学校の年間予定表を見て打ち込む

学校の予定をiCal形式で使えるようにしたら便利だよなぁと思い、

公開する前提でGoogleカレンダーに新しいカレンダーを作り打ち込んでいった。

特にGoogleカレンダーである必要は無いのだが、Web上で打ち込みから公開までできるのは便利だから使ってみた。

どれぐらい利用されるかは楽しみだが、自分が使いたいから作ってるというのが大きいのであまりそこは気にしてない。


さて、学校の年間予定表には学校の用事がいろいろ書いてある。

僕にとってはあまり興味のない学寮の予定、本科生からすればあまり興味がない専攻科の予定、一部教員しか使わなそうな予定もある。

非常に内容が多くてこれをカレンダーに足すとやたらめったら予定が多くなってわかりにくい気もする。

そんな予定表にもいくつかみどころがあると思う。

今日はその話を書いておこうと思う。


早速4月から5月にかけておもしろいことが起きている。

5月2日と5月6日が授業無しで休みになっている。

これにより4月29日の昭和の日から5月8日の日曜日まで10日間連続で休みになっている。

5月2日は本来休みであるべき開校記念日の振替休日なのだが、5月6日は特に理由はない。

なんでわざわざ授業できる時に授業を削っているのかというと、その期間の前後の予定を見てみるとわかる。

4月28日に閉寮というのが入ってる。5月の連休を前にして寮を一旦閉めて寮生を帰らせるわけだ。

そして帰ってくるのが5月8日の連休最終日、こうすることで連休をゆっくり実家で過ごせるようにしているのだろう。

こうして連休が長くなりうれしい特別日課だが、ここで失った授業日数を取り返す必要があるのは明らかな話。

それが理由か、夏休みは多くの学校で見られる海の日と同時に開始ではなく海の日の3日後の7月22日から始まる。


さっきのことからもわかったかもしれんが、うちの高専では前期は夏休みを挟んで9月までになっている。

そこで、夏休み明けの9月には前期末試験がある。

これが専攻科2年生だけ一週間ぐらい早い。

なんでやろ、と思うかも知れないが、おそらく学位取得の都合でしょうね。学修レポートの追い込みの時期にテストは都合が悪いと。

ただ、これは専攻科1年生にも無縁ではない。というのも2年生の科目を履修している場合は、やはりその時に試験があるからだ。

とはいうものの、専攻科のテストは授業時間中に必要な科目だけ行う。なのでこの試験期間はこの期間中の授業でテストを行うという意味ですね。

なのであまり気にするほどのことではない。普通の授業日と大差ない。

ただ1つの学年でもテストをしているとチャイムが消されるので、時計を確認することが欠かせない。

まぁそれは本科5年の中間試験にも言えることですが。1~4年が中間試験やってるときに5年は授業してるんで。

まぁ授業時間中に中間試験やる科目もあるけど。それは専攻科でも同じかな。


それと関連してほぼ同じ期間で行うものの本科1~5年の前期末試験と専攻科1年の前期末試験は1日だけずれている。

本科では不可を持ったまま進級することができて、その科目の翌年の試験が前期・後期の期末試験中に日を設けて行われることがある。

その日は専攻科生にとってはいらないし、専攻科のテストは授業時間中にやるから月曜日から金曜日まで全て含んでないといけない。

そういうことがあってか1日ずれている。

わりとテストの日程というのは学年による差があるものだ。


10月になると工場見学がある。しかし工場見学と一言で言うが、学年によってやることや期間が違う。

本科5年生は3日間の卒業旅行だし、本科1~4年生は工場見学だが、4年だけ泊まりがけで2日間、1~3年は日帰りという違いがある。

そして専攻科生だが、これは泊まりがけで2日間の学外研修となっている。実質的には泊まりがけの工場見学と言えるか。

これらの日程はすべて最終日が金曜日になるようになっている。そしてそれらが重なり合って表示されている。

なのでカレンダーでもこれらをそのまま打ち込んだら、4段積みになってえらいことになった。

この中で1人の学生にとって関係あるのはただ1つの予定だけなんですけどね。


最初に5月の授業無しの日を書いたが、同じように授業無しの日は2月にも予定されている。

それが本科の学力入試の翌日と翌々日だ。採点のためですね。

そしてうちの高専ではその翌日にはもう合格発表をする、学校を休みにしてまで早く結果を出すようだ。

その休み明けには学年末試験の前の補講日が来ている。ここに補講があるかもしれないしないかもしれない。

ただ、この補講日が2日あった後、何故か1日だけ通常授業がある。都合が悪かったのだろうか。

翌週月曜日から本科1~4年・専攻科1年の学年末試験が行われる。これが終われば授業は終わり。


言うまでもないことだが成績処理を卒業・修了に間に合わせるためか、本科5年・専攻科2年の学年末試験はこの3週間前に行っている。

これが終わったら本科5年・専攻科2年はもう授業無しだ。だからこの週からは専攻科2年の科目の授業はないのだろう。

そして、この試験が終わった次の週に卒業研究発表会や専攻科特別研究発表会が行われる。

本科の卒業研究発表会は学科により日が違うからか載ってないが、専攻科特別研究発表会は載っているな。

これが終われば研究も含めて終わり。そんなわけでこの週の木曜日は学寮送別会となっている。


そんなわけで本科1~4年・専攻科1年の授業は3月2日、本科5年・専攻科2年は2月16日までに全ての授業が終わって学校に来る必要がなくなる。

しかし、冬休みは3月19日の卒業式・専攻科修了式の翌日からしか始まらない。それまではただの授業無しの日。

なんでこんなことになってるのかはよくわからない。あまり意味もない気もするが。


そんなわけで書き込んだ予定をThunderbirdのLightningに足してみた。そしたら案の定予定だらけになった。

ただ、学校関係の予定は書き込まなくても表示されているから便利なのは確か。

普段の生活で年間予定表はそれほど見るものではない。だけど大切な事も多くある。

そんなことを忘れないようにするには大いに役立ちそうである。