買い物に行くと「大豆のお肉」が投げ売りされていた。
値引きシールが貼られてるのはよく見るけど、ここまでの投げ売りはなかなか。
炒め料理用とあるので、これで炒め物でも作るかと購入。
見た目は炒めた後の豚肉みたいな感じだけど……
どんな味なんだろとつまみ食いしてみると……豆腐だな。
炒めて味付けするとそれなりになるのかもしれないとやってみたけど、
肉というのは軟らかすぎるのか……豆腐を炒めたような感じに。
肉の旨味とかそういうのがないのであんまりな炒め物だった。
「大豆のお肉」って一体何なんでしょうね。
豆腐なのかというとそういうわけではないようだ。
「大豆のお肉」は大豆の油分を搾油、加熱・加圧・乾燥させてできた、マルコメの大豆ミート製品。
大豆から大豆油を取った残りということだそう。
豆乳は大豆の油分とたんぱく質のほとんどで、これをにがりで固めたもの。
大豆のお肉 は繊維質とたんぱく質が残ったものということで位置づけが異なる。
ただ、風味というのは似るんでしょうね。
どうしても肉は食わないという人は日本にはそうそういませんから、
大豆ミートの需要はそんなに多くないというのが実情か。
単純においしければ売れるかもしれないけど、
今回食べた感じだと、うーんとなってしまう。調理法も悪かったのかもしれないけど。
確かに単純に肉の代わりに使えばよいというわけではないのはそうだろう。
商売としてどうなんだろうなというのは気になりますが。
店で売れているのもそうそう見ませんからね。