限度額が厳しかった理由か

今の勤務先から内定をもらってから作ったビックカメラSuicaカード、

長らく限度額が20万円だったのだが、先日大幅に増額された。

他のカードがガンガン限度額が上がっていく中で、

学生時代から限度額が変わらないというカードだった。(当然勤務先は届けている)

最初から20万円あったから困ることもなかったのだが。


これと関係あるか知らないけど、支払いサイクルが変わるそうで。

毎月のお支払いサイクルの変更について (ビューカード)

現在は月末締め翌々月4日引落となっている。

これが5日締め翌月4日引落に変更になる。

締め日が5日後ろに動くわけで、一部支払いが早まると。

実はこれ、法規制対応という意味合いが強いらしい。今さらなんだが。


この変更は何を意味しているかというと、締め日~引き落とし日が1ヶ月以内になるということ。

割賦販売法の変更により2010年以降、クレジットカードの限度額設定にあたって支払可能見込額の調査が必要となった。

年収・住居・家族構成と既存の債務を調査して、そこから求まる金額の範囲で限度額を決めないといけないと。

ただ、このルールには例外があって、それが翌月1回払いである。

カード会社によって運用もいろいろだが、少なくとも一時的な増枠はこのルールで処理されるのが普通である。

あるいは限度額の中に「割賦枠」ということでリボ・分割・ボーナス一括払いの枠を別に設定する場合もある。


ところが従来のビューカードは締め日~引き落とし日が1ヶ月を超えてしまい、

この結果として支払可能見込額の調査対象外となる翌月一括払いがなかったのだという。

これが限度額設定が厳しい原因の1つであったのではないかという話である。

まぁそういう問題でもないような気はするんだけど。


ビューカードとしても限度額の厳しさが利用拡大の妨げになっていると思っていたのかも知れないが、

一方でどこまでリスクを取れるかという話もあるわけだ。

特に乗車券類購入・Suicaチャージといった換金性の高い用途とも結びつきやすく、それだけに慎重になっていた面はあると思う。

このあたりの考え方を改める中で支払いサイクルの変更という話が出てきたのかも。


特にビューカードの利用拡大の意向はないのだけど。

ただ、今までの限度額の低さは気になっていたし、

これでビックカメラで大きな買い物するのにも使えるなと。

いや、元々それなら一時増枠を依頼していただろうけどね。そういう機会がなかっただけで。