一般NISAもほとんど終わり

10月になって、9月末の株主優待の恩恵を受けてから売ろうと思ってた株をいくつか売った。

ここで売った株の一部は一般NISAで保有していた株で、

残る一般NISAで保有する株は今年末をもって課税口座に移管されることになる。

というわけで、もう僕にとっての一般NISAはほぼ終わりということで振り返ってみた。


NISAの制度ができたのは2014年、当時は就職前だったこともあり、

最初は債券投資信託がメインというおとなしいスタートだった。

翌年に就職し、ここからは多くを現物株(一部はETF)で保有するようになった。

2016年から1年間の投資枠が100万円から120万円に拡張されたが、

2018年からは新制度の つみたてNISA に移行している。

つみたてNISAはかなり違う

つみたてNISAは1年間の投資枠は40万円だが、非課税となる投資期間が20年と長い。

ただし投資対象は指定された投資信託に限られる。

一般NISAとつみたてNISAは二者択一なので、長期投資という観点ではこっちの方がよいだろうと2018年からは つみたてNISA に移行した。

以後は現物株は課税口座で投資することとなり、一般NISAの投資期間を終えても保有し続けたい株は課税口座に移管している。

一般NISAを使っていた頃は、NISA枠内で投資をしていたが、つみたてNISAは1年の投資枠が減ってるので、課税口座での投資は増えている。


2017年投資分の非課税投資期間が今年末で終わるので、僕にとっての一般NISAは終わりといいう話である。

というわけで4年間の投資額・譲渡損益・配当金、そして課税口座への移管状況を確認した。

簿価で1/4ぐらいは課税口座に移管したみたいですね。

やっぱり5年間という投資期間はちょっと短かかったかなと思うところもある。

一般NISAが続いてたらロールオーバー(翌年の投資枠を使ってNISA口座を継続)か課税口座への移管かは迷ったかもね。


NISAでは投資期間中の譲渡損益・配当金が非課税になり、課税口座に移管すれば移管時の時価が取得価格になる。

20万円で買った株が課税口座移管時に30万円になっていれば、その後35万円で売却したときは35万-30万円=5万円に課税されるということである。

というわけで課税口座移管時の時価との差額も実質的に非課税になるということである。

そういう観点でどれぐらいの恩恵があったのかと調べてみた。

そしたら、投資額の22%に相当する利益を得ていたようである。

本来ならば、ここから約20%の税金を納めることになるのが非課税ということだから、

1000円投資したのが、1221円になって、本来なら44円税金がかかって1177円になるところだが非課税だったということですね。


もっともその投資額の22%に相当する利益というのは、配当金は全体としては少なく、

多くは譲渡益であって、振り返って見ると運がよかったなと思うところはある。

初年は債券投資信託が多かったと書いたが、実はこの頃は金利がドンドコ下がっていた時期である。

金利が下がると債券の価格は上がるので、ここでけっこう儲けていたりする。

株価も大きく上昇したところで売れた会社がいくつかある。

逆に値下がりしてしまって投資したことを後悔するような会社もあったけど。

でも全体としては大きなプラスを出すことができた。


こうやってNISAで投資して、期間中に売却した株式・投資信託の代金や配当金というのは、

実質的に現物株に再投資されていて、NISAによって形成された財産は現物株の4割以上を占めている。

こうして積み上がったことで年間に受け取る配当金だけでも相当な金額になっている。

というか一般NISAの投資期間を通じて非課税で受け取った配当金より、最近1年で受け取った配当金のほうが高額だったりする。

今はこの配当金も実質的に再投資に回っているので、それで現物株がさらに積み上がっているのはある。


というわけでいろいろあったけど、一般NISAの時代に投資のスタートダッシュを切れたのはよかったですね。

ただ、投資入門という点ではつみたてNISAの方がよっぽどよい仕組みであって、

一般NISAの自由度の高さと投資期間の短さゆえの悩みの方が目立った気がしますね。

このあたりはNISAという制度自体の反省点でもあるようなので。

(といっても一般NISAの制度自体は今もそのまま続いてるけど)