異例づくめの天皇賞(春)

昨日、阪神競馬場で天皇賞(春)が行われた。

3200mという超長距離のGIだが、今年は例年とは違うところがいろいろ。


まずわかりやすいのは京都競馬場が工事のため、阪神競馬場での開催になったこと。

京都競馬場の工事は去年12月に始まり、2023年3月まで続く予定。

実はこの工期も菊花賞(11月)と天皇賞(春)(5月)という名物レースにできるだけかからないように考えられたもので、

2年半ほどにわかる工事でありながら、両レースそれぞれ2回を代替するだけで済む。

代替先はいずれも阪神競馬場ですね。(来年分は未確定だけど、ほぼ間違えないでしょう)


阪神競馬場の3200mコースは今年が実質初使用である。

(過去にも阪神競馬場で3200mのレースはあったが、その頃とは大きくコースが変わっているため)

予行演習として2月に松籟ステークス(3勝クラス)が行われたが、実はそこには大きな意味があって……

阪神競馬場【公式】 / 阪神の外→内コースで行われる初めての3,200m。仮柵の移動の様子を動画で撮影してきました!―― (Twitter)

実は1周目と2周目でコースの切替が必要なんですよね。

阪神競馬場リニューアルコースを徹底解剖! (JRA)

2006年に阪神競馬場は外回りコースが新設され、これにより距離のバリエーションが増えた。

また、もともと桜花賞が行われる1600mはスタートから最初のカーブが近く、外枠不利という欠点があったが、

外回りコースを使うことで、最初の直線を長く取れるようになった。

で、3200mで切替を要する理由もだいたいそんなところで、最初の直線を長く取って、3200mを作る方法として考えられたものらしい。

改修以前の3200mのスタート地点は1600mよりカーブに近いですから、これも改修効果かな。


もう1つの注目ポイントだと思ってたのが、牝馬が3頭参戦してきたこと。

去年も話題にしたんだが、最近の日本競馬は芝GIでは牝馬(メスの馬)が強すぎる。

牝馬が強いか牡馬が弱いか

ただ、そんな中で3200mの天皇賞(春)はそもそも挑戦する牝馬が少ないことでも知られていた。

去年は1頭挑戦していた(これは後で紹介する)けど、これすらも異例と言われたほどである。

しかし、今年は17頭中3頭が牝馬、しかもうち2頭はけっこうな有力馬ということで、ファンも悩んだわけである。

なにしろ天皇賞(春)の牝馬優勝は1953年(レダ)が唯一、掲示板入りすら1965年が最後だというのだから。


それでも軽視できなかったのは、おととし・去年と2連覇したフィエールマンが引退し、

当時の上位馬で今回も挑戦するのは4着のユーキャンスマイルぐらい。前哨戦の阪神大賞典2着だから軽視はできないが。

昨年の菊花賞優勝馬のコントレイルも出走せず(宝塚記念よりはこっちの方が勝ち目はあるのでは?とも言われてたが)、

それなら2着馬のアリストテレスと期待されたが、前哨戦の阪神大賞典で7着に撃沈した。

それならおととしの菊花賞優勝馬、ワールドプレミアが大本命かと思ったが、

ジャパンカップ6着・有馬記念5着、そして前哨戦の日経賞で3着と、強そうだが少し冴えない結果が続いている。

一方でその日経賞の優勝馬のウインマリリン、昨年のオークス2着の実績もあるが、この馬が牝馬ながら参戦。

さらに同2着のカレンブーケドールも牝馬ながら参戦、重賞勝ちはないが、2着7回(うち3回はGI)という実績で、

最近3走はワールドプレミアと同じレースを使い、4着・5着(同着)・2着ですから、ワールドプレミアよりは強そう。

いずれも問題は3200mという距離である。(日経賞は2500m、両馬ともこれより長い距離のレースは出たことがない)


あともう1頭の牝馬というのは、メロディーレーンで、去年唯一参戦した牝馬ですね。

他の馬が500kg前後である中、340kgほどという超軽量馬で、2600m以上の長距離戦に賭けてるという事情があり、

去年は2勝クラスからの格上挑戦、今年も3勝クラスからの格上挑戦になった。

(ちなみに弟のタイトルホルダーは今年の弥生賞優勝・皐月賞2着という立派な結果を出している。470kgなので別に軽くはない)

今年はすごい有力馬がいるわけでもないし、ワンチャン狙いで挑戦する馬が多くなるかなと思ったんだが、

フタを開けてみれば、フルゲート18頭に17頭登録、うち3頭は3勝クラスということで、格上挑戦でも全頭出ることができた。

メロディーレーンは菊花賞5着の実績はあるけど、去年が11着であることを考えれば厳しいかなというのが大方の見方だっただろう。


かくして異例づくめの天皇賞(春)、馬券的には面白そうと挑戦した人も例年より多かったかも知れない。

結果はワールドプレミアが優勝、やはり菊花賞馬は強かった。

カレンブーケドールもいい走りをして、一時は先頭に抜け出して、これは勝てるかと思ったんだが、

ワールドプレミアと、2着になったディープボンド(前哨戦の阪神大賞典の優勝馬)に抜かれて3着。

やはり勝った馬は強かったのだが、まさか3200mでここまで立派な走りをするとは。(単勝・複勝にぎってた僕も半信半疑だった)

