改善された有明アリーナ

昨日、思い立ってRoseliaのライブのチケットを買って、今日見に行っていた。

Roselia「Farbe」 (Bang Dream!)

まだこれチケット買えるんだって。実際行って見ると一番後ろに近いぐらいで、

かなり埋まっている上でまだ買えるという状態だったんだけど。

この公演のポイントとしてはAve Mujicaのオープニングアクトがあること。

覆面ガールズバンドその2

TVアニメシリーズも完結し、Ave Mujicaの正体も一応は明らかになった。


ただ、会場の有明アリーナというのが本当に考え物な会場である。

有明アリーナのボトルネック

でも、以前よりはいろいろと改善していたという話。


都心から有明アリーナに直行する手段としては都営バス 都05-2系統 が便利そうだが、

このバスは大変混雑することが課題である。

東京駅からなら東16系統の方が実態としては速いとかあるんだけど。

この問題に新たな選択肢が増えた。それが新橋からの東京BRTである。

ルートは必ずしも便利ではないかもしれないが、とにかく速い。

というわけで往路はこれを使った。


その前に秋葉原界隈にいたんだけど、京浜東北線で新橋まで。

終わったら遅くなりそうなのでマクドナルドで一服して、

東京BRTのバス乗り場に行こうと思ったのだが迷ってしまった。

ゆりかもめの高架橋の下に乗り場があるのだが、このあたりは地上が横断できないところが多い。

で、地下を通ろうとしたのだが、わかりにくくて迷った。

実は地上を歩いていけるルートがあって、JRの汐留口にはそのルートに誘導するサインが付いていたらしい。

あとは地下よりは ゆりかもめ新橋駅 を通り抜ける方がよかったですね。


東京BRTの幹線ルートに乗って、勝どき・豊洲市場と停車して、3つ目の有明テニスの森駅で下車。

乗客は思ったより多かった。座席が埋まって立ち客が多少いるぐらい。

新橋から有明テニスの森まで10分ぐらい。確かにこれは速い。

晴海フラッグができると、マルチモビリティステーションに寄る計画で、

そうするとこの所要時間では走れないんじゃないかなぁとも思う。

直行便も多く走らせてくれればいいけど、なかなか難しいかもしれませんね。


テニスの森駅で下車して、有明アリーナに歩いて行く。

以前はここの歩道が細くて詰まっていたが、有明GYM-EXの工事が完了し、

仮囲いが取られて、歩道状空地も歩けるようになっていたのでそれなりだった。

そして有明アリーナに到着すると、東側の海浜公園側まで回り込むように案内があった。

グッズ売場に使っているサブアリーナへの入口の案内があり、

さらに進むと一般席はスロープで上がり、プレミアムシートは地平を進み続けるようにと案内が。

一般席は正面入口から、プレミアムシートは西側の側面から入る形になっていた。


多くの来場者にとっては大回りを強いられる形ではあるのだが、

このような入場方法を取るメリットはかなり大きい。

一般席とプレミアムシートの列を早々に分けることで、単純に行列が分散できる。

この分散のためにぐるりと東側に回り込ませたということである。

さらにプレミアムシートの入場口を側方に取ったことにもメリットがある。

プレミアムシートは全部アリーナ席で、アリーナ席の半分程度を占める。

有明アリーナはアリーナ席へのルートは正面入口から見ると奥側にある。

このため正面入口付近では狭い通路にほぼ全ての観客が集中する問題があった。

そこでスタンド席の観客がある程度分散したところからアリーナ席の観客を入れることで、通路の混雑を緩和しようとしたわけである。

元々プレミアムシートはお土産を渡す必要があり、入場列を分ける必要があった。

その特徴も踏まえてこのような方法を取ったわけですね。

プレミアムシートの観客は南西角からアリーナを3/4周してやっと入場口だが、

それでも全体的にはメリットが大きいわけである。


退場もこれを逆にしたような形にして改善を図った。

概ねアリーナ席の観客は早々に建物外に出してしまい、通路の混雑を緩和。

従来は全ての観客を木遣り橋南詰側の出口に集めて敷地外に出していたが、

ここから新豊洲駅方面へ向かう人だけを吐き出し、それ以外は東側に回り込ませるようにした。

遠回りにはなるものの、海浜公園の敷地まではスムーズに吐き出せる。

おかげでスムーズに帰宅できたのだが、それは話のオチとして取っておく。


Ave Mujicaの正体は明らかになったがコンセプトとして仮面を付けている。

ほとんどしゃべらずパフォーマンスを見せるというのは、

バンドリならばRAISE A SUILENのやり方に似ていると思った。

けっこう合いそうな気はする。

こういうのも実際にパフォーマンスを見たからこその発見というのはある。


あとはやっぱりRoseliaですよね。

Roseliaの人気はバンドリの中でも抜けているけど、キャラクターが立ってるのがいいんでしょうね。

意図的にキャラクターの当番曲を並べたコーナーがあってなおさら意識したけど。

ちょっと奇をてらったような構成がしばしばあった印象はあるが。

でもトロッコで近づいてくれたのは特にアリーナ席のファンにはたまらない展開だったかな。

Poppin’Partyだと西武ドームで使ってるんですけどね。

しかも小さなドラムセットまで乗せて。(cf. ドームにあらわれたガールズバンド新時代)


終演後、時刻表を見て、晴海三丁目まで行ってバスだなとすぐ決心は付いた。

新豊洲駅方面とそれ以外のルートを分離したことで、木遣り橋にはすぐ入れた。

木遣り橋を渡る間は周りに合わせて歩くしかないので、ここまではゆっくり。

あまりに喉が渇いていたので渡りきった公園で飲み物を買って、

交差点で時計を見たら晴海三丁目からのバスが時刻表上6分後。

うーん、さすがにきつい? と思ったけど、案外行けるかもしれない。

というので晴海大橋に全力ダッシュで突っ込んでいく。

晴海大橋は坂がきついのでずっとは持たない。

これは間に合わないのでは? と思ったのだが、バスは時刻表より少し遅れることもある。

信号が見えてきたところで、2分後ぐらいに到達できて、信号でバスが足止めされていれば間に合うのでは?

となんとか粘ってみたら、無事に直後のバスに乗車できた。

有明アリーナの敷地を出て14分後のことである。そこから東京駅までは10分ほど。

晴海埠頭始発の都05-1系統なので当然ガラガラ。

バス停までは大変だったけど、最速で帰宅できた。これも退場ルート見直しの効果だろう。


というわけで有明アリーナも改善されていたという話だった。

帰りについては終演が早ければこのあたりも楽になるんだけどね。

晴海三丁目まで行ってバスに乗るという大変なルートを選ぶのも、

東京駅直行のメリットは大きいが、この時間帯にはバスが全然ないという話で、

有明から東京駅まで直行できるバスがまだ多く残されているのなら、時間調整してでも使いたいぐらいである。

駅が近くて便利なら多少遠回りでも本数が多くて確実な方法も考えるが、

有明アリーナから国際展示場駅に行くのも、晴海三丁目まで行くのもすごい差があるわけではない。

東京BRTを帰路に使うのも一考に値するが、新橋発着ってのがイマイチなんですよね。