簡易書留を はこぽす で受け取る

今日は午後半休だったのだが、家に帰ると日本郵便の不在連絡票が。

どうも簡易書留が来ていたらしい。そうですか。

郵便局に取りにいってもよいが、まだ郵便局に戻ってないかもしれない。

というので、「はこぽす」での受取登録してたから使うかと。


はこぽす は日本郵便の宅配ロッカーシステムで、多くは郵便局に設置されている。

PUDOの宅配ロッカーも はこぽす のシステムに組み込まれている。

うちの近所だとそれを加味しても郵便局併設の はこぽす が近いんだけど。

はこぽす の使い方は主に3つある。

1つ目が通販でそもそも はこぽす を送り先に指定する方法。

楽天市場、メルカリ、ヤフオクなどで使えるようだが。

2つ目が「ゆうパックのお届け予定のお知らせ」のメールで変更する方法。

配達時間帯の指定・変更には使っているが、それだけではないと。

3つ目が不在連絡票を受け取った郵便・荷物の受け取りに使う方法。

1つ目はよいのだが、あとの使い方は他人の郵便・荷物を横取りされては困るので、事前の確認手続きが必要になる。


以前、不在連絡票を受け取った郵便・荷物 を はこぽす で受け取れるとメリットがあると気づいた。

引越前の社宅は宅配ボックスがあったが、今はない。

ゆうパック の場合はお届け予定のお知らせを見て、在宅時間帯に合わせて来てもらうように変更する対応ができる。他の宅配便も同様。

しかし、これが難しいのが事前の通知がないものである。

レターパックプラス、書留郵便、ポスト投函が困難な ゆうパケット など。

こういうのは小さいので、はこぽす で受け取って持ち帰るのも容易。

自宅で受け取るよりも早く受け取れる可能性もある。

もちろん不在連絡票を持って ゆうゆう窓口 に行っても同じなのだが、

それが出来ないケースでも はこぽす は有用な可能性がある。


とはいえ事前の登録手続きはやや手間である。

MyPostに登録して、本人限定受取郵便を受け取るという形で認証が必要だから。

MyPostは重要な通知をインターネット経由で受け取れる仕組みだが、

あまりそういう活用例は多くないのが実情である。

はこぽす はMyPostのアカウントが住所・氏名の確認と紐付くことを活用したもので、

MyPostに登録して認証が完了すると「日本郵便 『はこぽす』(ロッカーサービス)登録完了のご連絡」という通知が届く。

この通知に不在連絡票を受け取った郵便・荷物をはこぽす受取にする申込みフォームへのリンクがある。

ここから申し込む形になる。(なので通常の再配達申込みとは異なる)


というわけで昼に帰宅してこのフォームから はこぽす での受取申込みと。

すると選べる はこぽす が郵便局併設の1つしかない。

これが最寄りの はこぽす なので、これだけ選べればよいのだが……

おかしいなと思い、後で調べたのだが 書留 の場合は郵便局・ローソン併設のはこぽすに限るという制約があったらしい。

管理上の問題だと思うのだが、そうするとかなり限られた存在である。

それ以外の郵便・荷物ならばPUDOも含めて大丈夫なはず。


あとは はこぽす への配達がいつ行われるかという話だが、

申込みの3時間後ぐらいに入庫の連絡があった。

配達担当者が郵便局に戻してから、はこぽす に配達するという形だと思うが、

担当郵便局併設の はこぽす なので配達頻度自体は多そうな感じはする。

で、こうすると用事から帰宅する足で取りに行けると。

入庫メールには パスワード と 問い合わせ番号 が書いてある。

パスワードを先に入力して、確認用に問い合わせ番号を入力すると受け取れる。

こういうのって受取用QRコードとか発行するもんじゃないの?

と思ったけど はこぽす にはそもそも読み取り機が付いてなかった。

パスワード7桁、確認用番号が11桁(荷物だと12桁)は正直面倒だが、

本人確認書類も印鑑(サイン)もなく、ゆうゆう窓口の行列とも無関係に、

入庫さえされていれば ゆうゆう窓口 が閉まっていても受け取れるのはメリットか。


なお、はこぽす の使い方の2つ目に書いた配達予定メールから変更する方法、

こちらの本人確認はMyPostとは別の手続きを行う必要がある。

こちらは簡易書留を受け取る形だが、MyPostで先に手続きが済んでいれば省略となっている。

なので、先にMyPostの登録をして、これが完了後に ゆうびんポータル→オプション設定で「e受取チョイス」の申込みをするとよい。

この記事を書くときに別途申込みが必要であることを知って、

なんで別々なんだよと思ったけど、確認手続きは一度で済むようになっていると。


郵便局・ローソン併設の はこぽす だけだと結局使えないよという話もありそう。

さっきも書いたように ゆうパック ならば配達時間帯の指定で済むことが多い。

はこぽす を使いたいのはそれができないケースだから、そうすると書留の割合が比較的多くなってしまう。

書留なのであまりいい加減なことはできないこともわかるのだが、

そうすると該当する はこぽす は全体にしてかなり限られたものになる。

ゆうゆう窓口 のある郵便局に併設されたものでは はこぽす のメリットが薄れてしまう。

(もちろん、ゆうゆう窓口の営業時間と無関係などのメリットもある)


