昨日は奈良にいって、親に厄介になり、今日は大阪・夢洲へ。
というわけで鶴橋で地下鉄に乗り換えるが、駅には小学生が。
今回の万博、小中学校での来場も多く予定されており、中央線には専用列車の設定もある。
背景には夢洲へのバスの乗り入れが大変だからということがある。
ところがそれを利用するには中央線の駅まで何らかの方法でいかねばならず、
それは千日前線だったということらしい。引率も大変である。
阿波座駅というのは中央線の乗換駅としてはマイナーな方か。
大増発もあって車内は座席が埋まって立ち客がちらほらいる程度。
弁天町でドサッと乗ってくるかとおもったが、そこまでのことはなく。
しかし、大阪港・コスモスクエアとそんなに降車もなく夢洲というと万博行く人は多いなとなる。
夢洲駅についたのは9時50分頃、9~10時の予約だったのでちょうど終わりがけ。
案内看板では9時の人は右、10時の人は左、11時の人は広場で待機なんて記載だった。
9時の列もそれはそれで並んでるけど。
初日の反省としてQRコードを刷ったり保存している人も多く、そこで詰まることはないようだった。
手荷物検査はどうしょうもないけど。旅行の荷物全部持ってるからPCをトレーに出したり面倒である。
身軽なのはよいことはわかってるのだが、こうならざるを得なかった。
会場を歩く上でのコツは”C”などのアルファベットである。
各施設には”C04”のような番号が振られているが、頭文字のアルファベットが大まかな位置を表している。
会場内の床にはこの記号で方向を示していることが多い。これさえあれば歩く向きはだいたいわかる。
東ゲートエリアは”E”、西ゲートエリアは”W”なので、これは帰路のサインでもある。
ただ、予約画面とかにもこの記号って出てこないんですよね。
マップというよりはこの記号の対応表が欲しいですよね。
リングの内側には各国パビリオンとシグネチャーゾーンがある。
当日予約ですぐに取れた「いのち動的平衡館」に行く。
このシグネチャーゾーンにあるシグネチャーパビリオンというのが、
「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマをいろいろな切り口でみて作られたものである。
「いのち動的平衡館」は生命のダイナミクスに着目したものである。
これって1970年の大阪万博で言えば太陽の塔を含むテーマ館に相当するものだよね。
それが8つの切り口で存在しているわけですね。
このシグネチャーパビリオンは予約制がかなり徹底されているので、行列を成しているのは見ない。
予約枠も多いので当日でもわりととれるが、予約がないと外から見るだけになる。
この後「EARTH MART」に行ったがここは食という切り口で、今の食、未来の食をいろいろ表していた。
万博と言えば各国パビリオンだが、これがけっこう行列を成してる。
予約制が徹底できているのはオランダ館ぐらいだったんじゃないかなぁ。
予約制がなくて並ぶしかないところが多数派である。
並んでいるように見えても、次のスロットを待ってるだけというのはあるけど、
わりとしっかり並んでるパビリオンは多そうだった。
時間帯によっては多数の国が入居するコモンズ館の入口すら行列を成してた。
これ、比較的空いてるはずの前半の平日なんですけどね。
しばらくはサクッと入れるパビリオンを優先してみていく。
そうこうしてるうちに腹が減ってきた。
各国パビリオン、入場列も長いが、レストランの列も長い。
そんな中でレストランの列が短かったのがマレーシアである。
後から思ったけどマレーシア館のレストランほど多客対応の体制のあるパビリオンのレストランはなかなかないんだろう。
多客対応のオペレーションがしっかりしてるのはリング外側の飲食店なのだろう。
あるいは大量のキッチンカー、キッチンカー博覧会じゃないかというほどに数が多い。
各国パビリオンのレストランは万博だからこその体験ではあるけど、
それをアテにすると大変ですね。パビリオンめぐりなら弁当持参が一番か。
持参した弁当食べている人はけっこう多かったですね。学校団体が多いのもあっただろうけど。
行列を避けながら回ってたけど、さすがに腹をくくらんとならんかと、
17時ごろにアメリカ館の行列に並ぶ。行列の長さのわりには流れているパビリオンだったとは思うけど。
待機スペースではアメリカの都市・自然が映像でいろいろ流れていた。
アメリカ館の内容はさすがで、日本にとっても縁深いアメリカのことがいろいろ紹介されていた。
スポーツのところでドジャースで活躍する大谷選手がクローズアップされるのは必然か。
途中からは宇宙開発の話、もうスペースシャトルは打ち上げられないのかと考えると哀愁も漂うが。
宇宙開発も日本との関係は深いですね。日本の宇宙飛行士も映像に映ってたし。
最後にはアポロ計画で採取された「月の石」が展示されていた。
5kgぐらいあった石を割って一部だけ持ち帰ったんですね。もったいないと思ってしまうけど。
出てくると日が落ちて19時前、ここらへんになると昼間は行列を成していたパビリオンもある程度はフリー入場になっていた。
そんな中で向かったのがサウジアラビア館、ここは手が込んでましたね。
お金持ちですからといえばそうだけど、いろいろな切り口でサウジアラビアを紹介していた。
都市・スポーツといったところは日本でも注目度が高いですね。
最後にはNEOMの紹介があったけど、冬季アジア大会が行われるんですよね。
壮大な話ですよ。まさに未来社会である。
と、ここらで時間になって西ゲートを出て、桜島行きのバスに乗る。
今日は直帰なので、新大阪へのアクセスによい桜島ルートで帰る。
だから荷物はずっと背負ってなきゃいけなかったと。重いわ。
バスはわりと空いていて、スムーズに乗れるように配慮されていることがわかる。
意外と時間がかかって25分ほど。桜島駅付近を時計回りに走るので遠回りになるのもある。
夕食らしいものは食べられなかったこともあり、新幹線の中で食べるものを買ってから、
桜島駅に入るとちょうどエキスポライナーがとまっていた。
それを狙って万博会場を出て、新幹線もとってるんですけどね。
やはりこれが新幹線なら一番便利ですね。
こんな時間の新幹線、疲れて大変だろうと割引でグリーン車とったけど正解でしたね。普通車の定価より若干高かったけど。
そんなわりと弾丸の万博行きだった。次回に向けての気づきもいろいろあったので夏休みにリベンジしたい。