馬体重を測らないのではなく測れない

来週末はフランスで凱旋門賞ということで、日本からは4頭出走予定。

今年出走する4頭は個性派揃いで、うまくハマれば日本勢で初めての優勝も十分にありうるが、結果が出せない可能性も十分あるという難しさ。

なお、凱旋門賞はこれまでヨーロッパ以外の馬が優勝したことはないが、

オーストラリアでG1 11勝して、フランスに移籍したVerry Elleegantも出走を希望しているが……

どうも出走希望馬がフルゲート(20頭)より多く、レーティング順で下位のため除外の可能性があるという。

フランス移籍後の成績が振るわないためこういうことになるんかね。

ヨーロッパ勢以外というところでは(移籍したとはいえ)この馬もいると思ってたんだが。

まだ出走可能性がなくなったわけではないのだが、なかなか厳しそうですね。


凱旋門賞といえば、JRAでの馬券発売が始まって以来、国内で馬券を買い求める人は多く、

その売り上げはフランスのPMUよりも多いというほどである。

JRAでの馬券売上の一部は主催者のフランスギャロにもたらされているはずだし、

あるいはJRA内でも海外遠征協力金(今年はタイトルホルダーとドウデュースが対象)として還元されている。

このように馬券が売れるということは、予想のための情報提供も求められており、

新聞でも凱旋門賞の馬柱が掲載され、そこに◎○▲△とか日本式の予想印を付けちゃうわけですね。


そうして馬券を買う人には当たり前のことかもしれないが、

日本ではレース前に馬体重の測定結果が発表されるが、

外国のレースでは香港や韓国などを除いて馬体重の測定は行われない。

このため馬体重欄は空欄とか「計不」などと記載されることになる。

なお、香港は馬体重の測定を行うが、レース直前ではなく前々日などの数値である。

日本とは少し違うが、JRAのデータでは日本の馬体重と同じ扱いを受けている。


これを見て、馬体重を予想に使うのはアジア特有の文化なんだなと思ったかも知れないが、

実はそういうレベルではなく、そもそも体重計がないのである。

このため馬のコンディションを管理するにも体重というファクターが使えなくて、

日本ではプール調教などでシェイプアップを図っていたが、シャンティイでは牧草を制限するなど工夫を凝らしている。現地では馬体重を測定できないが「筋肉が締まったような感じ。日本ダービーぐらいの数字(490キロ)だと思うし、見た目も遜色ないですよ」と力を込めた。

(【凱旋門賞】ドウデュース馬体締まり上昇 友道師「いいリズムで走れていましたね」 (サンスポ))

というわけで、馬体の目視などで判断しているようである。

6年前に同年のダービー馬、マカヒキで凱旋門賞挑戦をしている厩舎だし、そこら辺は織り込み済みなんでしょうがね。


馬体重を見て予想の何に役立つのかという話もある一方で、

調子が良いときの数字を基準にしてコンディションを測ることができるのは確かなんでしょう。

継続的に測定することで意味を成す数値なので、ヨーロッパの馬にとっては興味はないだろうし、逆に日本の馬はこうして困ってしまうと。

国際交流のためには馬体重計が必要ですよとかいう話もあると思うんですがね。


ドウデュースは食いしん坊なので特に話題になるけど、他もどうなんでしょうね?

特にこれが初めての外国遠征になるタイトルホルダーはどうなんかなと。

ここは遠征経験も少ないチームと思われているのもありますから。

当地の日本人調教師、小林智厩舎の協力も得ながら、調教を行っているようだが。

調子が悪いという話は出ていないし、順調ではあるらしいんですけどね。

タイトルホルダーは馬自体のポテンシャルは高いと思われているが、

厩舎・牧場・騎手と人の経験が乏しいのが気になり、おそらくそういう自覚はあって、いろいろ工夫してるんだと思いますけどね。

ライブビューイングやるとは言ったけど

今度の週末は3連休だけど、その次の3連休の話ですが。

BanG Dream! 10th☆LIVE

木曜~日曜の4日間連続でバンドリ4バンドの公演が行われると。木曜は平日だね。

会場は有明アリーナ、オリンピック合わせで作られたが今年8月から一般利用が始まった。


このうち、土曜に行われるPoppin’Partyの公演はチケットを取っているのだが、

木曜のRoseliaの公演をライブビューイングで見るかと考えた。

実はこの日は有給休暇計画取得日ということもある。

ちゃんと全公演ともライブビューイングがあるんですね。

BanG Dream! 10th☆LIVE – Live Viewing –

韓国・台湾・香港でも上映館があるが「海外劇場での上映の際は音楽権利の事情で音無しになる楽曲が含まれる場合がございます。予めご了承ください。」という注意書きが。

初めて見る内容だけど、実際そういう予定があるから書いてるんだろうな。

ほとんどの上映館は4公演とも上映する計画になっていた。

東京都心の上映館の一部は木曜だけの上映予定だったのは他の映画との兼ね合いか。


そんなこんなで様子見していたのだが、先行申込を締め切った後に上映中止の告知が出ていた。

申込者があまりに少なく割に合わないという判断だったのか、真相はわからないが……

  • 木曜(Roselia) 1館
  • 金曜(Morfonica) 11館
  • 土曜(Poppin’Party) 4館
  • 日曜(RAISE A SUILEN) 3館

というのを見ると、Morfonicaは他に比べると人気が無いのかなと想像する。

この中では実績も少ないし致し方なしという気もするが。


というので気になって現地のチケットを調べたら、売り切れてるのはRoseliaだけだった。

平日なのにこれだけ売り切れというのは、人気の高さがよくわかる。

Morfonicaはプレミアムシートも残あり、他はプレミアムシートは残無しだが一般席は◎の表示だった。

有明アリーナもたくさん人が入る会場ではあるんだろうけど。


こんなにライブビューイングやって見合っているのかという話はあろうと思うが。

一時期、インターネット配信をやっていたこともあるが、今はまたライブビューイングに一本化されている。

その上で現地のチケットが高くて手が届かないというのを想定しているのはあると思う。


ところで有明アリーナのアクセス方法、Webサイトには下記の記載がある。

〇東京臨海新交通ゆりかもめ
 「新豊洲駅」下車………………徒歩約8分
 「有明テニスの森駅」下車……徒歩約8分

〇東京臨海高速鉄道りんかい線
 「国際展示場駅」下車…………徒歩約17分
 「東雲駅」下車…………………徒歩約17分

両路線、2つの駅のほぼ中間点にあるのか?