というわけで微妙なところはあるのだが、一応役立つケースはあるということで。

登録手続きや受取時の手入力の多さなど、気になる点は多々あるが、

それでも はこぽす の設置場所が便利ならばそこそこ使い道はあるかなと。

でも、書留でこの設置状況だとそもそも使えない地域が多いんじゃないかなぁ。

郵便区内に1つもないケースだって多いでしょう。

というわけで僕にとっては悪くないけどねという話だった。

帰ってきた食堂

先日、ちらりと書いたが今年度に入ってしばらくして職場の食堂が再開した。

2020年3月から長く続いた食堂閉鎖だった。

出勤者数が少ないこと以上に、時期により出勤者数の変動が大きかったことは食堂再開の大きな妨げになっていたのだと思う。

しかし、ここ最近はその状況も安定してきて、再開の目処が立ったと見ている。


食堂閉鎖が続く間、出勤時の昼食の多くを占めていたのが弁当だった。

かなり出勤者数が少ない時期でも販売されていたので助かっていた。

ただ、緊急事態宣言発令時など弁当販売すらも止まっていた時期があった。

そんな時期に出勤して対応しないといけない仕事が重なることもあり、

そのようなときに頼りにしていたのがカレーメシだった。

カレーメシという選択肢

当初は食堂に比べて弁当は見劣る印象が強かったのだが、

これに比べれば弁当を買えるのはよっぽどいいのは確かですよね。


当初、弁当が見劣る印象があったのは、メニューの選択肢が少ないのに食堂より割高だったことによる。

ちなみに食堂閉鎖以前の弁当は2種類選べたらしい。値段は一緒だったはず。

2019年10~2021年1月の家計簿から1食あたりの平均を計算して、

これを当時の弁当価格と比べると、弁当だと平均7%ぐらい割高だった。

食堂から遠い職場の人ならともかく、うちの職場はそこまでのことはない。

それでもめんどくさがって職場で弁当買って食べている人も一定いたが。


食材価格高騰を受けて、弁当価格は昨年に約4%値上げされた。

学校給食でも栄養価が保てないと食材費引き上げの動きが出ていた頃で、

もうメニューの工夫でどうにかできる状況ではなかったと理解した。

それでも値上げ前後を通じて、似たような具材が繰り返し使われる場面が増えた印象で、食材のやりくりの難しさがあらわになっていた。

元々食堂のような選択肢はない点が見劣りすると思っていたが、

その弁当がさらに単調なものになっていき、なおさら魅力が低下していた。


そんな状況で迎えた食堂再開は本当に朗報だった。

ただ、長期閉鎖前の食堂とはいろいろ事情が変わっている。

以前の食堂は おかず2種類、セットメニュー2種類、カレー、丼、ラーメン2種類、うどん・そば2種類 といった構成だった。

これだけ充実した食堂だったのも供食数の多さゆえだろう。

さすがに再開時にはここまでのメニュー数はなく、おかず2種類、カレー、丼、麺類2種類となった。

麺類はラーメンの日 と うどん・そば の日が日替わりであるらしい。

(再開した当初は毎日ラーメンだと思っていたが、実は違ったらしい)

これは元が充実しすぎていたのだと。


そして価格も大きく変わっている。

全体的に従来より値上がりしているが、2種類ある おかず の一方、丼、麺類の一方はかなり高い印象。

従来のスペシャルセットがこれぐらいの価格帯だったかなぁ。

従来はおかず2種類の価格差はそこまで気にしていなかったが、

今は高い方を選ぶのはちょっと覚悟がいる、とは大げさだが。

この結果、閉鎖前は食堂より弁当が割高だったのが、逆転している。

食堂でのメニュー選び次第ではあるものの、再開からの平均額は弁当より6%高くなっている。

2019年10月~2021年1月の食堂と比べると平均19%も高くなっている。


供食方法も閉鎖前は おかず と ライスS はすでによそわれたのを取る形だったが、

供食数減少を踏まえてか おかず・ご飯 も都度注文する形になった。

が、効率が悪かったのか、ある程度はよそって置いておく形になった。

明確に変わったのが みそ汁 の提供方法で、具だけ入ったお椀が置かれ、

これを取ってセルフサービスでみそ汁を注ぐ形になった。

みそ汁マシン DL-1HTF (マルコメ)

