Google Payでセゾンカードが使えるぞ
今日からセゾンカードがGoogle Pay対応したようで。
お支払いをもっとスムーズに セゾン・UCの Google Pay (クレディセゾン)
クレディセゾン発行のカードで今月・来月でGoogle Payに登録してQUICPayを使うと、
利用額の10%で1枚あたり最大500円のキャッシュバックが行われるとのこと。
金額使わないと還元されないのでいけるかわからないけど、2枚あるのでうまく拾いたい。
あと、Google Payのヘルプを見ると、下記の発行者のカードもセゾンカードとしてGoogle Payに登録できるようになった。
セブンCSカードサービス, 大和ハウスフィナンシャル, りそなカード, 出光クレジット, 静銀セゾンカード
ということは、クラブ・オン/ミレニアムカード もGoogle Payに登録してQUICPayとして使えますね。
(上で紹介したキャッシュバックキャンペーンはクレディセゾン発行のカードに限ったものであることに注意)
まだ各社のWebサイトには反映されてないかも知れないけどね。
というわけで、早速、(旧)SoftBankカード と ウォルマートカードセゾン をGoogle Payに登録してみた。
QUICPayとして表示されて、いずれかをメインカードとして選択できるようになっている。
メインカードの切替には十数秒かかるが、Google Payのアプリで一元管理できるならまぁ。
イオンカードはGoogle PayではなくiDアプリだが、iDとQUICPayは独立しているので特に問題はない。
(厳密に言うと、Google PayのiDには三井住友カードもあったが、これはキャンペーン目当てで登録しただけでもはや使うことはない)
というわけで、複数のセゾンカードが共存するのは問題ないですね。
他にGoogle Payに登録したいカードとしてはビューカード(現状非対応)があるが、Apple PayではQUICPayなので同じだろう。
というわけで、QUICPayを使ってみようというわけでやってきたのがローソンである。
マツモトキヨシに買い物に行ったが もやし が買えなかったので、それならローソンで買おうということでやってきた。
「QUICPayで」といってタッチすれば支払い完了。
レシートには、カード番号の末尾4桁が書かれるが、これはQUICPayの番号であって、Mastercardとしての番号とは異なる。
複数のQUICPayを使い分ける場合、QUICPayの番号でどのカードか判別できる必要があり、覚えるまでわかりにくいかも。
(ちなみにQUICPayの番号の末尾4桁はGoogle Payの「バーチャルアカウント番号」に書いてある)
このAndroid端末は ローソンモバイルPonta がインストールされているので、支払い時のタッチでPontaも認識される。
最近はPontaとPayPayを双方スマートフォンで表示させて支払っていたが、
特にPontaのアプリの起動に手間取り、ややまごつく傾向があったことを考えれば、これは楽ですね。
というわけで、今後はローソンでの支払いはセゾンカードでのQUICPay払いが基本になるんじゃないだろうか。
ただ、問題はQUICPayに対応している店とセゾンカードで払いたい店が一致するかという話である。
今回QUICPay対応した(旧)SoftBankカードはポイント還元率の観点から主に使っているクレジットカードで、
特別な事情がなければ、これを使っており、すなわち今後はQUICPay対応の店では特別な事情がなければ使えばよい。
が、QUICPayに対応している店というのは、往々にして他の支払い手段を使いたいことが多いのである。
特に悩ましいのがビックカメラとヨドバシカメラである。
実はこの2店舗、ともには他社クレジットカードでの支払いでポイント付与率が下がる仕組みがある。
ビックカメラはビックカメラSuicaカードでSuicaチャージして、それで払うと自社ポイントは満額、
その上にSuicaチャージ時のポイントも付与されるからお得だと言っている。
ところがSuicaというのは(モバイルSuicaを別として)クレジットチャージは駅などでしかできないし、残高上限も2万円まで。
正直、電器店の支払い手段としてはあまりよいとは思わないのだが、大差が付いてしまう。
とはいえ、2万円超はSuicaでは払えないので、その場合はビックカメラSuicaカードでの支払いということになる。
(なお、ビックカメラのクレジットカードで払う場合、店のポイントは満額付与だが、クレジットカード側がポイントなしになるので、Suica払いが使えるならそちらの方が圧倒的に有利である)
ヨドバシカメラもSuica払いがもっとも有利なのは同じである。
一方でヨドバシカメラはポイントカードがアプリの場合は、クレジットカード払いでもポイント満額付与になる特典がある。
これならQUICPay払いも不利ではないんじゃないか? と思ったかも知れないが、なぜかiD・QUICPay払いは満額付かないんだよな。
前にiDのキャンペーン目当てでヨドバシカメラで使ったときに減額されてて驚いたんだけど、そういうものらしい。
2019年・2020年の家計簿を集計したときに、支払い額の大きかった店舗をピックアップして検討したところ、
QUICPay対応の店で、セゾンカードのQUICPay利用が適する店は、わずかに2店舗しかなさそうだった。
その1つがローソンである。
イトーヨーカドー以外に使う近所のスーパーは軒並みQUICPay非対応なのでダメなんですね。
もっとも、このあたりは今後変わる可能性があって、期待しているのが西友である。
西友のレジの端末置き換えが進んで、最近Suicaが導入されていて、すなわち非接触ICカード対応が可能になったということ。
そうすると、セゾンカードのApple Pay・Google Payで使っているQUICPayに対応する可能性も出てくるのでは?