有明テニスの森駅が最寄り駅筆頭だと思っていたのだが、そう単純ではないらしい。

ただ、この立地を見て、これって晴海通りのバスで行けそうだなと。

調べたら「有明小中学校前」バス停を使うと目の前に到着するらしい。

東京駅からバス1本で行けるので、これが本命だなと。

もっともバスというのは夜間は本数が減るものなので、帰りに使えるかはよくわからない。

高くても買えればラッキー

日曜に名古屋に行った話を書いたけど、実はこのときシンデレラガールズの次の公演が発表されていた。

【現地チケット】シンデレラ「Twinkle LIVE Constellation Gradation」アソビストアプレミアム会員最速先行抽選お申し込み受付中! (アイドルマスター)

ってまた西武ドームなんですか。11月下旬の西武ドームとかものすごい寒そう。

コンセプトはまだよくわからないところはあるのだが……

シンデレラガールズ10周年のライブツアーが終わり、デレステ7周年合わせのライブが終わり、そしたらシンデレラガールズとしては11周年になるんですね。


まず11月の西武ドームというのが戸惑うところだが、もう1つの戸惑いがこれ。

SS席(アリーナ指定席) :各日30,000円(税込) ※限定お土産グッズ付
S席(スタンド指定席):各日20,000円(税込) ※限定お土産グッズ付
A席(アリーナ指定席):各日15,000円(税込)
A席(スタンド指定席):各日15,000円(税込)
B席(スタンド指定席):各日9,500円(税込)

というわけで席種によって不均一な料金設定なんですね。

アイドルマスターシリーズの国内公演だと初めてじゃないのかなぁ。


SS席の3万円とみて、これは「超スタァライトシート」だなと。

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」ではスタァライトシートが設定されるのが恒例で……なんて話は以前紹介したことがある。

素直にチケットを高くする

その中でもごく一部の公演では「超スタァライトシート」が設定されることがある。

最前列のことと考えていいのかな。そのチケット代がおよそ3万円である。

位置づけとしても似ているような気がする。


ただ、こういう席は高いように見えるが、そもそも席数がかなり限られる。

このため3万円出して買うということが難しいのである。

3万円出せば最前列で見られるという簡単な話ではない。

だから大半の来場者にとっては無縁の存在であり、軽視してよいと思う。

もちろんせっかくならば狙ってみるのも1つの手ではあるのだが、そうそう当たらないだろう。


むしろ問題はSS席以外である。

S席はスタンド指定席の中央前方付近、野球で言えばバックネット裏の上等な席である。

快適性ということで言えばよさそうな席だが。全体的に観覧しやすいということか。

ここも2万円なので、最下級のB席の倍ぐらいはする。

ただし、SS席・S席はお土産付きである。

A席がアリーナの大半とスタンド席の前方、これが1万5000円でB席の1.5倍ぐらい。

残りのスタンドがB席である。従来はこのぐらいの価格設定が多かった。

S席・A席あたりがチケット収入を稼ぐという点では大きいのではないかと思う。


やはり多くの人にとっての悩み所はこの辺ではないかなと思う。

B席は比較的安いがこれを選んだ途端にスタンド席確定であろうと。

A席はアリーナ席が割りあてられる可能性が高いが、その中での場所はなんとも言えない。

S席は観覧環境の良さとお土産をどう考えるかというところで、これは好みか。

臨場感からはあくまでもアリーナ席の方がよいという人はいるでしょう。

単純に高い金を出せばよい席にありつけるというわけでもないが、

B席を選んではよい席にはありつけないというところが問題である。


でも、多分こういうのって上級の席から埋まっていくと思うんだよね。

SS席あぶれてS席・A席、S席あぶれてA席、A席あぶれてB席という流れにしかならないと。

B席あぶれてA席、A席あぶれてS席なんてことはきっとないでしょう。

結局はよい席が用意されるチャンスがあるならお金を出しちゃう人が多いんでしょうね。

お金を出せばよい席が用意されるわけではないけど、

お金を出さないとよい席は用意されないので、奮発する方を選ぶ人が多いと。


さて、どうしましょうかというのは悩ましい話である。

そもそも申し込むのかという話から始まる。

でもうちから西武ドームは近いからせっかくのチャンスじゃないかとも思う。

その中で2日公演のどちらかに絞るか、両方申し込むか。

申し込むとしてどの席種にするか。第一希望をA席かB席が現実的なところでしょうけど。

西武ドームの構造からすれば、B席でもそんなに悪くないような気もする。

しかしアリーナ席の希望を捨てがたいなら、これは1.5倍出してA席か? となる。


確かに均一料金でどこの席に割りあてられるかわからないのも、

それはそれで不公平ではないかというのはあるんですよね。

特に西武ドームの場合、今回S席になっているエリアというのは座席がいいんですよね。

これが従来は特に区別せずに配置されていたので、もったいないなぁと思うことはあった。

だから、ここを区分して上級席として扱うのはなるほどと納得いく面はある。

SS席もさすがにこの席を割りあてられるならば、3万円払っても割に合うでしょう。

座席は普通のパイプ椅子では見合わんななんて話はさておき。


ちなみに冒頭に「国内公演だと」と書いたのは、こういう先例があったから。

台湾だが完売したという

台北でやったときにはVIP区・S区・A区・B区と分かれていて、

VIP区は最前列だから今回のSS席と同じで買うことが難しいというもの。

割合として多かったのがS区で、これが台湾の感覚ではけっこう高いのだが、結局は両日とも売り切れたと。

B区はA区のおよそ半額とお値打ち価格だが席数はかなり少ないから売り切れる。

結局は2日目にA区が一部が売れ残った程度だったということである。


このときとは会場の性質がだいぶ違うのでなかなか比較しにくいのだけど、

まずお値打ち価格の席というのはない。少なくとも1万円ぐらいはする。

台北のときは圧倒的にS席だから、S席を基本に考えるべきとわかりやすいが、

今回はSS席とS席は席数が限られるが、A席とB席はどちらも席数は多い。

だからより難しいとは思いますよ。

虚偽申告での試合中止に対する制裁

Twitterで「没収試合」がトレンドに入っていて、なに? と思ったらどうもこういうことがあったらしい。

懲罰決定について (Jリーグ)