こんなやつが何台か置かれるようになった。

おかずの列にあるマシンの使用頻度が高いが、カレー・丼の列にもあるので、混んでいるときはそちらにも分散して使ってねと言っている。

まぁこれも供食数減少に対して効率的に対応するための方法でしょう


新型コロナウイルスの感染対策はまだ完全には緩められないところがある。

食堂利用者も当面は従来より大幅に少なくなる想定ということもあり、

食事のとき座る向きは一方に揃えて、食事中は対面しないようにして、

座席間隔も従来より広げて、従来の3割程度の座席数になっている。

利用者数が増えていけばだんだん詰めていくのかもしれない。


一方でメニューについては以前の食堂が帰ってきたという感じはあって、

食堂の中でも人気の高いメニューはできるだけ維持したということだと思う。

僕はあまり食べないけど、ラーメンの人気も高かった。

特にスペシャルラーメンと呼ばれていた日替わりメニューの人気が高かった。

おそらくこのために ラーメンの日と、うどん・そばの日を分けることにしたのだと思う。

再開後もラーメンの列が長く伸びているのを見ることがあり、根強い人気の高さを感じる。


いろいろ思うところはあるんだけど、昼食はおいしいのが一番よい。

出勤者数が少ない時期でも多くは弁当販売が行われていたのはありがたかったけど、

食材高騰の煽りもあり、おいしさという点での欠点は増していた。

確かに再開後の食堂は弁当より高くなってしまうケースが多い。

それでも、ものすごく高くなったわけではなく、許容できる範囲内にある。

それ以上に選択肢があることと、結果として得られる満足感は全く違う。


供食数が増えればメニューの選択肢も増えていくと思うので、

食堂の利用者が増えることに期待したいがどうでしょうね?

まず、そもそも出勤者数が伸びるかどうかというところである。

うちの職場は違うけど、フリーアドレス化で固定の席がなくなって出勤するのに躊躇すると言う人もいた。

(そう思われるようならフリーアドレス化は失敗してると思うのだが)

社内外でテレビ会議の活用が増える中で出勤するとやりにくいというはある。

これはまさに僕が直面している課題である。

物に触れて仕事ができることがメリットになればよいのだが。


もう1つが出勤した人の中で食堂を選ぶ人の割合ですよね。

食堂閉鎖が続く中で、弁当販売・売店の利用、弁当持参、外食が定着したかもしれない。

うちの職場にインスタントの焼きそばを持ってきて、湯を注いで食べてる人がいるのだが、

昨今の食費の状況も見て、これが最善だとなっていったらしい。

このような形で「弁当持参」が定着した人には食堂の再開なんて無関係だろう。

閉鎖前の食堂でさえ高いという人は一定いた状況だから、再開後はなおさらだと思う。

従来より食堂のカバレッジが減ったことは確かかもしれない。

厚さが規格外の定形外郵便

Redmi Padの導入に関連して充電器を整理することにして、

不要になった充電器をメルカリに出品したら早々売れた。

中古ということはあるけど安いから売れますね。


それで発送しようとしたのだが、これは厚さ3cmには入らないなと。

充電器そのものがピッタリ3cmで、段ボールで養生すると超過してしまう。

出品の段階でそういうこともあるかもしれないと思っていたけど、

なんとかいけるんじゃないかなと思ったんだけどダメですね。

というので、定形外郵便の規格外サイズで発送である。


定形外郵便の規格外は端的に言えばポスト投函が難しいサイズということである。

かつての定形外郵便は3辺合計90cm以内・長辺60cm以内を満たせば重量だけで料金が決まった。

寸法によってはポスト投函できず、不在なら持ち帰りになっていたが、

軽いのにポスト投函できないと割に合わないわけである。

この対策として規格内・規格外で料金設定を分けることにしたと。

規格外は従来より割高な料金が設定されるようになった。


今回は100g以内なので規格内なら140円のところ、規格外だと220円となる。

そんなに高くはないんですよね。

ポスト投函が難しいので他の手段だとそんなに安くはならない。

ただ、定形外郵便の規格外サイズは過去の料金設定の経緯もあり、

やはり軽ければ安いんですよね。

手持ちの切手で対応することもあり、規格外の料金も許容できたわけである。


ただ、ポスト投函が難しいというのは発送時のポスト投函も難しいということ。

この問題については郵便局のゆうゆう窓口の横にある「ポスト」に投函する方法で対応した。

ここだと5cm厚ぐらいまでは入る。

どうせ超過するならと厚さ方向にもエアパッキンを入れたので4cmぐらいの厚さになったが、これぐらいなら通る。

一部の大型投函口ポストだと7cm厚まで入るけど、これこそ貴重である。

なければ郵便窓口に持参するしかない。ここが面倒である。


定形外郵便の規格外サイズは今回が初めてだったが、

定形外郵便なら規格外サイズになるゆうパケットは発送したことがある。

最大サイズ以上の荷物と最小サイズの郵便

変形判の本をゆうパケットで発送しようとしたら幅25cmを超過していて、スマリボックスに投函できなかったという話。

ゆうパケットのサイズ規定は長辺34cm以内・厚さ3cm以内・3辺合計60cm以内なので、

正方形に近い荷物だと幅25cmを超過してポスト投函が難しい。

このときはLoppiを使ってレジから発送として打開した。

ゆうプリタッチがある郵便局の窓口から発送するのがスムーズでしょうね。


また、レターパックプラスで厚さ3cm超のものを受けとったこともある。

公社時代に生まれたサービスだったか

レターパックプラスは配達は手渡し前提なので、ポスト投函の必要はないが。

ただ、ポスト投函できないサイズだとポストからの発送はできない。

(もちろん今回のように郵便局内の「ポスト」などに投函できることもある)


