EX予約での荷物スペース付き座席の選び方

秋の関西行きに向けて新幹線を手配しようとスマートEXにログインした。

J-WESTカード(エクスプレス)をやめて、前の山陰行きの東海道新幹線の手配はe5489で行った。

これは乗車券と特急券を分けて手配する方が好都合であり、

荷物スペース付き座席はえきねっとでは手配できないからである。


今回もバイクを折りたたんで運ぶから荷物スペース付き座席が欲しい。

それでスマートEXで列車を検索すると、こだま号で EXこだまグリーン早特3 で買えるのが見つかった。

スマートEX会員向けの提供数は限られているのでラッキーである。

で、座席指定画面で最後列を選ぼうとすると、全部埋まっている。

その前の画面で荷物スペース付き座席を選べたっけ? と思うも、そういう選択肢はない。

あれあれ? 一体どこで選ぶんだ?


列車の検索画面で選ぶ必要があるというのが答えだった。

検索画面の下に「座席の種類」というのがある。

デフォルトは「なし」なのだが、「特大荷物スペース付き」を選べばよい。

他の選択肢としては「特大荷物コーナー付き」「S Workシート」「S WorkPシート」「お子さま連れ車両」「車いすスペース」「車いす付添席」がある。

これを列車検索の時点で選んでおかないといけないわけである。


e5489の場合、普通車指定席・普通車自由席・グリーン車と選ぶところに、

「禁煙」「禁煙 荷物スペース付」「禁煙 荷物コーナー付」と選択肢がある。

昔は喫煙(喫煙コーナー付近)だったものを差し替えたわけだな。

こちらの方が直感には合っている気がする。

確かに対象の荷物を持っている人にとって列車の選択肢を縛るものではあるが、

その手段としては荷物スペース(最後列の後ろ)と荷物コーナー(デッキの荷物棚)の2つの選択肢がある。

そこを最初から選ばせるというのはちょっと変な感じはする。


今の東海道・山陽新幹線ってそんなに座席のバリエーション多いのかと。

S Workシートは「新幹線での移動時間に、モバイル端末等を気兼ねなく使用して、仕事を進めたいお客様向けの車両」ということで、

これ自体は特別な機能はないが、トラブルを防ぐために分けているだけである。

その中でパーティション付きのS WorkPシートは特別席だが、

この選択肢はどちらかというと普通車・グリーン車の選択肢に近いと言える。

普通車かグリーン車かというのは列車を選んでから選ぶんですよね。

ちなみにe5489では普通車を選んだ後に「禁煙 S Work車両」「禁煙 S Work車両(Pシート)」と選ぶのは、先ほど同様である。


車いす関係の予約も駅窓口が減る中でセルフサービス化が求められたからか。

e5489でも新幹線についてはセルフサービスで予約できるよう。

在来線はそうもいかないので 電話 か みどりの窓口 へと書いてあるが。

(新幹線と比べると駅のバリアフリー化が進んでいないのも理由かも)

えきねっとでも新幹線はできるみたいですね。

ただ、セルフサービスで出来ると言ってもいろいろ難しそうだなとは思う。


ともあれ往路はこれで多少安く済んだ。

今までバスを使うことが多かったけど、さすがにバイクはバスで運べない。

いや、実はJR東海バスに限って言えば、昼行便では折りたたみ自転車の持込は可能なんですけどね。

でもやっぱり列車移動が無難だよねというのはある。

新幹線も日程が詰められる点ではメリットはありますからね。

バスより高いといってもそれ以上のメリットはあると言える。