EX-ICが消えて、KIPSとPiTaPaは?

ポストに三菱UFJ銀行から封書が届いていて、

開封すると来年10月でKIPS三菱UFJ-VISAが廃止になるとのこと。

これは三菱UFJ銀行の口座に付帯するクレジットカードである。

基本的に年会費有料(条件を満たせば無料)のKIPSカードの中で無条件で年会費無料ということで、

東京三菱UFJ銀行(当時)の口座開設とともに作ったものである。


このカードを作った目的は近鉄の定期券購入とPiTaPaのため。

すでに近鉄沿線を離れた今となっては定期券購入という目的はなく、

PiTaPaのために維持し続けているカードというのが実情である。

PiTaPaの年会費というのは別に設定されているが年1回でも使えばよい。

時々は関西に行くので近鉄やOsakaMetroで使えば特に問題はない。


KIPS MUFGカードへの移行を促す案内が入っており、

これで移行するとKIPSポイントを引き継いだ上で特典も付けるよと。

年会費もPiTaPaを付帯している場合は年1回のショッピング利用でよい。

(PiTaPa利用だけでは条件を満たさない)

ただ、今となってはKIPSカードである理由もないし、

PiTaPaの利用も少なければ割引の恩恵も限定的なわけでどうしたものか。

Suicaオートチャージの効かない関西に行って残高を気にしなくていいのは楽だけど、

残高不足への対策だけならばモバイルSuicaを使うという選択肢もある。

PiTaPaだけならば三井住友カードに付帯させる方法も考えられる。

使えなくなるまでにはまだ1年の猶予があるので、しばらく考えようと思う。


交通系のクレジットカードと言えば、ビューカードとJ-WESTカードがある。

ビューカードはSuicaオートチャージ や えきねっと で使うのだが、

J-WESTカードはEX予約のために「エクスプレス」を選んで作っている。

ただ、今年10月からEX予約の料金体系が大きく変更になり、年会費分のメリットが出ない可能性が高まった。

エクスプレス予約の差を縮めるため

EX予約自体は使っていたが、スマートEXでも同額で利用できる早特商品を使うことも多く、

1回使えば元が取れるケースもあるので保険のような形で残していたところはある。

しかし、新しい料金体系ではそれすらないので、やめようかなと書いた。


それで先日、申込書を取り寄せて、J-WESTカードの「ベーシック」への変更申込みを行った。

手続きが完了すると、J-WESTカードは切り替わることになるが、

それとともにEX-ICカードもその役目を終えることとなる。

かつてはEXサービスを使うには専用のICカードの発行が必要だったが、

年会費無料のスマートEXが登場してからは適当な交通系ICカードに紐付けて利用するようになった。

実はJ-WESTカードでEX予約を使う場合でも、適当な交通系ICカードに紐付けることはできて、

そうするとEX-ICカードを持ち歩く必要はないのだが惰性で持ち歩いていた。

今でもEX-ICカードの発行自体は続いているようだし、

e特急券の受取に使えることを考えれば無意味とも言えないが。

(現在はe特急券の受取にはクレジットカードは使えないため)