名古屋グランパスのチーム内で新型コロナウイルスの感染者が多く出て、

「保健所からの指導」によりチームの活動停止となったとして、試合中止が決定されたが、

実際には保健所の指導ではなく、チームの自主的な判断を保健所が是認したに過ぎないということだったと。

虚偽の申告を行ったことは公式試合の日程遵守義務に反するので、罰金200万円の制裁が決定されたとのことである。

もっとも虚偽の申告がなくても、試合ができる人数が揃わないため試合中止という結論は変わらないというとのことである。

これが過去の新型コロナウイルス関係の他の制裁に比べて軽いのではないかとのことだったらしい。


それにしても、こういう場合、不戦敗じゃないんですねと。

トレンドになっていた「没収試合」は当該試合を開催せず、0-3で責任チームの負けとなることだから、不戦敗に相当する。

虚偽申告により試合を中止させたのだから没収試合にならないとおかしいという主張である。

実はJリーグの規約では人数が揃わない場合の中止について、

台風など不可抗力での中止と同様に代替試合を実施するのが原則で、

開催日程が決められない場合は人数が揃えられなかったチームが0-3で敗戦となる規定がある。

なお、不可抗力での中止に代替試合が実施できなかった場合は0-0の引き分けである。

だから、今回の場合、代替日程が設定できる以上は不戦敗になることはないと。

しかしながら代替日程が設定できなくなったら不戦敗である。


ギリギリでも人数が揃えられるならば公式試合は行わなければならないので、

人数のやりくりに苦労しながら試合を実施するチームもある中では、

虚偽申告で中止させたことは問題だということで、それなりの制裁を科す必要があったということらしい。

J1名古屋に罰金200万円 コロナ誤報告で川崎戦中止 (日本経済新聞)

そもそも開催できない試合を虚偽申告で中止させたことを処罰するのは難しいという見方もあった中では、厳しい制裁を与えたことが読み取れる。

この制裁に対して、軽すぎるというファンもいるが、Jリーグ内部としては重いかもという考えであるところにギャップがある。


ちなみに他のプロスポーツだと、

野球(NPB)は新型コロナウイルスの感染が原因の場合は、延期試合としている。

最終的にリーグ戦では143試合実施できればよいということで、場合によってはダブルヘッダーも考えているとのこと。

このあたりは雨天中止が頻繁で試合間隔を詰めやすい野球特有のところはある。

大相撲については原因によらず休場した以上は不戦敗である。

部屋単位で休場になることが多く、両者不戦敗というのも起きているよう。

ただ、番付への反映は欠場期間の分はあまり考慮していないようである。


これらに比べるとサッカー(Jリーグ)の対応は明確な部分と難しい部分がある。

明確なのは人数が揃えられる限りは日程通り行わないといけないとなっていて、

NPBの場合、ここまで明確に延期条件は定められていない。

それだけサッカーにおいて日程遵守は重い責務であるということが読み取れる。

ただ、延期か不戦敗かが日程が入るか否かで分かれるところは難しい。

延期試合の日程をねじ込むと不利な日程での試合を強いることになる。

チーム内の感染拡大で他チームを不利に追い込むことがおかしいのではないか。

という見方もあるようだが、原則は延期試合で、例外が不戦敗なんですよね。

そういうところも規約とファンの感覚のズレなのかもしれない。

国際騎手招待のスペシャルルール

今週末、札幌競馬場で国際騎手招待競走「ワールドオールスタージョッキーズ」(WASJ)が行われていた。

JRAから7名、外国から6名、地方競馬から1名の騎手を集めて、騎乗成績を競う。

JRAは今年の勝利数の多い騎手を中心に選ぶが、ダービー優勝騎手は必ず選ばれたり、

3年ぶりの開催ということで、2020年の牡馬・牝馬それぞれの三冠ジョッキーが選出されたり、

変わり種としては黄綬褒章を受章した柴田騎手が選出されたりという具合。

またチーム戦でもあり、JRA選抜 vs WAS選抜(外国・地方)という側面もある。

チーム戦にしては大雑把すぎる気がするけど。


騎手招待競走はJRAではWASJとヤングジョッキーシリーズ(JRA・地方の若手騎手で競う)がある。

日本から外国の騎手招待競走に参加するものもおり、イギリスのシャーガーカップには例年日本から1名以上行っている。

基本的なルールは抽選で決まった馬に騎乗して、複数レースでの結果を得点化して、順位付けをするという点で共通している。

やはり競馬というのは騎手の腕だけでどうにもならないところがあり、

強い馬を引けるかどうかというくじ運でだいたい決まってしまうのでは困る。


そこでJRAではWASJの実施にあたり、いろいろな特別ルールを定めている。

2022ワールドオールスタージョッキーズについて(pdf)(JRA)

