1ヶ月ぶりぐらいにCities:Skylines2で遊んでいたら、
アップデートでいろいろ変わっていたが、特に変化が大きかったのが警察。
従来は全く問題なかったはずの治安の指標が「高犯罪率」になってしまった。
理由は警察がパトロールで巡回することで治安が改善する仕組みになったため。
従来は警察の車というのは事件があったときに出て行くだけだった。
なので車の台数が足りないということはあまりなかった。
アップデートにより車の台数や道路での往来のしやすさが治安に影響するということで、
車両数が多い警察署を道路の便がよいところに建て直した。
これにより治安は急激に改善していった。
日本の警察では交番・駐在所が定期的に各戸を巡回している。
郊外だとパトカーでの巡回かもしれないが、市街地では徒歩・自転車だろう。
警察が定期的に顔を見せておけば、犯罪率が下がるという発想は同じだな。
現在は交番・駐在所の体制強化のために集約が進む傾向がある。
どうしても常時人を貼り付けるというのは大変なことなので。
集約した分は警察署のパトロールとの組み合わせで対応しているとのことで、
実態としてはパトカーが巡回することで犯罪率が下がる仕組みに近いのかもしれない。
この結果、市内を警察車両がうろちょろする状態になった。
ゴミ収集車も大概多いが、感覚的にはそれより多いんじゃないかというほど。
よく確認してないけど、警察車両が街中にたくさんいると、
犯罪が行われたときに逮捕できる確率が上がるかもしれない。
他にも逮捕周りの仕様変更があり、従来より拘置施設の稼働率が上がるという話も。
とはいえ、パトカーのカバーエリアの方が重要だと思うけど。
Cities:Skyline2は各種の施設のカバーエリアの決まり方はいろいろある。
医療・消防・公園といったところは、道路での距離と沿線人口で決まるようである。
人口密度が低い地域ならば同じ施設でも広くカバーできるし、
人口密度が高い地域は大規模な施設でも狭い範囲しかカバーできない。
医療機関のカバー範囲では健康度が改善し、消防のカバー範囲では火災発生率が下がり、
そもそも救急車・消防車の出動が減るという仕組みである。
(この手のゲームでは当たり前だが、救急車の出動元は医療機関である)
従来は警察もこの手の施設で、カバー範囲の犯罪率を下げて、パトカーの出動自体が減っていたと。
ゴミ処理、郵便といったところは実際に車両が巡回することで改善する。
ゴミや郵便が貯まって処理されなくなると企業活動の効率が下がったり幸福度が下がると。
各種施設から遠くても処理さえ間に合えばよいとも言えるし、車両数がカバー範囲として重要になってくる。
現在の警察はこちらの考えになったわけですね。
あと死亡率も下がったみたいですね。
なんか異様に死者数が多くて、霊柩車が街中を駆け巡っていて異様だったけど、
それも落ち着いたようで今はそこまででもないみたい。
けっこうこのあたりは仕様変更の影響は大きいんですよね。