博物館のコレクション展とデレステ10周年

今日は大阪へ行くがバイクは持って行かない。

ただ、宿が少し駅から遠いのでバイクに乗って駅に停めて大阪に行くことに。

郡山から大阪は最初は近鉄で考えていたのだが、いろいろ考えるとJRの方がいいなということで、

郡山の市街地の端にあるJR郡山駅に。太い道で来られて便利というのも理由だったが。

駐輪場の人に「原付です」と間違えて自転車用の券を持ってきて、違ったとやりなおしたり。

多分、原付扱いなのは正しいんだけど。自転車とは言い張れないわね。


JR郡山駅は市街地の端とはいうけど、そんなに悪くない立地だと思う。

大阪市内~奈良・加茂の快速が頻繁にくるわけで利便性もよさそうである。

ただ、利用者数は近鉄郡山駅の半分ほど、JRの隣駅、大和小泉駅よりも利用者が少ない。

1つの要因としては大阪ならば近鉄でもJRでもよいが、京都や橿原など他の方面だと近鉄が圧倒的に有利というのがある。

あとJRにしても郡山より小泉の方が利用者多いのは通勤・通学バスの乗り入れが多いのも理由らしい。


大阪に行くにしても大阪のどこに行くかというのは観点としてあって、

最初の目的地が天王寺なら、それはJRの方が圧倒的に有利である。

というわけで天王寺駅で降りて、やってきたのは天王寺公園、

てんしばエリアを抜けて、リニューアルしたという大阪市立美術館に到着。

リニューアルオープン記念の「What’s New! 大阪市立美術館 名品珍品大公開!!」に。

全部コレクションなのに1800円取るのはご祝儀価格だなと思ったけど。

(同じことを東洋陶磁美術館でも言っている: 中之島と関西空港)

全館使ってコレクションを並べるならそれなりの価値はあるかもしれない。

普段は他の展覧会の傍らでコレクション展やってるわけだし。

リニューアルされた美術館の作りは京都市美術館に似ているような気がした。


いろいろ知らなかったことも多かったんだけど。

この美術館、大きな特色が中国の美術品が多いことである。

購入してコレクションを作るという概念のなかった時代の美術館ですから寄贈頼みであり、

住友家が依頼して美術館のための作品を作ってもらい寄贈するなんてこともあったという。(住友コレクション)

ちなみにこの美術館は住友家の本邸の跡地にあり、慶沢園はその庭園の名残である。一括して大阪市に寄贈されている。

時代を経て、いろいろな作品が寄贈されていくわけだが、その中で多かったのが中国の美術品だったという。

大阪・神戸には中国からの美術品がいろいろ集まり、それを買うお金持ちがたくさんいたわけである。

東洋陶磁美術館のルーツも多分そんな話で、そういう時代背景だったんだな。

それにしても石仏たくさんとかこんなの個人で持ってたのがすごいことだけど。


次の目的地に向かうために地下鉄に乗って中之島へ。

というわけで国立国際美術館なのだが、ぶっちゃけここもコレクション展である。

というのも予定していた フェリックス・ゴンザレス=トレス展が借用を予定していた作品が借りられず空転、

代替として館蔵品を並べて ノー・バウンダリーズ展 を行うことになったためである。

かなり制作年の新しい作品が多い印象があったが意識したのだろうか。

そういう意味ではコレクションとはいえわりと目新しいところはある。


中之島から大阪城公園、それなら京阪中之島線かなと乗車。

渡辺橋~天満橋なら230円だからまだアリだけど、1駅伸ばして京橋だと280円、高すぎないか。

とはいえ、この区間はバスもないので。(逆向きだと大手前→渡辺橋でバスが使える)

中之島線も用途によっては悪くないけど、京橋で環状線などと乗り換えて使うのにそんなに取られるとさすがにね。

その天満橋まで乗るにも15分間隔では待ちが長いし使いにくいなぁと思う。

天満橋で少し買い物をして、大阪城公園まで歩いて行く。


というわけで大阪城ホール、アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)の10周年ライブである。

この大阪公演が最初ということでそれを狙ってきたところはある。

ニュージェネレーションズ3人揃うってのは明らかなみどころだったし。

シンデレラガールズで大阪城ホールは3回目ですかね。3回とも1公演は来てるな。

大阪城ホールってのはいい会場ですよね。それ以外にいい会場がないのは問題なのだが。

まず、最初に驚いたのは全員デレステのSSR衣装を着ていたこと。

そもそもシンデレラガールズでは7thライブと、10thツアーのファイナルで個別衣装はあったが、

これらはデレステのSSR衣装を参考にしたものは多かったが必ずしもそうではない。

どちらかというと最初のカードの衣装に近いものを意識した感がある。

今回はデレステの衣装にこだわったようで、全く新しく作ったようだ。

これとは別に一部メンバーはセレクトショップの衣装を着たり、衣装に手が込んでいたなと。

まぁラブライブ!シリーズとか見るともっと衣装作ってもいいだろうとは思うけど、

なにしろシンデレラガールズは人数が多いので、揃いの衣装を1着用意するだけでも大変である。

今回は揃いの衣装はなかったんですけどね。


あと、もう1つ印象的だったのが「We wish your smile」で、

これはイヴ・サンタクロースと望月聖の曲で、松永あかね さんと原涼子さんで披露してたが、

この2人ってシンデレラガールズのゲーム初期の2011年のクリスマスイベントで登場したアイドルで、

クリスマスに特化したような登場の仕方で、進撃のバハムートのごとくアイドルを増やしていた時代のアイドルである。

そこから時代を経て、こうしてアイドルに声が付いて、楽曲が出来てステージで披露するに至った。

というのはけっこうすごいことだなと思った。


終演して環状線に乗り、天王寺で乗り換えて郡山へ。

バイクを走らせて宿に戻ってきた。

今回の宿を選んだ背景はいろいろあるけど、風呂があるのは大きな要素で、

ロードサイドという立地が良いか悪いかというのはあるけど、これはよかった。

そんなわけで3泊して明日は帰路につくことになる。