これは主に馬主・調教師向けの資料なんだがな。

まず、ある程度実力が揃った馬同士で競う条件戦で行われる。

WASJでは2勝クラスが3レース、3勝クラスが1レースで行われる。

出走馬は特別登録した馬の中から、当該クラス14頭を抽選で選ぶ。

通常の1勝クラス・2勝クラスは前走成績やレース間隔により出走馬が決まる部分があるのだが、そういうのはなく単純に抽選である。

また、補欠馬も順位付けされ、選定馬が病気などで出走できなくなったときは補欠上位の馬が出ることになる。


その上でJRAは抽選で選んだ14頭をA~Dの4段階でグループ分けをする。

というのも、このWASJはなんとしても14頭揃えるために、手当が手厚くなっており、出走馬も完全抽選なので、クラス下位の馬にとっては魅力的である。

しかし、それは出走馬の実力差が大きくなりやすいということでもある。

出走馬の実力差を埋める方法にはハンデ戦という方法もあるが、後で書く事情により不適である。

そこで、JRAでは出走馬をグループ分けして、実力の高い順にA・B・C・Dと分ける。

そして、各騎手は4レースでA・B・C・Dに1回ずつ騎乗するようにする。

このようにしてくじ運の影響を小さくするような仕掛けがあるのだという。


WASJの手当は非常に手厚いものになっている。

まず、6着以下に支払われる出走奨励金(名前は違うが賞金とほぼ同義)は、

通常の条件戦は9着までの支払いだが、WASJでは10着以下にも1着賞金2%が一律支払われる。

さらに特別出走奨励金により賞金・出走奨励金の1/2相当の額が上乗せして支給される。

3勝クラスの賞金に特別出走奨励金を足すと1着2760万円と、オープンクラスでもこれより安いレースは多数ある。

また騎手に支払われる騎乗手当も50万円で、4レース騎乗すると200万円の参加賞になる。

もちろん各レースの賞金・出走奨励金の5%は騎手の取り分である。

これに加えてWASJの上位3位に入れば1位300万円~3位100万円の賞金が与えられる。


最後に負担重量、これも特別ルールである。

本シリーズの各競走の負担重量は,4歳以上58kg,3歳56kg,牝馬2kg減とする。なお,南半球産馬の負担重量の減量は適用しない。

日本では4歳以上牡馬の負担重量の基本は57kgなのだが、58kgとなっている。

また、3歳馬が4歳以上馬に混ざってレースに出る場合は、負担重量が軽減されるが、この時期は本来は3kg軽減であるが、ここでは2kg軽減である。

なぜこんなことになっているのかというと、騎手の体重を考慮してでしょう。

抽選で選ばれた馬が3歳牝馬でも54kgなら騎乗できるでしょうという。


さっきハンデ戦が不適と書いたのもここに理由がある。

日本のハンデ戦はトップハンデが58kg程度であることが多い。

最大でも59.5kgと言われているが59kg以上は稀である。

逆にトップハンデが57kgということもけっこうある。

ということは必然的に軽い方は50kgとかなることもあって、そうすると乗れるJRA所属騎手でもだいぶ限られる。

だから馬の実力差を埋めるのにハンデ戦を適用することは難しいと。


結果的にはJRA選抜が各レースで上位のほとんどを占めるような状態で、

個人表彰対象の1~3位は全員JRA勢、優勝は武騎手だった。

トップ騎手とあって、WASJの前身のワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)から頻繁に参加していて、2位は多かったらしいが、

優勝となると1992年以来とのことだった。むしろ30年ぶりに勝てることがすごいが。

実質的な国立西洋美術館ハイライト

今日は東京・上野公園の国立西洋美術館に出かけていた。

長らく改修工事を行っていたが、今年4月に再開した。

そういえばそうか。久しぶりに観に行くかと思い立ったのが今週。

そしたら「自然と人のダイアローグ」という特別展があるらしい。

ちょっと気になったのでこちらを見て、そのままコレクション展も見ようと。


ところで国立西洋美術館本館は重要文化財に登録され、世界文化遺産「ル・コルビュジエの建築作品」の構成資産の1つとなっている。

この改修工事はその文化財の修復活動という一面もあったらしい。

国立西洋美術館/【館長メッセージ】2022年4月9日 国立西洋美術館リニューアルオープン (YouTube)

この改修工事の主なところは地下の企画展示室の改修だという。

漏水が起きてたり、空調の機能劣化などの問題があったみたいですね。

その企画展示室の真上である前庭は、建設当初からいろいろ手が入っており、世界遺産登録の中でもケチが付けられた事項だったらしい。

それならばと当初の姿に戻す工事が行われたというわけらしい。

そんな言うほどですかねという話も思いつつ、確かに復原後の姿は以前とは受ける印象は異なり、これはこれでいいのかなと。


さて、特別展「自然と人のダイアローグ」の印象だが、

他館から借りてきた作品もあるとはいえ、国立西洋美術館ハイライトという感じの内容だった。

ヨーロッパの美術というのもいろいろな背景があるが、そんな中では自然を描いた作品というのは、普遍的で日本人好みなんだなと思わせる内容だった。

それは国立西洋美術館のコレクションでも人気の高いクロード・モネの作品とかね。

そういう厳選されたコレクションと同じようなテーマを持つ作品をフォルクヴァング美術館(ドイツ)他から借り入れて並べているということで、

これは「国立西洋美術館ハイライト」だよねとはそういうこと。


国立西洋美術館を知る上でもう1つ重要なのが、川崎造船所(現在の川崎重工)の社長だった松方幸次郎が美術館を作ろうと集めていた「松方コレクション」が背景にあるということ。

実はこの特別展の中でも、松方氏の「共楽美術館」の構想を表す絵が展示されていた。

ただ、これは会社の経営難などもあり、コレクションの一部は逸散、

フランスにあった美術品は敵国人資産としてフランス政府に差し押さえられる始末。

これが日本に寄贈という形で戻ってくることになったのだが、

返還には特別な美術館が必要と言われ、兵庫県や京都に作る案もあったが、東京じゃないとダメだと言われて、結果的にできたのが国立西洋美術館である。

(ちなみにこれは京都国立近代美術館の前史でもある :美術館の歴史(京都国立近代美術館))

