ブリーダーズカップの馬券は売れるか

今日は1年ぶりに祖母の家に出かけていた。

夏に行くか? という話はあったが、いろいろあって流れて、こんな具合。

新型コロナウイルスの心配をしてという話ではあったのだが。

元気そうではあったけど、そうそう遠出もできないし。という話だった。


来週末はアメリカで競馬のブリーダーズカップ(BC)が行われる。

今年は東海岸のデルマー競馬場での開催ということで日本からも多く参戦する。

その中には香港のクイーンエリザベス2世カップを優勝したラヴズオンリーユーもいて、

アメリカ→香港と転戦予定だという。(この場合、アメリカ→香港→日本の輸送費を香港ジョッキークラブが負担してくれる)

日本馬初のブリーダーズカップ制覇の最有力候補ですね。


ブリーダーズカップは2日で12の重賞レース(うち11はG1)が行われる。

このうち4つのレースがJRAによる海外馬券発売対象のレースに指定されていて、

そこに日本からの遠征馬がいるなどの条件を満たした場合に馬券発売が行われる。

今年は3つのレースが発売対象なのだが、いきなり珍事が起きた。

2021ブリーダーズカップの勝馬投票券発売 (JRA)

対象レースはBCフィリー&メアターフ、BCマイル、BCターフの3レースだが、

ラヴズオンリーユーはBCフィリー&メアターフとBCターフの両方にエントリーしていた。

重複エントリーしているが、どちらに出走する意向は確かなのでこうなった。

ラヴズオンリーユーは上記2レースのいずれかへの出走を予定しています(10月22日(金曜)現在)。最終的に出走しないレースも、勝馬投票券の発売を行います。

結果的にはBCフィリー&メアターフに出走することとなったのだが、BCターフの馬券は発売される。

日本馬が出走予定も直前に病気やケガなどで出走取消になった場合も同じですね。過去にそういうのあったのかね。


かくして3つのレースの馬券を売ることになったが、気になるのは売れるのか? ということ。

まず、アメリカのレースは時差により日本時間では朝の発走となる。

香港・オーストラリアはほぼ時差なしなので夕方の発走、中東・ヨーロッパは深夜の発走である。

ナイター競馬が定着し、その延長戦の深夜というのは案外受け入れられるものである。

それに対して早朝というのはなかなかきついだろうと。


さらなる問題が補欠システムである。

昨年、BCスプリントに日本で1勝クラスを勝ったばかりのピンシャンがエントリーしてアメリカに渡るも補欠で出走できずということがあった。

もしも直前で出走を取りやめる馬がいれば出られたが、そんなことはなく。

なんで2勝クラスでアメリカに渡ったのか謎だったが、ジャスパープリンスの帯同馬だったのか?

帰国後、ピンシャンは、2勝クラス・3勝クラス・オープンクラスを勝利して、

今年はBCダートマイルにジャスパープリンスとともに出走予定である。今年は補欠じゃないよ。


補欠システムの何が問題かというと、直前にならないと出馬表が確定しないことである。

BCの馬券発売開始時刻は下記の通り記載されている。

  • 11月5日(金曜)12時00分までに発売対象の全てのレースの補欠馬が0頭となった場合
    • 11月6日(土曜)7時00分から(競馬場・WINSでのUMACA投票も可)
  • 11月6日(土曜)12時00分までに発売対象の全てのレースの補欠馬が0頭となった場合
    • 11月6日(土曜)19時30分から
  • 11月6日(土曜)12時00分まで発売対象のいずれかのレースで補欠馬が残っていた場合
    • 11月7日(日曜)1時00分から

一番遅い場合は日付が変わってから発売開始で、早朝に発走って、それ馬券売れるんか?

しかも3レースのどれかに補欠がいたらなんですね。BCフィリー&メアターフだけなら補欠いないんだけどね。


オーストラリアの競馬にも補欠システムがあり、馬券が売りにくかったらしい。

技術的な問題と売上低迷により現在の指定レースわずか2レースになっている。

まだオーストラリアは時差はないんで、そこは好都合なはずなんですけどね。

そこに時差が重なるアメリカはもうそれは無理なんじゃないかね。


馬券を売らないレースも含めて日曜に早起きして楽しむ人がいればいいですけどね。

馬券発売対象の芝のレースの方が期待できますけど、

ダートも未だ日本調教馬が果たしていない海外ダートG1制覇はかかる挑戦である。

国内ダート重賞4勝でBCディスタフに挑戦するマルシュロレーヌなんてチャンスあるんじゃないの?

相手は手強いと思うんですけどね。


今回の馬券の売り上げ次第では、ブリーダーズカップの馬券発売指定レースも増減するかもしれませんね。

とはいえ、正直なところ馬券売上としてはなかなか厳しそうな感じはある。

ヨーロッパのレースは案外いけるというのは今までの実績からわかってるんだけどね。

アメリカのレースは馬券を売ること自体が少ないですからね。

今回は3レースも売るということで大きな挑戦ではないか。