というわけで財布から1枚カードが減ることは決まっているのだが、

KIPSカードとPiTaPaカードはどうなりますかねと。

KIPSカードを切り替えて両方残るという案、

他のPiTaPaに切り替えてPiTaPaだけになるという案、

そもそもPiTaPa自体がいらないということでどちらも消える案。

いずれにせよまだ少し先の話なので。

ヤフオクからPayPayフリマ

今月からPayPayフリマの商品がヤフオクの検索結果に出るようになったという。

ヤフオクとPayPayフリマの間には密接な関係があって、

条件を満たすヤフオクの商品はPayPayフリマでも買えるようになっていた。

でも、その逆はこれまでなかったんですよね。


というわけでどうやって表示されるのか見てみた。

そしたら検索結果の中に「PayPayフリマ」というマークが付いて表示され、

現在価格=即決価格という形で見えるようになっている。

ただ、それをクリックするとPayPayフリマのサイトに飛ばされるので、

実際の取引はPayPayフリマのシステムを使ってやることになる。

PayPayフリマは出品はアプリ限定だが、購入はWebでもできるし、

アカウントは共通だし、使えるクーポンの差ぐらいの話だが。


あとPayPayフリマでは価格未定での出品も出来るのだが

さすがにこれはヤフオクでは表示されないよう。

価格未定での出品というのは購入希望者から希望価格を募り、

それを見て価格設定できるというもの。

出品者が価格設定するまでは買えないので、そこも微妙な仕組みだが、

価格を全く決めずに出品できるのはメリットかもしれない。

オークションだと最低価格は決めないといけませんからね。


正直なところ、PayPayフリマの取引量は物足りない気はする。

売る方としてもそうだし、買う方としても物足りない。

ヤフオクの方がもうちょっと活発だが、オークション形式だとすぐ買えないので……

このあたりは両にらみでやることはあるけどね。

PayPayフリマとヤフオクの定額出品の差は終了日時を決めるか否か。

この点では期限を決めないPayPayフリマの方が出品する方にとっては楽。

しかしヤフオクとPayPayフリマだとどうしても認知度に差がある。

今回、双方の検索結果に表示されるようになったので、

その結果としてPayPayフリマの出品が増えれば取引が活発になるという目論見ではないか。


PayPayフリマを出品する上で前提となるのが匿名配送を利用すること。

その配送システム使用料だが来月から変更になる。

対象は ゆうパケットとネコポスというもっとも小型のタイプで、

従来はゆうパケットが180円だったのが205円になる。

ゆうパケットポストminiについては175円に据え置きになっているが。

専用封筒を20円で買う必要があるのと、やや小さいのもあるか。


ゆうパケットを205円というのは特別高いという印象はないが。

ただ、クリックポストの185円に比べれば高くなってしまう。

あと205円というのは送料込みで出品する場合の送料負担額であって、

ヤフオクで送料別払いの場合はゆうパケットの料金は230円となる。

こうするとクリックポストを使って発送してくれる人との差はより大きい。

特にヤフオクでは匿名配送が使いにくくなるなとは思った。

PayPayフリマでは使わざるを得ないが、205円ならギリギリ許せる?


今はメルカリではクリックポストでの発送をしてるんですよね。

メルカリの匿名配送でゆうパケットを使うと230円も取られる。

ゆうパケットポストなら215円(+ラベル代5円)だけど。

メルカリでは匿名配送を推奨しているがそれ以外の手段を使ってもよい。

メルカリもキャンペーン合わせでやればシステム使用料は実質5%に下がることが多い。

そうやっていいとこ取りをしていたと。


全体的にはPayPayフリマは便利だと思うんですけどね。

もっと取引が活発になればいいんだけど、なかなかそうはならないので、

出品者としても条件を満たせばメルカリに回っちゃうよなぁと。

そこを打破する策としてヤフオクの検索結果への掲載は期待しているが……

イトーヨーカドーでJTBナイスギフト

以前、冷蔵庫を買い換えて東京ゼロエミポイントの対象になった話を書いた。

冷蔵庫と東京ゼロエミポイント

無事に商品券が届いたのでぼちぼち使い始めている。


届いたのはJTBナイスギフト、JCBギフトカードみたいだけどちょっと違う。

わざわざ「JTBグループ各旅行会社ではご利用になれません」と記載があるが。

一体これのどこがJTBなのか? と思うのだが、歴史的な経緯がある。

もともとJTBは様々な商品券を発行していた。

本業である旅行で使えるナイストリップ、デパートなどで使えるナイスショップ、レストランで使えるナイスグルメ……他にもあったらしい。

ところがナイストリップを除いては2007年に販売停止している。

その代替として扱うようになったのがJTBナイスギフトということらしい。

JTBで買えるJCBギフトカードというのが実態なんでしょうね。


これが使える店ももいろいろあるようで、案外難しい。

イトーヨーカドーで使うのがあまり考えなくていいねとはいうが、

そのイトーヨーカドーでもアプリとのかみ合いは考えないといけない。

コード決済はnanacoと同じですか?