ウインマリリンも5着ということで、牝馬が掲示板に2頭入るというのは、ここまで書いてきたように異例のことである。


勝てなかったのは残念なんですが、カレンブーケドールにとっては最善の選択だったと言えそう。

というのも、彼女の実力が発揮できるであろう芝2200m以上の重賞レースというのは、

日経賞より後だと、天皇賞(春)(GI・3200m)、目黒記念(GII・2500m)、宝塚記念(GI・2200m)ぐらいしかない。

距離的には目黒記念はよさそうなのだが、このレースには大きな難点があって、それはハンデ戦ということ。

カレンブーケドールは重賞勝ちこそないが、これまで強い馬相手に好走を続けてきたので、重いハンデを背負わされる可能性が高かった。

ハンデがわかるのは1週間前ですから、酷量なら天皇賞へというわけにもいかないんですよね。

3200mで撃沈する可能性もあったが、定量戦で相手関係から見てチャンスはあるということでの挑戦だったのだろう。


ただ、最近は長距離で活躍する牝馬も多いよね。

有馬記念(GI・2500m)なんていうのもかつては牝馬には厳しいと言われてたらしいけど、

2019年(リスグラシュー)・2020年(クロノジェネシス)と牝馬が2年連続で勝ってるし、去年は2着のサラキアも牝馬だったし。

カレンブーケドールの3着を見て、今後は3000m以上でもこういう挑戦も増えるのかも知れない。

今年は混戦模様という事情はありましたけどね。


あと、今回の天皇賞(春)が異例だったのは、2月から12週連続のロングラン開催の最終週だったこと。

このスケジュールが発表されたときには「阪神の芝はボロボロ」と言われたが、意外にもそこまでのことはなかった。

手入れに気遣っていたのはあるんだろうけど、いやはや。

ここから阪神競馬場は6週間の休みに入る。この間に芝を元気にして、その休み明けには宝塚記念が待っている。

例年なら梅雨時とあって有力馬が回避しがちと言われる宝塚記念ですが、今年は有力馬が多く参戦を検討しているという。

昨年覇者でドバイシーマクラシック2着のクロノジェネシスはもちろん、

大阪杯の上位からレイパパレ(優勝)、モズベッロ(2着・昨年の宝塚記念3着)、コントレイル(3着)、

香港のクイーンエリザベス2世カップから、デアリングタクト(3着)、キセキ(4着)、状態次第では同レース優勝のラヴズオンリーユーも、

天皇賞(春)で3着のカレンブーケドールも次は宝塚記念を検討しているとのこと。

まさか宝塚記念がこんなレースになるとはなぁ。(上半期のチャンピオン決定戦という意図通りではあるのだが)

酸素吸入ができれば少しは

最近、なんやかんやと新型コロナウイルス関係の話題が続いているがご勘弁。

急増する重症患者に追っつかないということで、大阪府ではこんな施設ができたらしい。

大阪の入院待機所 2カ所目を新設 36時間超の事例も (産経新聞)

どうも「入院患者待機ステーション」という施設があるらしい。


これってどういう施設なのかなと思ったんだけど、静止した救急車ということになろうと思う。

施設の病床は計8床。酸素吸入装置のほか、血中酸素飽和度や脈拍を測るモニターを各病床に設置し、救急車と同等の対応環境を整えた。救急救命士や府職員に加えて、医師1人も常駐する予定。

一応、医師もいるのだが、実務に当たるのは救急救命士ということで、施設も救急車同等ということで、

これでもあるとないでは大違いということなんだと思う。

病院では看護師の負担が重くて大変で、結果として救急患者の受入が滞り、救急隊の拘束時間も長くなりという状況で、

せめて救急車に縛り付けるんじゃなくて、固定施設に救急救命士の一部を配置することで、

多くの患者を救えるようにしたいという、そういう意図があったのかなと思った。

救急車同等ということでできることは限られるけど、患者の実情に照らせばそこそこ意味はあるんだろう。


特に酸素吸入装置ですよね。これは適切に取り扱えば、そこそこ効果が見込める装置である。

新型コロナウイルスの患者では酸素吸入を要するというのは中等症以上とされている。

今年2月に神奈川県で「かながわ緊急酸素投与センター」が設置されたことが報じられた。

神奈川県、「酸素投与センター」を公開 (日本経済新聞)

やってることとしては大阪府の待機センターとほぼ同じですね。入院までのつなぎという位置づけらしい。

大阪府では待機センターもそうですが、宿泊療養施設への酸素吸入装置の持込や、デキサメタゾンの在宅処方なんていう話も。

病床逼迫の大阪府、宿泊療養ホテルに酸素機器の配備開始…容体急変時に備え (読売新聞)

大阪のコロナ療養者へ、ステロイドのオンライン処方が可能に (Yahoo!ニュース)

デキサメタゾンの処方を要するような患者は入院して酸素吸入を受けるのが適するところだが、

それが間に合わない以上は、病院外での療養のための体勢を整えた方がよいという判断ではないかという話である。

Twitterを見てるとデキサメタゾンの在宅処方は危険じゃないかという指摘も多く見ている。

本来入院すべき患者が入院できないという状況をどうにかするためのやむを得ない選択ということかなと思う。


こういうニュースもありましたが。

政府、インドに人工呼吸器300台など供与へ コロナ感染急増 (毎日新聞)

