大阪王将のセット商品の使い方

dポイントカードを表示しようとd払いアプリを開いたらクーポンが届いているという。

どうせしょうもないクーポンだと思ったら「d払いアプリ(ネットショッピング)の利用で500ptプレゼント」というものだった。

どうもd払いアプリにインターネットショッピングの機能が組み込まれたと。

で開業記念ということで、30%還元キャンペーン(上限1000pt)を行っているが、

さらにそれに重ねがけできるクーポンが配布されたというわけである。


その対象店舗の中に大阪王将がいることに気づいた。

そうか、大阪王将冷凍食品がキャンペーン活用で割安に買えるのか。

ただ、ちょっと困った話もあった。それは冷凍庫の空きが少ないこと。

これは引越後の1月中旬に大阪王将でまとめ買いしたためである。

大阪王将の通販は6480円以上買えば送料無料になる。

むしろそこまでいかないと送料負担が重すぎて割に合わないのである。

しかし、これだけの金額買うと冷凍庫はもうパンパンである。

冷凍庫が溢れることも覚悟したが、これはなんとか回避出来た。


大阪王将冷凍食品が安く買えるのならなんとかうまく活用したい。

一方でそれで冷凍庫が溢れては買いだめが成立しない。

先のキャンペーンは決済額3400円程度で天井である。

なので6480円も買わずとも済めば……というところで送料込みのセットの活用を思いついた。

大阪王将には送料込みのセットがあって、6480円も買わずとも別途の送料負担はない。

ただ、送料込みなので、別途送料を払うよりはマシだが単品より割高である。


今回ターゲットにしたのは大粒肉焼売である。

スーパーで売ってないが、大変おいしいこと、その代わりちょっと高いけど。

梱包がコンパクトなので限られた冷凍庫のスペースにも収まりそうなこと。

端的に言えば体積あたりでは高価で、通販で買う価値が高いということである。

大粒肉焼売は1袋(8粒)で660円だが、2袋の送料込みセットが2200円である。

単品で買うより880円高いが、通常の送料負担1480円を払うよりはマシ。


さらに大阪王将のこの手のセットは複数買うとオマケが付いてくる。

2セット買うと+3袋、3セット買うと+6袋になるという。

2セット買うと、4400円で7袋、こうすると1袋あたり629円で単品買い集めるより少し安いんですね。

その上、別途の送料負担はないのでずいぶんお得である。

その代わり、大粒肉焼売ばかり届いてしまうことになるけど。


これを金・土曜のd曜日のキャンペーンと重ねる。

さらに1000円分はdポイント充当し、dポイントの有効活用にも努めた。

これにより付与されるdポイントは、

  • 基本分(ポイント充当分以外の0.5%) 17pt
  • d払いアプリ(ネットショッピング)基本分(ポイント充当分以外の1%) 34pt
  • d曜日(ポイント分含む3%) 132pt
  • 開業記念キャンペーン(ポイント充当分以外の30%) 1000pt(上限)
  • クーポン(ポイント充当分以外2000円以上で適用) 500pt

というわけで、購入額の38%がdポイントで還元されることになる。


ただ、このd払いアプリで気になったのがセットと他の商品の同時注文ができないことである。

本来、大阪王将の通販であればセット商品と他の商品の同時注文ができて、

そうすると他の商品も含めて別途の送料負担がなくなるという仕組みである。

だから、大粒肉焼売セットに水餃子1袋足しても、水餃子1袋分の値段が増えるだけで済む。

ただ、d払いアプリではこういう買い方ができなかった。

送料込みセットと、単品はカートが分かれてしまうからである。


セット商品と他の商品の同時注文で――というのは大阪王将公式通販の話で、

これがd払いアプリに適用されるとはどこにも書いていない。

d払いアプリの説明にも出荷元・発送日に差がある場合はそれぞれに送料がかかる場合があるとの記載がある。

なのでこういう挙動も説明通りとは言えるのだが、うーん……という気はする。

d払いアプリのショッピング機能の技術的な問題でしょうけどね。

こういう買い方をしたいなら大阪王将公式通販を使えということだよね。

そこでもd払いは使えるわけだし。


決済アプリが通販機能を備えるというのはPayPayとau PAYではすでにやっている。

PayPayであればPayPayフリマと日用品モール(LOHACO Yahoo!店)が使える。

ブラウザなどと変わらないと思うので、あえてPayPayアプリを使う必要があるのかは疑問だが。

au PAYであれば、au PAYマーケットはau PAYアプリでも使える。

ただ、これもブラウザで使うのと変わらないからあえて使う必要があるかは疑問だが。


一方のd払いアプリのショッピング機能だが、こちらはd払いアプリ専用らしい。

てっきりdショッピングをd払いアプリ内で呼び出していると思っていたが、全く別物らしい。

ゆえにブラウザから同機能を使うことはできない。

なので、どうしてもd払いアプリで操作しないといけないが、使い勝手はあまりよくない。

なんでわざわざそんな機能を……という感じはあるのだけど。


大阪王将としては販路を増やすということで乗ったんだろうけどね。

もともと各種の決済サービスのインターネット加盟店として宣伝していて、

今まであまり知らなかったけど、けっこういろんなモールに出店してるんだね。

Yahoo!ショッピングにもいたんですね。知らなかったわ。

そういう流れで開業まもないd払いアプリの通販機能にも出店したとみられる。

あえてd払いアプリで注文するかという話はあるものの、キャンペーンに乗れれたならそれはそれでよかったのかなと。