先月はアプリのキャンペーンとの兼ね合いで見送り。

今月はこのタイプのクーポンが出ない。(6月の購入金額が少ないので)

このような事情も考慮して月が変わるまで引っ張ったと。


アプリのクーポンでも毎月1~3日に配布されるクーポンは決済手段の限りがない。

なのでギフトカードを使うにもよい機会である。

2000円以上買うと200円引きのクーポンなので、

2200円を少し越える買い物をすると、ギフトカード2000円分使えると。

電卓片手にほぼそれぐらいになるように調整して買い物した。


ただ、ちょっとした誤算があった。

合計金額が2210円ぐらいになったのを見て、アプリでクーポンを出すと、

「2000円に足りない」と言われて、どういうこと? と思ったら、

どうも惣菜売場が専門店扱いらしく、このクーポンの対象外だったらしい。

これには困ってしまったのだが、不足額がごくわずかということで、

レジの近くに置いてあった80円ぐらいの菓子を足して、

これで条件を満たして200円引きということで事なきを得た。

あれ専門店って気は全然しないんだけどなぁ。何か制度が変わったんだろうか。


そんなこんなで今月はイトーヨーカドーではギフトカードの消化を優先しようかなと。

なにぶん東京ゼロエミポイントの金額が大きいので、

今月で使い切れるかはよくわからないが、そこそこ減るとは思う。

他にも使える店はあるかもしれないけど、確実に行く店なので。

マイナスの燃料費調整が入っていない

今の家に引っ越して東京電力エナジーパートナーと契約して電気を使っている。

社宅の頃は会社で一括契約して、部屋ごとに付けられたメーターで割り振る方法だった。

今どきはスマートメーターということで翌日には使用電力量が「くらしTEPCO Web」で見られる。


この取得したデータを使って翌月の電気代の概算値を出してくれるのだが、

今月の電気代の概算値が異常に高い気がした。

確かに従量電灯B(規制料金)も6月から見直されたけど。

しかし、それにしてもこんなに高いのか? と疑問に思って調べてみた。

そしたら原因が判明した。それは燃料費調整の影響だった。


燃料費調整というと燃料費が高い分を調整するものだと思いがちだが、

6月以降は燃料費が低い分を調整してマイナスの調整が適用されている。

8月検針分だとこんな感じだった。

  • 電力量料金 30.00円/kWh(120kWhまで)、36.60円/kWh(300kWhまで)、40.69円/kWh(それ以上)
  • 再エネ発電割賦金 1.40円/kWh
  • 燃料費調整額(8月検針分) –11.21円/kWh