正直、人工呼吸器なんて機械があってもそれを使う人がいないとどうにもならんわけで、

人工呼吸器の供与には疑問もあるものの、酸素濃縮器300台というのは助かるのかなと思った。

ここまで書いてきた通り、病院外での療養体勢というところで、酸素吸入装置の重要性は高い。

病院につなぐまでの時間稼ぎにもなるし、病状が安定していれば在宅(宿泊施設)療養というのも選択肢に入る。

ただ、インドは感染者数の激増、重症化しやすい変異株(B.1.617系統やB.1.618系統)の影響で、

酸素吸入を要する患者に酸素供給自体が追いついておらず、酸素を広域輸送するという事態に追い込まれている。

焦点:インドの医療用酸素不足、ここまで深刻化した理由 (ロイター)

一方で吸入用の酸素というのは空気から酸素を濃縮することでも作ることができる。電源は必要だけど。

日本では病院外での酸素吸入の方法としてはこちらが一般的らしく、そのための装置が酸素濃縮装置ってことですね。

ということでこれは直接的に助けにはなるんじゃないか。長期的にも役立つものだと思う。

千葉県がダメと言わないならやるけど

今日は幕張新都心に出かけていた。

往路はいつものように東西線から西船橋経由で行くのだが、西船橋駅の武蔵野線ホームはけっこうな混雑。

この駅で乗客の大半が入れ替わるというような事情もあり、ホームの混雑の割には電車は混んでない。

残念ながら、この電車は南船橋止まりで、ここから先へ行くには階段を通って乗換が必要なのだが、

この階段がひどい混雑で、これもいつものことかもしれないが、蘇我方面ホームへ上がる階段はそんなに混んでなかった。

確かに階段を降りて、改札へ向かう人の方がはるかに多かったような。

後で調べて気づいたのだが、南船橋駅は ららぽーとTOKYO-BAY と IKEA Tokyo-Bay の最寄り駅だったんですね。

そんな買い物の人が大挙して押し寄せていたのが真相らしい。いつもそうだったのかな?


混んでたのはこの西船橋・南船橋の両駅だけで、海浜幕張駅は普段のことを思えばガラガラといってもよいほど。

そんな中でここにやってきたのは幕張メッセイベントホールで行われるコンサートのためだった。

昨今の状況で、幕張メッセが千葉県の施設であることも考えれば、

実質的な中止要請が出ても不思議はなかったが、結果的にはそういうこともなく、予定通り実施されたのだった。

幕張メッセは閑散としていた。例年ならこの時期は展示会というよりは、消費者向けの大規模イベントが行われていたのだろうか。

ただ、よくよく見てみると、展示ホールを使ったコンサートも1つ同時に行われていたようだ。


で、今回はこのBlogでも度々名前が出ている大橋彩香さんのコンサートに行ったのだ。

これまで、パシフィコ横浜国立大ホールで2度やってるなら、もう次はアリーナだろうというのは想像するところではあり、

そうなったときに手頃なのは幕張メッセイベントホールだろうという話である。

まぁアリーナにしてはやや小さい感じもあるが、スポーツ用途ではほとんど使われないですから好都合な面はある。

おそらく構想はあったんだろうけど、いろいろあって実現したのはこの情勢である。


というわけで主催者はいろいろ工夫をしたのだった。

  • 特典付きチケット(ブロマイドなどお土産がもらえる)の販売
  • クレジット掲載権付きチケット(エンドロールやパンフレットに名前・メッセージを掲載できる)の販売
  • インターネット配信の実施
  • グッズ通販の実施(実はいままで事前の通販はやってなかった)

といったところで収益を確保しようとしたとみられる。

+1000円だったので特典付きチケットにしましたね。

僕と同時間帯に入場した人だと8割方は特典付きチケットだったみたいですね。


しかし1席おきに使って、それでも売り切れにはならなかったのだから、厳しいものである。

スタンド最上段はまるごと空いてましたね。まぁ逆に言えばそれ以外はアリーナ・スタンドと埋まってたならそこそことも言えるが、

しかしそれは半分に間引いているわけだし、情勢の変化で買ってても来ない人はいたわけだし。

(東京都などに緊急事態宣言が出たことをうけて、払戻を行うことになったのもあるが)

今までの実績を考慮すれば満員御礼になってたんじゃないかと思えば残念な話である。

こういう状況でグループでの来場が難しくなったことも1つの要因にはあるのかもしれない。

とはいえ、インターネット配信で見ていた人もいるから、実際の観客はけっこういたのかもしれないけど。


内容自体はよかったですね。

アリーナだからできることがあるということでスタンド席の通路をトロッコ走らせてパフォーマンスしたり。

(この場合、舞台から観客席まで2m離すということが実現できないので、トロッコに透明パネルを設置していた)

あと、インターネット配信を意識したのか、スクリーンに投影する映像なんかもより力が入ってましたね。

もともと手が込んでる方だとは思うけど、なおさらなんじゃないかな。


関係者もいろいろ観に来ていたわけだけど、そんな1人がホリプロの社長、掘さんである。

幕張メッセイベントホールで大橋彩香のワンマンライブ。声優、アニソンライブなのに観客の一矢乱れぬ声援も、ステージ上とのコミュニケーションもなく、声も出さずに150分拍手で参加。お客様の協力に頭が下がる。それでも東京は無観客要請。行政が人を初めから信用していないのだろう。 

ホリプロ 堀義貴 (Twitter)

