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夜の繁華街は店も客も問題?

東京都での新型コロナウイルスの感染者の報告が1日20人前後で続いている。

気がかりではある一方で、感染者の傾向も明確なようだ。

夜の東京、不安再び アラート発動「また客足が…」 (日本経済新聞)

ここのところ感染経路不明がおよそ50%程度で推移している。なんやかんや言ってそんなもん。

問題は夜の繁華街に関係ある感染者が3割程度、その半分ほどは新宿エリアだという。


そもそも東京都では接待飲食店の休業要請が続いているが、要請を無視して営業する店が多いことはずっと言われていた。

この辺は接待飲食店とひとまとめに言っているが、これも業種による差があるようだ。

というのも、店を開けても客が寄りつかないなら、営業する意味は薄いし、リスクの程度もあまり高くない。

じゃあ店を開けたら客がこぞってやってくる業種とはなにかというと、どうもホストクラブらしい。

長嶋一茂「夜の銀座」現状報告―コロナ検査やったら結果が良くなかったらしい。中高年客戻ってこない (J-CASTニュース)


店も店なら、客も客ということである。

一方でホストクラブでの様子は全然違います。そもそもうちの店なんかも売り上げの9割は”ホス狂”の女の子です。そういうホス狂の女の子たちにコロナなんて関係ないですよ。うちも売り上げはかなり戻ってきています

(東京都を悩ます夜の街…クラスター報告ゼロのパチンコは怒り爆発 (PRESIDENT Online))

「ホス狂」とは「ホスト狂い」ということ。熱狂的なまでにホストクラブにお金をつぎ込む女性を指す。

この熱狂的というのはただ事ではなく、月100万円以上もザラという。

でも、普通のサラリーマンはそんなお金出せないよね。公租公課引かれて100万円以上残るサラリーマンなんてほぼいないと思う。

この理解は正しくて、実際にはホスト狂いの女性は接待飲食店や風俗業に勤めてる人が多いわけである。

ゆえにこういう女性の勤め先もハイリスクなのではないかと、先の記事では指摘されている。

これらの業種で働く人は脱税が多いとも言われており、払うべきものを払わず、それでさらに生活を犠牲にしてまで、通い詰めていると。

なるほど。確かにここまでやってしまう人が客では自制も効かないわけである。


休業要請に対して補償が十分ではないとかそういう話もあるけど、客に干されてしまえば店は成り立たない。

例えば、休業要請が出ていないが、客に干された業種の1つとして、医療機関がある。

医療機関は例え院内感染が起きたとしても、むやみに休業は出来ないほどの業種である。

感染リスクを警戒して受診を控える傾向があり、それにより多くの医療機関では医業収入が減少したという。

日本では民間の医療機関の方が多く、いわゆる町医者が患者数の減少に苦しんだという。

少しずつ正常化していくとは思うのだが、感染リスクの兼ね合いもあり、しばらく厳しいかも知れない。


正直なところ、補償が十分ではないから営業を継続するという接待飲食店に同情するところはほとんどない。

稼げるときに稼いでおいて、外的要因で稼げなくなったからおまんま下さいというのはちゃんちゃらおかしい。

従業員を個人事業主という立場で雇っておいて、それゆえにセーフティネットから脱落しやすいのはその通りだが、

一方で、従業員にとっても脱税が横行し、公租公課にあてるべき金まで生活費あるいは交遊費に費やしていてはどうしょうもない。

こういう業種で働くということ自体が本人のためにならないのではないかというのはもっともな話だが、

一方で職業選択の自由というのもあるので、自分の責任でリスクヘッジしながら働くのなら何も文句は言えない。

実際、そういう人も少なくないんだと思いますよ。そういう人たちこそ救いたいものである。

この業種の構造的な問題だと思うので、本当は業界で動いて欲しいが、働き方の健全化には行政の支援も必要かも知れない。


東京都と新宿区では、歌舞伎町エリアを中心に夜の見回りを強化するという。

もともと歌舞伎町というのは悪質な客引きなどで、見回り活動が絶えず行われてきた。

その延長で、客への注意喚起を行うということである。でも、これが功を奏するかはわからない。

なぜならば、今、感染拡大の原因となっている店に来る客はまともな客でない可能性があるから。

実際、これほどに新宿エリアの夜の繁華街に関係する感染者が多いと報じられても、人出は減らないというから。

新宿・歌舞伎町の人出、アラート翌日も減少わずか 緊急事態宣言から40日弱で元の水準に (産経新聞)


苦しいのは、同エリアで真っ当に営業する飲食店や、休業要請で同グループの業種である。

「歌舞伎町は悪いイメージがつきやすい。これから街を歩く人も減るだろう」。歌舞伎町にある鉄板焼き店の店舗責任者の男性(34)はため息をつく。
(日本水商売協会の理事は)「対策を取っている店もあるのにひとくくりに悪者とみられるのは理不尽」と話した。

(歌舞伎町の飲食店主らため息「悪いイメージつきやすい」 夜の街で感染拡大 (毎日新聞))

商店街の中、業界の中で足を引っ張り合っているという現実である。


そういう意味では大阪府のパチンコ業界はうまくやったんじゃないですか?

どうして大半は休業に追い込まれたか

特殊景品の卸売業者が休業するという方法はさておき、組合の影響力の大きさからほとんど一斉休業できた。

一方でパチンコ店のリスクはさほど高くないというアピールも行い、感染リスク軽減策も示した。

これに対して大阪府も妥当であると認めて、大型店以外では5月16日で、大型店では5月23日で解除された。

当初の休業要請というのは、必ずしも感染リスクに従ったものではなく、生活にとっての必要性から示されたもの。

最初のところは従っておいて、根拠を持って出口を示すというのは、業界としてもよかったんじゃないかと思う。


多くの住民にとっては危うきに近づくなということになる。それ以上の自衛策はないよね。

そうして特定地域・特定業種に閉じ込めておいて、その中で重点対策を取るということになろうと思う。

ただ、こうして警戒したところで拡散しないわけではなく、やはり懸念は残るところである。

感染~診断の期間の長さがこの感染症の対策で苦しむポイントなのは知っての通り。

東京都やその周辺地域ではより慎重な対応が必要な状況は続くんだろう。


1日20人前後の感染報告というのは、そこそこの数字ではあるけど、医療機関の余裕もあるので、すごく危ない数字でもない。

一時期の大阪府がそうだったけど、積極的な診断の結果、数が増えることもあり、それは悪いこととも言えない。

住民の1人としては気がかりではあるけど、冷静に見守っていきたい思いはある。

日本国内では特に悪い状況の地域に映るが、事情からすれば数字ほど悪くない可能性はある。

許容できる程度のリスクまで低減できているなら、それは受け入れながらやっていくということでしょう。


Author : Hidemaro
Date : 2020/06/05(Fri) 23:34
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