昨日、駅までバイクを使おうか考えて、結局使わなかった話を書いたが、
その中で判明したのは、某駅には一時利用できる駐輪場がなくなったということである。
バイクがとめられないではなく、自転車もとめられないのである。
自転車等放置禁止条例、こういう条例は各地の市町村にあるけど、
駅周辺などの一定のエリアで自転車・原動機付自転車の放置を禁止する条例である。
ただ、こういう条例を制定するためには駐輪場の整備が必要である。
確かこの駅周辺は市内でも遅い時期にこの条例の対象区域に含まれた。
それ以前は無料の駐輪場が駅周辺にあったのだが、有料駐輪場の整備が行われることとなったのだった。
けっこう規模が大きくて、係員が常駐していて、券売機で一時利用券を買って、それを渡して一時利用するという形だった。
ただ、利用も低迷したか、元々運営していたバス会社の関連会社が撤退、
駐輪場自体は他の会社が継承したのだが、月極専門になってしまったらしい。
確かに通勤・通学目的での利用者が多いことを考えれば、それでも問題はないのかもしれない。
調べてみると市の会議の中でも、事業者に一時利用にも対応してほしいと要望しているが、色よい返事はないとのこと。
最初の駐輪場整備時に自動化されていれば、人を常駐させなくてもよかったのだが、
定期利用の更新などで係員はいるだろうと常駐モデルを選んだことが、こういう結果になったのかもしれない。
ちなみに最寄り駅の駐輪場については一時利用も可能であることを確認している。
自転車100円・バイク200円という雑な価格設定で、料金は箱に自分で入れてねと。
自動車の駐車場もそんな感じで、特に自動化されてはいない。
月極契約がメインであろうことと、地主(隣接地に自宅がある)が片手間で管理しているからそれでいいんだろう。
ただ、どうせバイクで走るなら隣の駅の方がいいんじゃない?
こっちの方が運賃が安くなることが多いし、途中で店に寄り道もできるし。
そう思って、調べたら上のような事情が判明して、うーんとなったわけですよね。
畳んで電車に乗るなら全く問題ないんだけど、そういうわけでもないからなぁ。
というわけで残念ですねという話だった。
駐輪場整備の段階で自動化されていれば。公営の駐輪場ならば。とか思うところはある。
公営なら放置自転車禁止区域に一時利用できる駐輪場が皆無という状況は許さなかっただろうし。