というのを帰り道で見て、うーんと思ったんだよな。

というのも会場を出て海浜幕張駅まで早足で歩いてたんだが、会場の外ではグループで歓談するわ、喫煙所でタバコを吸うわということで、

じゃあその後に宿で宴会だとかそういうのもないとは断言できないんじゃないかと。そういう積み重ねがこの状況ではないのか? と。

確かに会場の中では行儀はよいが、それをもって何も問題ないというほど簡単な話ではないのである。

誰もが身内(ファンも身内ですよね)のこととなると甘くなりがちだなと、これを見て思った。

各種イベントに厳しい制限がかかる中で、行政に恨みを言いたくなるのはとてもよくわかるんだけどね。

この制限内容はどうなんだと思うところはあるが、昨年12月からの従来の対策では不十分ということで、こういう手に出たのは一理あり、

内容がどうであれ、大企業で真っ向から行政の指示に刃向かうことは難しいでしょうから。


終演後にどうにもやりようはないので、家にまっすぐ帰って、夕食買っては家で食べるということで、

往復ともほぼ寄り道なしだったが、そうならざるを得ない。

会場内自体はリスクも小さいだろうとすれば、これでほぼ問題はないだろう。

OCRもそれはそれでよいが……

今日はPayPayフリマでたくさん売ってたくさん買った日だった。

PayPayボーナスもいい感じに消化できてよかったんじゃないですかね。

よく売る人はよく買うという話もありますが、新品・中古問わずいろいろ買ってますね。

もうちょっと売れてくれないと本の収納場所が……


今日はGoogle Playカードを購入した。

キャンペーン目当てでの購入ですね。

Google Playカードを購入して登録するのだが、これがだいぶ楽になっていた。

まずはスクラッチ部を削る……のではなくシール状になっているのをはがしてコードを出す。

削る方法でもよいのだが、はがす方法の方が圧倒的に楽である。

その状態でGoogle Playアプリを起動して、ギフトコードを登録するのだけど、

ここでカメラを使って自動的に読み取ることができる。

ついでにこの後にキャンペーン申込みをするのに、購入時のバーコードの一部が必要なので、

これもバーコードリーダーアプリでスキャンして切り出した。


以前はコインで削って、アルファベット・数字交じりの文字列を打ち込んで……

とけっこうめんどくさかったGoogle Playカードの登録だが、いろいろな工夫で楽になりましたね。

まぁクレジットカード決済の方が楽だろと言われればそれはそうなんですけど。


ところでカメラでコードを読み取るというのはOCRで文字認識をしてるということですね。

書体がOCR-Bであることを考えれば文字認識は比較的容易だとは思うが、

そうはいっても読み取り条件によっては誤読はあるものである。

認識の容易性だけ言えばバーコードなりQRコードの方が……

とは思うけど、スクラッチカードには向かないのかなとも。


そんな中、ちょっとニュースで話題になっていたのですが。

ワクチン接種券読み取りに不具合 政府配布タブレット (日本経済新聞)

現在、新型コロナウイルスのワクチン接種にはVRSという記録システムが使われている。

一般的な定期予防接種では市町村が予診票を発行して、それを医療機関に持参して接種を受け、

医療機関が予診票を回収して市町村に提出して……というようなフローを取るのだが、

今回、広域接種も想定されていたからか、突貫工事で作られたのがVRSというシステムだと聞いている。

全国共通フォーマットの接種券・予診票を市町村が配布して、これを接種会場でVRSに登録するということである。


で、このVRSでは接種者の情報を読み取るのにOCRを使っていて平均2~3秒で読み取れる!

ということだったのだが、実際にはそれ以上の時間を要したり、誤認識が起きることがあって問題になっているようである。

ところで、この記事で読み取り画面の写真が掲載されているが、バーコードがあるように見える。

バーコードじゃなくてOCRなの? と思ったかも知れないが、実はバーコードはOCRで読み取る文字情報の一部しか入ってないらしい。

現場の工夫により足りない文字列を付け足すバーコードと連続して読み取ることでこの問題を回避しているケースもあるようだが、

どうして現場でOCRを使うことにしたのか? というのはよくわからない話である。

OCRの性能が高いからそれで問題ないと思ったのかも知れないが……イマイチである。


OCRといえば、以前は本の流通で使うことが想定されていて、

そのためにISBNなどの情報を印字する書体(OCR-B)・文字サイズが厳密に規定されていたら。

しかし、ISBN13桁化のときに、それはバーコードでやるだろということで、この規定を大きく緩和し、

それ以後は従来よりも小さめの字で一般的なゴシック体で記載されることが多くなっている。

そういえばそうだなと思った人もいるかもしれない。


事情は色々なのでなんとも言えないのですが……

カメラで読み取るならQRコードはQuick Responseの言葉の通り素早いですよね。

PayPayが導入されたときにユーザースキャン方式とかどう考えても遅いだろと思ったけど、

意外に速いのは、QRコードの読み取りの早さのおかげというのはあるだろう。

QRコードはそれはそれでデザイン性の問題があるというような話もあるんですが。

確かにGoogle Playカードに登録用QRコードを印字するとなれば、なかなか置きにくいとは思う。

一方で、接種券にそういうスペースを作ることはそんなに難しくなかったのでは? という気はする。

やり方次第ではないか。

PCR検査に頼りすぎたんじゃないの

先日、新型コロナウイルスの変異株のことをいくつか紹介した。

ウイルスの変異にこれほど苦しめられるとは

大阪府を含む世界各地で苦しめられているB.1.1.7系統、

ブラジルを中心とした地域で苦しめられているP.1系統のことを紹介している。

これはこれで問題なんですが、PCR検査で検出しにくいという変異もあるらしい。


仏 PCR検査で検出されにくい変異ウイルス見つかる 219人感染か (NHK)