なお、逸散したコレクションの一部は「旧松方コレクション」として寄贈・寄託・購入などで再集結している。


コレクション展を入って早々「Collection in FOCUS」という形で紹介されていた、この紹介文を見て「そうだったのか!」と驚いたのだけど。

――当館のコレクションの基礎となった計375点です。これらはフランスの美術だけに限定されていたわけではありませんが、すべてが19世紀以降、いわゆる「近代」の作品群でした。それゆえ(略)「近代美術」が展示される空間になっていました。

ところが、開館から9年が経った1968年(昭和43)年度、(略)当館のコレクション形成をめぐる方針転換でした。これによって国立西洋美術館は、より古く遠い時代のヨーロッパ各地の芸術、つまり19世紀以前のオールド・マスターの作品も、あらたに本格的にくわえてゆくことになったのです。そして以後、コレクションが成長した昨今では当館の本館2階は基本的に、多様なオールド・マスターたちの作品群だけが展示される舞台となっています。

言われて見れば、コレクション展の序盤にあたるところは相当時代が古い作品で、しかも美術館にやってきた時期は比較的新しいものが多い。

このあたりは西洋美術の専門館という形で誕生したがゆえのことだったかもしれない。

19世紀あるいはそれ以後のヨーロッパの美術、あるいは日本の美術というのも、オールド・マスターの影響を何らか受けている部分があるだろうと。

結果的にはこれが国立西洋美術館の特徴にもなったわけである。なるほどなと。


というわけで珍しくもヨーロッパの美術にがっつり触れたのだった。

ところで国立西洋美術館の企画展示室、初めて入ったんだけど、これはどうなんだろ? と思った箇所が2箇所合った。

1つが途中で階段を下がって入って、上がって出る部屋ですね。

おそらくは背の高い展示物を展示できるように考えられたものだと思う。

ただ、それが展示室の途中に折り込まれてるんですよね。果たして階段使えない人はどうするのか? どうにも気になる。

もう1つが展示室の最後がエスカレータであること。

展示室の入口と出口がほぼ同位置になっている博物館が多いが、ここは全然違うところに出ると。それで最後は逆走できないようかエスカレータだと。

一応、車いす対応のエスカレータみたいだが、ちょっとどうなんだろと。


帰ってきて調べたところ、地下3階はエレベータで行く裏ルートが存在するようだ。

国立西洋美術館 企画展示室 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報 (車いすおでかけガイド)

このような都合もあるため、車いすの場合は最後のエスカレータは使わず、

展示室を逆走してエレベータから裏ルートで地下3階に行き、これを見てエレベータで退場となることが多いようだ。

それにしてもどうにも現代的ではない作りである。

今回の改修工事が入れられるところでもなかったんだろうけどね。

音楽プロデューサー兼カメラマン

D4DJのユニットに「Merm4id」というのがいて、これが元アイドルだらけのDJユニットだと。

グラビアが主戦場の人たち

今もグラビアで活躍している人がいるからか、写真集なんて作っていて、

その第2弾が出るということで、イベントで先行販売されたのを中古で入手して読んでいた。

入手したとき、定価で3300円する本にしては薄いなと思ったが、内容はなかなかよかった。


しかし少し驚いたのは、奥付に書かれていたスタッフ一覧、

けっこうな人数が書いてあるのだが「スチール 都田和志」という記載が。

もう1人と連名だったんだけど、スチールって静止画の撮影のことで、

しかし写真集というのは全て静止画なわけで、それってこの写真集の撮影そのものじゃないかと。

まさか都田さんがそんなことをしているとは。


といってもMerm4idのことを知らないと何を言っているのかわからないよね。

D4DJでは各ユニットごとに音楽プロデューサーを決めている。

Merm4idの担当というのが、エースクルー・エンタテインメントの都田会長というわけ。

作中では少し大人な女子大生DJユニット、南国のリゾートを思わせる開放的な雰囲気が特徴であろう。

Merm4idのオリジナル曲は都田さんが作詞・作曲をしているのだが、

その都田さんはメンバーの誰より乙女とか「5人目のMerm4id」とか言われていて、

「現代女性の生々しい心情を描いた歌詞」なんて評されているところである。

まぁ都田さんは男なんだけどね。それで5人目のMerm4idと呼ばれる異質さよ。


そんな都田さんだが、エースクルー・エンタテインメントの会長というが、

まぁ創業者というか都田さんが独立するときに作った会社がこの会社だと。

そんなエースクルー所属のタレント5人をピックアップした写真集「Be the ACE」が昨年発売されていた。

その5人ってバンドリの出演者なんだが。

その中の数人目当てに購入したのだが、その中に2ページだけ都田会長のインタビューが掲載されていた。

わりと興味深い内容だったので、改めて掘り返して見た。


そもそも何があってブシロードと関わるようになったかという話である。

ある日突然ダメだと思ったんですよね。何がダメかというと、芸能界にはマネージメントのプロがいますよね。それに対して、僕はマネージメントが下手なんです。(略)もっと新しいことをやらなきゃいけないなと思っていたとき、ちょうどブシロードの木谷高明さんと知り合った。

(略)木谷さんは素晴らしい意味で究極のオタクなんですよ、追求型の。だから、僕の知らないことをどんどん出してくる。そこが面白い。木谷さんが起業するってときに、木谷さんがやりたいと言うことを横で具現化していく役割を担おうと思ったのもそれが理由です。

というので、バンドリプロジェクトの立ち上げに関わったわけである。

キャラクターを演じる声優が実際に楽器を持って演奏するバンドを作ると。

それを実現するにはどうするかというので、ライブ演出の立場から関わったと。

テクニカルな面ではエースクルーの多くの人が関わっていたとみられ、

ドラムの先生で後のMorfonicaのメンバーとなるmikaさんもそうだった。(cf. Morfonicaはバンドリの新しい挑戦)