概算値には燃料費調整額が入ってないように見える。

そうするとだいたい本来の電気代より4割ほど高い金額に見えてしまうと。

これでは全く概算になってない気がするのだが。


規制料金を含む電気代の見直しは、燃料費の高騰で調整額で調整できる範囲を越えたことが原因である。

このため当時の燃料費を元にして電気料金を再設定したわけだが、

その後に燃料費が下がったので、この結果マイナスの調整になってしまったと。

不思議な感じはするのだが、今はこういう状態である。


概算は高すぎたが、確定した電気代もそこそこ高かった。

検針期間が33日と1ヶ月よりやや長いことも要因の1つではあるが、

やはり暑い日にエアコンの電気代がかさんだのがありますね。

休日など1日家にいる日は電気代がかさむのはあるのだが、

平日の夕方~朝だけでも暑い日はけっこうな電気代になってしまう。

そりゃ家に帰ってくると室内が恐ろしい暑さになってることも多かったからな。

こういうのはどうにもならないね。


ただ、このマイナスの燃料費調整額の背景には「電気・ガス価格激変緩和対策事業」もある。

現在1kWhあたり7円の値引きは燃料費調整額に反映されている。

それを除いてもまだマイナスの燃料費調整額ではあるのだが。

10月検針分から値引き幅は半分となり3.5円/kWhとなる。

その時点の燃料費次第ではあるが、冬になるとかなりかさみそうではある。

このあたりは仕方ないんですけどね。


というわけで概算値があまりアテにならない話だった。

来月も電気代の概算値は高いが、電力量の概算値から計算するとそこまでの金額にはならないようだ。

夏も冬もピークの1ヶ月間がえげつない金額になるけど、

その前後は中間期より若干高いぐらいで済む印象。

冬は寒冷地だともっと重いのだと思うが、ここら辺はそんなこともないので。

書道作品は信書ではないが急ぐ

昨日はBlogを書き忘れたが、仕事終わりにあまりに湿度が高い中買い物に行って汗だく。

近畿地方は台風が通過する中だが、関東地方はそこまでのことはなく、

気温はそこそこで湿度がやたらと高いということでいやらしい。


やっとこさ勤務先の書道部の活動が再開してきた。

今でも部員の多くが、未だに在宅勤務が多い状況なので、

なかなか活動も盛り上がらないのが実情だが、それでも少しずつやろうと。

クラブ活動があるから出勤するかとはなかなかならんのかなぁ。


毎月、作品を所属団体に提出して、その結果で級が付いているのだが、

活動日によっては提出期限ギリギリになるという話があった。

活動日と提出期限の関係は昔からあまり変わっていないと思うのだが、

以前は普通郵便でも投函翌日に到着する前提で考えていた。

ただ、少なくとも+1日はかかるので難しいのではないかということである。

元々がギリギリすぎたということである。


で、この問題はどうやって打開したのかと聞いてみたら、

レターパックライトを使うことにしたと言っていた。

半紙何枚も送っても定形外50g以内だから120円だったのが、

レターパックライトになると370円というと、3倍で高い!という見方もあるが、

年12回送っても4440円なら部予算に対しては軽微である。


もう1つ、ゆうパケットという案もあったらしい。

近くならば基本的に翌日到着で、レターパックライトよりは安くできそう。

ただ、条件がいろいろある。

まず、信書でないこと。書道作品ならば手紙ではないでしょう。

同封する書類は無封の添え状ということで通じるでしょう。

次に、専用ラベルを使用すること。これがハードルだったようだ。

Webゆうプリで印刷すればよいし、郵便局の窓口で手書き用のラベルはもらえるが。

Webゆうプリで作り溜めできそうな気もするけど微妙ですね。


その上で料金は1cm厚以内で250円、切手を貼ればよい。

すでにある切手を使えるから便利かなと思ったこともあるが、

特にそこにはこだわりはなかったようである。

まぁいろいろ面倒なこと考えるよりはレターパックライトの方が楽ですね。

そこまでして節約できるのが年1440円では見合わないか。


元々そんなクリティカルな送り方をしてたのが問題なのだが。

もっとも締め切り翌日ぐらいならちゃんと受け取ってくれてたんじゃないとか、そういう話もあるんですけどね。

余裕を持って活動日を設定すればいいんじゃないかという話もあったが、

最近、他のクラブとの兼ね合いでそれが困難になってしまった。

そうするとなおさらレターパックライトだねという話である。

ファミリーマートのタッチ決済

昨日、職場から帰ろうとしてスマートフォンを見たら、

e+で先行抽選に応募していたチケットが当選していた。

これ支払手段がなぜかファミリーマート限定だったんですよね。

こういうのは忘れないうちに払うことが肝心である。

それで帰り道に払うかと思ってその場で作戦を考えた。


そういえばLINE Payでタッチ決済すると還元があったよなと。

LINE Payにチャージして実店舗でVisa LINE Payプリペイドカードをタッチ決済すると2%のポイントが付与されるようだ。

ここでいうタッチ決済にはVisaタッチ決済またはiDのことである。

金額が1万円超なので決済できるかどうかが課題だが、

少なくともファミリーマートでのチケットの支払いにはiDは使えるはず。

タッチ決済もセブンイレブンのように明示的な上限は記載されていない。

iDの設定をLINE Payにした上で、ファミリーマートへ向かった。


