IPAフォントというのは、皆さんご存知ですよね。
情報処理推進機構(Information-technology Promotion Agency)、IPAのプロジェクトで作られたフォントです。
GRASS GISという地理分析とかするものの副産物かな?
まぁ、詳しい事情は知らないけど、オープンソースの応援のためのフォントです。
なんで、オープンソースのソフトに同梱するのが基本です。
Linuxの世界で、無料でディストリビューションを配布するためには、
フォントも無料じゃないと困りますよね。
無料のフォントといえばけっこう品質は微妙だけど重要ですよね。
ちょっと前までは東雲ゴシックなんて、著作権侵害で配布停止になりましたけど。
今ではそれを継承したさざなみゴシックなんてね。
まぁ、バランスが悪いんですよ。合成だらけなんでしょうね。
しかし、漢字も満足いくものなどなかなかありません。
まぁさざなみゴシックとかはごくごく一般的なものです。
すべての字がそろっていて、見た目も普通のゴシック体です。
世の中で人気のあるフリーのフォントというとみかちゃんフォントなんて。
まぁしかし、これはふざけてるように見えることが問題かな。手書きなんでね。
これは一応全部字がそろってますね。それが人気の秘訣です。
あとは、大概、業者さんが製品の宣伝のために配布してるのかな。
さて、そんな中IPAフォントが注目を集めているのは…
バランスが商用フォントなみにいいんですよ。ものすごくきれいです。
で、実際、優れたフォントの足りない部分を埋めるのにすごくいいと。
特に有名なのが次の3つの合成、M+ と IPAの合成フォント、
・M+フォント(ひらがな・カタカナ・アルファベット[プロポーショナル])
・Bitstream Vera Sans Mono(アルファベット[等幅フォント])
・IPAフォント(残りの漢字)
おのおの特徴があります。
M+は丸ゴシック系で、やっぱりくっきりとしてるね。
Bitstreamは、プログラマに人気で、l(エル)とI(アイ)の区別がつきやすかったり、
使い出すとこれはよいと思えるすばらしくクセのあるフォントですね。
そしてIPAフォントは商用フォントに匹敵する美しさをすべての字で実現してると。
まぁIPAフォントのひらがなも美しいですけどね。
それだけM+の評価が高いということです。
ところで、Vine Linux 4.0で採用されたのは
・M+フォント(ひらがな・カタカナ・アルファベット[プロポーショナル])
・Bitstream Vera Sans Mono(アルファベット[等幅フォント])
・さざなみゴシック(残りの漢字)
の合成のVL ゴシック・VL Pゴシックです。
まぁ、いままでのさざなみゴシックだけよりよっぽどきれいです。
やっぱり日本語の半分ほどはひらがな・カタカナだし。
まぁ、しかし、漢字はさざなみゴシックなんでね。
直したい気分になったので、改造改造っと。
でもVineならapt-getで終わりですよ。
# apt-get install Truetype-ipafont
以上、これで完了です。Bitstream Vera Sans Monoは合成してないけどね。
まぁそういうわけで、せっかくだからそれを自分で用意しようと。
それと、IPAモナーフォントという、東雲ゴシックの改造から始まったプロジェクトのやっているフォントですね。
理屈は一緒です。幅をMS Pゴシックにあわせているわけです。
ですから、入れるべきフォントを整理してみたところ。
[M+ と IPAフォントの合成フォント http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/]
・M+1P+IPAG [プロポーショナル M+(ひらがな・カタカナ・アルファベット) + IPA(漢字)]
・M+2VM+IPAG circle [等幅 M+(ひらがな・カタカナ) + Bitstream Vera Mono(アルファベット) + IPA(漢字)]
[IPAモナーフォント http://www.geocities.jp/ipa_mona/]
・IPAモナー Pゴシック [IPAフォントなど の幅を MS Pゴシック]
・IPAモナー P明朝 [IPAフォントなど の幅を MS P明朝]
[IPAフォントオリジナル (M+ と IPAフォントの合成フォントに同梱)]
・IPA 明朝
とりあえずこれぐらいあればいいだろ。
まぁそういうわけです。これをまとめて新しいフォルダでも作るか。
というわけで/etc/fonts/fonts.confにこんな風にいれておく。
<dir>/usr/X11R6/lib/X11/fonts/IPA</dir>
あとはこのフォルダを作ってコピーするだけ。
あとは適当にGnomeの方で設定してください。
confにはほかにもSansとかの定義が書いてありますね。
これで快適ですね。字がきれいですよ。
さて、しかし、ここに書いたことの後半はまだやってない。
というわけで明日格闘してみます。