3月末に流れたニュースなんですけどね。

PCR検査というのはウイルスの遺伝子のうち、変異しにくい特徴的な部分を増幅して検出する仕組みで、

すなわちPCR検査で検出できないなら、それはもはや別のウイルスということになろうと思う。

でも、これはそういうわけじゃなくて、検体の取り方によってはちゃんと検出できたとのこと。

鼻やのどの粘膜や唾液のウイルス量が少なくなるという特徴を持ってるんじゃないかとのことである。

そんなのもありなのかって思っちゃうけどね。


しかし、確かにウイルスが勢力を広げるためには、このような特徴を持つのは確かに合理的である。

無症状者に網羅的なPCR検査を実施するような場合、そこで検出されると隔離されることになる。

そうして隔離された人から勢力を広げることはできないということである。

しかし、ここをすり抜けることができれば、その人は陰性のお墨付きで、あれこれすることになる。

そうすれば、その人はより多くの人にウイルスをばらまき、ウイルスは勢力を広げることができるというわけである。


まぁそこまで想定していたのかといわれるとなんとも言えませんが、

PCR検査をしてるから大丈夫という話ではないってことですね。

もともとウイルス量が感染初期では検出しにくいという話はあったわけですから。

検出されようがされまいがするべき対策は同じであり、

その点では確定診断以外の目的でPCR検査をするということが正しくないということになる。

そもそも風邪のような症状があればむやみに出歩いてはいけないのだから、

この点でも確定診断があろうがなかろうがやるべきことは変わらない。


それはそれで正論なんですが、そうはいっても無症状の感染源がこれだけ問題になっている以上、

不十分であったとしても何らかの方法で感染源を少しでも除去したいというのはもっともな要望であり、

そのために渡航前にPCR検査を要するとかいうことをしているわけですけどね。

ただ、そういう選別を繰り返すと、PCR検査で検出しにくいという変異が勢力を広げやすくなる。

鼻や唾液などから検体を取って確定診断をするというフローが無効化されるようなことになれば、

これはより厄介なことになるんじゃないかという気はする。

現状そこまで深刻な問題にはなってないんですけどね。


なんてことをこのニュースを見て思ったんだけどね。

「帰省前に…」 大型連休にPCR検査の列 (読売テレビ)