もともとは音楽制作で関わるつもりだったらしいが、「勝てねぇな」とElements Gardenが全面的に手がけることになったことも書かれている。


これによって一気に活路が開けた人がいて、それがRaychellさんである。

自分がイチから育てているのがRaychellで、ずっと鳴かず飛ばずで売れなかった。ただ、歌が上手いことはわかっていて。

まぁ調べてみればわかるが、けっこうな迷走をしていたんだよね。

そこを打開するきっかけになったのが、カードゲーム「ヴァンガード」の楽曲に関わったことだった。ここに都田さんが関わっていたと。

カードゲームの世界展開を意識して英語で歌えるということで選ばれたと。

社内のタレントということで提案しやすかったのはあるんだろう。

これがきっかけで2017年の「ブシロード10周年ライブ」に出演することになった。

このとき、ドラムの夏芽さん、ギターはPoppin’Partyで出演していた大塚紗英さんと組んで、3人で演奏したわけですね。

これがガルパライブのバックバンドとしてのTHE THIRD(仮)の元になり、

このTHE THIRD(仮)は後にRAISE A SUILENとして、後付けでキャラクターがつき、バンドリのバンドの1つして位置づけられることになった。

そんなこともあるんだなぁって。


本では特に言及されていないが、D4DJも同様に立ち上げ時から関わっている。

かくしてMerm4idは治安が悪くなった!?D4DJクリエイターインタビュー都田和志編 モチーフはあの曲!?Merm4id 2ndシングル「BOOM-BOOM SHAKE!」制作秘話! (SPICE)

木谷さんがF1シンガポールGPでのレース後のDJパフォーマンスに発想を得て、

これが都田さんらの手でキャラクターを演じる声優のDJユニットという形に落とし込まれ、

その中で「声優さんだけでは出来ないような何か」ということで、元アイドル(それも元リーダー)だらけのDJユニット「Merm4id」が生み出されたと。


というわけで、実はいろいろなことを手がけていたと。

ただ、Merm4idの音楽プロデューサーという形で話題になるまでは、

ファンにとってさほど注目されない裏方のスタッフの1人だったんじゃないか。

本当はキーマンなんだけど、ファンが意識することではなかったと。

そんなのはたくさんあるでしょうがね。

日本競馬は去勢に慎重だが

DMMバヌーシー(DMMドリームクラブ)の代表代行が毎週、所属馬の近況について動画を投稿していて、出資者でもないがなんとなく見ている。

DMMバヌーシー公式チャンネル (YouTube)

競走馬のマネージメントの難しさが随所に表れている。


その中で語られていたのですが、アバンチュリエについて気性面の課題があり、調教師から去勢も考えてはという話もあったが、とりあえずこのまま行くという話。

7月31日に芝1500mの2勝クラスで2着と勝つには至らなかったがそこそこの結果で、

それならばと先週末に同条件の2勝クラスに出たのだが、ゲート内で立ち上がってしまい外枠発走を指示され、ゲートを出遅れ、その後も伸びを欠き9着と。

元々ゲートに課題があることは把握されていて、練習もしてきたがなかなか難しい。

ということで去勢も真面目に考えるのかな? と思ったけど、どうなんだろう?


ところで以前こんな話を書いたことがある。

ヨーロッパでも4歳以上だとせん馬が相当増えるようですね。

昨年の凱旋門賞デー、エントシャイデンが出走したフォレ賞は牡馬5頭(うち3頭は3歳)、せん馬4頭、牝馬6頭ですからね。

エントシャイデンいなければ4歳以上牡馬は14頭中1頭だけですからね。G1でさえこれ。

そういう状況からすると、障害レースですら せん馬 が少数派の日本は異様である。

そこから種牡馬になるものはほぼいないだろうに。

(活躍馬でも種牡馬にならないわけ)

日本競馬では去勢された せん馬 は全体としてはそんなに多くない。

ただ、世界的に見れば4歳以上牡馬というのはかなり少数派だよという話ですね。


地域ごとに特有の事情があるのは確かですが。

わかりやすいのは香港で、競走馬を専ら輸入によることもあり、デビュー前に去勢されるものがほとんど。繁殖というセカンドキャリアは元々想定されていないと。

その輸入元のオーストラリア・ニュージーランドもデビュー前に去勢されるものも多いという。

この要因の1つには北半球と南半球を行き来するシャトル種牡馬の存在があるという。

ヨーロッパ・アメリカ・日本から選りすぐりの種牡馬が一同に集うわけである。

こうなってくると国内で種牡馬を充実させる機運に乏しい。


一方でヨーロッパの場合は4歳になると せん馬 が増えるという話を書いたが、

種牡馬として期待されなくなった馬を去勢してしまうというのは理解できたが、

オーストラリアとの比較ではデビュー前に去勢するのはそんなに多くないんだなと。

しかし、よく考えたら3歳までは去勢を避けたい理由がありましたね。

それが各国のクラシックレース には せん馬 が出走できないのが普通だからだ。


クラシックレースとは元はイギリスの1000ギニー・2000ギニー・オークス・ダービー・セントレジャーを指すものである。

牝馬限定の1000ギニー・オークスはさておき、他の3レースは「牡馬・牝馬限定」となっている。

牡馬・牝馬以外というのは、これは去勢された せん馬 のことである。

確かにこれらのレースに出走できる馬は全体からすれば一握りではあるが、

そのチャンスが出たときに出走できないのでは興ざめである。

だから4歳以上はせん馬が増えるが、3歳まではそんなに多くないのだと。


では、これらのレースに せん馬 が出走できないのはなぜかというと、種牡馬・繁殖牝馬の選定のための重要レースと位置づけられているからだという。

ダービー優勝馬ともなれば種牡馬としての期待が大きいところだが、

そこを せん馬 が勝ってしまっては種牡馬になれるわけがないので面白くないと。

こういう観点でクラシックレース以外でも せん馬 の出走ができないレースがあり、

日本でもよく知られたレースが凱旋門賞(3歳以上牡馬・牝馬限定)である。

ただ、そういうレースは全体としては少数だし、そもそも凱旋門賞だって3歳馬の出走が多いのである。


では、日本ではどうなのかという話だが、下記のレースが牡馬・牝馬限定である。

  • クラシックレース(3歳限定): 皐月賞・日本ダービー・菊花賞
  • その他3歳限定G1: NHKマイルカップ
  • 上記のステップレース(3歳限定): スプリングステークス・神戸新聞杯・ニュージーランドトロフィー
  • 2歳限定戦: 朝日杯フューチュリティステークス・ホープフルステークス

今のところ、上記9レースだけのはず。

基本的にはクラシックレースとそれにつながるレースが対象となっている。

2歳G1も皐月賞の前哨戦という位置づけなんかね?

