埼京線と他社の車両が活躍

昨日・今日と渋谷駅の山手線ホーム再構築のために山手線外回りが運休。

およそ1年前は内回り(池袋→大崎)を運休にしていたが、今回はその逆。

運休なんだけど電車が来なくなる駅はないという珍しい仕組みである。

2つのホームを1つにして広くなるの?


山手線の運休にあたって埼京線・りんかい線の増発を行っている。

山手線の大崎~池袋は別線路(山手貨物線)を走る埼京線・湘南新宿ラインがある。

こちらに乗ってもらうというのが代替手段として最も大きい。

ただし、埼京線・湘南新宿ラインは一部駅にしか停車しない。

そのため停車しない駅を利用する場合は、先の駅まで乗って内回りで折り返すか、他路線への迂回をするかどちらかになる。

それを考えても埼京線・湘南新宿ラインへの期待度は大きい。


その埼京線の増発なのだが、実に他社の協力によるところが大きいようだ。

りんかい線については、普段は埼京線快速を中心に1時間3~4本程度で直通運転、

これに加えてりんかい線内のみの列車が運行されて、1時間7~8本程度。

昨日・今日は普段は新宿発着の埼京線(主に各停)を延長してりんかい線直通としていた。

この都合でりんかい線自身も多少の増発を行っている。

相鉄も普段は新宿発着で運行している直通列車を池袋発着に延長。

車両繰りの都合で相鉄横浜駅にJR所属の車両が入るという珍事も見られた。


JR自身も埼京線の車両は平日朝ラッシュ並みに出払った状態が続いたようだが、

りんかい線・相鉄もこのために普段より車両を供出したのではないか。

ちょっと細かい計算はわからないんだけどね。


逆に暇していたのが新宿駅の埼京線折り返し用ホームである。

普段は大宮・赤羽方面から1時間6本程度、相鉄直通が1時間2本程度折り返しするのに、

昨日・今日はこれらはほぼ全て新宿駅を貫通していたので。

その暇になった折り返しホームを使って新宿~大崎の列車が1時間に1本程度走っていたそう。

これは湘南新宿ラインという扱いになっていたが、これは車両がそうだから。

埼京線の車両は出払っているので、湘南新宿ライン用の車両を持ってきて走らせていたと。

前回の運休時は新宿~品川(大崎通過)での運行だったが、

中途半端に特別なルートで走らせるより、他の列車と混ざって走れる方がよいという判断があったのではないか。


ともあれ、これにより山手線渋谷駅は1つの幅広いホームになる。

渋谷駅が混雑対策のためホーム・線路・ホーム・線路という形になったのは1940年のことだそう。

そこから東横線地下化により確保した土地で埼京線ホーム移設、山手線ホーム拡幅と実現したわけである。

駅構内の導線など未完成な点は多く、まだ使い勝手には課題はあるが、

幅が広くなることでバリアフリー設備の充実もしやすくなる。

当面はなかなか良さが現れないかも知れないが、今後役立つものである。


まだ運休を伴う工事としては線路のかさ上げが残っているよう。

これもなかなかの大工事だと思うが。

とはいえ、これで埼京線・山手線の両ホーム再構築が一応完了し、

駅構内や駅周辺の再構築に軸足を移していくのではないか。

最近は使ってないけど、マークシティ~JR中央改札の通路も少し変わったみたいね。

(渋谷駅自体は東横線との乗り換えで使ってるが、そこは通らないので)

ここも中途半端で使いにくいルートなので早く完成して欲しいのだけどね。