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オーストラリア遠征もよさそうだけど

競馬界ではリヤド(サウジアラビア)だの、ドバイだの、香港だの海外遠征の話がいろいろされているそうだ。

中東遠征は主催者がお金持ちだから、賞金は高いし、馬用のチャーター機まで手配してくれたりするそうで。

強い日本馬が遠征してきてくれることでレースも箔が付くということか、ここまでしてくれるのだからすごい。

香港は12月の香港国際競走デーが有名だが、春にもこうして遠征する馬がいるんですね。


そんな中でこういう馬もいる。

サリオスが4月の豪G1に登録へ、2019年朝日杯FSなど重賞3勝 (netkeiba.com)

オーストラリア遠征ですか。

実はオーストラリアはG1レースの数がかなり多くて、年間70レースぐらいあるらしい。(国別ではアメリカに次ぐ2位)

日本は年間25レースですからね。(実際にはこの他に日本ローカルのJpnI格付が9レースあるが)

しかもオーストラリアの競馬ってなかなか賞金もいいらしいんですよね。

地理的にもヨーロッパほどは遠くないだろうし、名誉と賞金のために遠征する馬がもっといてもよさそうなもんだが……


日本のG1レースの1着賞金は1億円ぐらいが多い。ジャパンカップと有馬記念が3億円とかいうのは高いんだが。

やはり外国遠征にはいろいろお金もかかるわけで、狙うなら日本のG1と同等以上には高額賞金のレースがいいだろう。

2020/21 Australian Group 1 Calendar (RACING.COM)

Prize Moneyは総賞金を表していて、1着賞金はその半分ぐらいと考えると、A$200万以上のレースを狙えば同等以上になりそう。

なんていうと意外と限られるんですよね。それでもヨーロッパに比べれば賞金水準は高いんですがね。

あと3yoは3歳限定って意味だけど、8月をまたぐごとに歳を取ること(すなわち8~12月は日本の2歳馬はオーストラリアでは3歳)、

日本の芝競馬のレース体系なんて考えるとなかなか遠征できないだろう。


それで残るのはこんなところ。

  • Caulfield Cup (2400m・ハンデ) : 10月 総賞金 A$500万
  • Cox Plate (2040m・馬齢重量) : 10月 総賞金 A$500万
  • Melbourne Cup (3200m・ハンデ) : 11月 総賞金 A$775万
  • Mackinnon Stakes (2000m・馬齢重量) : 11月 総賞金 A$200万
  • Doncaster Handicap (1600m・ハンデ) : 4月 総賞金 A$300万
  • T J Smith Stakes (1200m・馬齢重量) : 4月 総賞金 A$250万
  • Sydney Cup (3200m・ハンデ) : 4月 総賞金 A$200万
  • Queen Elizabeth Stakes (2000m・馬齢重量) : 4月 総賞金 A$400万

このうちT J Smith Stakes以外は日本馬の遠征実績があるらしい。

1200m以下の短距離はオーストラリアやそこから馬を輸入する香港がめっぽう強いので、日本馬にとっては難しいかな。

これ以外のレースでもオーストラリアに一定期間滞在して、あれこれ転戦するなら割に合うかも知れない。

ちなみに今回サリオス号が登録したのは ドンカスターマイル(Doncaster Handicap) と クイーンエリザベスステークス ですね。


これを見て気付いた人がいるかもしれないが、半分はハンデ戦なんですよね。

オーストラリアを代表するレースで、日本の天皇賞(春)と同じ3200mのレースである メルボルンカップ もそう。

ハンデ戦ということは実力馬は重い負担重量を背負うことになり、勝ちを狙って遠征するような馬は往々にして重くなりがち。

サリオスが登録したドンカスターマイルもハンデ戦なんですね。ハンデ次第でどちらか選ぶ感じなんですかね。

馬齢重量ってのは日本で言うところの定量戦ですから、やはり実力馬ならその方がチャンスがあるだろうと。

というわけだが、あっと驚く賞金が出るのは コックスプレート と クイーンエリザベスステークスぐらいなんかなぁ。

ただ、同時期には日本でも2000mのGIレースがあるじゃないと言われると、なんとも難しい。


あと、輸送費補助なんですが、コックスプレートは宝塚記念優勝馬の招待制度があり、

輸送費負担・登録料免除・優勝時の報奨金が用意されていて、2019年に宝塚記念を優勝したリスグラシューが挑戦、

見事に優勝、その後日本に戻ってきて有馬記念で優勝という大快挙を挙げている。

でも、それ以外はないっぽいですね。なので、なかなか勝てる自信のない馬は送れないですよね。

とはいえ、やはりオーストラリアのG1は日本馬にとって狙い目だという考えはあって、定期的に遠征してるようで。

昨年は移動の制約も多かったが、ダノンプレミアム号がクイーンエリザベスステークスに参戦、3着に入っている。


あと、日本馬の外国遠征で、日本のファンの楽しみというとJRAでの馬券発売なんだけど、

実はオーストラリアの対象レースは昨年にバッサリカットされて、残ったのはコックスプレート と クイーンエリザベスステークスの2つだけになっている。

これは売上が振るわないレースが多かったことや、補欠制度の都合で馬券が売りにくいという事情があったらしい。

ここら辺は難しいところですね。


なんてわけで本当に行くかはわからないんだけど、1つの案としてこういうのがあると。

最初にも書いたように日本のGIレースは少なすぎるんだよね。そういうレース体系だから仕方ないんだが。

もちろんJRA所属馬にとっては輸送費負担はない、登録料も30万円と安い、手当も充実していて、挑戦しやすいわけですけど。

でも、勝ちを狙うなら外国遠征かなって、そういう話はあるわけですよね。

近くでG1レースが多いと言えばオーストラリア、でも実は悩ましい。そんなことが見えてくる。


Author : Hidemaro
Date : 2021/02/07(Sun) 23:32
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