最近、200円未満の買い物でチマチマとメルペイを使っている。
他の決済手段で200円未満の買い物してもあまりいいことないので、
それなら全然消化できないメルペイ残高をどうにかするかと。
これが最善の策なのかはちょっとよくわかんないけどね。
メルカリの業績がよくないという話を書きましたが。
改めて資料を見返したけど、日本国内の個人間取引は黒字なんだよね。
確かに不正利用の補填や宣伝費で利益を圧迫していることは事実だが。
その黒字を見込んで他の事業(メルカリUSなど)に投じていた宣伝費などが、
メルカリ全体の利益をガリガリ削っていったのが実情なんかね。
しかし、どこで損失を出してるのかわかる資料があまりない。
ここで重要な事実の1つがメルペイは今期通年で黒字になりそうということ。
「与信分野を中心に収益基盤が確立」という記載があり、
メルペイ定額払いで手数料を落としている人がそんなにおるのかと。
メルペイの売上の4割はメルカリとのグループ内取引によるもので、
残り6割がそれ以外、他社から受け取る決済手数料や利用者から受け取る手数料ということだろう。
メルペイというのは、キャンペーンがなければ利用しても何か特典があるわけではない。
それでメルカリで買い物するのにはFamiPayばかり使ってるんだけど。
FamiPayならチャージ時・利用時にFamiPayボーナスが付与されるから。
にも関わらず、メルカリが使われればメルペイには一定の利用が見込める。
なぜならばメルカリの売上金を現金で受け取るには振込手数料がかかるから。
すなわち、メルカリはメルペイがあることで、
- 売上金の入金手数料を負担する必要が無い
- 売上金がメルペイで使われる場合に他社に手数料を支払う必要が無い
- 売上金が社外で使われる場合、他社から手数料を受け取るがユーザーに還元する必要はない
その上、メルペイ定額払いを使ってもらえば手数料収入が見込めるという。
これはメルカリの買い物を分割して支払いたいというニーズ、何らかの買い物を将来のメルカリ売上金で分割して支払いたい、あるいはその両方があると思う。
もちろんメルペイだってこうして黒字を出すようになったのは最近のこと。
少し前まではメルペイスマート払いの普及などを目的として、
いろいろキャンペーンを打っていたので、そのための費用もかさんだと思う。
今はそういうキャンペーンも控えているので……
気に食わないならメルペイなんて使わなければいいのにという話はあるけど、
結局はメルカリの売上金を使うにはもっとも合理的な方法なんですよね。
メルカリよりもヤフオク・PayPayフリマ・ラクマで売れたほうが嬉しいけど、
そうはいっても取引量の多さからメルカリで高く売れてしまう商品もある。
そうすると何らか使わないといけないので、冒頭のような形になると。
そんなこと言ってたら、新刊の雑誌などをメルカリに出品したら1つ売れてしまった。
これは新刊では無くけっこうな期間、PayPayフリマとラクマに掲載して売れなかったヤツで、こういうのがあっさり売れるのがメルカリなのかと。
メルペイ売上金を消化するにはまだまだかかりそうだ。