都道の支線だらけ

以前、西東京市内、伏見通りの西東京東伏見トンネルのことを書いている。

自転車は公園を走らされる?

トンネルは軽車両通行止めのため、歩行者・自転車は公園内を通る必要があるという話。

先日、この伏見通りを含む都市計画道路 調布保谷線を見ていると、都道の支線だらけであることに気づいた。


調布保谷線は 調布市・稲城市境にかかる多摩川原橋 から 西東京市北町の新座市境までの都市計画道路である。

稲城市内に入ると 南多摩尾根幹線 という名前に変わっているよう。

調布保谷線は一応全線完成しているのかな?

土地柄、自転車の通行が多いため、歩道を生垣などで区切って自転車走行部分を設定している区間が多い。

特定原付には使いにくいが、普通自転車にとっては便利である。


都市計画道路としての名前はあるが、これ以外に1本の名前として言う名前はあまりない。

管理上の区分もけっこう複雑なようである。

大半の区間は都道に指定されているのだが、一本の都道ではない。

じゃあ2本とか3本かと思うがもっと細切れである。

  • 多摩川原橋~下石原(国道20号線交差): 都道19号町田調布線(鶴川街道)
  • 下石原~塚(連雀通り交差): 都道12号調布田無線(武蔵境通り)
  • 塚~関前一丁目(井ノ頭通り交差): 都道12号調布田無線の支線(新武蔵境通り)
  • 関前一丁目~関前三丁目(五日市街道交差): 都道7号線杉並あきる野線の支線(新武蔵境通り)
  • 関前三丁目~関前橋(西東京市境): 武蔵野市道(通り名なし)
  • 関前橋~東伏見(青梅街道交差): 都道7号杉並あきる野線の支線(伏見通り)
  • 東伏見~保谷庁舎前: 都道233号東大泉田無線の支線(伏見通り)
  • 保谷庁舎前~終点: 都道234号前沢保谷線の支線(伏見通り)

なんじゃこりゃ。


これ見てみると変だなと思うのが都道7号線の支線が2回出てきていることである。

一般的にはこの都道は五日市街道として知られている。

ただ、この道路やたらと支線が多いらしく、井ノ頭通りの環八通りより西もこの都道の支線扱いである。

関前一丁目~関前三丁目は本線と支線を結ぶ区間である。

さらに千川用水に沿って五日市街道~青梅街道を結ぶ支線もある。

関前橋~東伏見はこの支線と青梅街道を短絡する区間ともとれる。

ただ、この間の関前三丁目~関前橋は都道指定されてないのよね。

昔の航空写真を見ると、ここだけ早い段階で拡幅されていたので別立てだったのかも。


都道12号調布田無線はその名の通り田無と調布を結んでいる。

この道路は全体的には武蔵境通りと呼ばれている。

武蔵境駅周辺の商店街を抜けていて、自動車での走破は難しそうだと思ったら、

どうも商店街の部分は都道が途切れているよう。

これも昔の航空写真を見るとわかったのだが、下石原~塚は昔からの武蔵境通りの拡幅、

塚~関前一丁目は鉄道の高架事業合わせで新設された道路で、

駅周辺のバイパスとして作られた一方、従来の武蔵境通りを直接代替するものではないので、

管理上は都道の支線、愛称路線名は新武蔵境通りとなったようだ。


都道233号東大泉田無線の本線は大泉学園駅付近から青梅街道に向かっており、

保谷庁舎前交差点で伏見通りと交差している。

だから東伏見~保谷庁舎前は青梅街道との接続を強化する支線という位置づけなのだろう。

都道234号前沢保谷線の本線は西武池袋線のアンダーパス(西東京下保谷トンネル)付近で交差する。

もともとあった本線の踏切の代わりということなのかなと思う。

現在は一旦伏見通りに入らないと走破できないということである。

この都合により、池袋線の南側で本線~伏見通りを繋ぐ区間も支線になってるらしい。

むしろ本線が何なのかという感もあるが。


バイパスが整備されて旧道が廃止(移管含む)となるケースもあるが、

直接的に代替するバイパスではないとなかなかそうもいかない。

新武蔵境通りは確かにそうだなと思った。

一方で支線が錯綜してるのはやはりおかしいだろうという気もする。

そういや昔こんな話も書きましたね。

国道の番号がおかしいぞ

第二阪奈有料道路と堺泉北有料道路をNEXCO管理に移管する方便として、

それぞれ国道163号線、国道26号線に指定するということが行われたが違和感があるねと。


いろいろ方便はあるんだと思いますけどね。

とはいえ、新しい幹線道路のために新しい国道・都道府県道を設定するということは稀でしょうかね。

かといってここまで支線だらけにするかとは思ったが、

けっこうそういうもんなんでしょうかね。