ファミリーマートについて支払用のバーコードを表示して、

「クレジットで」と言って、スマートフォンをタッチすると、

これでタッチするとあっさりと1万円超でも支払いが完了した。

というわけで後日、2%相当のLINEポイントが付与されるはず。


これだけ見ればなにもおかしくない気はするのだが……

バーチャルカードでは1万円超払えないじゃない

セブンイレブンでは1万円超の決済はタッチ決済は使えない。

1万円超は暗証番号の入力またはサインが必要というのが根底にあり、

タッチ決済では暗証番号での認証ができないため1万円超のタッチ決済を封じている。

このあたりの考えは加盟店によるが、1万円超はタッチ決済不可というのはそう珍しいものではない。


セブンイレブンではチケット代金の支払いに使えるのは 現金・クレジットカード・nanaco となっている。

クレジットカードはタッチ決済でもよいが1万円超はNG。

一方のファミリーマートはチケット代金にはほとんどの決済手段が使える。

除外されているのは「交通系電子マネー、Edy、WAON、QUOカード」とある。

このためVisa LINE Payプリペイドカードを利用する手段としては、

VISA(タッチ決済) と iD の2通りが考えられる。

iDについては3万円までの利用がもともと想定されている。

これが「iDは使えるはず」と考えた理由である。


実際はタッチ決済であっさり使えたのでそれで終わったが。

サインも求められなかったし、かなり緩いもんだなと。

一定額以上でタッチ決済を使うとサインを求めるという加盟店もあるという。

調べた限りではファミリーマートもその方式のようだが、

今回は1万円超だがその条件に当たらなかったようだ。


というわけで同じようなことをやってるだけなのにだいぶ違うもんだなと。

前から気になってた謎がこうして解消したのはよかったけど。


VISAタッチ決済 または iD決済で2%還元というと、

お得そうではあるけど、普段の生活では意外と使い道ないんだよな。

実店舗でのクレジットカード決済ってのが少ないですからね。

その上チャージが必要となると残高の管理も面倒だし。

今回は支払額に合わせてチャージしてすぐ使い切るというので手間を省いたが。

株主優待で大阪王将を食べる

僕はイートアンドホールディングスの株主である。

社名を聞いてもぴんと来ないかもしれないが、大阪王将のレストラン経営・冷凍食品製造を行っている会社である。(他の事業もあるが)

この会社には株主優待があって、今年からこうなった。

  • 2月末日(期末)に100株以上保有する株主は下記から1点選べる
    • イートアンドお食事券(実店舗で使用可能) 3000円
    • こだわり餃子(3000円相当・冷凍品)
    • 冷凍食品ゴージャスセット(3000円相当)
    • おうちで簡単!街中華セット(3000円相当・常温品)
    • 大阪王将公式通販クーポン券 3000円
    • フードバンクへの寄付(3000円相当)
  • 8月末日(中間)に100株以上保有する株主に大阪王将公式通販クーポン券2000円送付

寄付以外は何らかの形で大阪王将を食べるということになろうと思う。


以前は中間優待ではレストランの食事券が2000円送られてきていた。

それを使うためにあえて大阪王将のレストランに行っていた。

それが今年からは冷凍食品の通販での割引券になったと。

期末優待は以前より選択制だったのだが、今年から通販の割引券と常温品のセットが加わった。

冷凍食品が急に送られても困るということを考えたのかもしれない。

ここで僕は通販の割引券を選択したわけである。

なぜならば冷凍食品を自由に選びたかったからである。


この期末優待の案内が5月に来て、Webで割引券を選択した。

クーポンだけだし1ヶ月ぐらいで届くもんだと思い込んでいたのだが、

割引券が届くのは冷凍食品などの発送と同時期の8月と言う。

えらい待たせるなぁと思ってしまった。


そもそも通販の割引券って現物送る必要あるのかよと思いつつ待っていたら、

今日にクロネコDM便で届いて、クーポン券とチラシが入っていた。

クーポン券には番号が印字されていて、これを入力すればいいみたい。

で、チラシには株主専用セットの案内が書かれていて、その中にはぴったり3000円のセットもいくつかあった。

おそらく中間優待で送られてくる2000円券でも同様の対応があるんじゃないか。


ただし、さっきも書いたように僕は自由に選びたくて割引券を受け取ったので、

組み合わせで6880円超で別途送料負担なしになるように買っている。

で、そのうち3000円に割引券を充当して、残りはdポイントで払うと。

かなりたくさん頼んだので冷凍庫が心配だが。もう少し減らしておくべきか。


せっかく優待品の選択をWebでするんだから、そのまま通販のアカウントに割引券を付与してくれればいいのにとか思うけど。

E-mailアドレスなど知らない株主には郵便などでクーポンを送るしかないし、

実店舗で使うクーポンは現物を送るしかないというのもそうだと思う。

(大阪王将アプリにクーポンを付与するという方法はあるかもしれないが)

でも、通販のクーポンなんてWeb上で認識できればなんでもいいわけで、

それならWebで申し込んだ相手にわざわざ郵便などで送る必要はなさそうなもんだけどね。


しかし中間優待がレストランの割引券から通販の割引券になったことへの株主の受け止めはどうなんでしょうね?