NHKマイルカップはクラシックレースではないが、それに準ずるものとして扱われているようである。

ただし全てのトライアルレースが牡馬・牝馬限定というわけではない。

これに加えて2024年から大井のダート三冠が3歳牡馬・牝馬限定になるそうだけど。

(現在の羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートダービーは せん馬 も可能)

芝の三冠に合わせたということで、ここもヨーロピアンスタイルと。

ヨーロピアンスタイルの3歳ダート三冠


なお、2007年までは天皇賞(春)は4歳以上牡馬・牝馬限定、天皇賞(秋)は3歳以上牡馬・牝馬限定だったそう。

これも種牡馬・繁殖牝馬の選定のための重要レースと位置づけられていたことによる。

2008年以降は特にこの制限がなくなった。

明確な理由はわからないが、2008年からメルボルンカップ優勝馬の天皇賞(春)への招待制が導入されたのと関係があるかもしれない。

というのも、オーストラリアでは非主流の超長距離戦であるメルボルンカップは せん馬だらけなのだ。

国際交流の活性化のために せん馬 の出走制限を撤廃したということなのかな?

なお、天皇賞は1971年秋~1999年の間、内国産馬限定のレースだった。

2000年から外国産馬枠が設けられ、2005年から国際競走、2007年から国際GIとなった。

メルボルンカップ優勝馬の招待制導入もこれと関係した動きと思うが、実際に来た馬いるのか?


ちなみにアメリカではケンタッキーダービーを含めて、せん馬が出走できないレースはほとんどないようだ。

アメリカもデビュー前に去勢される馬がそこそこいるらしい。

このため、せん馬が ケンタッキーダービーを優勝することも時々あるらしい。

あと、オーストラリアもデビュー前に去勢される馬が多いと書いたけど、ここも せん馬の出走できないレースはほとんどないようだ。

オーストラリアで種牡馬・繁殖牝馬の選定レースと言えば、ゴールデンスリッパーステークスという2歳限定・1200mのG1らしいんだけど、

このレースも せん馬 の出走が可能みたいですね。


冒頭に書いたアバンチュリエだが、NHKマイルカップを目指してきた経緯もあり、

3歳牡馬・牝馬限定のニュージーランドトロフィーに出走している。

このときもゲートで立ち上がり出遅れて9着とさっぱりで、NHKマイルカップへの出走は見合わせている。

ともあれ、NHKマイルカップを目指すことと去勢することは両立しない。

しかし、NHKマイルカップも終わり、3000mの菊花賞を目指さないだろうから、今後は去勢により、出走できるレースに制限がかかることは考えにくい。

だからこそ去勢も考えてはという話が出てきたんだろうかね。


DMMドリームクラブの代表代行が「当クラブ、やんちゃな馬が多いですけど」ということを言っていたが、けっこう手を焼いてるみたいですね。

その中でも伝説となっているのがダブルアンコールですね。

三冠牝馬 ジェンティルドンナの妹で、セレクトセールで3.7億円(本体)で購入、名付け親は秋元康氏という。

(当時のDMMバヌーシーでは有名人に命名してもらうことが行われていたそう)

大変期待されたのだが、とにかく気性が悪く、武騎手に騎乗依頼するも断られ、

普段から調教で騎乗できる騎手がよいだろうと同厩舎の水口騎手に騎乗してもらうことになり、デビューを迎え、4戦目で未勝利を勝ち上がることができた。

その後1勝クラスを走ってきたが、4月にこのコンビで1勝クラスを勝ち上がった。

3.7億円という値段に見合っているかというのはさておき、それなりの結果を出しているのはマネージメントの賜物なのかな。

牝馬なんで去勢という選択肢はないですからね。

これで2勝クラス勝てれば立派なもんですけどね。チャンスはありそうだけど。


繁殖能力を失う以外にも、去勢後はホルモンバランスが変わるので、状態が整うまである程度時間を要するというのはあるそう。

日本で現役馬の去勢に慎重なのはこのあたりの事情もあるのかも。

世界的に見れば、去勢することで長く現役で活躍できる可能性が高まるので、積極的に去勢をする考えもあるが、

日本では現状うまく行っているのならばあえて去勢する必要はないという考えの方が強いと。

それは例え障害戦に転向する馬でさえそうなんですよね。

この結果、日本では現役競走馬への去勢は気性面の課題が目立つ馬に限られると。

それでも現役引退すれば種牡馬になるもの以外はほぼ去勢されるんですがね。

同じ人だけど全く違うキャラクター

先日、ウマ娘 プリティーダービー と アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)のコラボが発表されていた。

ウマ娘はCygamesのゲームだし、デレステの開発はCygamesが受託している。

だから社内のことと言えばそうだけど、これコラボするのと。

そしてそれでデレステにカバー曲が追加されたのですが。

スターライトステージ / 【ウマ娘コラボキャンペーン①】『ウマ娘×デレステコラボキャンペーン』を開催中です!―― (Twitter)

