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積んで複数当選して無料配信

Twitterで興味深い話を発見したんだけど。

にぃにぃ / 1. 「想定以上の応募がある」とオタクの不安を煽って積ませ―― (Twitter)

Reバースというカードゲームのイベントの話なんだけど、どうもこういうことらしい。

  1. チケットの先行抽選について「想定を上回る多くの申込みをいただいております」「検討中の方はぜひ先行抽選にご応募頂くことをお薦めします」と推奨
  2. 先行抽選の応募は大半が当選、1人で複数当選する人もいた。
    (「重複当選を出しておりますので、お申込された方以外でもチケットをお持ちでしたらご入場いただけます」とのこと)
  3. その後、一般販売でチケットは完売し、YouTubeでの無料配信が行われることが発表

ということで、チケットが複数当選してしまった人が困ってしまったという話。


1, 2, 3のようなことは、それぞれはそれなりにあることである。

1.のような、多くの申込みがあるので先行抽選への応募を推奨するようなことはよく見る。

これ自体は文字通りではあって、この先に買おうと思っている人も

先行応募用のシリアルコードを入手して、先行抽選に応募することを推奨するものである。

ただ、これを見て、1人で複数のシリアルコードを入手して応募する人もいる。

これを「積む」というわけですね。「不安を煽って積ませ」というのはそのこと。


とはいえ「積む」ことの前提として、複数応募しても1人で1応募しか当選しないという期待はある。

応募人数よりも抽選用に用意した座席数の方が少ない場合は、1人で複数当選することは多分ない。

でも、用意した座席数の方が多い場合にどうするかというのは定かではない。

ここでは、2.に書いたように、1人で複数応募した場合、複数の応募が通ってしまうことがあったと。

ただ、コンビニなどで当選後に支払い手続きをする場合は、ここで払わないという選択肢はあるはず。

おそらくここで言っているのは、クレジットカードで自動決済された場合だと思う。

このような場合でも、払戻には応じられないが、その代わりにチケットを譲渡することも許容するという対応を取ったわけである。


3.は全席完売したことをうけて、その代替策として無料配信を行うと言うこと。

これもそれなりにあることではある。やはりチケットが完売したことに対して何らかの代替策をとると。

特にこのイベントはプロモーション目的のところも少なくないだろうからとのこと。

ただ、無料配信があるなら有料のチケットを買って現地で参加する意味ってなに? という話もある。

特に2.で余剰になってしまったチケットを転売しようとしても、新たに買いたいという人がいないじゃないかと。

無料配信は転売つぶしの目的もあるだろうから、その効果自体は想定通りではあるのだけど。


というわけで、1, 2, 3のそれぞれは理屈に合っている面もあるのだが、これが重なると大きな悲劇が起きちゃうわけだね。

有料イベントの無料配信自体が不誠実という話もあるが、これも内容次第かなとは思う。

イベントの全てを無料配信するとも限らないわけで。(ここは明示されていない)

あらかじめチケットが買えた人は生でイベントの全てを楽しめ、入手できなかった人は無料でそれなりに、

というのであれば、そんなに悪い話ではないんじゃないかなと。


やはり、ここで一番の問題は1人で複数応募することだよね。

最近はそういうことはないんだけど、過去には僕も同じイベントの先行抽選に複数応募することがあった。

同じ商品を複数購入したとかそういうわけではなく、異なる商品を買ったら共通の応募券が複数入手できて、

それなら自分で複数使うかということだった。

このとき支払い手段はどうしたんだったか。複数をクレジットカードで応募したこともあったかもしれない。

今だったら余剰分のシリアルコードはインターネットオークションなどで売却する方を優先するだろうけど。

品薄すぎて応募券が売れる


とはいえ、メーカーだって「積む」ことに期待している面はあるような気がしていて、

だからこそ1.のようなことを言ったんだろうとも。

応募券を持っていない人が1件応募するために買うのも、すでに1件応募している人が2件応募にするために買うのも、

応募券がついてくる商品の売り上げが1つ増えるという点では変わらない。

積むことを推奨するものではないが、積んでくれてもメーカーにとっては嬉しいのである。


2.の複数当選についても売れるところに売るのも合理的判断とも言える。

3.の完売をうけて無料配信をすることの整合性はともかくとして。

自分が使えないチケットを価格を上乗せせずに転売すること自体は必ずしも違法ではない。

ただし、実際には個別の取り決めで、本人確認を必須とするとか、譲渡を禁止するようなことは珍しくはない。

実はこのイベントも当初はそうだったのだが、実情を鑑みて譲渡することを容易にする対応をしたのである。

でも、これもまた主催者の自由ではある。当初より緩和する方向なら不利益はないとも言える。


それにしても、この罠にはまってしまった人はご愁傷様にという感じだな。

ここから学ぶべきことは実需以上の応募をしないことに尽きるんじゃないか。

実需以上の応募がなければ、2.のように複数当選もなかったとみられる。

また、もしかすると3.のように完売をうけて無料配信となることもなかったかもしれない。

少なくとも、一般販売が残っている中で無料配信を出すとすれば、そこへの配慮はされたはず。

長期的に見れば、1.で書いたような「積む」ことに期待するような商売も縮小していくかもしれない。

これがほとんど全てのような気がしますね。


Author : Hidemaro
Date : 2020/11/20(Fri) 23:51
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