大阪王将のレストランやその他店舗が近所にあるかどうかという問題はある。

東京都はそれなりにあるからいいけど、どうしても地域により偏りはある。

通販はどの地域でも一応は恩恵がある。

しかし、冷凍食品というのは送料の問題がとても大きい。

大阪王将のセット商品の使い方

送料込みセットはうまく使うと、そんなに買わなくても割安だねと書いている。


しかし、これも北海道・沖縄県では難しい。

なぜならば、大阪王将の通販では北海道・沖縄は送料込み商品を含めて加算があるからである。

北海道は1080円、沖縄県は1350円の加算があるから、2000円引きもほぼ送料加算で消えてしまう。

(期末優待で冷凍食品の送付を選択した場合は、北海道・沖縄でもそのまま届くはず)

それならレストランの割引券の方が嬉しいかもしれない。

イートアンドの店舗は北海道(札幌・函館のみ)・沖縄にもあるので。


株主優待を口実に大阪王将のレストランに行くのもそれはそれで楽しかったが、

一方で大阪王将の冷凍食品のファンでもあるので、どちらかというと通販の割引券の方が嬉しいかな。

しかし、このあたりは株主によってもいろいろだとは思う。

選べるとうれしいが、選択式にすると時間も手間もかかってしまうのは、

期末優待でクーポンが届くのに3ヶ月弱かかったところからもわかる通り。

さすがにこれはかかりすぎだと思うけどね。

冷蔵庫と東京ゼロエミポイント

先月、冷蔵庫を買い換えた話を書いた。

冷えないので冷蔵庫を買い換える

このときはとにかく必死だったのだが、後にこれが「東京ゼロエミポイント」の対象であることが判明した。

必要書類が揃っていたので申請したらちゃんと承認された。


これは東京都のキャンペーンで

  • 住所が東京都にある人で
  • 省エネ性能の高いエアコン・冷蔵庫・給湯器・照明機器に買い換えて
  • 東京都内の住宅に設置すること

が条件となっている。ポイントは買い換えであることと東京都内に設置すること。

この書類が残っていないと大変だったのだが、ちゃんと残っていた。

申請は全てインターネット上で済み、必要書類の画像を提出すればよい。


住所が東京都にあることの証明は一般的な本人確認書類でよいが、

買い換えというのは従来使っていた機器を廃棄することなので、リサイクル伝票が必要になる。

今回の場合、業者はリサイクル伝票を持って来て、ペタリと貼って控えを渡していったが、

そのようなフローにならない販売店もあるというので注意が必要である。


省エネ性能の高い機器というのは 型名などが判別できる資料として保証書(店舗記入欄は未記載でOK) を提出する。

冷蔵庫の場合は省エネ性マークがグリーン(目標年度2021年度で省エネ達成率100%)でよいのであまり意識しなくてもクリアできた。

購入自体の証明としては領収書の提出が必要だが、通販サイトで領収書の発行を申し出ると、電子データで発行された。これでOK。


最後に東京都内に設置したことだが、これは配送伝票が必要だという。

これはよく残していたなと思っていたんだけど、ちゃんと残っていた。

納品書に納入先住所が書いてあればそれでもよいが、記載がなかった。

ただ、納入先と発送済みであることがわかればよいので、

配送伝票でなくても注文履歴ページとかでもよかったのかもしれない。


「東京ゼロエミ『ポイント』」と言いますが、特にポイントを使う手続きもなく、

自動的に商品券(JTBナイスギフト)とLED割引券が送られてくる。

なお、島しょ部在住者は商品券に代えて郵便為替を選択できるという。

LED割引券も近くに取扱電器店がない場合は何か特別措置があるらしい。

(大島・八丈島・新島・利島・父島の5島以外は島内に取扱店がない)

で、驚くべきことに冷蔵庫(250L以下)でもらえるのは、商品券1万円+LED割引券1000円だという。

さすがに焼け太りではないけど、冷蔵庫自体の金額を考えれば相当である。


やはり家庭の省エネということで大きいのはエアコンでしょう。

ただ、このエアコンの条件は元々結構厳しかった。

なぜならば目標年度2027年度で統一省エネラベル3以上(2.8kW以下)だから。

調べてみるとわりと高級な機種しか該当しないんだよね。

それで付与される商品券は11000~18000円という状況である。

もちろん省エネで電気代で節約できることも考えなければならないが、

冷暖房という部分だけ見てメリットを感じるのはなかなか難しそう。

そのような実情も見たか目標年度2010年度で省エネ達成率100%以上のものも昨夏から対象に加わったようである。

商品券の付与額は6000~8000円とほぼ半額である。


そんな事情を考えると冷蔵庫なんてこんな条件でこんなにもらって良いの?