これに対する答えは検査結果が陰性であってもするべき対策は変わらず、

大阪府の状況を考えれば、住民は厳重な感染防止策が求められているということであろうと思う。

もちろん移動する事情はいろいろですが、密接な状態が続く会食などは慎むべきということになろうと思う。

もちろん、業者は「陰性だから安心です」という言い方はしないんですけどね。

でも、そこを正しく解釈できるほどに客は賢くないと考えるのが相当ではないか。

客にそれだけの分別があるならば、連休前や連休始めに行列ができるということがおかしいのだから。

iOSではスクリーンショットできるんですか

Twitterで集英社の電子書籍アプリでアカウントが凍結されたと言っている人がいて、

話によればスクリーンショットの撮影を繰り返したためだという。

結局は手続きを踏んでアカウント凍結は解除されたようだけど、

そもそもなんでこういうことになってるんだろうと。


というのもちょっと前にこのBlogでとある電子書籍アプリでスクリーンショットが封じられてた話を紹介した。

スクリーンショット禁止っていうけど

これ詳しく書かなかったけど集英社直営ストアの話なんですよね。

同じアプリではなさそうだったが、集英社なら基本的な考えは同じだろうと。

確かにそうらしい。

ただ、1つ違いがあって、それはその人はiOSを使っているということ。


実はiOSでは直接的にスクリーンショットを禁止することはできないらしい。

ただ、スクリーンショットが行われたということを検出することはできる。

そこで、このアプリはスクリーンショットが行われたことを検出して、

まず警告を表示する。ここでアカウント凍結の可能性もあると警告されるわけである。

2回以上スクリーンショットを撮らなければ、おそらくはおとがめなしである。

しかし、それを無視して繰り返すと、今度はそれを元にアカウント自体を凍結させてしまうと。

このようにして間接的にスクリーンショットを抑止しようとしているようだ。


AndroidではHDCPを強制してまで、スクリーンショット制限を実効的にしようとしている。

実際にはAndroidエミュレータ、BlueStacksで外側からスクリーンショットが撮影できてしまうけど。

WindowsではHDCP強制していないから、外側からキャプチャすることはできるが、

HDCP強制でないといってもそうそう容易な話ではないだろう。

そんな中ではiOSは禁止できないという点では相当にゆるいが、

反復的にスクリーンショットを行うことを困難にしてなんとかということらしい。


まぁ仕方ないと言えばそうなんだろうけど、今どきそんなのなのかと。

もっともiOSもDRMで保護されている動画についてはスクリーンショットをすると真っ黒になったり、

あるいは動画でキャプチャする場合はそれを検出して画面を消すような処理は可能だという。

すなわちスクリーンショットだけが穴となっているわけで、静止画については軽視しているだけとも言える。

まぁそれは仕方ないのかなとも思うが、電子書籍だと静止画が全てなんだよなぁと。

もちろんその性質によって制限の必要性は判断されるべきですが、時間限定のコンテンツなどは制限する妥当性はあるんじゃないか。

集英社もそういう意図だと思うが。

図書カードはインターネットで使えるし買える

特段のことがなければ電子書籍はBOOK☆WALKERで買ってるのだが、

そのBOOK☆WALKERで図書カードNEXTが使えるようになった。

厳密には図書カードNEXTの残高をBOOK☆WALKERのコインに移せる機能だが。

え? という感じはあるけど、確かに図書カードNEXTは残高をサーバーで管理しているので、

実店舗でQRコード(黒く覆われているので普通には見えにくいが)を読んで残高を減らすのも、

ID・PINをWeb上で入力して残高を減らすのも同じことではある。


で、BOOK☆WALKERで図書カードNEXTが使えるようになったことに伴ってキャンペーンが行われた。

そこで期間中2000円の図書カードNEXT残高をコインに移すと――というのを狙うことにした。

ただ、手元の図書カードの残高は1000円強、残り1000円ぐらいを別に買うか、

というところでこれも新しいサービス、図書カードNEXTネットギフトである。

個人で購入する場合はgifteeで購入できる。当然、他の人に贈ることもできるが、自分用に買うこともできる。

で、ここで必要なのはとりあえずID・PINなのでコピペして、

それで手持ちの図書カードから1000円、gifteeで買った図書カードから1000円を交換したのだった。

すぐ使わなくてもよいので、その後チマチマと新刊を中心に消費してましたが。


その後、メッセージが届いたのだが、キャンペーンの特典として図書カードNEXTネットギフトが2000円発行された。

てっきりBOOK☆WALKERのコインで付与されると思ったら違ったんですね。

もちろんこれをBOOK☆WALKERのコインに交換して電子書籍の購入に使うことはできるが、

一度交換すると戻せないので、とりあえずは実店舗で使うことも想定しておいてある。

実際、実店舗で使うか、電子書籍の購入に使うかは微妙なところですけどね。

ただ、紙の本で買うなら、それは実店舗で図書カード使う方がいいだろうと思うので。


そんなわけで改めて手にした図書カードNEXTネットギフトを観察してみた。

スマートフォンで表示すると、QRコードが出ていて、これを書店の端末にかざせばよいらしい。

ただ、図書カードの端末が必ずしも手持ちのスマートフォンをかざすのに便利な位置にあるかというと、

ちょっと疑問はあるので、実用上はどうかな? と思うところはある。

まぁ僕がよく買いに行く書店は、確かレジの横に置いてあったから、手をのばせば手持ちのままでも読めそうだけど。

あとは印刷してもOKで、PDF出力するとA4判で四隅にQRコードが印字されたものが出てくる。

これを店員に渡してかざしてもらえばよいということで、印刷する手間はともかく、実用上はこっちの方が便利かも。

四隅にQRコードが書いてあるのは、紙の真ん中に印刷されたのをかざすよりも、端にあるのをかざす方がわかりやすいからでしょうね。


この図書カードNEXTネットギフトの目的として大きいのは、E-mailなどで送付できることで、

そういえば何度か景品として受けとったことのある QuoカードPay も目的は似てますね。

磁気式のQuoカードと違ってE-mailなどで送付できる。使える店はQuoカードとは全く違うけどね。

もちろん、書店に行かずとも即時購入できるというのもメリットではあり、

その目的で印刷した図書カードNEXTネットギフトの紙をプレゼントする人も世の中にはいるかも。


さらに調べたところ、電子書籍以外でも通販で図書カードを使うことができるんですね。

紀伊國屋書店・honto・e-honといったところ。あんまり使わないかも知れないけど。

紀伊國屋書店もhontoも紙・電子ともに使うことができる。

hontoは会員登録してるけど、紙・電子ともに通販では使ったことないな。

すでに登録しているので、図書カード消費目的では使うこともあるかもね。

確かに株主優待をはじめとする景品で図書カードを受け取ることはあるから。

ウイルスの変異にこれほど苦しめられるとは

新型コロナウイルスで気がかりなのが変異株のこと。

インフルエンザからの類推で言えば、やはりいろいろな変異は起きるだろうと。

その結果、ワクチンが開発されても、例えば はしか のワクチンのような非常に高い感染抑止効果は期待できず、

不十分な成果に終わる可能性はけっこうあって、いたちごっこ は続くだろうと。

ただ、重症化を抑制する効果はわりと期待できるので、その点では期待度は高い。

そんなところでごまかしながら「Withコロナ」の道を行くのではないか。

そう思っていたのだが、思っていたよりひどい状況である。


日本国内でウイルスの変異による影響が大きいと言われているのが大阪府である。

意識のない患者の中には、40代や50代の働き盛りの人たちがいます。

私は去年の1回目の緊急事態宣言が明けた後から1年近くこの病院の取材を続けてきましたが、いままで見てきた患者は80代や90代の方々が中心でした。
今回の第4波は、これまでと明らかに違うと感じています。

(“第4波はまるで違う”大阪の記者が感じる医師の危機感 (NHK))

