引越に伴う手続きの話で、みずほ銀行での手続きがスマートフォンアプリで済むようになったという話を紹介した。
これは投資信託口座があるがために発生するマイナンバー申告手続きについて、
従来メールオーダーで行っていた相当のことがアプリでできるようになったため。
こういう書類提出が発生する住所変更はいくつかある。
特にお金が絡むものはそのような傾向が強い。
ということでいろいろやっていたのだが、まぁいろいろある。
特にマイナンバーカードは使えないというものもあり、運転免許証の書換が済んでて助かったなという。
健康保険証の住所変更は少し時間がかかるので。
(といっても前の住所変更のときもそうだったけど、健康保険証は白紙のシールが届いて、新住所を自分で書くのだが)
- みずほ銀行 : マイナンバーカードの両面画像(アプリで提出)
- SBI証券, GMOクリック証券 : マイナンバーカードの両面画像(Webで提出)
- 某証券会社(持株会関連) : 運転免許証の写真(Webで提出)
- PayPay : マイナンバーカード格納の署名用電子証明書
- FamiPay, ラクウル : マイナンバーカードの片面画像(アプリで提出)
- メルカリ(メルペイ): 運転免許証の写真(アプリで提出)
メルカリは新規の本人確認はマイナンバーカードの電子証明書でできるんだけど、
なぜか住所変更時はマイナンバーカードは使えないという謎。
健康保険証はいいらしい。(修正跡が見えるものはダメと書かれているが)
ただ、健康保険証は有効期限の記載が無い場合、そもそも発行日から10年経過すると受付不可と書かれてるが。
住民票の写しもNGとあるし、これらが揃わない場合どういう対応になるんだろ?
ちょっとよくわからなかったのが、持株会のために開設した証券会社のことで、
他の証券会社と同じく、マイナンバーの申告手続きとなると思いきや、
そうではなく住所変更の申告だけでよく、その確認書類はマイナンバーカードではダメだという。
住所変更のたびにマイナンバーの申告手続きを行う他の証券会社の対応もよくわからないが、
一方でマイナンバーの申告手続きとは異なる書類が必要なのも謎である。
というわけで疑問点はいくつかあるものの、電話対応になるのは1つもなかったね。
およそ8年前に最初に引越したときはだいぶ電話した覚えがあるわ。
携帯電話からはフリーダイヤルにかからないからと、公衆電話に行って掛けたこともあったっけ。
だいぶ変わったなとは思う。
ちなみにマイナンバーカードも運転免許証もICチップを内蔵しているが、
ICチップのよいところは書換された情報の確認ができることである。
サインパネルに印字されただけの情報はいかにも偽造しやすそうだが、
ICチップに格納されているデータと合わせて確認すれば確実である。
金融機関ではけっこう使ってたりするんですがね。
ただ、警察署での住所変更時のマイナンバーカードは目視確認っぽかったし、
ここで紹介した各種申告手続きも電子証明書を利用したPayPay以外は画像データで確認しているので、特に生かされてないが。
そんなわけで「個人番号カード対応版券面事項表示ソフトウェア」でそれぞれ確認してみた。
マイナンバーカードの方は住所データそのものが書換されていて、新住所が画像データで格納されているのが確認出来る。
一方の運転免許証は追記事項として住所変更の記録が格納されているのだが、
変更日が「505年01月12日」というおかしな表記になっていた。
505年ってなんだ? と思ったのだが、おそらく令和5年という意味だと思う。
明治を1として、令和は5ということであろうと思う。
このソフトは令和という元号を知らないので数字で5と表示してるが。
マイナンバーカードは生年月日を含めて内部データは西暦で持っているよう。
(表示させるときに元号表示か西暦表示(外国人用)か選ぶようになっている)
このソフトで令和生まれの人の生年月日を元号表示すると平成36年とかなりそうだが……意味はわかるからいいか。