ただ、旅行先の飲食店など不意にQUICPay導入店に遭遇することもあるから、そこまで使い道がないわけではないとも思う。
今までは遭遇しても他の支払い手段を優先することが多かったけどね。
というわけで、キャンペーン目当てで登録した三井住友カードのiDや、ほぼイオン専用のイオンカードのiDに比べれば多目的ではないかと思っている。
セゾンカードのGoogle Pay対応にあたって期待していたのが、nanacoの代替にクラブ・オンカードセゾンを導入することである。
冒頭で書いたように、クラブ・オンカードセゾン はGoogle PayのQUICPayに対応することとなった。
このため、イトーヨーカドーでハッピーデーなど各種の恩恵を受けながら、非接触で決済する手段の1つとして使えるようになった。
nanacoに比べると残高のことを考えなくて済むメリットはある。税込価格を基準にポイント付与するのでちょっと付与率がよい。
ただし、nanaco払いに比べて不利な点もある。(基本的にセブンカードのクレジットカード払いも同様である)
- セブンイレブンでは、各種ボーナスポイントはしばしばnanacoのみ付与ということがある
(僕はセブンイレブンでの買い物は少ないので、イトーヨーカドーで不利でなければよいと考えた) - 「イトーヨーカドーアプリ」について、nanacoの場合は紐付けされていればアプリ画面の呈示は省略できるが、クレジットカードの場合は呈示が必須である(1ヶ月の購入額に応じてクーポン付与の有無が決まる点が重要)
- クラブ・オン/ミレニアムカードについては、本来は百貨店のカードなので、百貨店でポイントを消化するのが基本で、nanacoへの還元も可能だが、その場合は百貨店の店舗に出向いての手続きが必要であること
とはいえ、これらは許容できると考えた。
あと、カード番号が変わらなければ、nanacoクレジットチャージは経過措置で可能なので。
これが導入されると、イトーヨーカドー・セブンイレブンでもQUICPayを使うことになる。
そしてこれらの店では クラブ・オンカード で、それ以外の店では(旧)SoftBankカード、
もし西友に導入されれば、西友ではウォルマートカードセゾンという形で、QUICPayを切替ながら使うことになる。
ちょっとこれがめんどくさい面もあるんじゃないかと思ったが、どうだろうかな。
実際やってみないとわからないし、慣れかなという気はするが。ICチップ読み取らせるより速いとは思う。
あと、ここまで見てもわかるように、セゾンカードのGoogle Payはあくまでも日本ローカルのQUICPayだ。
Apple Payでは条件によっては、QUICPayとMastercard Contactlessのように日本ローカル方式と国際ブランドのNFC決済の双方に対応するものもある。
現状、日本国内では国際ブランドのNFC決済が使える店というのはあまり多くないし、その店がiD・QUICPay対応であることも多く、
日本国内に限れば大差ないが、外国に行くと全く違うし、日本国内でも将来どうなんだろうかなとは気になるところ。
Google Payも両対応になればいいんですけどね。やってやれないことはないと思うんですが。
現状で日本のクレジットカード会社が日本ローカル方式を優先するのは理解できる面もあるが、今どきどうだろうかなとも思う。
Author : Hidemaro
Date : 2021/01/12(Tue) 23:11
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