宿泊税は別徴収なんですか?

昨日は京都駅近くの宿に泊まったのだが、

京都駅に近いと言っても九条通に近くて、宿自体の最寄り駅は烏丸線の九条駅で、

といっても京都駅から歩いた方が近いだろうという感じではあり、

八条口のなか卯で買った弁当を持って歩いてたどり着いたのは、九条通に面した宿だった。

単純に考えれば京都駅と付けるような立地ではないと思うが、かといってすごい遠いわけでもない。

ダマされたかのように書いたが、最後に書く通り、この立地も多少狙ったようなところはある。


そんな宿に入って、JTBから発行された旅程表を見せたら、

「宿泊税をいただくことになっていて、これは現金で200円いただきますと」のこと。

確かに京都市に宿泊税があるという話は知ってたのだが、まさか徴収対象とは。

「旅行会社経由じゃないんですね」と言うと、「京都市との関係性で」とのことで、


宿泊税について調べたところ、京都市の宿泊税は宿泊料によって3段階の税額が決められていて、

1人1泊あたり2万円未満の場合は200円、数としてはかなりの割合がこれでしょうね。

京都市内に宿泊しても宿泊税が例外的にかからないのが大学以外の学校行事の場合。

ようは修学旅行ですね。でもそれ以外は全ての宿泊者に課税される。

納税義務者は宿泊者自身、宿は京都市に代わって特別徴収をするという立場なんですね。


この制度自体は以前からある制度なのが、昨年にGoToトラベルを使って、旅行商品で京都市内に何泊かしている。

しかし、このような形で現地で宿泊税が徴収されることはなかった。

もちろん旅行会社経由で徴収していたのだと思うが、この差は明確にはわからない。

ただ、宿が「京都市との関係性によって」と言っているとおり、宿は京都市の代理で徴収する立場、

どういうことかというと、宿泊料本体は消費税が課税されるが、宿泊税には消費税がかからない。

ところが、旅行代金全体には消費税がかかっている。(旅行会社のシステムは国内旅行で非課税分を想定していないのでは?)

また、宿は旅行会社に宿泊料の一定割合のマージンを支払うわけだけど、ここから宿泊税は除外するのが正しい。

このことから、宿泊税を単独で徴収するのは厳密な取扱である可能性がある。


これと似たようなことは温泉宿ではよく見られる。これは入湯税が旅行会社経由での精算が難しいためである。

入湯税も納税義務者は温泉に入る人、なので入浴料・宿泊料は消費税がかかっても、入湯税は消費税がかからない。

このため、旅行商品やWeb決済をしても、入湯税は別払いになることが多いわけですね。

(現地決済なら宿泊料に入湯税を加算した額を一括して支払うので、こういう問題になることはない)

まぁめんどくさいとは思うんですけどね。でも、だいたいは150円とか別途徴収してるんですね。


正直なところ、宿泊税別途 なのか 宿泊税込み なのかというのは一見しても全然わからない。

どこの旅行代理店も入湯税・宿泊税は現地精算になる可能性があるとしか書いていない。

現地精算といっても数百円の話で、大勢に影響する話でもない。

ただ、精算がめんどくさいだけである。それが最大の問題なんだがな。

多分、この不都合を考えて、金銭的に不利になることは承知で宿泊税込みの料金を設定していることがあるのかなと。


この宿の立地は多少狙ったものではあって、それは次の目的地が東山七条であったこと。

九条通から頻発してるバスに乗れば東山七条まですぐ到着できる。

この点では最高の立地である。本数が多くて比較的空いてるからな。

(実際、宿でもらったチラシにも、九条通のバスで五条坂・祇園方面へ行けることが紹介されている)

市内移動という観点では、京都駅だと中を歩くだけでも相当だけど、九条通のバス停、烏丸線九条駅ともにごくコンパクトで便利である。

その一方で新幹線を降りて、歩いて10分ほどなら、これは十分近いと思うんですよね。


東山七条と言えば、京都国立博物館である。

今日は平常展だけど「オリュンピア × ニッポン・ビジュツ」という特別企画をやっていた。

いかにもオリンピックに乗っかったっぽいタイトルだが、その実情はこじつけ祭りである。

まぁ博物館の名品が並んでいることには違いないのだが、名目がとんでもないこじつけである。

それに呼応されたのは、金剛力士像の背中の筋肉を見せるために裏面にして展示してたのがユニークだったが。