と思ってしまいますけどね。

さらに言えば廃棄した冷蔵庫はそこまで古いものではない。

年間で28kWhの省エネ、比率で言えば1割減ぐらいにはなったようだが。


で、承認されたので早々送られてくるのかと思ったら発送予定日は1ヶ月後だった。

ある程度まとまった段階で一括送付する仕組みなのかな。

届いたらイトーヨーカドーの買い物などでチマチマ使わないとね。

LED割引券は……もう家の電球は全部LED化しちゃったんだよなぁ。

白熱電球をLED電球に交換する

タイミングが悪い気がする。LED照明なんてそうそう悪くならないんだし。

1000円だけ送っておいて、それが照明の省エネ化の後押しになればって話ですかね。

モバイルオーダーの注文先ではない

今日は国立科学博物館に行くために上野公園へ。

ちょうど昼頃に着いたので昼食を食べてから行こうと。

それで松屋に入って松屋モバイルオーダーで注文をした。

今日は土曜日、d曜日のキャンペーンでdポイントを消化してポイントが付く。

ところがここでとんでもないミスをしてしまったのだ。


今は松屋はセルフサービス式の店舗が増えていて、

モバイルオーダーで注文すると「M82」のような番号が画面に表示され、

出来上がると番号で呼ばれてカウンターに取りに行く形。

それで注文後に画面を見たのだが、番号が出ていないのである。

おかしいなと画面と店のドアを見比べて注文する店を間違えたことに気づいた。

今回入った店はJR上野駅浅草口近くの 上野浅草口店、

ところが注文を入れていたのは上野店だったのである。


これには焦ったのだが、店の場所を見ると400mほどしか離れていない。

なので店を飛び出して中央通り沿いに進み、松屋の看板を見つけて、

店に入ると番号が出ていて、カウンターの店員は首をかしげているように見えた。

ともあれ「注文する店を間違えちゃった」と釈明しつつ、画面を見せて、

無事に受け取れたので食べることが出来た。

軽微な問題ではあったが、何kmも離れた店に注文を入れていたらどうにもならないところだった。


たいていのモバイルオーダーというのは店名を選択して、注文を送信する。

実際にいる店以外に送ることはあり得ないが、できてしまうのが実情である。

松弁ネットのアプリでは、近くにある店よりも最近使った店の方が上に表示される。

同じ店をリピートして使うことが多い実情も踏まえたのかもしれない。

確かに普段から行く店ならば店名で見て間違えるということはないだろう。

事前にメニューを見ながら店に行くという使い方には向いている。

でも、一番近い店以外に注文できること自体がおかしいんじゃないの?

松屋の場合は看板などに店名を書いてあることが多いからまだよいが、

マクドナルドとか店自体に店名の記載がないことも多いですから。

慣れない店だと本当にこれで合ってるの? というのはある。


それで国立科学博物館ですが、久しぶりですね。

平常展なんだけど、いくつか気になる特集展示があったので。

1つが越谷隕石、1902年に落下後、長らく発見者が保管していたが、このたび隕石であると判明して命名されたというもの。

「落下から100年の時を超え新登録された『越谷隕石』」 (国立科学博物館)

どうやって落下から長時間経過した隕石と判明したかというところも含めて紹介されていた。


もう1つが「科博の標本・資料でたどる 日本の哺乳類学の軌跡」で、

これは哺乳類の標本を通じて、博物館の役割を知るという内容ですね。

哺乳類の骨格標本というのはわりと見ることはありますけど、

剥製ってのは毛皮の標本なんですね。

比較的最近の取り組みで印象的だったのがアマミノクロウサギとフイリマングースの標本ですね。

交通事故にあった アマミノクロウサギ を何匹も標本にしていてずらりと並べられていた。

世界的に見ても珍しい特徴を持ったウサギなので集めることに意味があると。

一方でアマミノクロウサギの天敵だったフイリマングース(人為的に導入)で、

駆除が進んだわけだが、そうしたときに奄美のフイリマングースの標本があまりないことに気づき標本を作ったと。


この展示の中で、国立科学博物館で一番古い哺乳類の標本はニホンオオカミで、

標本番号はNSMT-M100で、地球館3階に剥製が展示されているよとあった。

確かにあったのだが、データベース上は骨格標本となっている。

標本・資料統合データベース / NSMT-M00100 (国立科学博物館)