現在、大阪府での新型コロナウイルス患者のうち、サンプリング調査の8割以上がN501Yという特徴があるという。

この多くは、B.1.1.7系統というイギリスで報告があった変異の系統だとみられる。

B.1.1.7を指してイギリス型の変異株というならわからなくもないが、それもイギリスで発見されただけで由来はよくわからないし、

あとN501Yについては他のところでも独立に同様の変異を獲得しているので、用語的には疑問もあるところですが。

で、N501Yの特徴を持つウイルスが多く流行するようになった大阪府では、

まず感染性が高まっている。これは同じ対策を行っても従来よりも感染抑圧が難しいということである。

また、これまでに比べて若くても重症化する患者の割合が増え(といっても軽症・無症状のまま推移する割合の方がはるかに高い)、

そういう患者は集中治療に耐えうると判断して入院させたはよいものの、なかなか退院できないし、

新しい重症患者受入要請が来ても応じることができないというのが、大阪府で起きている実情だという。


近畿圏ではこのような状況だが、関東圏では少し事情が違うが、こちらも変異株の懸念がある。

こちらは大阪府と同じN501Yの変異株も3割ぐらいあるらしいんですけど、

実はそれ以外にE484Kという特徴を持つ変異株が多くて、N501Yの特徴を持たないがE484Kの特徴を持つウイルスが半分以上を占めているとのこと。

東京iCDCにおける変異株スクリーニング検査について (東京都)

これについては症状の重症化に寄与するものではなさそうだが、

すでに免疫を持ってる人が再感染したり、ワクチンの効果が得られないという、免疫逃避の特徴を持ってる可能性があると。

どちらかというと将来における地雷ですかね。感染性への影響もある可能性はありますが。


世界に目を向けるとひどいのがブラジルで、もとより政府のウイルス軽視の姿勢が強く、

政府がやらないならギャングが外出禁止を呼びかけたというトンデモニュース(cf. アングル:ブラジルの街に新型コロナの波、ギャングが外出禁止令 (ロイター))も流れた。

大量の犠牲者を出しながらWithコロナを突き進むブラジルだったが、これゆえ、今困ったことが起きているという。

それがP.1系統という変異株だが、若くても重症化する割合が高いということで、

これは死者数にも明確に表れているという。

ブラジル、若年層でコロナ感染拡大 死者数急増=報告書 (ロイター)

20~40代で今年初めから今月初頭までの間に、新型コロナウイルスによる死者数が10倍ぐらいに跳ね上がったと。

医療リソース不足も深刻であり、それも影響していると思うが、単純に重症化しやすいと取るべきである。

このような深刻なウイルスが生まれたことには、ブラジルでの感染者数の多さが影響しているはずで、

すなわち感染者が増えれば増えるほど、深刻な変異が起きる確率は増え、そうして発生した変異が広域に拡大するリスクも高まっていると。


程度の問題ではあって、厳格に抑え込んでいるオーストラリアなどを除けばこういうことはいくらでも起きうるんじゃないか。

オーストラリアが極めて厳格な対策を取ったのはお国柄(家畜伝染病などでも見られる)ということであって

一時は人々の往来が極めて困難になるなど、人道上の問題も発生したところである。

現在も突発的なロックダウンが起きるなど、それはそれで影響が大きいところである。

日本はインフルエンザ対策に準じて対策をしたわけだけど、それは一定程度の市中感染はある前提ということだろう。

その中でも影響度が大きいクラスタをつぶしていけば、深刻な問題は回避出来るはずとやっていた。

ただ、まさかここまで変異の影響が大きくなるとは……というのが正直な感想では?

このような状況を予測できた人なんているのかな?


ワクチンの効果が期待できないわけじゃないが、当初は重症化するのは高齢者が多いということで、

すなわち高齢者の重症化を抑止すれば、市中感染の抑制は不十分としても、それである程度楽になるという読みだったが、

どうもそう簡単な話ではないということで、これは困った困ったということだと思う。

かといって今さらウイルスを根絶するのはこれも不可能である。

例え一定の地域で根絶しても、再流入(しかも感染性や重症化リスクの高い変異株かもしれない)への警戒は続く。


オーストラリアはこれがあるから、国境を越えた人の移動が困難な状況が続いている。

最近になってオーストラリア・ニュージーランドの往来は現実的に可能になったみたいですね。

豪とNZ、双方向の自由渡航を再開 入国時の隔離なし (BBC)

これだけ読むと他の国との往来は隔離すればできそうに見えるが、実務的にはオーストラリア国民すら帰国が困難な状況らしい。

国境閉鎖のオーストラリアにスターが続々入国 「二重基準」に国民が怒り (BBC)

オーストラリアの方法はよいことばかりではないということである。

ただ、変異株に怯える現状からすれば、最善の選択肢だったのかなと今にしては思う。


でもそれを当時、合理的に説明できる人はいなかったと思うし、それで抑え込んでも社会的な影響度が大きすぎる。

今の日本ぐらいでのらりくらりと乗り越えられればそっちの方が……というのは立場によるか。

なにより大阪府の医療状況を考えると、何で命を落とすかわからない状況ですからね。

東京都はまだやりようはあるかなぁ……でも状況が悪化しうる要素はいろいろありますからね。

この値札ってイオンと同じじゃない

今日は約1ヶ月ぶりに西友に買い物に行っていた。

驚いたのは西友の値札がイオンとほぼ同じスタイルになっていたということである。

他のスーパーでもそうだったけど、これがデファクトスタンダードになったのか。


話は2014年にさかのぼる。

消費税率が5%から8%になるにあたって、値札の表記をどうすべきかということが問題となった。

それ以前は税込価格のみを表示しているスーパーも多かったが、

消費税率が2段階で変わる中で本体価格を基本にするべきというのはだいたい共通的な見解となっていた。

一方で総額表示をするのが原則ではあり、一方で経過措置で本体価格のみの表示も認められるということで、

ここについてどう考えるかというのは小売各社の考え方が分かれたところだった。


イオンは併記の方針を早く示したチェーンの1つで「179円(税込188円)」のような表記を行い、

本体価格と税込価格の文字の大きさを6対4にするとのことだった。

(文字の大きさはその後いろいろな試行錯誤はあって、現在はもう少し本体価格が大きいのが主流になっている)

