プライベートのスタジオ

昨晩は夜通し「新春!朝までバンドリ!TV 2022」を見ていた。

過去にはTOKYO MXを24時間ジャックしたこともあったが、今回は深夜帯を含む12時間なのでおとなしい。

もっともその頃はアニメの再放送やライブ映像を流していた時間が長かったので、

それと比べると今年は新録の映像(主にはトーク番組だけど)が多い印象ではある。

そういう意味では実質的な内容は増しているのかなと。

正月番組っぽい雰囲気はそこまでなかったけど。


その中でゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」(ガルパ)を制作しているCraft Eggのオフィスを見学に行く話があった。

Craft Eggはサイバーエージェントの子会社で、同社メディア事業のオフィス集約によりAbema Towersに入居しているようである。

Craft Eggにとってコア技術になっているであろうLive2Dの話とかもあったんですけど、

音声収録用のスタジオ、Studio Eggの紹介があって、わざわざ自社でスタジオ作ったのかと。

Craft Eggの音声収録スタジオ「Studio Egg」設立の裏側 (Craft Egg)

ここに背景とかも書かれていますね。


理由は意外とシンプルで外部のスタジオを借りてやると、スタジオの予約が大変だと。

これが自社スタジオになるとスケジュール調整が容易になり、コスト削減も可能であろうと。

Craft Egg自身が現在提供中のゲームはガルパだけだが、子会社のColorful Paletteががセガから「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」の開発を受託している。

そういうところである程度、物量も見込めるという判断もあったのではないかと。

社外に物件を借りて、そこを音声収録用のスタジオに仕立てるということでやったそうだ。

オフィスとの位置関係とか、社内にQualiArtsなどのゲーム会社がある中で自社スタジオとした背景など、気になるところはいろいろあるが。


社内ということで言えば、サイバーエージェントの子会社にはCygamesがありますよね。

こちらは単独で事業規模が大きいことなどの事情もあってか、渋谷地区でも別のところにオフィスがある。

調べたところオフィス内にいろいろあるらしく……

“最高のコンテンツ”を生み出す最高の設備――サイゲームス新スタジオに潜入 (ファミ通.com)

この会社はなんといってもモーションキャプチャーのスタジオが豪華ですね。

これを活用した作品の代表例が「ウマ娘 プリティーダービー」ですね。

おそらくはアイドルマスターシンデレラガールズで協業しているバンダイナムコエンターテインメントの体制は参考にしたのでは?

当然のことながら音声収録も多く行うということで、これも相当な規模なようだ。

この中には映像収録にも利用できるものがあり、生放送番組でも活用されている。

オフィス内にあるということで、人の移動に時間がかからないのがメリットとして大きいようですね。

しかし、これこそなかなかマネできる話ではないでしょう。


こういうプライベートのスタジオはいろいろなところにあるんだろう。

これはブシロードがそうですよね。というかこの番組も社内で撮影したのでは?

音声収録については、同社の芸能部門の響が声優を抱えているので、

そのオーディション用の資料を社内で収録する必要があるというのはあるだろう。

社外への貸出もしてるそうだが、同社関係のゲームの収録で使われてるのが目立ちますね。

音響制作事業 (ブシロードムーブ)

YouTubeのHiBiKi StYleチャンネルの番組の収録にもこのスタジオは使われているとのこと。

あとは、ちょっとハッキリしないところはあるのだが、映像収録も社内でできるはずで、

これはもともと月刊ブシロードTVというテレビ番組を持っていて、現在もインターネット番組を多く持っているということがあるらしい。


必要なものをあれこれ揃えることを考えれば、社外に借りに行った方が楽ではあるけど、

ある程度の物量が見込めるなら自社で持った方が融通が利くというのはいろんなところにあるんでしょうね。

ただ、機材はともかくとして、その設備を設置する場所の確保が問題ではあり、

そこまで見越してビルを建てるか借りるか、それは大きなハードルではあるんでしょうと。

製造業だと工場などでまとまった敷地があることも多いでしょうけど。

ここまで出てきた会社のビルは全部賃貸でしょうから。いろいろ制約は多いと思いますがね。