厚さはあるが、全体として小さいこともあり、

長3封筒に段ボールで養生した商品を入れる方法で対応した。

封筒の上下にエアパッキンを入れて、養生した商品が封筒の中央付近で安定するようにしている。

そうしないと封筒の中で商品が暴れて封筒を破りかねないので。

(実際、通販で買った商品が封筒をそのように破って届いたこともある)

長3封筒って定形外郵便の発送にも使うんですよね。

郵便の最小サイズ(14cm×9cm)を考えると、これぐらいあった方がよいという事情もある。

PayPayでクレジットカードが使えた

PayPayで今年8月からPayPayカード以外のクレジットカード決済が停止される。

(PayPayカードについては「PayPayあと払い」扱いで継続利用可能)

あわせて ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い の毎月2回目からの利用に手数料が発生するようになる。

後者は僕にとっても直接影響のある話だけど、月1回は無料だし。


PayPayってクレジットカード決済も可能なんですよね。

かつてはそれでもPayPayのキャンペーン対象になる部分もあったが、

現在はほぼPayPayからの特典付与はなく、クレジットカードに素通しになっている。

僕はこの使い方をしたことはないのだけど、確かにその使い方はある。

3Dセキュアなしでも使えるので、これが不正利用の温床になったこともある。

現在も利用額の制限は厳しいが、一応3Dセキュアなしでも使える。


自分が使ってないというのはあるけど、よくわからない機能だなとは思っていた。

ただ、この機能があることでPayPay加盟店は実質的なクレジットカード対応になっていたわけである。

ユーザースキャンではPayPayは圧倒的で、他のキャッシュレス決済がないのにPayPayだけ導入している店は多い。

そこに価値があったということである。


ただ、一方でPayPayの手数料は有料化されても低く抑えられており、

クレジットカードに素通しだと割に合わないだろうとは言われていた。

このため銀行チャージへの一本化もあるかもという観測はあって、

今回の制度変更はほぼその予測が実現した形となる。

間接的なクレジットカード払いとなりうる、携帯電話料金との合算払いも、完全には封じなかったが無料なのは月1回に限られることになった。


僕はPayPayのサービス開始以来、ずっと銀行チャージ主体でよいと思っていて、この決定はむしろ遅すぎたぐらいだと思う。

今後もYahoo!ショッピング、クーポン利用、ユーザースキャン加盟店といったところでは、PayPayを使って行きたい。

ワイモバイルまとめて支払い も月1回で困らないが、銀行チャージでいい。

ただ、今後PayPayカードを持たない人はPayPay残高がないとPayPayは使えなくなる。

PayPayのユーザースキャン加盟店はLINE Payでも使えるが、

こちらも三井住友カードを登録して チャージ&ペイ しない限りは残高が必要。

残高を持つというところに抵抗感を覚える人はいるかもしれない。


さっきも書いたようにPayPayのユーザースキャン加盟店はこれが唯一のキャッシュレス決済手段であることが多い。

このため他の決済手段だとどうかという話をしても仕方ない面はあるが、

d払い と 楽天ペイ はクレジットカードを使うことはできる。

ポイント併用して端数をクレジットカードとかいうこともできる。

au PAYはクレジットカードで残高にチャージすることができる。

PayPayとメルペイ(d払い)を並べている店は時々あるから、その場合はd払いでもという感じですかね。


というわけで僕はあまり気にしていないが、世間的に気にする人はいるという話だった。

イトーヨーカドーは西日本でも続く?

先日、両親と話していたときに「その服はイトーヨーカドーで買ってるのか」と聞かれて「イオンだよ。ちょっと遠いけどね」と答えた。

イトーヨーカドーには普段からよく買い物に行っているがほぼ食品のみ。

時々、台所まわりを中心に日用品を買うことはあるが、衣料品を買うのは稀である。


そんなイトーヨーカドーについてこんなニュースがあった。

イトーヨーカ堂、3大都市圏軸に集約へ 「他社への事業承継も協議」 (朝日新聞デジタル)

イトーヨーカドーについて、衣料品売場の自社経営をやめる方向は示されていたが、

店舗網について首都圏・関西・中京に集約し、食品スーパーを経営するヨークとの合併を考えているということだが……

関西・中京圏の店舗を残すつもりがあることにびっくりなのですが。


イトーヨーカドーの店舗、125店舗中93店舗が関東圏に集中している。

店舗整理が進む中で関東のローカルチェーンという色が濃くなってきた。

合併を考えているヨークの103店舗はすべて関東圏である。

関東以外で比較的あるのが東北の9店舗。

これらの一部はグループ会社のヨークベニマルの展開エリアとも重なる。

別の記事を見ると、東北の店舗はヨークベニマルへの移管も考えていると。

なので必ずしも東北から撤退とも言えないようである。


これに対して大阪・兵庫で7店舗、愛知・岐阜・静岡で7店舗はだいぶ少ない。

店舗整理の結果、この店舗数になったという事情はあるのだけど、

こんな小規模な店舗網を続けていきたいというのがよくわからない。

そこで気になって調べたところこういう記事が見つかった。

ヨーカ堂、中京・関西圏で存続へ 東北で店舗承継も―井阪セブン&アイ社長 (JIJI.COM)

「中京、関西地方で利益が出ている店舗は残したい」ということらしい。

果たしてその考えでよいのだろうか?