ここで追加されたのはウマ娘の代表曲「うまぴょい伝説」なのはさておき、

歌っているアイドル3人を演じるのは全員ウマ娘出演者じゃないか。


シンデレラガールズとウマ娘、どちらにも出演している人はかなり多い。

まぁどちらもキャラクターの多いゲームなので意図せずとも被るのはあるかもしれないけど。

でも、被らないように選ぶことはできたわけで。

おそらくこのチョイスはかなり意図的で、あえて被るのを選んでいるのだが、

ただ、ウマ娘とシンデレラガールズで演じているキャラクタの特徴が全く違う人を選んでいるんですよね。

調べてみればわかるんだけど、あまりに違う。


普通はこういうのって被らない人を選びそうなもんだけど、

デレステに初めて追加されたカバー曲「キミとボクのミライ」からしてそうだった。

これはCygamesのゲーム、グランブルーファンタジーの楽曲であり、

実は同作のエイプリルフール企画で「騎空団のメンバーをアイドルデビューさせる」というネタのために作られた楽曲である。

このネタもシンデレラガールズのゲーム開発を受託しているCygamesだからこそ思いついたものかもしれない。

このときの歌唱メンバーの1人がシンデレラガールズにも出演している人で、

実は同じ人がデレステでカバーしているわけである。

歌っているキャラクターが違うのもあるが、歌い方がまるで違うことが知られている。


逆にウマ娘側でもこんなことがあった。

ぱかチューブっ!公式アカウント / 【#デレステ コラボ記念】 デレステでのコラボがスタートして小躍りしてるそこのオマエ! コラボを記念してウオッカがあの曲を踊ってくれたから、一緒にダンシングだ! (Twitter)

こちらはシンデレラガールズの代表曲「お願い!シンデレラ」を踊ってみた動画。

音源はシンデレラガールズのオリジナルのものだけど。

なんでゴールドシップ自身でなく、ウオッカに踊らせたのか?

実はウォッカを演じる人もシンデレラガールズに出演しているのである。

しかもお願い!シンデレラの音源に含まれているはずだから、そういうネタだと。


でも同じ人が演じているからって全く似てないんですよね。

もちろん似たようなキャラクターを演じているケースもあるんだけど。

けっこう性質は違うがどちらもハマリ役というのがあるみたいですね。

そういうのを見抜くのはすごいと思いますが。

アイドルマスターシリーズもウマ娘もオーディションで来たのと違う役に選出された人が多いことは語られているので。

ラブライブ!は同日開催も可能?

Twitterで「お金で叶える物語」なんて唐突に言っていた人がいて、

何のことかと思えば、ラブライブ!関係のイベントが12月~来年3月にかけて連続していることを言っていたらしい。

(ちなみにラブライブ!のコンセプトは「みんなで叶える物語」である)

3プロジェクトに渡っているため全体像は一見わかりにくいのだが……

ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~

Aquors EXTRAライブ

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ユニットライブ

まぁ1つだけ見ても異常なものはあるけど。


全部並べるとこんな感じらしい。

  • 12/3,4 Liella! 仙台
  • 12/10,11 Liella! 常滑
  • 1/7,8 Liella! 千葉
  • 1/13,14 Liella! 札幌
  • 1/14,15 虹ヶ咲(R3BIRTH) 東京
  • 1/21,22 Liella! 大阪
  • 1/28,29 Liella! 調布
  • 2/4,5 虹ヶ咲(A·ZU·NA) 東京
  • 2/11,12 Aqours 調布
  • 2/25,26 虹ヶ咲(DiverDiva) 東京
  • 3/4,5 Liella! 所沢
  • 3/11,12 Aqours 千葉
  • 3/18,19 虹ヶ咲(QU4RTZ) 東京

ラブライブ!全体で見ると毎週のようにイベントが続くことになる。

あと、よく見ると1月14日はLiella! と 虹ヶ咲 と違うが同日開催がある。


ラブライブ!という枠組みで同日開催というのは、すでに今年6月25日・26日にAquorsの6thライブ(東京ドーム)とLiella!のファンミーティング(名古屋)で発生している。

一方がトークメインのイベントとは言え、同日開催ができることにびっくり。

当時、これに困惑するファンも多かったようだが。

またしても同日開催が発生するとはね。


あと個別に見てもおかしくてLiella!のライブの日程ですよね。

ほとんどが連闘じゃないかって。

というかここまでもLiella!のイベントの密度はすごくて、そんなのできるもんか。

このあたりは全体的にルーキーが多いLiella!だからこそでしょうね。

スケジュールの調整が付けやすいからこういうことができると。

Liella!が連闘を繰り返すのは今回が初めてではなく1stライブのときもそうである。

2021年10月~2022年1月にかけて10公演、12月~1月で中1週以外は全部連闘。


逆に虹ヶ咲の出演者は声優として他の作品への出演が多い人が大半である。

そうすると事前のレッスンも含めてスケジュールの調整が難しくなってくる。

虹ヶ咲のイベントはユニットライブということで、出演者は2~4人である。

これは作品のコンセプト(ソロのスクールアイドルの集まりとして始まったこと)もあるのだが、スケジュール調整の面でもメリットがあるんじゃないか。

ちなみに4ユニット8公演とも会場は東京ガーデンシアター(江東区有明)である。

規模的に使いやすいというのもあるのかもしれないが、作中の虹ヶ咲学園は東京ビッグサイトをモデルとしており、その近くという背景もある。

ちなみに来月も5thライブとして東京ガーデンシアターで公演予定である。(こちらは13人揃うらしい)


しかし、出演者の都合さえ付けば開催できるわけではなく、スタッフも重要ですよね。

やはり欠くことの出来ないキーマンというのはいるはずだと。

だから今年6月にAquorsとLiella!の日程が被ったことに驚いたのである。

一方はトークメインのイベントとは言え、独立して開催できる体制があるのかと。

今回もLiella!と虹ヶ咲で日程が被っているわけだが、それで開催できると。

ラブライブ!は各プロジェクトである程度独立した体制が組めるらしい。


それにしてもLiella!もこれだけ公演あるけど、会場も大きいんですよね。

大阪って大阪城ホールですからね。最後の所沢ってこれ西武ドームね。

もう西武ドームの出番ですか。3月の西武ドームは日が沈むと寒くて大変だけど。

それって会場埋まるんですか? とか思わんこともないけど。

特に南関東だけで3公演(千葉・調布・所沢)ですからね。どの程度内容が違うのかという話もありますが。