PayPayで今年8月からPayPayカード以外のクレジットカード決済が停止される。
(PayPayカードについては「PayPayあと払い」扱いで継続利用可能)
あわせて ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い の毎月2回目からの利用に手数料が発生するようになる。
後者は僕にとっても直接影響のある話だけど、月1回は無料だし。
PayPayってクレジットカード決済も可能なんですよね。
かつてはそれでもPayPayのキャンペーン対象になる部分もあったが、
現在はほぼPayPayからの特典付与はなく、クレジットカードに素通しになっている。
僕はこの使い方をしたことはないのだけど、確かにその使い方はある。
3Dセキュアなしでも使えるので、これが不正利用の温床になったこともある。
現在も利用額の制限は厳しいが、一応3Dセキュアなしでも使える。
自分が使ってないというのはあるけど、よくわからない機能だなとは思っていた。
ただ、この機能があることでPayPay加盟店は実質的なクレジットカード対応になっていたわけである。
ユーザースキャンではPayPayは圧倒的で、他のキャッシュレス決済がないのにPayPayだけ導入している店は多い。
そこに価値があったということである。
ただ、一方でPayPayの手数料は有料化されても低く抑えられており、
クレジットカードに素通しだと割に合わないだろうとは言われていた。
このため銀行チャージへの一本化もあるかもという観測はあって、
今回の制度変更はほぼその予測が実現した形となる。
間接的なクレジットカード払いとなりうる、携帯電話料金との合算払いも、完全には封じなかったが無料なのは月1回に限られることになった。
僕はPayPayのサービス開始以来、ずっと銀行チャージ主体でよいと思っていて、この決定はむしろ遅すぎたぐらいだと思う。
今後もYahoo!ショッピング、クーポン利用、ユーザースキャン加盟店といったところでは、PayPayを使って行きたい。
ワイモバイルまとめて支払い も月1回で困らないが、銀行チャージでいい。
ただ、今後PayPayカードを持たない人はPayPay残高がないとPayPayは使えなくなる。
PayPayのユーザースキャン加盟店はLINE Payでも使えるが、
こちらも三井住友カードを登録して チャージ&ペイ しない限りは残高が必要。
残高を持つというところに抵抗感を覚える人はいるかもしれない。
さっきも書いたようにPayPayのユーザースキャン加盟店はこれが唯一のキャッシュレス決済手段であることが多い。
このため他の決済手段だとどうかという話をしても仕方ない面はあるが、
d払い と 楽天ペイ はクレジットカードを使うことはできる。
ポイント併用して端数をクレジットカードとかいうこともできる。
au PAYはクレジットカードで残高にチャージすることができる。
PayPayとメルペイ(d払い)を並べている店は時々あるから、その場合はd払いでもという感じですかね。
というわけで僕はあまり気にしていないが、世間的に気にする人はいるという話だった。