西武・そごう の百貨店事業が立ちゆかなくなった原因もこの発想があったのではないか?

西武・そごう には 西武池袋本店 という全国屈指の売上を叩き出す店舗もある。

これがゆえに百貨店事業を手放すという発想にならなかったのだろう。

さすがにこのままではまずいと思ったのか、2017年に関西2店舗をH2Oリテイリングに譲渡している。(後に阪急百貨店に)

ただ、これ以上に百貨店として残るべき店に出来たことはあまりなくて、

最終的に株主にせっつかれて全店舗一括でフォートレス・ヨドバシ連合に売却することになったが、最終合意の目処は立っていない。


不採算店舗だからって簡単には閉店できないのはそうなんでしょうけど。

百貨店もそうだし、スーパーもそうなんだと思う。

関西・中京圏で一定の利益が出ている店舗は残しておくのも、面倒を避けたいからというのはあるのかも。


衣食住が全て揃うGMSという商売を畳む動きは他でも見られる。

というか、全国レベルでGMSに力を入れるのはイオンとPPIH(MEGAドン・キホーテ、アピタ)の2系列だけで、

あとは中国・四国・九州で イズミ(ゆめタウン) が目立つぐらいかも。

西友も緩やかに衣料品売場を減らし、食品への特化を進めてきた。

まだ衣料品を扱う店舗は残っているが、専門店に転換して衣料品売場をなくす店が少しずつ増えてきていることは確か。

関西でも イズミヤ が関西スーパーとの経営統合も絡み、非食品部門を分社化している。

(現時点では双方H2Oグループ内にある状況だが)

そしてイトーヨーカドーもおそらく西友と同じような道をたどるのだろう。


コンビニが高収益がゆえに、それ以外の事業に株主に突かれている面はあるが、

それにしても7&iが 西武・そごう と イトーヨーカドーに対して効果的な策を打てなかったのはどうなんだろうなと。

追い込まれて 西武・そごうは売却、イトーヨーカドーは衣料品から撤退と決めた。

この決定には理由はあると思うが、どうにも疑わしいものである。

イトーヨーカドーの関西・中京圏の店舗を残したいと聞いてその疑念は強まった。

西武・そごう については売却すれば7&iとしては手離れするのだが、

売却後の方針に懸念もあり最終合意に至らない状況が続いている。


というわけで、イトーヨーカドーはどうなるのかなとは思いますね。

かつてはよく比較されたイオンとの違いを考えて見ると、

イオンは自力でGMSの諸課題を打開していったが、7&iはそれができていないのだと思う。

何もやってこなかったとは思わないけど、現実に大したことはできていない。

そういうのが長く続くほどにイトーヨーカドーが見劣りするようになってきた。

だから衣料品・住関係は遠くてもイオンに買いに行くんだって話ですよね。

現金限りかマルチ電子マネー対応か

近鉄の週末フリーパスを使って3日間、近鉄沿線を動き回っていた。

そんな中で1つ気になったことがあり、それが自動販売機の電子マネー対応である。


近鉄の主要駅にはファミリーマートがあるので、そこで買い物ができればよいが、

自動販売機は比較的小さな駅でもあり、ホーム上で手早く買えたりメリットはある。

それで自動販売機で飲み物を買おうと思ったら、現金しか入らないのがけっこう多い。

ただ、電子マネーに対応したものも一部ある。でも対応している電子マネーはまちまち。


普段よく乗る JR東日本 といえば駅構内の自動販売機は全てSuica対応である。

しかしSuica以外の電子マネーは締め出している。

というのも、JR東日本はacureという自社の飲料・自動販売機ブランドを持っている。

(この事業は上越新幹線 大清水トンネルの湧水を商品化したことに由来する)

ここに一本化した結果、Suica対応は徹底され、逆にそれ以外は締め出されていると。

このあたりはNewDaysとして独自ブランドのコンビニを展開する会社らしいことである。


でも、関東圏のそれ以外の鉄道会社でも自動販売機へのPASMO導入は徹底されている。

既存のマルチ電子マネー対応を殺してPASMO対応にされているのも見る。

鉄道開業150年 キャンペーン (CokeON)

この下の方にコカコーラのキャンペーン対象外のICカードタッチ部が掲載されているが、

まさにこういう形状の読み取り機が付いているんですよね。


近鉄は自動販売機の電子マネー対応という点ではだいぶ鈍いが、

しかし使える電子マネーの多様性という点では保たれている可能性がある。

そもそも現金のみの自販機がこんなに多くては……というのが正直な感想だけどね。

鉄道ではPiTaPaを導入しているが、PiTaPaだけではカバレッジは低い。

JR西日本と提携してICOCAを販売しているが、ICOCAに肩入れする理由もないのだろうと。


最近は現金で自動販売機を使うことも少なくなったけど。

ただ、コカコーラのスマホ自販機でも現金のみ対応のものもあるぐらいで、

オーナーの都合で決済手段の制約を受けることはあるのかもしれない。

近鉄はこだわりはなさそうな感じはあるのだが、もうちょっとキャッシュレス化を推し進めてくれてもいいんじゃないかなぁと思うんですがね。

もう鉄道もPiTaPa・ICOCA利用者が多いんだし。

(おかげで大きな駅だと磁気券の週末フリーパスを通せるところを探すのに手間取る)


