今どき借家を借りるということは保証会社が絡むわけだけど、
そこにオリコが関わっているということで、指定のオリコカードを作ると特典があると。
すでに家賃保証のために審査をしているので好都合なのもあるのだろう。
そのオリコカードは実店舗で使うことは少ないとみて引き出しに入れている。
そんなカードの明細を確認しに行った時にこんなのを見た。
オリコ投信積立はじめよう!キャンペーン (オリコ)
SBI証券でオリコカードを使って投資信託積立をすると、初月の積立分に5%のポイントを付与すると。
上限2500円相当ということは50000円の積立でよい。
その後に金額を変更してもよさそうなので積立といいつつ1回限りでもよいか。
僕はSBI証券でつみたてNISAを使って投資信託の積立を行っている。
現在は現物株はGMOクリック証券が中心だが、
NISA登録時はSBI証券で全てやっていたし、SBI証券のラインナップの広さもあり、
つみたてNISAについては現在もSBI証券で継続している。
よくよく考えれば、この つみたてNISA をオリコ経由での積立にすれば、
年40万円に対して0.5%相当だと2000円相当もポイントが付く。
投信マイレージ(後で紹介する)よりも大きいぐらい。
というわけでオリコカード経由での積立に変更することにした。
そのためにはSBI証券のオリコ仲介口座を開設する必要がある。
ただし、すでにSBI証券の口座を持っている人は変更手続きが可能。
というわけで変更手続きを行った。現在のところは変更待ちの状態。
この手のクレジットカードを介しての投資信託積立はいろいろあり、
SBI証券では三井住友カードでの積立を2021年6月から開始している。
以後も提携先をいろいろ増やしていたようで、オリコも今月から加わった。
調べてみると三井住友カードについては仲介口座でなくてもよいが、
それ以外の提携先とは仲介口座限りという条件があるよう。
なお、三井住友カードとの仲介口座も存在するとのこと。
オリコとの仲介口座については、オリコ以外のクレジットカードでの積立はできなくなるが、
それ以外は他のSBI証券の口座と同じとみられる。
三井住友カードとの仲介口座だと投信マイレージなどの付与先がVポイントに固定されるが、
おそらくそのような制約はオリコにはないはず。
なお、投信マイレージは投資信託保有高に応じてポイントが付与されるもので、
僕が持っている信託報酬が安いものだと年0.05%の割合で付与されている。
つみたてNISAの制度が導入されて今で5年半だから、上限まで積み立てるとおおざっぱに残高は220万円である。
これで年0.05%ということは年1100円相当ということになる。
(投信マイレージの計算は時価に対して行われるので厳密には異なる)
積立額の0.5%のポイントが付くと投信マイレージより大きいというのはそういうこと。
なお、クレジットカードでの積立は月5万円まで、つみたてNISAは月33333円までという制約があるらしい。
オリコカードのポイントは1000円単位で付与されることも考えると、
つみたてNISAで月33333円、課税口座で月667円とか組み合わせるとよいのかも。
厳密にはつみたてNISAの枠を数円余すことになるが、それは仕方ないと。
(現在は月33000円・ボーナス月2000円加算でぴったり年40万円にしている)
クレジットカードでの積立は毎月こんなサイクルで動くらしい。
- 毎月10日に申込締め切り
- 当月11~15日に1.の内容に従ってカード認証を行う
- 翌月1日(休日の場合は翌営業日)に買付
- 翌月27日(休日の場合は翌営業日)に口座引落
申し込んでから実際に積み立てられるまでのタイムラグが20日ある。
一方で買付日のほぼ1ヶ月遅れで請求が来るので、金銭的には有利かも。
現在は毎月10日に買付余力から積立を実施しているが、6月分は1日に繰り上げる。
買付完了後10日までにクレジットカードでの積立設定を行い、
7月1日がクレジットカードでの買付スタートという形になる。
これだと特に隙間も空かないのでよいのかなと。
クレジットカードでの積立のメリットは証券口座への入金の手間が省けること。
もっともSBI証券には「銀行引落サービス」というのがもともとあって、
これを使えば投資信託などの積立額相当を自動入金してくれるんだけどね。
ただ、新規の口座自動振替設定がいらないことはメリットだろう。
とはいえ、僕にとってそれがよいことかというと微妙な面もある。
みずほ銀行に切り捨てられるわけにもいかない
もともと給与振込は みずほ銀行(経費口座でもある)で、クレジットカードの引落はスルガ銀行と分かれていた。
当初はみずほ銀行から他行への振込手数料に無料回数があったので、それで送金していたと。
ただ、みずほ銀行の制度変更でこれが難しくなってしまった。
なので給与をスルガ銀行に定額、みずほ銀行に残りと分けて入金してもらっている。
みずほ銀行は経費口座でもあり、みずほ銀行のATMの利用が多いことも考慮してのことである。
当初はクレジットカードの請求額を見て決めたのだが、
その後、家賃もスルガ銀行からの引落にしたので、それに応じて再度変更している。
この結果、給与の8割ぐらいがスルガ銀行に入っている状況。
SBI証券への入金は主にみずほ銀行から行っているのだが、
これも つみたてNISA分はオリコ経由でスルガ銀行に回るとなれば、
さらにスルガ銀行への給与振込額を増やす必要があると考えられる。
もうそれ みずほ銀行 への給与振り込みいるのか? というレベルだが。
ただ、口座振替やATM利用などみずほ銀行特有の用途があることは確かだし、
スルガ銀行はGMOクリック証券への即時入金に対応していないのもある。
実際には住信SBIネット銀行からの即時入金が大半なんですがね。
みずほ銀行からの投資には一応のアドバンテージがある。
直近ではキャンペーン狙いでFamiPay翌月払いにシフトさせた影響もあり、
スルガ銀行の残高がリッチで、みずほ銀行の残高が少なめなので、
つみたてNISA分を中心にスルガ銀行からの引落にシフトしても問題はない。
しばらく様子を見て、給与振り込み設定も見直すということで。
給与振込先の社内手続きも簡単にできるようになってるからね。