一方の西友は、消費税率が変更になる少し前、経過措置が始まって早々と本体価格のみの表示に切り替えた。

消費税率が変わる直前とか同時に本体価格のみの表示したチェーンが多い中、西友は少し早かった印象がある。

これは本体価格のみの表示とすることで見た目の価格を安くしたいという意図もあったようだ。


その後、イオンの値札はもう一度変わっている。

2019年3月頃に同年10月に食料品とそれ以外で複数税率が導入されることに伴って、

レジの計算方法が 税込価格の合計 から 本体価格の合計に消費税率を掛けて1円未満を切り捨てる方法に変わった。

この方式自体はそれ以前より多くのスーパーで使われてきた方法ではある。

ただ、イオンでは長らく税込価格の合計で計算していたことから、値札の表示方法を工夫することになった。

それが本体価格に併記される税込価格を小数点以下2桁まで記載するという方法である。

「179円(税込193.32円)」というような表記にしたわけですね。かなり珍しいやり方だった。


しかし気づいてみれば、今年4月から経過措置が切れて、総額表示が必須化されるとなって、

西友や他の本体価格のみの表示としていたスーパーは、ほとんどが本体価格と税込価格の併記を選んだはずだけど、

そのときに西友もサミットストアも、イオン同様に税込価格は小数点以下を記載する方式が取り入れられた。

今まで西友の本体価格しか書いてない不親切な値札ばかり見てきたもんだから、

それがイオンと同じ情報量の多い値札に変わってたのはかなりの驚きだった。


でも、西友がイオンと同じ表記になったのは本当に1~2週間前ぐらいらしいね。

一時は税込価格を大きく、本体価格を小さく表記するという形で総額表示を導入したらしい。

そしたらものすごい混乱するのは目に見えてるとおもうのだが、混乱が起きたらしい。

そのときに客からのフィードバックも考慮して、本体価格を大きく、税込価格は小さく小数点以下を入れて、

というイオンと同じ方式になったという経緯があったらしい。(後で調べてわかった)

別に業界で取り決めたわけではなくて、そこに合理性があったから普及したというのが全てなんじゃないか。

前売券を買ってあった映画

今日は新作映画を観に行っていた。

本当は30日の有給休暇一斉取得日に観に行こうかと思っていたのだが、

映画館の営業状況が怪しいので、それなら今日がいいかと。

結果的にこれは正しかったですね。

まぁ今日行かないと映画鑑賞のチャンスがなくなるということではないと思いますけど。


今回の映画のチケットは前売券を買っていた。

確かFamiPayの期間固定ボーナスを消化しようと思って買ったんだよね。

デジタル映画鑑賞券 – ムビチケ

KADOKAWAの子会社だから角川映画の作品しかないんじゃ? と思ったこともあったが、

そんなことはなくて、今は映画の前売り券は大半がムビチケによるものだと思う。

ゆえに使える映画館も多く、今回はイオンシネマで使う想定で買ったが、

TOHOシネマズ、Tジョイ、MOVIX、ユナイテッドシネマズといったところも大丈夫。


実は映画館に行って購入すれば、同じ値段でおまけ付きの前売り券が買えたらしいのだが、

それも結局のところはムビチケカードなので、本質的な所に差はない。

これは現在の映画館が全席指定制で、インターネットや券売機で購入するのが普通であることから、

従来の紙式の前売券では窓口で個別対応となり手間がかかるというのが理由だろう。

実は以前は映画の前売り券というのはそういうものだと思い込んでたけど違うんですね。

そして、まさか映画館にいかずともインターネットで購入が完結するとは。


公開日以前ならサクッと購入できるし、楽天ペイ・d払いなどポイント消化目当てで使うのもいいし、

PayPay・LINE Pay・FamiPayといったところもいける。

もちろんクレジットカードも使えますよ。

その上で購入したチケット番号を、イオンシネマなら「e席リザーブ」に入力すれば指定できる。

ここまでしておけば、家でクレジットカードで購入したときと同じである。

ここでチケット番号をコピペする手間は少し気になりますが。

公開日直前にはE-mailが届き、ここにQRコードがあるので、当日に券売機にQRコードをかざして指定を受ける方法でもよい。


というわけで、今度はdポイントの消化で使おうかなと企んでいる。

今回の映画は2部作でわりとすぐに2作目が出るからな。(実は予告を見てびっくりした)

前売券よりはキャンペーン合わせの方が安いような気はしたが、そこ考えなくてよいならそれはそれで。


しかし映画館も休館か。

実は今回の映画の上映終了時刻が20時頃で、普段なら夕食を食って帰るかとなるところである。

実際はどうしたかというと、映画を見終わった後にCoCo壱番屋に注文を入れて、

自転車を走らせて、帰り道の途中にある店で受け取って帰宅しては家で食べていたのだが。

(ちなみにCoCo壱番屋もこの時間だとテイクアウト専門なので、客席に至る通路は机で封鎖してあった)

結局のところ、こういうリスクを考えたときに、映画館を休館することには一理あるとも思うわけである。

もちろん映画そのものはリスクは比較的低いし、本来は広域な移動が必要なく楽しめる娯楽である。

でも、そういうことじゃないんだというのは、まさにこのことからもわかる通りである。