駅の売店もかつてに比べればだいぶ整理されたなと思う。

小規模な売店の役目は自動販売機に代替されたってことなんでしょうが。

パンやアイスの自動販売機を設置したりというのもみられる。

そういうところがキャッシュレス化されていると小銭考えなくていいから楽だけどね。

特に近鉄の場合、残る売店というのはファミリーマートのことである。

使える電子マネーの充実度という点ではかなり高いわけだから。

そことの落差はどうしても感じてしまうね。


ゆくゆく改善されていくとみて良いのか、そうではないと見るべきか。

まぁ関東圏の鉄道会社とはだいぶ違うなとは思いましたね。

オープンであることはよいことだと思うので、自販機ベンダーのキャッシュレス化と協調してやってもらえばいいと思うんですけどね。

メルカードで翌月持ち越し

先月、メルカードのキャンペーンで「いままでメルカードでお支払いしたことがないネットショップ・オンラインサービスが対象」のキャンペーンがあった。

これまで多目的に使ってきた人ほど苦しむ謎の条件である。

メルカードは毎月8日は+8%のポイントが付与される。(ただし上限は300円相当)

このキャンペーンとの重ねがけを基本とした。

ただ、月末にGoogle Play残高が不足していたこともあり、これの購入にメルカードを使った。


月末に駆け込みで使ったはいいものの、メルカードはクレジットカードである。

利用してもすぐには確定しないんですよね。

で、メルカードは月末締めで翌月1日に支払金額が確定する仕組みである。

ということは月末に駆け込みで注文した分は当然確定していない。

これ、どうなるのかと思ったんだけど、翌月に持ち越しになる。

4月に入ってから確定すると4月利用分として掲載され、5月末までに払えばよいことになる。


これはこれでよいのだけど、これってキャンペーンの対象になるの? と気になった。

なぜならば、このキャンペーンのポイント付与は4月末となっていたから。

3月中の利用でも3月中に確定せず4月確定分の支払期日は5月末、

支払期日よりだいぶ前にキャンペーンのポイントが付与されるものだろうか?

でも、もしこれが対象にならなかったら、駆け込み利用を促していたのはおかしな話である。


このポイントは今日付与されて、金額を見ると4月中に確定した分含めて4%分のポイントが付与された。

というわけで支払期日が5月末でも、4月末にポイントは付与されるというのが答えだった。

それでよかったのか。ともあれ無事に付与されてよかった。

基本的に翌月に繰り越される分までは猶予はあるみたいですね。


一般的なクレジットカードでは締め日から請求が確定するまでは2週間ぐらいある。

締め日直前の利用とか処理が遅い加盟店だと翌月にシフトすることはあるけど、わりと利用日通りに請求が届く印象である。

メルカードのシステムの場合、月末1週間ぐらいの利用はほとんどシフトすると思う。

ただ、メルカード作成から現在まで、このことを意識することはあまりなかった。

なぜならばメルカリ あるいは コード決済 での利用が大半だったから。

毎月8日はこれらにこだわらず使うことは比較的あったが、

さすがに8日利用分は月末には確定してしまうのでやはり問題にならない。


メルペイスマート払いのシステムをそのまま転用したために発生した問題だと思うけど。

当初は メルカリ あるいは コード決済 の支払いを繰り延べるところから始まっている。

この考えならば月末締め、翌月1日支払額確定でも全く問題はなかった。

後にバーチャルカードが加わったときにはこの問題は発生していたかも知れないが。


というわけでメルカードはクレジットカードなんだけど、

一般的なクレジットカードとはちょっと違う挙動があったという話だった。

それにしてもメルカードのキャンペーンも今月から一気に勢いがなくなった。

基本ポイント付与率1%、メルカリ利用時は利用状況により上乗せ、毎月8日の+8%上乗せなど、

基本機能だけでもそれなりに魅力はあるが、メルカリ以外で積極利用するほどかというと……

いや、元々メルペイはメルカリ売上金を消化するための仕組みですけどね。

近畿日本ツーリストの店舗はもはや貴重

来週金曜から関西行きの予定である。

連休後半は東京で用事があるので、前半で出かけるしかないと。

いろいろ考えたのだが、無難に関西行きかなと。

3月にも行ったし、6月にも行くのは決まっているのだが、違った方向で考えている。


金曜に名古屋から近鉄電車で移動する予定だったのだが、

金~日で週末フリーパスを買うと、そのうち2日は乗れば元は取れそうと。

近鉄の運賃が上がったこともある。週末フリーパスも値上がりはしたが。

しかし近鉄の週末フリーパスは前日までに買わないといけない。

近鉄沿線に住んでる人なら特急券うりばで事前に買えばよいのだが、

近鉄沿線から遠く離れた人が到着日から使うためには……

これは、事前に近畿日本ツーリストの店舗で買えばいいんですね。


それで近ツーの店舗に行こうとしたが、他に店あったっけ?