現在は1つの個体から骨格と剥製とか複数の標本を作ったら同じ番号にするのだが、

当初はこの考えがなく同一個体の複数の標本に異なる番号が振られることがあったという。

ただ、この剥製はM100として登録されている骨格標本の個体のものであることは確からしい。

だから、NSMT-M100 を展示しているという主張のようだ。


それにしても、この博物館は 自然史の展示と科学史の展示が混在するのがわかりにくい。

国立科学博物館は自然史と科学史・技術史の博物館を兼ねている。

自然史は動物・植物・鉱物の標本を通じて生物や地球を学ぶことで、

科学史は科学の探究の歴史で、意味が全然違うわけだよね。

さらには人類史とか、物理現象そのものを学ぶものあったり複雑である。

小学生以下の来館者も多いわけですが、果たしてそこが伝わっているか。


よく理解して見ると学びが多い博物館なんですよね。

展示内容もこまめに見直しているようで、新しいSIの定義も反映されていた。

新しいSIの定義は直感的? 直感的ではない?

ただ、ボルツマン定数を使った熱力学温度の定義はろくに説明していなかったし、

質量の定義は、プランク定数が原子の重量に結びつくと乱暴な説明。

そしてアボガドロ定数の精密な測定に使ったシリコン球(のレプリカ)をここぞとばかりに展示する。

科学の最前線が展示されているということをよく表してますが。

コカコーラ専用電子マネー

コカコーラのスマホ自販機というのがあって、

スマートフォンのCoke ONアプリとBluetooth経由で接続することができる。

Coke ON Payって便利か?

ここで使える電子マネーにCoke ON Walletという自社のプリペイド式電子マネーが加わった。

これのキャンペーンが行われていたので試しに使ってみた。


簡単に言えば銀行チャージでコカコーラの自販機を使う仕組みで、

1000円以上のチャージで5%分のポイントが付与されると言うことである。

(ただし今年末までの期間限定キャンペーンの扱いである)

ヘビーユーザーを自社電子マネーで囲い込もうという算段か。

ただ、コカコーラの自販機でしか使えない電子マネーというのもなかなか手出ししにくい。


1回以上利用するとドリンク1本に交換できるチケットが付与される。

そして、過去のキャンペーンで付与されたCoke ONポイントが十数円分あった。

その上でチャージは200円以上なら1円単位でできることを確認した。

(ただし1000円以上でないとチャージでのポイント付与はない)

それらを総合的に考えて、ドリンク2本分から持っているポイントを差し引いた額をCoke ON Walletにチャージ、

これでドリンクを2回買うことをもってポイントの有効活用とチケット付与の恩恵を得ようとした。

これはうまくいって総合的にけっこうメリットはあったと思う。


制約はあるものの1円単位でチャージ額を調整出来れば使い切りはできるのかもねと。

ちなみにこの銀行チャージはBank Payのシステムを使っていて、

Bank PayはJ-Debitのシステムを使っているので対応銀行は多い。

通帳には「JD/COKE ON W」のような記載がされることからもJ-Debit相当であることがわかる。


ただ、こういうシステムを自営するほどのメリットがあるのかはよくわからない。

銀行の残高で飲料を買いたいというニーズがないとは思わないが、

PayPayにチャージしてそれをCoke ON Payで使えばいいじゃないかとか、

国際ブランドのデビットカードを発行している銀行ならばそれをCoke ON Payに登録したり、あるいはNFC対応なら一部の自販機では直接タッチして買える。

ヘビーユーザーの囲い込みとして意義はあるのかもしれないが、

そんなにコカコーラの自販機のためだけに大量チャージしてくれるものかね

結局、独自のシステムを運営していくのに見合うほどの取引量にならないのでは?


というわけでなかなか使い所は難しいのではないかという話だった。

一応登録はしたけどねって感じですね。