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サウジカップデーで大激走

今日はダート競馬の大レースがあって……

フェブラリーステークス……もそうなんですけど、どっちかというとサウジカップデーですね。

グリーンチャンネルで無料放送をするので夜更かしして見ていた。

リヤドでナイター競馬(メインのサウジカップ発走が20:40)で、日本との時差は6時間ですから、

グリーンチャンネルのサウジカップデー中継は深夜25:30~27:00 というなかなか深い時間になる。


サウジカップデーは8つの重賞レースが開催され、前半4レースが芝・後半5レースがダート、

ということで芝のレースは前座扱いということで、アメリカなどと似ていて、日本とは逆ですね。

地元馬限定・純血アラブのレースが各1レース(いずれもダート)、日本馬が出走可能なのは芝3レース・ダート3レースである。

  • The Neom Turf Cup (芝2100m・1着60万US$)
  • The 1351 Turf Sprint (芝1351m・1着60万US$)
  • The Red Sea Turf Handicap (芝3000m・ハンデ・1着150万US$))
  • The Saudi Derby (ダート1600m・3歳限定・1着90万US$)
  • The Riyadh Dirt Sprint (ダート1200m・1着90万US$)
  • The Saudi Cup (ダート1800m・1着1000万US$)
  • 芝3000mのハンデ戦って不思議な感じはするけど、メルボルンカップみたいなノリなんですかね。

    いろいろ登録はしていたが、今年はダートの3レースに5頭が出走することとなり、関空からチャーター機で飛んでいったそうである。

    その中には昨年のチャンピオンズカップ優勝馬でサウジカップの優先出走権を持っていたチュウワウィザードもいた。


    ところで重賞レースとは書きましたけど、国際的な格付けはないんですよね。

    というのもサウジアラビアで国際競走ができる競馬場ができたのは2003年のこと。

    そこで実際に国際競走が行われるようになったのは実に去年が初めてのことだった。今年が第2回なんですね。

    国際的な重賞格付けを得るためには最低3年の実績が必要で(日本でも葵ステークスのような無格付重賞があるのはそのため)、

    さらにはサウジアラビア自体がこれまで国際的な格付けを得たレースが1つもないので、そこも課題である。

    うまく進めば再来年には国際的な格付けが付いてるかもしれないが、それはわからない。

    JRAの制度上の重賞にも該当しないので、1着馬だけが収得賞金の加算がある。


    結果は日本馬大活躍といってもよい内容で、

    サウジダービーでは日本のピンクカメハメハが優勝、これまで芝で6戦1勝(だから1勝クラス)という馬が、

    サウジ遠征してダート初挑戦という無茶苦茶な話だが、それで勝ってしまうのだからすごい。

    これにより1勝クラスから一気に収得賞金5000万円ほどになり、

    日本ダービーでもジャパンダートダービーでも希望すれば出走できるであろうことになった。すさまじいな。

    リヤドダートスプリントは、日本から3頭が出走、最後は日本馬2頭の競り合いとなり、

    コパノキッキングが優勝、2着はマテラスカイで同レース2年連続の2着とちょっと悔しい結果。

    日本で重賞勝ちのある馬が上位に入ってくれたので、同レースの国際格付け取得にとって大きな貢献だったと思う。

    特に同レースはアメリカからの遠征馬がなかったですからね。そんな中で日本馬が上位に入ったのはありがたいことでは?

    メインレースのサウジカップは、日本からはチュウワウィザードが挑戦するも9着となった。

    優勝したのはフランスのMishriffという馬、どうも馬主が地元の方らしく、現地は沸いたそうである。


    でも、ちょっとここで気になったのが、なんでフランスの馬がダートのレースで勝つんだって。

    ダートのレースなんだから、ダート競馬の本場のアメリカとか、芝メインにせよダートもそこそこハイレベルな日本のダート馬とか、

    そういう活躍を期待して、アメリカはペガサスワールドカップ、日本はチャンピオンズカップの優勝馬を招待しているのに、

    実際に優勝するのはもっぱら芝競馬の国の馬で、しかも本国では芝ばかり走っていた馬が勝つのだから釈然としない。

    Mishriffは昨年のサウジダービー2着という結果を出していて(だからこそのサウジカップ挑戦だったのだと思う)

    その後フランスのダービー、ジョッケクルブ賞(G1)で優勝、ギヨームドルナーノ賞(G2)でも2着になっている。

    両レースとも芝、もちろん立派な成績であり、このような馬が優勝したことはサウジカップの格付け取得に大きな貢献である。


    もしかして、サウジのダートは芝を走る感覚に近いのかな?

    真相はよくわからないのだが、アメリカのダートを意識したといいつつ、砂とウッドチップを混ぜた独特のもので、

    もしかするとJRAのトレーニングセンターにあるウッドチップコースと似てるんじゃないかとか。

    馬によるとしか言えないけど、アメリカのダートとも、日本のダートとも違うんだろうな。

    かといって、日本のダートもサウジのダートも立派に走る馬がいるのは、リヤドダートスプリントの結果を見てもわかる通り。

    日本での活躍が芝・ダートであるかに関わらず、サウジでの適・不適を考えて遠征馬は考える必要がありそう。

    そこを見極めるノウハウも2回の挑戦で深まってきたのでは?


    サウジカップデーと日本時間では同日になってしまったフェブラリーステークス(GI)、

    ダートのはずなのに、芝スタートという変なコースで、そこにチャンスを見いだして挑戦する馬もいるけど、

    もともと充実しないレースなのに、サウジカップデーの同日になってはなおさら……という話も。

    まだサウジカップデー諸競走は無格付重賞だけど、そのうち国際格付けを得て、その中にはG1となるものもあるでしょう。

    するとなおさら日本からの遠征機運も高まるでしょうしね。

    あと、今はJRAの馬券発売対象レースではないけど、格付けが付いて、日本馬の遠征が続くようなら、

    おそらくは発売対象レースにもなって、すると日本でも「ミッドナイト競馬」を楽しむファンも増えるんじゃないかな。

    なんてことになると、同週末の日本のレースの馬券売上にも影響が……というのはちょっと考えすぎか。


    来月にはドバイワールドカップデーで、こっちはさらに多くの馬が遠征するでしょう。

    中にはチュウワウィザード・コパノキッキング・マテラスカイのように、サウジ→UAEと転戦する予定の馬もいる。

    こちらは馬券発売も恒例になっている。

    同時期の日本のレースでは、芝だと 大阪杯(GI)と分散することがよく言われているが、

    これは分散しても層が厚いところなので、いいんじゃないでしょうか。


    Author : Hidemaro
    Date : 2021/02/21(Sun) 23:38
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