と調べてびっくり、店舗数が激減していた。

行く予定だった店は健在なのだが、そうして残っていることがレアである。

なにしろ個人向け店舗は138店舗から34店舗まで減ったのだから。


これは新型コロナウイルスの影響、とりわけ海外旅行への影響が大きかったことが要因である。

とはいえ、もともと近ツーにとって個人向け店舗は分の悪い商売だった。

なので2019年以前の資料を見ても個人向け店舗は減らしていく方向は明確だった。

ただ、そのためのシステム構築が追いついていなかったし、

なにより店舗を大規模に減らすとなれば従業員数も減らさなければならない。

店舗整理を含む構造改革のため、グループ全体で1/3にも及ぶ従業員を減らしたという。


近ツーは修学旅行に代表される団体旅行に強い会社である。

法人向け店舗もリモート営業の活用など目論んで減らされたが、

それでも70店舗程度は維持する方向で考えているようである。

このあたりは元々個人向け店舗を減らす方向で考えていた背景でもあるが、

一方で残る店舗に期待するところというのもある。


それがクラブツーリズムの存在である。個人向けのメディア販売である。

クラブツーリズムは新聞広告で旅行商品を売るという商売のパイオニアである。

元々は近ツーの社内でやっていたものが分社化・スピンアウトしたが、

2013年にKNT-CTホールディングスで経営統合、同一グループに戻った。

クラブツーリズムの商品も近畿日本ツーリストの店舗で取り扱っている。

実店舗が維持できる地域はかなり限られてしまったが、

「旅のアバターコンシェルジュ」というアバターを介して専門スタッフが応対する仕組みもできた。


ちなみにKNT-CTホールディングスの中期経営計画を見ると、

2018年度の売上高でクラブツーリズムが1600億円、団体旅行が1300億円、個人旅行が800億円弱である。

団体旅行には近畿日本ツーリスト コーポレートビジネスの法人向けのMICEや外国からの旅行客向けの業務、およそ300億円分も含めた。

近ツーの個人旅行も小さな数字ではないが、利益率がよくない。


いろいろ書いてきたのだが、今回の週末フリーパスを買うという用事は実店舗でなければ済まない。

というわけで店舗に行くと、店内は客が1人、旅程を決めているところだった。

来店予約制でむやみに店に来る人は少ないのかも。

そうして来店した人のフォローか、電話をかけている店員が目立った。

ただ、きっぷの単独手配は来店予約の対象外なんですよね。

それでも10分ぐらいで回ってきた。思ったよりかからなかったな。

週末フリーパスを購入するのは久々だが「引換券」という名目になっていた。

どうも特急券うりばで自動改札機に対応したきっぷが渡されるらしい。

昔は駅で買っても自動改札機非対応だったのに。時代は変わったなぁ。


近ツーの店舗が減ると、前売限定の近鉄のきっぷの入手が不便である。

近ツーの特約店でも買えるかもしれないが、それもそんなに多くはない。

こうなると諦めないといけないのか、となるかもしれないが、

近鉄はきっぷの通信販売をやっていて、送料520円かかり、5日前までに注文しなければならないが、一応買うことはできる。


ただ、そこまでしないといけないのは週末フリーパスぐらいかも。

というのも近鉄では「デジタルきっぷ」を一部の商品で導入している。

Webで購入したきっぷをQRコードリーダーの付いた自動改札機で利用できるもので、

機器の都合もあり、まわりゃんせ など伊勢志摩方面のきっぷが対象で、

発駅も名古屋・難波~鶴橋・京都に限られているが、多くはカバーできる。

デジタルきっぷ がなくて、前売限りで沿線外からの利用を想定しているものは、週末フリーパスが唯一ではないか。

というわけでそもそも近鉄のきっぷ目当てで近ツーに行くことが相当ニッチになっているのが実情である。

これもデジタルきっぷへの移行とか、引換券のWeb販売の導入もあるかもね。

透明だから紫外線に強い

洗濯物を干すのに使っていた角ハンガーが壊れた。

元々部分的に壊れたのをごまかして使ってたが、さすがにどうしょうもない。

これに気づいたのが昨晩で、今朝は干せないと困るので、

とりあえず壊れた部分をガムテープで補強してごまかして使った。

それで壊れずに夕方まで持ったからとりあえずはよかったが。


昼休みにイトーヨーカドーアプリを開いたら、ちょうど良いところに物干し関係10%引きクーポンがあった。

そんなわけで帰ってきて洗濯物を取り込んでからイトーヨーカドーに。

その中で「高耐久・紫外線にも強いポリカーボネート採用」「耐久性長持ち 約2倍」とある商品が。

いろいろ考えた結果、これを購入することにした。

ピンチ部分はポリカーボネート(PC)というのは多少あったのだが、

それ以外のプラスチック部分はポリプロピレン(PP)製がほとんどだった。


ただ見た目は本当に強いの? と思ってしまう。

半透明だし、その見た目も相まってか他の商品より軽い印象である。

