悪天候で期日前投票

日曜は衆議院議員選挙の投票日だが、どうもこの週末は雪が降る地域が多いと。

雪国では当日の投票、あるいは明日の期日前投票は危ないかもしれないと。

で、南関東もその可能性がそこそこあるんですよね。

もちろん投票所に雪でたどり着けないという可能性はほぼないが、

雪の中、選挙に行ってケガするのも嫌な話である。あと買い物もそう。


そんなこんなで仕事終わりに、期日前投票と買い物に出かけることに。

ただ、よりによってこんな日に定時後にヨーロッパとの会議が設定されてしまう。

30分残業で済むという話だが、そんな気は全くしない会議である。

案の定、延長されて1時間超の残業、ひどい話である。

そこから帰宅してバイクを出して、市役所→イオンと往来することに。


今は宣誓書に期日前投票する理由を選択する必要はないが、

選択しろと言われれば「悪天候」である。

市役所に到着したのは19時過ぎ、名簿照合のところで列ができている。

投票所入場券はみんな持参しているし、裏面の宣誓書もほぼ書いてから来ている。

名簿照合なんて投票所入場券のバーコードを読んで、宣誓書の内容をチェックするだけだと思ったが、

なぜかえらい時間がかかっていて……担当者の手際が悪いのかもしれないが。

ただ、投票所入場券の端に番号を書いていたり、何か手間がかかっているのかもしれない。


投票所を出るときに後ろを振り返ると、だんだん混雑が増しているようで、

果たして20時からどれぐらい延長戦になるのだろうか。

悪天候を見越したか、そもそも投票日前の金曜夜は混むものなのか。

当日は19時台に投票する人なんてそんなにいないというけどね。

栃木県だと全投票所が19時やそれ以前に繰り上げられていたりするけど。

そんなことを考えながら、バイクに再び乗って買い物へ向かったのだった。

イオンでも土日に買い物をスキップしても困らないぐらい買った。


それにしても、解散するかもという話があったときから、

この時期の選挙は雪国にとっては過酷だろうと言われてはいたが。

本当にここに大雪がぶつかるというのは困った話である。

遅くとも昨日とか今日に投票しておかないと危ない地域はけっこうある。

というかここまでの大雪で道路脇や歩道に雪が積み上がり、

新たな雪がなくても危ないかもと思っていたぐらいである。

地域によってはかなり投票率に影響するんじゃないですかね。

ただでさえ投票所入場券の到着遅れもあって期日前投票はスロースタートなのに。

あと、雪国にとっては先週末もしばしば大雪だったのが痛い。


そもそも予算案の審議が行われているはずの時期に選挙をやっていること自体が考え物である。

で、どうも高市総理大臣はこんなことを言っていたらしい。

高市首相は衆院選が公示された1月27日午後、仙台市青葉区で行った街頭演説で「重要な委員会の委員長を他の党に取られている」と言及。「どうしても出したかった法律案を付託しようと思っていた法務委員会も別の党。審議してもらえないと思って今国会への提出は断念した」と述べました。

(高市首相が熱望する衆院の「委員長ポスト」って? 政党の国会戦略と連動<かほQチェック> (河北新報))

国会の常任委員会の委員長は会派ごとの議席数に応じて割り振られるのが慣例である。

よく絶対安定多数を獲得すれば、全委員長を独占できるというが実際に独占した事例はない。

ただ、与党会派の意向により委員長のポストを取れることは確かである。

解散前の衆議院で象徴的なのが、予算委員長が立憲民主党会派に割り当てられていたことで、

これは前回の衆議院議員選挙後に野党最大会派としての責任を果たすようにという意図があったという。

特に運営上の問題が生じてはおらず、意図された責任は果たしているのではないかと思う。


「審議してもらえないと思って」とは言っているが、委員長にそこまでの裁量はあってはならない。

ただ、与党会派が委員長である場合に比べると無理は利きにくい。

このため日程を詰められず、他の法案の審議など考えると、出せない法案があった。

こういうことは考えられる話ではある。

でも、それは委員会で行われる法案の具体的な審議を軽視しているということで、

それはすなわち議会軽視そのものなんですよね。


自民党の国会軽視は今までもたびたび発生しており、

公明党の連立離脱もそういうことの積み重ねだったと理解している。

現在の衆議院の構成では国会でしっかり議論しないと進められないが、

多党制の時代には当然必要なことであり、それが委員長の割り当てにも現れていた。

しかし、それを公然と不満というのは、どうなんだということである。


嘆かわしいのはそれに同調する有権者も多いことですよね。

自民党の候補者もそれでよいと思っていない人は少なくないはず。

そもそもこの選挙の動機が「国論を二分する政策」のためだという。

ならば「国論を二分する政策」は自民党内も二分する政策なんじゃないか? と思うわけですよね。

(候補者が乱立しそうなわけ)

党内で十分な議論が必要だ、議会で議論が必要だという意見は自民党内にもあるはず。

自民党が圧倒的な議席を獲得しても、そう容易な話ではないと思っていた。

でも高市さんは圧倒的な政権支持率を背景にすれば、すっ飛ばせると考えているのか?

本当にそれでいいの? 国会や自民党ってそういうものではないでしょうと。