というICカードチャージ専用機もある。

ICカード入金機 VC70 (JR西日本テクシア)

もともとあったICOCAチャージ機と似たような形状をしているが、

高額紙幣対応の紙幣ユニット、トレイタイプのICカードリーダー、タッチパネルと構成要素はUT70に似ている。


それにしてもJR西日本テクシアはこういう機器をどうやって作ってるんだろうね?

券売機はオムロンのものに似ているように見えるので、OEMにも思えるがそう単純でもないらしい。

ただ、これらの実績あるメーカーから部品単位で手配できる商流があるようで、

それを生かして独自の機器を作っているようである。

ただ、どこまで自社でやっているのかとか、特注品だとかえって高く付くんじゃないかとか、気になるところはいろいろある。

でもニーズに合っているから売れるんでしょうね。