所得税の申告に必要な書類はSBI証券の特定口座年間取引報告書だけである。
GMOクリック証券より若干遅くて、
特定口座年間取引報告書
郵送 2023年1月18日(水)
電子 2023年1月12日(木) 15時以降順次
というスケジュールらしい。
散々書いているように、先日引越をしたわけである。
それで郵送だと年間取引報告書の受取に不便するかもなと気づき、
年始早々に年間取引報告書の交付方法を電子交付に変更した。
これで電子交付になると思っていたが、そういうわけにはいかなかった。
というのもSBI証券では年間取引報告書の発行について、
「特定口座年間取引報告書・払出通知書」は、対象年の最終営業日17:00時点での指定交付方法により交付されます。
年間取引報告書・払出通知書等を「郵送」にて交付するお客さまの場合、当社ご登録住所宛て(2023年1月1日現在の登録住所)に上記日程で、発送予定です。
という記載があるので昨年内に電子交付に切り替えなければ郵送で、
なおかつその郵送というのは旧住所への送付ということになる。
すでに転居届による転送は働いているため、特に心配はいらないと思うが、
引越に備えて電子交付に切り替えるならもう少し早くするべきだったと。
ちなみに特定口座年間取引報告書は2018年までは必ず紙で発行していた。
それが2019年から電子交付が可能になったようだが、切り替えてなかったと。
なお、電子交付が可能になった背景としては、所得税申告時に添付が必須ではなくなったという事情もあるようだ。
(e-Taxではそれ以前から提出不要だったが、書面で申告していた場合は必須だった)
GMOクリック証券の方はすでに電子交付に切り替えていた。
e-Taxでの申告を考えるとXMLで取り込めるので電子交付の方が便利だし、
申告書を作ってしまえば特に紙で置いておく必要もない書類だし。
そんなわけでアテが外れてしまったのだが、
年末のデータで作り始めることで作業を前倒しできる部分もあるんかね。
さっきも書いたように、元は年間取引報告書は必ず紙で発行する必要があり、
なおかつ所得税の申告に必要な書類なのでそこそこ急ぐものでもある。
(不着時の対応なども含めて2月15日までに確実に到着する必要があろうから)
電子交付が主体となれば物量も減り、このあたりの余裕も増すのだろうが、
あえて電子交付に切り替える人もまだ限られているのが実情だろう。
そうすると仕方ないのかなとも思う。