中之島とうめきた

無事に帰宅して、不在中にメルカリとラクマで売れた商品の発送をしてきた。

外出中に売れることはまぁあるけど、2つも売れるのは珍しい気がする。


朝、宿を出て、ちょっと遅かったかなと思いながら四条烏丸に歩いて行く。

そして阪急烏丸駅から電車に乗ろうとすると、遅延証明書がうんぬんと言っている。

ホームに行くと発車案内が出ていない。どうもダイヤが乱れているらしい。

ただ、出発がやや遅れたこともあり、遅延に巻き込まれた通勤客もあらかた掃け、

時刻表とは全く合わないのだろうけど、概ね通常通りの運行に見えた。


阪急梅田駅に着いて、中之島に行くのにさすがにバスを使うかと、

時刻表を見ると、なにわ筋方面へ向かう75系統がちょうど出るところだったので、

これで田蓑橋まで乗車、降りると大阪中之島美術館の目の前。

目的地は国立国際美術館なんですが、似たようなもんですね。

大阪駅前~中之島方面のバスとしては53系統がよく知られている。

こちらは平日朝は多いのだが他の時間帯は本数が少ないのが難点。

75系統も1時間2本程度だが、両方合わせれば多少選択肢は増える。

あんまりこの区間でバス乗らないんだけどね。


国立国際美術館の特別展は「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」というわけで、

この美術館にしてはわりと大衆ウケしそうなネタで平日ながら賑わってた。

ベルクグリューン美術館の作品が主だが他にも国内所蔵の作品を集めていて、

国立国際美術館からもジャコメッティの作品が展示されていた。

こういう断片的には国内で見ているような作品の間を埋めていく印象が強かった。


こういうときのコレクション展はとんでもない作品を展示してたり……

と思ったら新収蔵品という名目でメル・ボックナーの「セオリー・オブ・スカルプチャー(カウンティング)&プライマー」が展示されていた。

これがとんでもない作品で、分類上は「彫刻」となっているが、実態は図面である。

図面にあるように石を並べてチョークで書くというもので、造形物を買ったというわけではない。

やっていることは小学生の算数セットのようなことである。

全部展示できる機会はなかなかないかも。とんでもないコレクション展だった。


中之島を去り、梅田方面に散歩してみた。

まず、中央郵便局跡のビルがだいぶ出来てることに驚いたり、

うめきたエリアやその周辺でビルの建設ラッシュだったり、

梅田貨物線の踏切が除却されていたり……だいぶ変わったなと。

今月には大阪駅のうめきたエリア・地下ホームが開業する。もうすぐ。

でも地上から見る限りはここに駅ができるという感じはあまりない。

開業当初の導線はなかなかわかりにくそう。


ヨドバシ梅田タワーで昼食を食べて、あれこれ散策していたらよき時間と、

新快速に乗り込んで京都に、こだま号に乗って東京に戻ってきた。

ちょうど帰宅ラッシュで、強風の影響などもあってかずいぶんな混雑だった。

そこから買い物しながら帰宅して……という感じである。