とはいえ、この半透明ってのが実はポイントなのでは? と思った。


ポリカーボネートの用途として真っ先に思い浮かぶのがCDですね。

透明度と強度を兼ね備えた素材であることを生かしている。

強度という点では、うちの職場で作っている製品の筐体もPCが多いとか。

着色されているので透明ではないけど。

強度を生かした用途としてよく知られるのが防弾盾である。

透明で前方が見える上に、軽いのに銃弾にも耐える強度がある。


実はポリカーボネートは紫外線にも比較的強い素材だとされている。

そもそも洗濯物を干すというのは、物干し含めて太陽の下に晒すこと。

一般的にプラスチックは紫外線によって劣化することが知られている。

これが洗濯物関係のプラスチックが劣化して壊れていく原因として大きいといいう。

今回壊れたのも紫外線で段々劣化していたところに、力が加わって破断してしまったのだろう。

ポリカーボネートの紫外線への強さを生かした用途の1つがカーポートで、

これこそ常時太陽に晒されるわけで紫外線への耐性は重要である。


ところで物体が色を付いて見えるのは、その色の光を吸収するからである。

プラスチックは紫外線を吸収して壊れてしまうわけである。

ということは紫外線に対して透明なプラスチックは紫外線で壊れにくいということ?

実際、ポリカーボネートより紫外線にさらに強いというアクリル樹脂はそうだという。

ポリカーボネートは320nmぐらいまで透過し、それより短い波長は吸収される。

290nm付近にポリカーボネートを劣化させる波長がある。

アクリルだとより短い波長まで透過して、紫外線を吸収するところがほとんどないと。

ただ、強度の面でポリカーボネートはより優れているので総合的にはよいのだと。

紫外線吸収剤を加えて紫外線がプラスチックの成分を壊す前に吸収して熱に変えてしまうなどの工夫も効果的で、

実際には吸収剤を加えて紫外線の多くが吸収されるポリカーボネートが多く使われているそう。

この角ハンガーはどうか知らないけど、さすがに吸収剤は入ってるのでは?

見た目とは裏腹にという感じはあるけど、見た目にも強さの理由があったという話。

クリックポストサイズでもポスト投函できず

メルカリで中古の本を購入した。

注文した日の夕方に発送通知が来て18時すぎに郵便局で引受とあった。

発送方法はゆうパケットである。

これは動かないかなと思ったら、翌日には配達する郵便局に到着。

午前中には来なかったが、午後に配達されたのだが……


インターホンが鳴ったので出ると、ポストに入らないという。

それで外に出ると、ドアの横に荷物が置かれていた。

よく聞いていなかったが、手渡しではなく「置き配」されたらしい。

これといった問題はないが、こういうのは初めてだな。


確かにこれはポストに入らなさそうだなと思った。

サイズ超過では? と思ったが、3辺合計はギリギリ60cmぐらい。

このあたり郵便局は厳しいから、見逃さないだろうしね。

幅25cmもギリギリ満たしていたので、クリックポストでも適合である。

でも、確かにポストには入らない。


どうしてこんなことになったのかというと、変形判の本だったから。

幅24cmほどで、これを梱包して25cmほどになっていたというわけ。

うちのポストの幅が24cmほどで、このサイズの本のポスト投函が難しい。


ゆうパケットはポスト投函を想定した荷物サービスだが、

長辺34cm以内・厚さ3cm以内・3辺合計60cm以内だと、

30cm四方の正方形の板とかもサイズには入る。

(実際、過去にそれに近いサイズの本を送ったこともある)

ただ、これはまずもってポスト投函ができないサイズである。


クリックポストは精度上はゆうパケットの特別運賃扱いだが、

サイズ規定は異なり、長辺34cm以内・幅25cm以内・厚さ3cm以内となっている。

最初、この本の幅ってクリックポストだとは入らないのでは? と思ったが、

ギリギリ幅25cmなので、先の荷物はクリックポストでも可能である。

この寸法規定はポスト投函を想定したものだと思っていたが、

確かに発送時のポスト投函という点では幅25cmは大丈夫だが、

配達先のポストに入るかというと、厳しいケースもあるようだ。


送る側としては25cmまでクリックポストでカバーできるのはありがたいが、

受け取る側にとってはせっかくポスト投函だと思ったのにということはあると。

もちろん無駄にサイズを大きくすることはないけど、

基本的に角2封筒(幅24.0cm)で入れば、それが最優先だし。


というわけでクリックポストのサイズでも持ち帰りはあるという話だった。

今までもポスト投函できないゆうパケットというのは何度かあったけどね。

サイズギリギリの箱形に荷物とか厳しいですから。

あと、ポストの形状から厚みのある荷物に弱い傾向はあった。

今までの社宅には宅配ボックスがあったので、そちらに回ってたのはある。

今はそういうわけにはいきませんから。