別に有力馬順でもない馬番

連日出勤してやっていた仕事が片付いた。

ちょっとした問題はあったけど、一通り決着したのでよいでしょう。

来週には久々に在宅勤務ですね。これはこれで昼食を考えんとならんな。


今週末はフランスのパリロンシャン競馬場で凱旋門賞が行われる。

日本からはクロノジェネシスとディープボンドが挑戦、

クロノジェネシスは父親のバゴがフランス出身で凱旋門賞優勝しており、勝てば親子制覇となる。

地元の有力馬はあまりいないし、フランスのファンからも応援してもらえるのかな?

ディープボンドは父親のキズナ、その父親ディープインパクトの親子3代の凱旋門賞挑戦である。

他に北海道生まれのスノーフォール(cf. 北海道生まれアイルランド育ち、ドイツ生まれ日本育ち)

日本から遠征する武騎手が松島オーナー(日本では法人名義のキーファーズで知られる)の勝負服で騎乗するブルームと、

外国調教馬でも日本ゆかりの有力馬もいますし、これは日本でも馬券売れるでしょうね。


そんな凱旋門賞の馬券……というか海外競馬の馬券はほぼそうなんですけど、注意が必要なことがある。

2021凱旋門賞(G1)の出馬表が確定 (JRA)

馬番とゲート番が違うんですよね。

これはフランスに限った話ではなく、香港・UAE・オーストラリア・イギリスと大概そう。

馬番=ゲート番となるのは、日本とアメリカといったところに限られる。

そんなところはアメリカ式なんですね。まぁそういうこともある。


じゃあ馬番って何で決まってるんだ?

これは定量戦である凱旋門賞の出馬表を見てもわかりにくいので、

オーストラリアでもっとも有名なレースであるメルボルンカップの出馬表を見ましょう。

MELBOURNE CUP FIELD 2020 (HORSEBETTING.COM.AU)

なぜメルボルンカップかというとハンデ戦だからですね。

で、これを見るとわかるんですが、負担重量が重い順に馬番が並んでるんですよね。

ハンデ戦では実力がある馬ほど負担重量が重くなるので、有力馬から順に並んでいるとも言える。


ただ、凱旋門賞の場合、負担重量は性別と年齢だけで決まるので、

4歳以上牡馬(59.5kg)→4歳以上牝馬(58kg)→3歳牡馬(56.5kg)→3歳牝馬(55kg)という順であって、

あとはそれぞれのアルファベット順に並んでいるだけで、有力馬順というわけではない。

その点ではこの馬番システムはあまりうまくいっているとは言えない。

ただ、これで定着しているのでそれはそういうものということで。


他に凱旋門賞出走の2頭に帯同して行った2頭の日本馬も凱旋門賞デーのG1に出走する。

イカット(JRA 3勝クラス)は牝馬限定のオペラ賞に、

エントシャイデン(昨年の安土城ステークス優勝)は1400m戦のフォレ賞に出る。

よい結果を出せるかというとそう簡単ではないだろうが、これも日本馬の海外G1挑戦には違いない。


ちなみにフランスは天気が悪いらしく、馬場状態はtrès souple(非常に柔らかい、日本の重相当)の想定らしい。

有力馬が散々な結果で地元馬が1~3着独占となった去年はlourd(重い、日本の不良相当)だった。

わりとこの時期の天気はよくないらしい。

日本から参戦する2頭は日本では重馬場で重賞勝ってるので、全然ダメとは思わないが……

天気ばかりはどうにもならない話ではあるが、なかなか大変そうですね。