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遠州の小京都と東海道の難所

泊まった宿は湖西市内の天竜浜名湖鉄道(天浜線と呼ばれているようだ)の駅の近くにある。
天浜線は新所原~掛川を山側で走るルートになっているが、どうも東海道本線の迂回ルートとして作られたそうで。
東海道本線の浜名湖・天竜川の橋が壊されたときに備えた軍事的な意図があったようだ。
今では主に1両編成の汽車が走るばかりだが。
せっかくなので、ここから東に進むには天浜線を使うことにしよう。
というわけで天浜線の汽車に乗り込んだ。
まずは浜名湖沿いに進む。車窓にも浜名湖が時々見える。
砂地に苗木が植えられたような土地が多く見えて、なんだこれは?と思ったが、みかん畑だとすぐに気づいた。
ここは三ヶ日、みかんの産地として有名ですね。みかん畑ってこんなのなのかなんて思って見てた。
ここら辺で東名高速道路と交差するが、浜名湖SAもこのあたり。
湖西市内を出て1時間ほどして、遠州鉄道との乗換駅の西鹿島駅に。
思ってたより時間がかかるなと思ったが、新所原・西鹿島・掛川のいずれか近い駅まで乗るというのがおおかたの使い方なんだろう。
そうすると天浜線の乗車時間はせいぜい30~40分程度ということになる。
天竜二俣駅で乗降が多くて驚いたが、おそらくは観光客だろう。天浜線の車庫があっていろいろやってるようで。
このあたりは林業が盛んな土地で、沿線にも木材加工会社があったりする。
そして、さらに進んで遠州森駅で下車した。
森町というと、新東名スーパーライナーの休憩場所の遠州森町PAでなじみ深い。
実際、新東名高速道路をくぐったあたりから森町PAは比較的近い。
森町は「遠州の小京都」なんてアピールをしていて、本当かな?なんて気になっていた。
駅を出て少し歩く限りではそう驚くこともない郊外の都市だけど。
高校があって、普段だと通学で汽車を使う人が多いようだ。
そうして町内を歩いてたどり着いたのが森町歴史民俗資料館である。
もともと近くにあった郡役場を移設して資料館にしたようだ。
職員に話を聞くと、秋葉山へ向かう秋葉街道の宿場町として栄えたようである。
この秋葉街道は諏訪まで通じ、かつては重要なルートだったようだ。
資料館には農機具などが雑多に並べられていたが、この土地らしいのは茶と林業に関わる道具があること。
ここに来るまでに見た遠江総合高校だが、そのルーツとなった周智農林学校のことも紹介されていた。
天浜線が国鉄二俣線だったときの資料もあったのだが、このころは遠江森駅だったんですね。
ちなみに遠江は とおとうみ と読む。ちょっと読みにくいね。
遠州 というのは 遠江国 を略したもので、こっちのほうがよく見るのは読みにくいからでは?と思った。
後で知ったけど天浜線にはほかにも遠江とついた駅名がいくつかあったが、多くは外され、遠江一宮駅だけが唯一残ってるそうで。
森町を去り、掛川へ。そこからは東海道本線で東へ行く。
ひたすら通勤電車スタイルの東海道本線だが、やっぱり利用者は多いですね。
途中、1回乗り換えを挟んで、由比(ゆい)駅で途中下車。
由比というと、東名高速道路・国道1号・JR東海道本線が海岸沿いに集中しているところで、
新東名高速道路開通までは道路には有効な迂回ルートがなく、すべて通行止めになると車が進めなくなっていた。
実際には東名高速道路が防潮堤のようになっていて、国道1号までやられることはそう多くなかったようだが、津波警報で全部通行止めはあったらしい。
今は新東名ができたこともあって、東名の通行量がそもそも少なくなっているようだった。
その由比は東海道の宿場の1つであった。由比宿は駅から東に進んだところだそう。
意外と遠かったが、その由比宿には由比本陣という、大名の宿泊するところがあって、今は公園になっている。
その由比本陣公園には東海道広重美術館という浮世絵の美術館がある。
というわけで、せっかく由比に来たので鑑賞することに。
浮世絵もいろいろあるけど、やはり高い表現力を持った版画である錦絵だろうな。
ただ、版画をきれいに刷るのは大変で、枚数刷るごとに工程を飛ばされたり、版の磨耗が起きてだんだんと内容が変わるようだ。
そのことを「後刷り」なんて書いてあったが、最良のものを収集できるとは限らないわけですね。
ちょうど中山道(木曾街道)の宿場を描いたシリーズが特集展示されていた。
今日の宿は富士である。
宿に新富士駅へのバスの案内が貼ってあったけど、新幹線の新富士駅は比較的近くにある。
その気になれば歩いてもいけそうなぐらいだけど。
ルール上は新富士駅で途中下車して富士駅から再開する、あるいはその逆のこともできるはず。
Author : Hidemaro
Date : 2020/09/19(Sat) 23:31
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